５．集団レイプ

　カメラマンもやってきてはいたが、カメラが２台になって、相変わらず研二はカメラを構えていた。
　ドアが大きくあいて、沙希が男といっしょに部屋に入ってきた。
　男は、後ろから沙希を羽交い絞めにする。
　その周りを３人の男が囲んだ。沙希の顔が、おびえている。
　研二のカメラは沙希の表情を追う。
　沙希のブラウスのボタンをひきちぎって、男が前をはだけた。
「いや・・・・」
　沙希は、顔をそむけて、小さく叫んだ。
「いいおっぱいしてるじゃねぇか」
　男は、沙希のブラを持ち上げて、乳房を晒すと、乳首を口に含んで嘗め回した。
　横から男が、スカートの裾を持ち上げ、沙希のショーツに手を掛けた。
「やめて・・・」
　沙希は、腰を振って逃れようとしたが、反対側の男に腰を押さえられ、動けなくなった。
「痛い」
　乳首をしゃぶっていた男が、乳首に歯を当てた。
「おとなしくしてないと、乳首を食いちぎるぞ」
「あああ・・・・やめて・・・痛い･･･痛い・・・」
　沙希は抵抗をやめた。ショーツを脱がされ、前から、男の指が、襞の内側に中に沿って前後に擦られ、そして中に入ってきた。
「おねがい・・・やめて・・・・やめて・・・」
　沙希は、泣きながら呟くが、やめるはずもない。
　男が、沙希の左足を持って、持ち上げた。
「いや・・・・ああー、やめて・・・・・痛い」
　男は、足首を握り、高く上に持ち上げ始めた。沙希は、バランスが取れず、大きく右側に倒れる。後ろからを羽交い絞めにしていた男は、腕を放し、沙希のお腹に手を回して、沙希が倒れないように抱え、乳首をしゃぶっていた男は、沙希の両腕を自分の腰に回させ、沙希の口に自分の肉棒を押し込んだ。沙希の足は、一直線に上に伸びていた。その股間にカメラが寄る。
　男は、上に持ち上げた左足を抱え、横向きの沙希の中に押し入る。
「ふうわぁー・・・・」
　沙希は、肉棒で口をふさがれ、声にならない。
　前から後ろから、激しく突かれて、しかもこのようなアクロバティックな体勢では、長くはもたない。沙希の右足が震え始め、沙希を抱えている男の負担が大きくなった。男が、重さに耐え切れず、沙希を放すと、沙希は床に崩れ落ちた。
「これからって時に・・・・」
　沙希の口を使っていた男が不満を口にし、沙希を抱え上げ、仰向けにベッドに横向きに寝かせた。ベッドの端からこぼれ落ちた沙希の頭を手で持ち上げ、男は、引き続き沙希の口を犯す。反対側では、代わって、沙希を抱えていた男が、沙希の中に挿入した。
「ふぅぁ・・・ふぅぁ・・・」
　沙希の口を使っている男は、性器にするのと同じように、激しく突き入れる。沙希は、両手をばたつかせるが、男はやめない。ぐっと、根元まで差し入れて、３秒・・・４秒・・・５秒・・・沙希は、握った拳で男の背中を殴る。男は、やっと放出して、沙希から離れた。沙希の口から、白濁した液体が溢れ出した。
「ふぐわぁっ･･はぁ・・・ふぅわぁ・・・はぁ・・・」
　苦しそうに息をする沙希の頭が、横にいた男にまた押さえられる。また口に挿入された。次の男も同じように、激しく突く。沙希の顔は、真っ赤になり、涙と飛び散ったザーメンでぐちょぐちょになっている。
　次の男は、先ほど、既に達する寸前だったのだろう、早かった。またしても、沙希の口が男の放出した液体で溢れた。さらに、すぐに、反対側で沙希の股間を使っていた男が、肉棒を自分で握って、頭の方に移動してきた。まだ、前の男のもので溢れている沙希の口の中に、その男も発射直前の肉棒を押し込む。どっと沙希の口から白濁液がこぼれるが、また、その男のもので溢れ出した。
「ぐふぉっ・・・」
　沙希は、大きくむせ、仰向けになると、床に大量の男達のものを吐き出した。

「いやぁ・・・」
　稔が、ベッドルームから、少女を脇に抱えあげて連れてきた。少女は、足をばたつかせ、抵抗したが、乱暴にベッドに放り上げられた。
「押さえろ」
　稔の命令で、男達は、少女をうつ伏せにして押さえつけた。
　稔は双頭のバイブを持ち出してきた。数珠状の細身のものと太い普通のもの。
「ちょっと、見物しようや」
　稔は、それを男達に渡した。

６．喪失

　少女のほうが先だった。少女の両側から男達は、少女の肩と腰を膝で押さえ、手を伸ばして、少女の足を左右に開いた。
「いやーっ・・・やめて・・・お願い・・・やめて・・・・」
　少女が叫ぶと、稔が、少女の頭を枕に押し付けた。息が出来ず、少女はもがくが、男達に押さえられた身体は、ほとんど動かない。ようやく稔が頭から手を放すと、
「はぁーっ・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
　少女は、顔を横に向け、必死に息をする。
「おとなしくしてろ」
　少女は、泣きながら・・・沈黙した。
　少女のお尻の穴に、数珠上のバイブが差し入れられる。
「はっ・・・あぁ･・・・あ・・・あ・・・あ・・・」
　少女は、息を止め、痛みを我慢しているが・・・・恐怖に声が漏れる。
　男は、ゆっくり数珠をひとつ、またひとつ、差し入れていく。
「あぁ・・・い・・・いた・・・いたぃ・・・・」
　とうとう、たまらず、少女が声をあげた。すかさず稔が少女の頭に手をかけると、少女は、歯を食いしばって痛みをこらえた。涙が行く筋もこぼれ落ちる。
「今度は前だ」
　半分くらい収まったところで、男は、前へと移った。それほど太くは無いノーマルなサイズのバイブだったが、すでにお尻に挿入されているので、こちらも痛みを伴った。
「ぐぅ･･･ぅぅ・・・ぅう・・・・う・・・」
　それでも少女はこらえている。

「さぁ・・・今度はお前の番だ」
　ベッドを降りたが、動けず、床に転がっていた沙希が抱えあげられた。
「ケツを上げさせろ」
　稔の指示で、男達が少女のお尻を持ち上げ、少女を四つんばいにさせると、沙希は、その反対側で四つんばいになった。少女の股間に生えた２本のバイブが沙希にも挿入される。
　男達に、ふたつのお尻はぴったりくっつけられ、少女のアナルにさらに数珠が２つ食い込んだ。
「あぁ・・・・・」
　少女は絶叫し、頭を下げ、お尻を離そうとするが、稔は、マジックテープで二人のふとももをひとつにくくった。少女が、お尻を引くと沙希が引っ張られた。
「さぁ、ショーの始まりだ」
　稔は、両方のバイブのスィッチを入れた。
「うわぁ・・・あああ・・・・」
　少女は、背中をそらし、苦しそうに顔を上げる。対照的に沙希は、背中を丸め頭を低くして抱えた。お尻と子宮がタイトに圧迫されときどき、ぎゅっと締め付けられるような痛みが走る。それが怖く、沙希は身体をそらせない。・・・ずっと痛いわけではない。といって、快感というには程遠い。激しい掻痒感とでも言ったらいいのか・・・当たってはいないが、それが一番近いような感覚。
　手が届けば、それを抜いて、自分の指でオナニーをしたい。そう思うような感覚。
　沙希は、大声をあげたかったが、感じているわけではない。そんなふうに思われたくは無かった。
　少女は、四つんばいで自分を支えることが出来前のめりに突っ伏した。沙希のふとももが引かれ、沙希は、突っ伏した少女のお尻の上に座ってしまった。
「あああ・・あああ・・・・」
　少女が絶叫する。沙希のお尻は少女に密着し、アナルバイブは、お互いに奥の奥までぴったりと収まってしまった。
「こりゃ・・・すごい」
　男達は、予期せぬショーに興奮した。
　沙希は、慌てて腕を突いて、お尻を浮かそうとしたが、その腕をつかまれた。
　研二だった。
　沙希の目の前に、研二のものが勢いよく突き出されている。研二は、沙希の両腕を取り、それを自分の腰に回させた。沙希は、研二のお尻に抱きつくようにして、研二のものを口に含んだ。
　反対側ではベッドに突っ伏した少女の顔を横に向けて、男が、少女の頭を押さえ、彼女の口を使い始めた。
「うぐぅっ・・・ぐわぉっ・・・・」
　奥深く入っている２本のバイブは、容赦なく振動し、さらに、研二に喉の奥にまで差し入れられて、沙希は、だんだん体が重くなり、しだいに腕にも力が入らなくなっていた。
　遠い意識の中で、咽の奥で、研二が放出するのを感じたが、味もにおいも感じられなかった。
　研二の口が動いているように見えるが・・・その声も聞こえない。沙希は研二に抱きついたまま、意識を失った。