俺と和美はベッドに横たわり快楽の余韻に浸っていた。和美は俺の萎えた肉棒を握ったまま軽い寝息をたてている。さすがに２回連続で精を放ったので肉棒は力なくだらりとなっている。性行為を行った後の軽い脱力感が心地よくいつの間にか俺も睡魔に襲われた。
「うっ、うーーん」
心地よい刺激に目を覚ますと和美が肉棒を咥えている。ちらりと時計を見ると３時を過ぎている３０分ほど寝ていたようだ。当に最淫剤の効果はなくなっているはずなのだが…。和美は挑発するように俺を見あげて完全に復活した怒張を吐き出した。
「やっと、起きたのね…」
和美は一言だけ言い再び肉棒に舌を這わせた。ペロペロと亀頭を舐めてから、竿を右手で支え舌の腹を裏筋から陰嚢にかけて丁寧に移動させる。陰嚢を軽く唇で包んで丁寧に舐めてくる。そこは男にとって非常にデリケートな部分で下手に刺激されると痛くてしかたが無いが、彼女の舌技は完璧であった。陰嚢を刺激してから、更に下へと和美の舌は這っていきアナルに到達した。和美の舌がアナルをくすぐる。俺は全身に鳥肌をたてながらピクッピクッと身体を仰け反らした。和美は俺の反応を楽しむように肉棒を擦りながらアナルへの刺激を続けた。過去に風俗嬢であったのではと思わせるほど和美のテクニックに俺は我慢できずに声をあげた。
「うっ、うっ！」
「どう、感じるでしょ」
「うっ、感じるよ…」
「私のもやって…」
和美は俺に豊満なお尻を向けて跨り、シックスナインの態勢になった。和美の女唇からは淫汁が溢れている。俺は淫靡な女唇にむしゃぶりついた。ジュルジュルジュパ…。わざと音をたてながら、ビラビラの中から溢れ出る淫汁を吸い上げる。
和美もジュポッ、ジュボッと音をたてながら的確に肉棒の感じる箇所を刺激する。俺は彼女に負けまいと、蜜壺の入口へと舌先を挿入しながら女唇の上部にある突起物を中指で小刻みに刺激した。どくどくと淫汁が溢れ出て口の周りを汚す。刺激を続けると和美はその快感に負け、肉棒から口を離した。
「はぁぁん、あぁ、あん」
「どうしたんだい」
「もう、駄目ッ、我慢できない！」
「なにが？」
「早く、頂戴、あなたのチンポが欲しいの！」
「いいよ、自分で入れてごらん」
和美は俺の肉棒を掴み蜜壺の位置を確かめながら腰を沈めてきた。ヌプッ、ヌプッと肉棒はスムーズに挿入した。
「あっ、凄い、あなたの…」
俺の腹に手をつきながら腰を前後に動かし始めた。互いの陰毛が擦れあう。
「あっ、あん、あん、あん、あん…」
俺は自由な両手で和美の小さな胸を激しく揉む。
「奥さん…」
「いやっ、かずみって呼んで！」
和美は激しく腰を前後に動かしたり円を描くように動かしたりし俺の上で暴れている。和美を見ると唇の隅からだらしなく涎をたらしている。
「どうだ、気持ちいいか！」
「あん、いいっ、気持ちいいっ、あなたの…チンポ…がいいのっ！」
俺は互いの性器が結合されていところへ手を伸ばし、絡み合うヘアーを掻き分け親指で突起物をグリグリと擦った。混ざり合った淫靡な汁が潤滑油の役割を果たし滑らかに動く。
「くっ、いっ、いいっ、それ気持ちいい！」
「どこが気持ちいいんだ」
「あっ、クリトリスとおま○こよぉっ！」
「そうか、そんなにいいか」
「あっ、いいっ、イクッ、イクゥッ！」
刺激を続けると和美は絶叫し背中を仰け反らせてそのまま後ろに倒れた。肉棒が蜜壺からヌルッと抜けてたっぷりと濡れた先端から水滴が弾き飛ぶ。起き上がって和美を見ると股を開きながら全身をピクッピクッと痙攣させている。俺は絶頂に達して空白の世界に入っている和美に容赦なく襲い掛かった。ヌプッ、ヌプッ。和美の両膝をくの字に立て一気に肉棒を蜜壺の奥まで突き入れた。
「あぁぁぁん、もう駄目、許してぇぇ！」
今度は俺がイク為にズボズボと激しく腰を動かす。蜜壺の最深部の子宮口に肉棒の先端が激しくぶち当たる。
「あっ、ダメっ、そんなに…したら…壊れちゃう」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」
更にピッチを上げた。ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ…。俺の激しい突き入れに耐え切られずに和美は腹のそこから絞り出すように快楽の声をあげ背中を仰け反らせた。同時に肉壁が肉棒をギュッと締め付け、一気に射精感がこみ上げてきた。スポッと蜜壺から肉棒を抜き和美の顔の上に跨り、激しく右手で竿を扱いた。
「おっ、おぉぉぉぉっ」
肉棒の先端は一瞬膨らみ、鈴口からピュッ、ピュッとザーメンが迸る。二度、出した為に薄くなった液が、ファンデーションに覆われている美しい顔に降りかかった。俺は和美の顔に付着した液を顔全体に擦り付けた。
「あぁん。凄い…」
和美は俺の肉棒を咥え込み最後の一滴まで搾り出すように頬を窄め吸いこんだ。

互いに満足し、シャワーを浴び衣服を身に着けた。衣服を整えて冷蔵庫の中から缶コーヒーを二つ取り、１つを和美に手渡した。和美はそれを一口飲んでから口を開いた。
「お願い、なんでもいいから買って…」
一気に夢の世界から現実へと戻された。さすがにセールスレディだ。身体をはってセールスしているのかは定かではないが、俺は和美のテクニックに素直に感謝し、精力増強に効果があるという健康食品を購入した。
「あなたって、最高よ、これからも、会ってくれる？」
「この食品の効果を報告しないといけないからな」
「いつでも、電話して」
和美は微笑み名刺の裏に素早く自分の携帯の番号を記入してから、別れを惜しむかのような目付きで再びキスをして扉を開き去っていった。

セールスレディ和美編　完