| ③隣の部屋で 篠原氏との二回目の行為は、駅前のごく普通のビジネスホテルでした。タバコの匂いの残る狭い部屋にはベッドとテーブル、椅子、ユニットバスだけのごく普通の部屋です。その後このホテルで早紀は何度も篠原氏に抱かれることになるのですが・・・比較的人目を気にせず出入りができることから篠原氏にすすめられた場所です。 目の前での行為以上に興奮すること・・・私が見ることも入ることもできない隣の部屋で・・・時折聞かされる電話の声・・・夜のチェックインから翌朝まで行われるかもしれない見ることができない行為・・・全てが終わったあと私の部屋に返される妻・・・・それが篠原氏の提案でした。 エレベーターを出て一番奥が篠原氏の部屋、手前が私の部屋でした。篠原氏が鍵を開け早紀の腰に腕をまわして部屋に消えたのが20時ごろでした。私は隣の部屋に入りベッドに座り早紀のいる部屋の方をじっと見ていたのを覚えています。 21時頃篠原氏からメールと画像が届きました。『早紀さんが緊張しているようなので少しお酒を飲みました。この後一緒にシャワーを浴びます・・・後ろ姿がいいでしょう』窓際に立つ早紀が背を向けて下着を脱いでいる画像が添付されていました。 その後、数分おきにコメントのない画像だけのメールが届きました。バスルームでカラダを寄せ合う姿、早紀が両手で篠原氏のモノを洗う姿、篠原氏に抱き寄せられて舌を絡めている姿、手をそえて勃起したモノを頬張る姿・・・興奮の連続でした。 しばらくしてかかった電話の向こうから小さな声が聞こえます「あぁ・・あっ・・あぁ・・あっ・・」早紀の声でした。始まっています、愛撫を受けているのか、それとも挿入されているのか・・・その声は数分続き電話は切れました。 二度目の電話の声ではっきりわかりました、早紀が篠原氏によって貫かれていることを、その声はさっきとはまったく違い、私が始めて聞く妻の声です。その声はしばらく鳴り止むことはなく、その激しさからも早紀が相当な快感を与えられていることが想像できました。 電話の声を聴いていた私はあっという間に放出してしまうことに・・・・その後も早紀の声は鳴り止みません、早紀が私の部屋に返されたのはそれから一時間後のことでした。 俯きぎみに入ってくる早紀と私との会話です。 「どうだった？嫌じゃなかった？」 「うん、大丈夫だった・・・写メとか見たの？」 「何回も見た・・・それに声も聴いてたから・・」 「声も！・・・電話繋いだままだったの・・」 「うん、早紀のあんな声聴いたから・・・メチャクチャ興奮した」 「・・・写メだけだと思ってたから・・恥ずかしいよ・・・」 「どんなふうにされたの・・」 「・・篠原さんに裸を見せるの恥ずかしかった・・」 「自分で脱いだの？」 「目の前で脱いでほしいって言われて・・じっと見られたの・・その後一緒にお風呂に入ろうって・・」 「お風呂でどんなことしたの？」 「いろいろと・・・」 「いろいろって、どんな・・・」 「体を洗ってもらって、私も洗ってあげたの・・・いっぱいキスされて・・舐めて欲しいって言ったから・・・言われた通りにしたよ・・」 「うん・・その後ベッドに？」 「うん・・・そこからは恥ずかしいよ・・・」 「わかったよ・・・今日はもう聞かないから・・こんなのこれからも続けていい？」 「・・・・」 「だめ？」 「すごく恥ずかしいんだからね・・・」 「うん、」 篠原氏の報告メールでは、裸になった妻を抱きしめ長いキスを・・お風呂では互いに素手にソープを付けて体を洗っこしたこと、抱きかかえるようにお湯につかり、その時から篠原氏が妻を“早紀”って呼ぶようになったこと。 そして「これから僕がやりたいように早紀を抱くからね、いいね・・」そう聞くと妻は少し間をおいて「はい」と返事したそうです。さらに篠原氏は恥ずかしがる妻に「・・・シノハラサンノヤリタイヨウニ、イッパイシテクダサイ・・」と三度言わせたそうです。 そして、ベッドで後ろから挿入・・・妻を上に乗せ・・・最後は彼が上になり射精を・・・その間妻は一度イッタそうです。さらに椅子に座った篠原氏は身支度を整えた妻を足もとに正座させ前回と同じように唇と舌の感触を充分楽しみそのまま放出を・・・メールの最後は、「当然のこと全部飲んでいただきましたので。」と締めくくられていました。 |
| 2009.6.20掲載 |