| ≪新年≫ 年が明けた。 この年齢になると、一年が早い。 彼女と出会ってから、もう半年になる。 この半年間、私の人生にとって、思いで深い半年であった。 彼女と出会い、私的なモデルとして、彼女の恥態を撮影し、そして、撮影会のモデルとして、彼女をオヤジ達の好奇な目に晒した。 しかも、息子にまで、彼女の羞恥な写真を見せてしまった。 あれから、息子は、何度か店に来ている。 そのたびに、彼は、新しい彼女の羞恥な写真を手にしている。 中には、彼女との初デートで撮った写真もあった。 もちろん、今のところ、下着を脱いだものは、渡していない。 そろそろ、下着を脱いだ写真を見せてやろうか。 正月の三が日は、休業した。 毎年、お正月だけは、休みをとっている。 それ以外は、基本的に休業はしない。 どうせ、暇な私である。 家にいても、特に趣味があるわけでもない。 彼女は、私のモデルになってから、毎日、私のところに来ていた。 この３日間を除いては。 この３日間、何となく落ち着かない毎日であった。 早くお正月が、終わってほしいと思った。 このまま、もう来なくなるのではないか。そんな思いが頭をよぎった。 数日後には、彼女の二回目の撮影会が待っている。 彼女が来なければ、大問題である。 例のグループのおかげで、この撮影を最後に、しばらく撮影会を見合わせることになるかもしれない。 クライアントに信頼を損ねないためにも、この撮影会はしないわけにはいかない。 お正月を、不安で過ごさせるのは、可哀想とおもい、彼女には、まだ話していない。 クリスマスには、私好みのパンティを５枚ほどプレゼントした。 履いてくれているだろうか？ 相変わらず、彼女のパンティのほとんどは、私の手元にある。 毎日、私の手で、履き替えさせ洗濯をした。 それも、この3日間、していない。 明日、彼女は来るだろうか？ 仲間から連絡があった。 すぐに会いたいという。 会うとすぐに、写真集を見せられた。 それは、例のグループが製作したものだった。 どこから入手したかは分らなかった。 それには、池畑中学の制服を着た少女が写っていた。 少女に見覚えがあった。 学校に頼まれ、文化祭の写真を撮りに行った時に、生徒会の役員だと言っていた子だ。 確か、３年生の子だったと記憶している。 写真集には、『木田久美子』と書いてあった。 写真に写る、彼女の胸に『木田』の名札が見えている。 美少女とは言えないまでも、小柄で、まぁ可愛い部類の子だった。 笑顔は、確かに可愛いい。 文化祭のときも、よく笑っていたように記憶している。 制服姿から、体操着姿、スクール水着姿。 再び制服で、下着を写されていた。 これは、本人は、下着が見えていることに、気づいていないのではないかと思われた。 本人も笑顔で写っており、よくあるイメージ写真と変わらない。 ページをめくると、突然、様子が変わった。 二人の男に、羽がいじめにされ、下着を脱がされている瞬間が捉えられていた。 彼女の、顔は恐怖に引きつり、抵抗で、暴れているようだった。 次のページでは、男たちに押さえつけられ、足を広げられ、性器を履きだしにされていた。 足に絡まる、下着は、引きちぎられているようだった。 その後、男たちの手で、無理やり羞恥のポーズを取らされ、少女の全てを晒されていた。 特に、アップの写真は、えげつないものだった。 無理やり、指で広げられていたり、異物を挿入されていたりと、やりたい放題といった感じである。 この子は、処女だったのだろうか？ 写真には、処女のかけらもない感じである。 我々も、アップの写真は撮ってはいるが、あくまでも『処女』にこだわっている。 『処女』の可愛らしさを表現することを忘れずに行っている。 恥ずかしさで、自ら開脚できないことは、多々あるが、そんなときも、やさしく抱きかかえるなどして、足を広げさせてやることはある。 しかし、無理やり的な、行為はしていない。 彼らは、数人で、モデルの体を拘束し、撮影しているのである。 最後の数ページには、男のいきり立った一物を無理やり咥えさせられているものや、性器に、挿入されている写真が撮られていた。 彼女の顔は、涙にぬれ、泣き叫んでいた。 私には、悪質極まりないものとしか思えなかった。 少女の可愛らしさのかけらもない。 まして、『処女』は感じられない。 |
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| 2012.6.30掲載 |