≪脱がす≫

「さぁ、美香ちゃん。」
　ビクッと微妙に反応する。
　不敵に笑いながら声をかける。「パンティ脱ごうか？」
「ね。脱がしてあげるね。」
「いいかな？」
　再び彼女の体が硬直し、足がキュッと縮まる。
「大丈夫だからね。がんばって、脱ごうね。」
　幾分息が荒くなってるような気がする。
「半歩前に来てごらん。」
　つま先をもじもじしながら、少し前に来る。ドキドキなのであろうが、抵抗しない。
　ニヤッとした表情で、彼女の顔を見ながら、ゆっくり両手をパンティのゴムにかけていく。
　少し後ずさりするようなしぐさを見せる。
（肌触りのいいパンティだ。）
「じっとしてて。お尻引いちゃダメだよ。しっかり立っててね。」
「スカートしっかり上げてごらん。」
「そう、いい子だ。」
　もう一度彼女の顔を見て、最後の一言。
「じゃぁ、脱ごうね。」
　ゆっくりと私の指が、彼女のパンティを脱がしていく。
　お尻を引きたいのだろうが、私に睨まれて、引くに引けない様子。
　彼女の顔と、脱げていくパンティを交互に見ながら、ゆっくりと脱がしていく。
　腰骨を通過し、少しずつ脱げていく。
　プクッとした白いお腹が見えてきた。
　緊張と、恥ずかしさで、真っ赤な顔になっている。
「はら。脱げてきたよ。」
　足がキュッとなる。
　お腹も半分がすぎ、いよいよデルタ地帯が見え始めてきた。
「恥ずかしい？大丈夫だよ。我慢しててね。いい子だよ。」
　声をかけながら、ゆっくり脱がしていく。
　両手の親指と人差し指がパンティの両脇をつかみ、隠れているのはもう、アノ部分だけとなった。、
　手を止め、彼女の顔を見ると、視線があった。
　彼女も自分の状況が分かっている様子で、すぐに視線を外し困惑の様子を見せる。
　お腹のすそ野は、うっすらと極々薄い産毛が見える。
　私は、彼女に出会ってから、ずっと彼女のその部分を想像してきた。
　勝手ながら、アンダーヘアーは生えていないものと決め付けていた。
　的中だった。少女にふさわしくない、あの黒々としたものは生えていない。
　自然と顔がニヤける。私が笑っていることに気づいている様子。
（恥ずかしんだろうなぁ。）
　それでも、腰を引くことも、嫌がるしぐさも見せず。
　ただ、両足をしっかり閉じ最後の一瞬を待っている姿がいじらしい。
「美香ちゃん。いいね。」
「・・・」
「大丈夫だよ。」
「じゃぁ、脱がしちゃうよ。」
「お返事は？」
　最後まで自分で返事をさせる。自分の意志であることを分からせるためである。
「美香ちゃん。お返事してごらん。」
「いいね？」
　唇をかみしめた後、声は出ていないが、「はい。」と唇が動いた。
「いい子だ。じゃぁお膝まで脱いじゃおうね」
　言葉と同時に一気に膝まで降ろしていく。
　赤ん坊の匂いとともに、ついに彼女のあの部分が晒された。
　ふっくらとした土手に、クッキリとした一本の縦筋。
　前付きだろうか、はっきりと見て取れる。
　左右のふくらみが何とも可愛らしく、ピンクがかっているのがそそられる。
（すばらしい！最高だ！今までこんな素晴らしい割れ目は見たことがなかったように思う。）
（これほど、クッキリとした割れ目も、なかなかないのではないか。すばらしい！）
　しばらくの間、瞬きもせず見入ってしまった。
　我に返り彼女を見る。唇をかみしめ息を止めているように体を硬直させている。
「美香ちゃん。心呼吸してごらん。」
「息吸って・・・・吐いて・・・。うん、もう一回してごらん。」
「もう一回、しようか。」
　心呼吸を繰り返す彼女。
「はい。大丈夫だね。」
「じゃぁ、スカートしっかり持って・・・まっすぐ立ってごらん。」
　素直に従う彼女。
「美香ちゃん。わかるね。パンティ脱いだんだよ。」
「もう、パンティ履いてないんだよ。」
「わかるね？」
　コクンとうなずく。
「うん。がんばったねえ、とっても可愛いよ。」
「恥ずかしい？お顔、真っ赤になってるよ。」
　ホッペが真っ赤に染まり、恥じらいの表情が何とも可愛い。
「どう？初めてパンティ脱いだ感想は？」
「おじちゃんの前で、パンティ脱いで立ってるんだよ。」
「どんな気持ち？」
「うん？お返事してごらん。」
「・・・・恥ずかしい。・・・」ほとんど聞こえないほどの声であるが、自分から初めて「恥ずかしい。」と言った。
「そう。恥ずかしいかぁ。」
「でも、可愛いから大丈夫だよ。」
「それで、どうだった？初めて脱がしてもらって、どんな感じだった。」
「・・・恥ずかしかった・・・」語尾はほとんど聞き取れない。
「そう。おじちゃんの脱がし方どうだった？上手だった？」
「ん？」
　コクンとうなずく。
（初めてで、そんなことわかるわけないだろうに・・上手だったと言うしかないだろうに・・）
「おじちゃんもねぇ、美香ちゃんが、いい子にしてらから、脱がしやすかったよ。」
　いや、ほんとに脱がしやすかった。
　どうかすると、しゃがんでしまう子がいる。
　そのてん彼女はいい子であった。
「カズ君のおとうさに脱がしてもらったんだよ。」
「わかるね？」
　コクンとうなずく。
　同じクラスの男子の父親に脱がされたことを強調する。その方が恥ずかしいだろうから。
　今後、この言葉は、私の口から何度も発することになる。
（それにしても可愛すぎる。美香ちゃんも、割れ目も。）
「じゃぁ、お写真撮ろうか？」
「しっかり立って、スカートもう少し上げてごらん。はい、こっち見て。」
　スカートを捲ってパンティを脱いでいる彼女を、写真に撮っていく。
　何枚も何枚も撮っていく。
　全身。白いソックスの足。膝に残っているパンティ。下半身。上半身。顔。そして割れ目のアップ。
　舐めるように、何枚も何枚も写していく。
　撮られている間も、彼女はじっとカメラを見つめながら立ち続けた。
　恥ずかしいだろうに、拒絶もせず、素直に写されていく彼女がいじらしい。
　何枚撮っただろうか、自分もこれほど真剣に、我を忘れたように撮りまくった。
　出来栄えは問題じゃない。とにかく彼女のすべてを写したい。そう思った。
　かなり長い時間撮っていたと思うが、その間、ほんとに彼女は従順に立っていた。