７．梓咲（Azusa）

「イヤッ！何をするの！？セクハラよ！」
「うるさい！何がセクハラだ！本当はして欲しくて誘ってるんだろ！」
「ヤ、ヤメテ！あぁぁぁ・・・」

　１年前、梓咲が中学１年の時だった。
　成績は優秀だったが、性格はおとなしく目立たない存在だった。
　容貌も悪くなかったが、暗い感じのせいでパッとしなかった。

　ある日の授業中、教室で椅子を寄せ合い暗くし教材のビデオを観ている時だった。
　梓咲はスカートの横にあるファスナーが開いていることに気づかなかったのだ。
　隣に座った公成が薄暗い中、それに気づいたのだ。
（うほぉ〜パンティに素肌まで見えてるぜ！梓咲か・・・まぁ、いいか！）
　公成は悪戯しようと思って横顔を見ると、暗い梓咲だったことに気づいたが、興味津々で悪戯の手は止まらなかった。
　公成は手を伸ばすまでもなく、横に置けば開いた梓咲のスカートがあったのだ。
（暗いし、授業中だし・・・最高だ）
　公成の手は少し震えていた。
　梓咲の素肌、太股に触れると股間が熱くなり、肉棒がムクムクと勃起した。
「あっ！な、何？」
　小声で梓咲は声を上げ、公成の方を見遣った。
「何じゃないよ！スカート開いていたぜ！これって、触って欲しいってことだろ？」
「ち、違うわ！本当に開いていたのなら、何かの間違いよ！」
「もう遅い・・・静かにしてないと、みんなにバレちゃうぜ！梓咲は露出狂だ痴女だって、大きな声で叫んじゃうぞ！だから静かにしてろ！」
　梓咲はきつく膝頭を合わせ、公成の指の侵入を許さなかった。
　公成はパンティの横から指を中に入れ、梓咲の尻や下腹部を弄っていたが、どうしても目的の場所には行き着けなかった。
「少し力を緩めろよ！でないと、本当にここで叫ぶぜ！いいのか！？」
　梓咲は頭が混乱し返答に困ったが、どうにも対応策が見つからず、少しずつ膝の力を緩め太股を開いていった。
　公成は淡く少ない恥毛の下のワレメに指を滑らせた。
「あっ！ぅぅぅぅ・・・ゃ、ヤメテ・・・」
　梓咲は狭い中でお尻を微妙に動かし公成の指を逃れようとするが、ますます公成を攻撃的にさせた。

　公成は初めて触れる女の秘部に息を荒くし、形を確かめるように周囲から擦った。
（柔らかくてふっくらしてる・・・真ん中のワレメの中がオマ×コか）
　中指で梓咲のワレメを何度も擦っていると、ヌメヌメした液が指に付いた。
「おい、オマエ、感じてるのか？エッチな液が出てきたぞ！」
「ィ、ィャ・・・」
　梓咲も公成もセックスは理論的には知っていたが、性的行為は初めてだった。
　公成は左手で自分の昂った肉棒を握り、右手で梓咲のワレメの中を責め始めた。
「うわぁ・・・温かいよ・・・ここがオマ×コ？違う・・・あっ、ここだ！」
　公成は淫唇の中を弄り、やっと淫壷に指が達した。
　指を折り曲げるようにして淫壷中に少しずつ入れ始めた。
「あうっ・・・や、ヤメテ・・・ふぅ、ふぅ・・・」
　実は自分の指で淫壷の中を弄るオナニーを、梓咲はしていたのだ。
（だ、ダメ・・・感じちゃうわ・・・）
　小学校の時に枕を股間に挟んで気持ち良くなったのがオナニーの始まりで、クリトリスから淫壷へと、年齢と共にエスカレートしていたのだ。
「あぁ、ふぅ〜ぅ・・・あぁ、あぁ、ぁぁぁぁ・・・いぃ、ぃぃぃぃ・・・はぁ、はぁ・・・」
　公成の粗暴な指の動きに、いつものオナニー以上に感じ始めていた。
「すげぇ〜オマエ、本気で感じてるのか・・・セックス知ってるのか？頭のいい冴えない女だと思ってたけど、本当はスケベなオンナだったんだな・・・」
「ち、違うわ〜あうっ、あっ、いぃぃ・・・」
　言葉で否定しながら、梓咲の淫壷は公成の指に感応していた。

　公成は左手で抑えていた肉棒が暴発しそうな気配を感じ、グッと奥歯を噛み締めた。
（ヤバイ！こんなところで暴発したら、いい笑いものだ！）
　それでも梓咲の反応と指の感触に昂奮は高まるばかりだった。
　公成は梓咲の手を取り自分のズボンのジッパーを開けて肉棒を握らせた。
「あっ、い、イヤッ！」
「オマエのせいでこんなに昂奮してるんだ！何とかしろよ！」
　梓咲も男の肉棒を握るのは生まれて初めてだったが、オナニーをしながら想像はしていた。
（すごく熱くて・・・堅い・・・あっ、先の方からエッチな液が出てる・・・はぁ、はぁ・・・）
　握ってしまうと興味の方が強くなった梓咲だった。
（どうしよう・・・？擦っちゃうと、男の人は精液が出てくるって言うし・・・）
「おぉぉっ・・・あ、あぁ・・・はぁ、はぁ、オンナに触られると・・・堪んないよ・・・」
　梓咲はハンカチを取り出し公成の肉棒に被せ、その上から握りなおして擦り始めた。
「おっ、おっ・・・お、おっ・・・出る・・・うっ・・・・・・」
　ドクドクと梓咲の手に公成の射精する感触が伝わってきた。
（す、すごいわ・・・凄い勢い・・・これがアソコの中で・・・）
　手のひらに伝わる公成のS射精の振動に梓咲の昂奮は高まるばかりだった。
（あぁぁぁ・・・わたしも、もっと感じたい・・・）
「はぁ、はぁ、ふぅ・・・出ちゃった・・・悪いな〜オレばかりイッちゃって・・・」
　梓咲は公成の肉棒を拭き取るようにしてハンカチで拭った。
　少し落ち着いた公成は、梓咲の淫壷の中を指で掻き回し、梓咲の反応を楽しんでいた。
「今度は梓咲、オマエがイク番だ！」
　梓咲は公成の指を締め付け、感覚を淫壷に集中させた。
「はぁ、はぁ、はぁあっ・・・ぁ、ぁ。ぃ・・・ぃ・・・イッ・・・くぅぅぅぅ・・・」
　キュッキュッと小刻みに公成の指を締め付け、梓咲は初めて男の指でイッたのだ。
「凄いな・・・オンナって・・・これがオチ××ンだったら、我慢できないだろうな・・・」
　公成は再び股間が熱くなるのを感じながら、感触を想像していた。

　放課後、帰ろうとする梓咲の手を掴み、公成は使われていない部室に連れて行った。
「もういいでしょ！満足したでしょ！放して！」
「お互いに同じ感覚を感じたはずだ１本物だったら・・・って」
「・・・・・・・・・」
　薄暗い壊れそうなプレハブの部屋で、ふたりは胸を高鳴らせていた。
「やっぱりな・・・梓咲もオレと同じことを思ったんだ・・・こうしてみると、梓咲ってキレイな顔してるじゃん！いつも静かだから気づかなかったけど・・・なぁ、ここで・・・いいだろ？」
「だ、ダメよ！」
「でも、欲しいって顔してるぜ！違うかい？」
「・・・・・・想像は・・・したけど・・・やっぱり、怖いわ！」
「気持ち良くなることをしようってのに・・・怖くは無いだろ？」
「そうじゃなく・・・越えてしまうのが、怖いのよ！」
「良く分かんないけど・・・今更、我慢なんて出来ないよ！」
　公成はズボンを下ろし、肉棒を取り出して梓咲に見せた。
　露出した公成の肉棒は天井を突き刺すように急角度に昂っていた。
（す、すごい・・・こんなになるんだ・・・はぁ、はぁ・・・）
　梓咲は昂った公成の肉棒から目が離せなかった。
「舐めてみるかい？」
　公成は梓咲の手を取り、自分の肉棒に誘った。
　少し広いミーティング用の机の上に座った公成の股間から聳え立つ肉棒に、梓咲は惹き付けられるように寄っていった。

　梓咲は公成の昂った肉棒を初めて目の前にし、ゴクッと生唾を飲み込んだ。
「初めてだった・・・梓咲、オマエが初めてだったんだ・・・いいだろ？」
「わたしも・・・初めて男の人の指で・・・あなたが初めてよ・・・」
　梓咲は公成の肉棒を手に取り、下から上まで観察し、袋も触って見ていた。
「こんな風になっていたのね・・・」
　梓咲は舌で乾いた口唇を舐め、口唇を昂った公成の亀頭に寄せた。
　半ば開いた口唇を、公成の亀頭を１周するように這わせ、その口唇の隙間から舌先を出して舐め回した。
　口唇と舌先で亀頭を愛撫された公成は、それだけで再び暴発しそうだった。
「ちょ、ちょっと待って・・・本当に初めてなのか？上手すぎるよ〜」
「フェラでしょ！知識では知っていたけど、するのは初めてよ！はぁ、はぁ・・・」
（こうして見ると、梓咲って色っぽいよな〜何で、今まで気づかなかったのかな？胸も大きそうだし、大人っぽい感じがするよな・・・）
　公成は梓咲が自分の肉棒を口唇で愛撫するのを見ながらドキドキしていた。
「も、もぅ・・・今度は梓咲の番だ！そこに寝て・・・」
　自分が座っていた場所を空け、梓咲を持ち上げて仰向けにした。
　公成はすぐにスカートを捲り上げ、パンティを引き下ろした。
　梓咲の両脚をＭの字にすると、公成は梓咲の股間に顔を近づけ見入った。
「本物はこんな風になってるんだ・・・」
　公成は濡れた淫唇を左右に開くと、構造を確認するように再び見入った。
「ここがクリトリスで・・・そしてここがオマ×コか、はぁ、はぁ・・・」
　公成は指でなぞりながら観察し、舌でクリトリスを舐め始めた。
「あぁあっ・・・はぁ、はぁ、い、いぃ〜っ・・・あぁぁ、はぁ、はぁ・・・」
　いきなり梓咲の淫悦の声が洩れ、公成は夢中になって舐め始めた。
「あぁぁぁ、いぃわぁ〜そ、そぅ、そこが・・・あ、あぁ・・・い、いぃぃぃぃ・・・」
　公成は指を淫壷に入れて中の肉壁を擦りながら、クリトリスを舐め続けた。
「わぁああああ・・・あぁ、あぁ、すごっ・・・あぁぁぁ、いっ、いぃ〜はぁ、はぁ・・・」
　公成は我慢出来ず、机の端に梓咲の尻を引き寄せ、昂った肉棒を淫壷に挿入し始めた。

「うわっ！・・・うっ、ぅぅぅぅぅ・・・」
　梓咲は肉棒を受け容れたい気持ちでいっぱいだったが、淫壷は自然に収縮していた。
「きつぅ〜なかなか入らないよ」
　公成は亀頭を少し入れた所から思うように挿入できず困っていた。
「もう少し緩めてくれよ・・・」
　梓咲は大きく深呼吸を繰り返し緊張を解くと、肉棒はズブズブと奥まで入っていった。
「すごっ・・・温かくて締め付けられて・・・いぃよ〜」
　梓咲は処女喪失なのに最初から感じていた。
　多分、淫壷へのオナニーの繰り返しが、出血も無く快感を増長させたのだろう。
「あぁぁぁ、いいわ・・・いっぱいだわ、中に入ってるのね〜わたしの中に・・・」
　梓咲は熱く堅い肉棒を受け容れ、それだけで満足しそうだった。
　公成はしばらくジッとして初めてのオンナの淫壷の感触を味わっていたが、少しずつ腰を動かし、肉棒を前後左右に動かし始めた。
「あぁ〜あぁ〜あぁああああっ・・・い、いぃ〜〜はぁ、いぃ、あぁ、もっと・・・」
（梓咲、初めてなのに痛くないのか？そんなに気持ちがいいのか？）
　梓咲の反応が異例だったのだが、公成は不思議な感じがしていた。
「あぁ、いぃ〜あぁ、あぁぁぁ・・・ぅぅぅ・・・はぁ、はぁ・・・あっ・・・」
　梓咲は奥からジワジワと込み上げてくる大きな快感のうねりを感じていた。
　それに伴い淫壷が微妙な反応をし始めると、公成の昂奮は最高に達していた。
「うあっ、あずさ・・・もぅ、もぉ、イキそう・・・」
「だ、ダメェ〜〜！！もぅ少しだから・・・はぁ、はぁ、我慢して！」
　公成は梓咲の言葉に歯を食いしばって射精を堪え、腰を動かし続けた。
「あぁ、あぁ、あわぁあああああ〜〜〜、うあっ！・・・イ、イッくぅぅぅぅ〜〜〜」
　梓咲は身体中を突っ張り、絶頂に達した。
　激しい淫壷の収縮に、公成も堪えきれずに白濁の粘液を梓咲の淫壷に放出した。
　聖少女「梓咲」が性少女へ脱皮した瞬間だった。

　あの日から１年・・・梓咲と公成はお互いの欲望を満足させる為に淫猥な行為に耽った。
　いろんな体位を試したり、場所を選ばず交わったり・・・覚えたての快感に酔っていた。

　梓咲がコンサートに出かけた時だった。
「イヤッ！何をするの！？セクハラよ！」
「うるさい！何がセクハラだ！本当はして欲しくて誘ったんだろ！」
「ヤ、ヤメテ！あぁぁぁ・・・」
　みんなが熱狂する中、少し離れた場所で梓咲は見知らぬ男に犯されそうになっていた。
　いや、正確には、男が言うように梓咲が誘ったのだ。
　ミニスカートをお尻の途中まで下ろし、男の前に突き出すようにして振っていたのだ。
「こんなのを見えられれば誰だって昂奮するぜ！」
「違うわ！わたしはコンサートに熱中していただけよ！」
「もう遅い！そんなことはどうでもいい！」
　男は梓咲がまだ14歳だとは気づかないまま、梓咲のスカートを下ろし、肉棒をバックから乱暴に挿入した。
「いやぁ〜〜っ・・・」
　公成以外の男の肉棒を受け容れ、梓咲は拒絶する演技をしながら快感を味わっていた。

（これからもっと経験したい・・・いい男、いないかしら？）
　安全日を確認しながら、生の感触を味わう為に、街を彷徨う梓咲だった。
（妊娠なんてしたくないし、病気もゴメンだわ！セックスは楽しむものよ！！）
　14歳の性少女は、快感を求めて今日も街を彷徨うのだ・・・。