弥生の中に射精もせずに帰った僕は、撮影した写真やビデオを整理して眺めていた。
　順を追って見ていくと、弥生の性的変遷が良く分かった。
（さぁ、次は、弥生が僕の想定しているシナリオ通りに動くか、どうか･･･）
　まだ解けない緊張の中で、仮眠をとった。

「う、うぅ〜〜ん･･････」
　翌日の昼過ぎになって目覚めた弥生は、否が応にも昨夜の事実認識せざるを得なかった。
（あれっ？下着を着けてる･･･、でも･･･あったんだよね･･･）
　自分の胸や腰を触りながら、まだ自分の中に残る快感、疼くふたつの性器、そして、何よりも自分の豹変ぶりが自分自身、許せない気持ちが募っていた。
（あっ、この写真･･････）
『処女なのに、ふたつの穴で快感を極めた、世にも稀な淫乱妖艶な弥生〜☆』
（あぁああ････、もう･･･終わりだわ･･･）
　写真を見ながら、まだ快感を求めている自分の淫欲に、弥生は絶望した･･･。
（もう･･･生きていけない、この写真を処分しても、アノ男がこのまま黙ってるとは思えない。しかも、わたしの･･･この身体が、あの快感を忘れずに求めて･･･あぁ、疼くぅ〜〜〜）
　この時、僕は弥生の考えていることの全てを正確にテレパシーで把握していた。
（やっぱり、そうか･･･あの弥生だから、そうなると思った･･･）
　と言うより、そうなるように仕向けたのだった。

　その日の深夜、弥生は身の回りを整理して、遺書らしきものも書かず、いや書けず、鄙びた温泉のある海岸に来ていた。
　夕方、両親が戻ってくる前に電車に乗り、荷物も持たずに一度来たかったこの地に向かった。
　電車の窓に流れて消える夕闇の風景を見ながら、昨夜の自分を思い出しては打ち消していた。
（何度、打ち消しても、この疼きは消えない･･･、こんなオンナだったなんて･･･）
　自己否定しても消えない自分自身を呪うような気持ちだった。
　日に何本も無いバスに乗って着いた後、小高い丘を登り、潮の香りのする方へと歩みを進めた。
　夜の海から吹き付ける風は、哀しげな歌のように聴こえた。
　断崖絶壁の上に立つと、もう何も悩むこともなくなっていた。
（あぁ、心地いいわ･･･何か全てが虚構の世界で起こったような･･･）
　靴を脱ぎ、携帯電話を置いて、海風に身体を委ね飛んだ･･････。
「あぅっ！？･･何？･･･えっ？」
　断崖絶壁から暗い海へ身を投じた瞬間･･･、確かに宙を舞ったはずなのに、抱きとめられて元の場所に戻っていた。
「弥生！何やってんだ！･･･馬鹿野郎〜！！」
「あっ、崇之･･･、あ、あっ、･･ぅぅぅうあぁぁ〜〜ん･･･ぁん、ぁん･･･あ〜〜ん････」
　弥生は泣いた･･･、涙が枯れるほど、泣きじゃくった。
「あぁ、あぁ、あぁ･･･あのね。。。あのね、わたしね･････」
「よしよし、いいから･･･今は、何も言わなくても、いいから･･････」
　僕は子供のように顔をくしゃくしゃにして泣く弥生を力強く抱きしめた。
「ほら、これで涙を拭いて･･･せっかくの弥生ちゃんの可愛い顔が台無しだよ」
「ひぃっく、･･･可愛くないよ、わたし･･･、わたしなんか、生きてたってしようがないの〜」
「馬鹿言うんじゃないよ、弥生、生きていてもしようがない人間なんて、絶対にいないよ！」
「ううん、崇之は何も知らないから、そんなこと言えるのよ！」
　バシッ！･･･
「キャァッ！」
「ゴメン･･･でも、これだけは分かってほしい、弥生･･･弥生はこの世にひとりしかいない、 かけがえのないもの、かけがえのない人間だってことを･･･。君を･･･弥生に何があったとしても、僕は･･･僕は君を必要としているんだ！」
「崇之･･････、わたし･･･、昨日、男に犯されたの･･･、処女だったの、なのに･･･、 なのに、わたしったら、声をあげて悦んで･･･感じてしまったのよ！･･･最低よっ！」
「･･････、だから、死ぬのかい？･･･死んで全てが消えるのかい？･･･それで満足なのかい？」
「････････････」
「僕が君を･･･それを知った後でも･･弥生を必要としている･･･そう言っても、君は･･････」
「こんなに淫らでイヤらしいオンナなのよ、崇之は、それでも･･･いいの？」
「もう、いい･･･もう、いいから･･･ほら、立って･･･さぁ、行こう･･･」
　僕は弥生の震える肩を抱き、寄り添いながら歩いて行った。

「すみませ〜ん、ひとり宿泊が増えま〜す」
「はぁ〜い、あらぁ、可愛い方･･･、もう、遅いからお構いできませんが･･･」
「いいよ、朝になったら、一緒に発つから･･･」
「そうですか、それじゃぁ、よろしく･･･、あぁ、温泉だけは、いつでもどうぞ〜」
　僕がチェックインした温泉旅館に弥生を連れて行った。
　季節外れで宿泊客は他には居なかった。
「さぁ、入って、とにかくお茶でも飲んで･･･」
「ありがとう･･･崇之はどうして、そんなに優しいの？」
　僕は露天風呂の見える窓際の椅子に弥生を座らせ、お茶を入れて置いた。
「ほら、いいところだろ、ここ･･･、露天風呂もあるし、内風呂も温泉だよ、客間は広くないけど、他にお客さんが居ないらしいから、貸切みたいだね」
「崇之･･･」
「ここね、ホントは高校生ふたりじゃ泊めて貰えないんだけど、知ってるところなんだ」
「･･･････」
「たまに、ひとりでのんびりしたい時に、泊まりにきてたんだ･･･」
「崇之みたいに、何でも一番の人が、そういうこと、あるんだ･･･」
「そりゃそうさ、僕だって、スーパーマンじゃないし、悩むことだって･･･」
「そうだよね･･･みんな、悩んだり、泣いたりして生きてるんだよね」
「そうだよ、だから、弥生･･･温泉でも浸かって、気分転換して･･･、大丈夫、弥生に何があっても僕が守ってあげるから･･･、僕がついてれば、二度と哀しいめには遭わせないから･･･ねっ！」
「ホント？･･･本当に守ってくれる？･･･でも･･････、問題はそれだけじゃないから･･･」
　弥生の身体が微妙に震え始め、落ち着かなくなった。
　湯飲みを手に取り、小刻みに震えながら口に運んだ。
「ゴクッ･･･ふぅ〜、わたし･･･昨日の夜、目隠しされて犯されて･･･、それで･･･ゴクッ･･･、昼過ぎに起きて、忘れようと思ったの、だけど･･･だけど、身体が疼いて快感を求めるの」
「もう、いいよ」
「いぇ、だめ、聞いて、お願いだから･･･」
　弥生は自分と戦っていた、葛藤しながら･･･。
「処女だったのよ、わたし･･･、それが･･･感じて、しかも･････、わたし、変態みたい！淫乱なオンナになっちゃったのよ･･･、今だって･･･アソコが疼いて･･･どうしよう〜？」
「弥生･･･１回は死んだんだろ？だったら、何も怖がることなんかないよ！言ったろ〜僕がいつもついていてあげるから･･･安心して、僕に任せてくれないかな？」
「そうだね、わたし、崇之が居なかったら、死んでたんだから･･･今、こうして、お茶も飲んでいられなかったんだよね･･･、そうだよね」
「････････」
「分かった、わたし、全部、崇之に任せるわ！･･･ホントにいいの？迷惑じゃない？」
「何言ってるんだ、男に二言は無いよ」
「崇之･･･、そう言えば、何で崇之、あそこにいたの？」
「だから、さっきも言ったろ、時々、ここに来るんだって･･･、夜風にあたって、あの崖に来たら･･･、女の人が靴を脱いだのが見えて･･･、それで、自殺だ！って思って飛びついたら･･･、弥生、君だった･･･」
「そうか･･･、なんか運命的だね、偶然ってあるんだね･･･、本当にわたしの全部を引き受けてくれるの？逃げ出さない？」
「馬鹿だな･･･あり得ないよ、そんなこと、僕が引き受けた以上･･･」
「でもね･･･ひとつだけ不思議なことがあって･･･」
「何？どうしたんだ」
「うん、実は夕べは家にわたしだけになるからって、寝る前には全部のカギを閉めたの。それで、昼過ぎに目が覚めてから確認したら、やっぱり全てカギがかかっていたの」
「う〜ん？･･･何、それ･･･、それじゃぁ、君を襲った男は、どこから入ってどこから出たの？」
「そう、そうなの･･･、それが分からなくて･･･、だから最初は夢だったのかって思ったぐらい、だって、どう考えても不可能なのよ･･･」
「･･･、合鍵を作ってたか･･･、あるいは･･･ピッキングか、どっちかじゃないかな？」
「そうか･･･、そうね、それだったら、どっちも痕跡は残さないから、分からないか･･･」
「用心深い男だな、その男は･･･」
「そうね、わたしに新しい下着を着せて･･･、周りもきれいに片付けてて･･･、あれじゃ、指紋も出ないわ･･･、それに･･････」
「うん？･･･それに？」
「それに･･･その男、ゴムをつけて中に出さなかったの」
「そう･･･、もう、よそうよ、弥生･･･、忘れるんだよ！」
「あっ、そうよね、わたしったら、やっぱり馬鹿ねぇ、ふふっ･･･」
　弥生がやっと笑みを零した。
「そうそう、やっぱり弥生は笑顔が可愛いよ〜」
「んもぅ〜、いやな崇之･･･、崇之･･･わたし･･･」
「さぁ、温泉に入って！ゆったりしようよ〜」
「そうね！」
「どうする？露天風呂にする？それとも、ここの部屋のお風呂にする？」
「わたしたち以外に誰も居ないんじゃ、思い切って露天にしようか〜」
「よし、決まった！･･･でも、ここから、弥生が入ってるの、丸見えだよ〜」
「やだぁ〜、･･･だったら、いっそのこと、一緒に入っちゃおうか？」
「そうだな、弥生のこと、全部、預かったんだもんな、僕ら一心同体みたいだな」
「そう、もう、わたしのすべては崇之のものよ〜よろしくね！」
　ふたりとも浴衣に着替え露天風呂に向かった。

　さすがに深夜の露天風呂は、少々、静か過ぎる感じがした。
　ここは、他に旅館も無く、民家も無いので、俗世から隔離されたようだった。
「ホントに誰もいな〜ぃ、いいのかな？わたしたち、ふたりだけの温泉みたい･･･」
「旅館の部屋の灯りもついてないから、月明かりだけで少し暗いかな？」
「いいんじゃない、お互いにハッキリ見えないほうが･･･」
「フフッ、そうだね」
「でも、なんかいいよね･･･、暗い薄明かりの中で露天風呂にふたりきり、なんて･･･、ロマンチックな気分になるわね･･･」
　弥生は少し離れて帯を解き、肩から抜くようにして浴衣を脱いだ。
　浴衣の下には下着を着けてなく、月明かりを背景に弥生の肢体がシルエットで浮かびあがった。
　僕もすぐに浴衣を脱ぎ、傍らに掛けて置いた。
　弥生のところから僕を見ると、こちらからとは逆に、月明かりに裸が照らされていた。
「弥生･･･きれいだね･･･」
「いや、恥ずかしい･･････、崇之って、逞しかったんだ･･･」
　お互いに距離をおいて石造りの露天に浸かった。
「あぁ〜ぁ････、いい気持ち〜、こんな気分、久しぶりぃ〜」
「う〜〜ん、そうだね･･･、弥生、頭を淵に乗せて身体を浮かすようにしてみて」
　ふたりは向かい合った位置で５〜６mぐらい離れていた。
「あぁ、いい感じ･･･、身体全体がプカプカ浮いて･･････星もきれいだし･･･」
「なっ、いいだろ、僕はいつもそうやって･･･何もかも忘れて、自分を解放してるんだ･･･」
「ホント･･･ずぅ〜と、こうしていたい･･･みんな忘れて･･････」
　静寂な時間と空間がふたりを包み、無音の世界で時が止まってしまったようだった。
　どのくらい時間が過ぎたのだろう･･･？
「ねぇ、崇之･･･？」
「ん？どうしたんだい？」
　ふと、気づくと、弥生が浮いたような僕の身体の横に立っていた。
「聞いてい〜ぃ？･･･崇之、わたしのこと必要だって言ってくれたけど･･･本当なの？　だって、今まで何も関係なかったのに･･･崇之は誰からも好かれ尊敬されてるのに･･･それなのに、どうして、こんな穢れたわたしが必要なの？」
「おい、アップで丸見えだぞ･･･いいから、横に来て君も浮かんで･･･」
　促されるがまま弥生は僕の傍に来て、僕と同じように身体を投げ出して浸かった。
「いぃ気持ちじゃないか･･･なっ、弥生･･･、僕が君を必要としてるのに、何か特別な理由がなければいけないのかな？」
「･････････」
「男が女を必要とする･･･単純に、好きだから･･･だけじゃダメなのかな？」
「本当に、わたしのこと、好きって言ってくれるの？」
「何度も言わせるなよ･･･弥生を知った時から、ずぅ〜と、好きだった･･･」
「崇之･･････」
　弥生は再び湯の中に立ち、僕の口唇に自分の濡れた口唇を重ねてきた。
　そして片方の手を下に伸ばし、湯に浮かんだ僕の肉棒をその手で包むようにして触れた。
「弥生･･･弥生は僕のことをどう思ってるんだい？助けたから、こんなことをするのかい？」
　僕は弥生の両肩を掴んで正面に向き合った。
「ううん･･･そうじゃないわ、確かに原君と付き合ってたけど、いい友達としてよ、キスどころか手も握りあったこともないわ･･･、本当よ、信じて･･･。崇之にはずっと憧れていたけど、わたしなんか釣り合わないと思って諦めてたから･･･、今、キスしたのは、崇之の言葉に対するわたしの素直な気持ち･･･、そして･･･、崇之のに触れたのは･･･、わたしの･･･アソコが･･･疼いてどうしようもないから･･･」
「キツイようだけど、ひとつ聞いていい？･･･弥生は、この先、僕以外の男と一緒の時、弥生のアソコが疼いたら･･･やっぱり、その男のモノを欲しがるのかい？」
「･･････、正直言って、今のわたしには、自分に対して自信が無いの･･･、こんな身体になって、誰かに鎮めてもらわないと、本当におかしくなるくらい苦しいの！　自分の理性とは関係なく疼いて悶々として、だから･･･だから死のうとしたんじゃない！」
「ごめんよ、弥生･･･別に責めるつもりで言ったんじゃないんだ、じゃぁ、約束しよう！･･･僕が責任を持って弥生の欲求を満足させるから、他の男とは絶対にしないでほしい･･･どうだい？」
「ホント？本当に救ってくれるの？こんな犯された身体なのに･･こんなに汚れているのに････」
「ああ、約束だ！弥生は僕だけのオンナになるんだぞ！･･･分かったかい？」
「えぇ、ありがとう･･･崇之、愛してる･･･愛してるわ、あなただけを･･････」
　僕は弥生を抱き寄せ長いキスをした。
　弥生は涙を流しながら僕のキスに応え、その口唇と舌で僕の胸を舐め手のひらで摩った。
「本当に逞しい胸ね･･･素敵よ、崇之、はぁ、はぁ･･････」
　もう弥生の息は荒くなっていた。
　多分、ずっと我慢していたのだろう。
　僕は、しばらく、弥生の好きにさせようと思った。
　僕の胸を舐めていた弥生は、そのまま湯の中にしゃがんで、僕の下腹部から肉棒に達した。
　湯の上に出ていた肉棒を夢中で舐めたりしゃぶったりした。
「崇之、気持ちい〜ぃ？･･･ねぇ、これで感じる？」
　僕を見上げながら弥生はそう言って、また愛しそうに両手を添えて舐め始めた。
　僕は弥生を引っ張り上げ、その引き締まった肢体を眺めた。
「暗いけど、君のスタイルがいいことぐらいは分かるよ、きれいな胸をしてるね」
　輪郭がくっきりとして盛り上がった乳房を両手で揉み乳首を口に含んで転がすように愛撫した。
「あぁぁあああ･･･いぃ･･･崇之が･･わたしの･･胸を･･･いぃ･･････」
「ここは･･･もう、濡れてるかな？」
　僕は指を弥生の草むらから下へ這わせ、濡れてる淫裂の中に滑らせた。
「うわっ、っ、あっ、ぅ、ぁ、っ、いぃ、あぁぁ･･････」
　指の動きに合わせて弥生の喘ぎ声が露天に響く。
（昨日とは別人みたいに感じるな、あの時は、不自然な形だったから仕方がないか･･･）
　淫壷の入り口からすぐ上を指で押してやると、飛沫が飛んだ。
「あぁぁ〜〜〜崇之･･･はやくぅ〜･･････」
（とりあえず、ここで一回、落ち着かせるか･･･）
　僕は弥生に両手を露天風呂の縁の石につかせ、お尻を突き出させた。
「あぁぁ･･･恥ずかしい･･･で、も、･･･入れてぇ〜･･････」
　突き出した尻を振りながら僕を誘う弥生の姿は、まさに淫乱なオンナそのものだった。
　片手で肉棒を支えながら淫裂にあてがい、ズブズブと音を立てながら挿入した。
　昨日同様、キツイ締め付けと吸引で淫壷の中に納まった。
「わっ、あは〜ん･･･、い、いぃ〜っ、すごい･･･擦ってる、あたしの中を擦ってるわ〜。」
　弥生のプリプリした艶っぽい尻を掴んで、腰を何度も打ち付けた。
「も。もぉ、イキそぉ〜、あっ、あっ、い、いぃ、ああっ、いく、あぁあああああ･････うっ、わっ･･いぃ、いっ、くうぅ〜〜〜〜････」
　髪を振り乱し嬌声をあげ、弥生は初めて自分の好きな男との交わりで絶頂感を味わった。
「大丈夫かぃ･･･？痛くなかった？」
「あ、あぁ〜･･･、う、ぅっ、少しだけ･･･痛かったけど･･凄い快感を感じちゃって･･･」
「そう、良かった･･･この続きは、部屋の中で、して、あ、げ、る、よっ！」
「ホ、ホント･･･嬉しい、良かった･･･わたし、死ななくて･･･、わたし、本当に感謝してるわ」
「･････････」
「部屋に戻る前に、してあげたい･･･崇之、出したいでしょ？」
「ん？あぁ･･･でも」
「上手く出来るかどうか分からないけど、ねぇ、やらせて！」
「弥生の可愛い口の中でいいの？」
「うん！･･･上手く出来なかったら、教育してね！わたし、崇之が悦ぶことしてあげたいから･･･」
　弥生は僕を縁に座らせ、その前にしゃがみこんで星空に向かって硬直した肉棒をしゃぶり始めた。
　ペチョペチョ、チュルルゥ〜･･･フォグッ、ズズッ、チュバッ･･････
「いいよ、弥生･･･そう、その感じ･･･、手でその下の袋を軽く揉んで･･･、強くするとダメだよ」
　弥生は言われたとおり奉仕するように懸命に愛撫を続けた。
（仕方がないから、早くイッてやるか･･･、余力を残して出すとするか）
「あぁ、いぃ、イキそう･･･うっ･･･あ、うぅぅああっ、いっ、くっ、あっ･･････」
　弥生は肉棒を奥まで咥え、出てくる白濁とした精液を喉に飲み込んでいった。
「ありがとう･･･弥生、気持ちよかったよ」
「ホント！わたし、結構、好きみたい･･･コレ、舐めるの」
　弥生を後ろから抱え乳房を羽交い絞めしたまま湯に浸かり、浴衣を着なおして部屋に戻った。