１．水島 瑶子（32歳）

　水島 瑶子は、ごく普通のありふれた主婦で、夫と子供１人の３人家族だった。
　24歳でサラリーマンの夫と結婚。
　１年後に子供を出産し、現在32歳になっていた。
　毎日、全く同じ生活を繰り返すことに何の疑問も持たず、夫を会社に送り出し、子供を小学校に送ると、すぐに掃除や洗濯をこなした。
　夕方になると、近くのスーパーに買い物に出かけ、夕食の準備をする。
　そんな平凡な毎日に、瑶子は満足していた。
「日中は趣味の時間もあるし、メールで友達と会話を楽しむ時間もあるわ〜」
　誰かが瑶子に尋ねると、決まってそう答えていた。

　それでも最近は、少し変わってきていた。
　子供が幼稚園の間は手がかかったが、小学校に行くようになると、学校から帰ってきても友達と遊ぶ時間の方が長く、取り残された感じがしていた。
「もっと長く続く趣味を持たないと・・・」
　瑶子は自分だけで楽しめる時間の過ごし方を模索していた。
「でも・・・お金のかかる趣味は持てないから・・・」
　主婦らしい考え方で、市の広報誌でサークル活動の記事に目が留まった。
『材料費￥1,000であなたの好みの陶器が焼けます』
　学生の頃から陶芸には興味を持っていたが、なかなか出来ずにいた。
「水曜日の午後１時からだったら、大丈夫だわ〜行ってみようかしら・・・」
　早速、連絡して受付を済ませた。

　水曜日、瑶子は胸を弾ませてサークルに向かった。
　陶芸サークルは、地元の陶芸家『速見 陶元』の窯がある場所で開かれた。
　瑶子を含めて５〜６人が、今回の参加メンバーだった。
　ロクロを使うのは難しいので、速見が練った粘土を皆に配って回った。
「焼きあがると少し小さくなるので、その辺を考えて形を造ってください。分からない方は聞いてくださればご指導します〜」
　速見は陶芸家といって気取った感じはなく、瑶子は何となく興味を抱いた。
（まだ40歳までいかないくらいなのに・・・凄いわ〜窯を持って・・・）
　瑶子以外の参加メンバーは、皆、50歳代以上の男女だった。
（もっと若い人がいると思ったのに・・・話しが出来ないわ〜）
　ひとりだけポツンと皆から離れ、夢中で粘土を形造っていると、速見が近づいてきて声をかけてきた。
「今日は年齢層が偏っちゃったね〜あなたは・・・20代？」
「えっ？えぇ・・・いえ、厄年です」
「と、言うと・・・数え年で33歳、満32歳？」
「はい・・・」
「そうは見えませんね〜20代後半かと・・・じゃあ、当然、既婚ですよね？」
「えぇ、早くに子供を１人産んだので・・・小学生がいるんですよ〜」
「へぇ〜そんな風に見えませんね〜陶芸はお好きなのですか？」
「はい、と言っても、今日が初めてなんですが・・・以前から興味はあって・・・」
「いい感じですよ・・・でも、チョッといいですか？ここをこうすれば・・・」
　速見は瑶子の造りかけの器に手を加えた。
「あぁ、ホントですね〜ありがとうございます！ 先生はこんな奉仕みたいなこと、どうしてやってるんですか？」
「いえ、みんなが陶芸に親しんでくれればと思いまして・・・」
　そう言ってニコッと笑う速見の笑顔に、瑶子の胸がキュンと鳴った。
（イヤだわ〜わたしったら・・・何を・・・陶芸をやりにきたのに・・・馬鹿ね〜）
　平凡な主婦が何を考えているんだと、瑶子は自分で自分が馬鹿馬鹿しく思えた。

　なんとか形が仕上がり、皆、１ヵ月後の焼き上がりを楽しみに散会した。
　瑶子は花器と湯呑みを造り速見の元に持っていった。
「えぇ〜と・・・水島さん？」
「はい」
「もし、時間の都合がつけば・・・窯で焼くときに立ち会いませんか？」
「えっ！本当ですか？・・・でも、長く時間がかかるんですよね？」
「そうですね・・・丸一日は・・・僕の作品も焼くから・・・どうしても・・・土日にかけて予定してるんですが、朝の窯だしを見てもらえればと・・・」
「うわぁ〜見たいわ〜でも主人も子供も居ますから・・・」
「もし、都合がつくようでしたら携帯に連絡してください。水島さんの携帯も教えておいてください」
「分かりました、それじゃ、都合がついたら連絡します」
　瑶子は速見と携帯番号とメアドを交換し帰途に着いた。

　自宅に戻ってからの瑶子は、どこか落ち着きを失くしていた。
「どうして先生はわたしだけを誘ってくれたのかしら・・・？わたしが陶芸に興味を示したから？違うわ〜それなら皆、同じだし・・・ひょっとして・・・わたしのことを・・・なぁ〜んて、馬鹿みたい〜」
　そんな独り言を呟きながら、姿見の前に立って自分の姿を眺めていた。
「そう言えば、随分と自分の姿を鏡で真面目に見たこともないわ・・・あぁ〜ぁ、すっかり主婦しちゃって・・・まだまだ若いわよね〜贅肉だってついちゃいないし・・・胸だって・・・」
　いつの間にか瑶子は姿見に自分の裸体を映していた。
　早く出産したせいかスタイルの崩れも少なく、乳房も張って上を向いていた。
「この胸・・・自慢だったのに・・・今じゃ、亭主も可愛がってくれない・・・勿体無いわ〜カッコイイ乳房なのに・・・オシリだって締まってるし・・・」
　全身を左右に振って姿見に映してはブツブツ呟いていた。
「あぁ〜何やってんのかしら？スタイルや肌を気にしてどうするの？先生に見せるわけじゃないのに・・・あぁ〜〜もう、最低〜〜」
　その日は、夫に陶芸のことを話したが、あまり聞いてはもらえなかった。

　翌日、いつものように家事に追われ、簡単にお昼を済ませ、ひと時の休息にお茶を飲んでいると、速見からメールがきた。
『突然スミマセン・・・日中、お時間のあるときに、僕の作陶を見に来ませんか？』
「そうだわ！昼間なら行けるわ〜窯だしは無理でも作っているところなら・・・」
　昨日の憂鬱な気分は一掃され、瑶子は急にウキウキしてきていた。
『今からでもいいですか？』
『構いませんよ〜大歓迎します！』
　瑶子は急いで身支度をし、まるで愛しい人に逢いに行くかのように、胸をときめかせて出掛けていった。

　工房を訪ねると、速見が真剣な表情でロクロを回していた。
（いい顔してる・・・身体中に神経がピ〜ンと張って・・・）
　やがてロクロを止めた速見が瑶子に気づき声をかけてきた。
「申し訳ない！作っている時は、何も気づかなくて・・・」
「わたしのほうこそ、急にお邪魔して・・・」
「それじゃ、前回の作品見ますか？」
「えぇ〜」
　瑶子は速見の後について作品の展示されている部屋に向かった。
「わぁ〜〜素敵・・・これなんか、釉薬が微妙な味わいを出して・・・こっちは・・・色のバランスが絶妙だわ〜あっ、これは・・・」
「それは自信作なんです。しかし、水島さんの目はプロですね〜」
「えっ？は、恥ずかしい！スミマセン、生意気言っちゃって・・・」
「いえいえ、的確ですよ〜驚きました・・・」
　速見はそっと瑶子の肩に手をかけた。
「どうです？ロクロを教えましょうか？」
「えぇっ！嬉しい・・・」
　工房に戻りロクロの前に座ると、後ろから瑶子を抱くように速見が手を出した。
「そう・・・力を入れすぎないで・・・優しく・・・」
　瑶子の手に自分の手を添えて、速見は形を仕上げていった。
「水島さんには、才能がありますね〜本格的にやってみたらどうですか？僕でよければ・・・いつでも言ってください。力になりますよ〜それに・・・水島さんには女性としての魅力が溢れていて・・・素敵です」
「えっ？」
「さっきから、こうしていると、あなたの肌の温もりが伝わってきて・・・それと・・・あなたの肩越しに美しい形の乳房が見えて・・・スミマセン！」
「あっ！わたしのほうこそ、慌てて来て・・・ブラするの忘れて・・・」
「キレイですね・・・もっと良く見せて欲しいくらいですよ・・・今までに見たことの無いくらい美しい形に思えるのですが・・・」
　不自然な感じで密着したまま、妙な会話が続いていた。
　瑶子は背中に速見の堅くなったモノを感じていたが、口に出来なかった。
（勃起してるんだわ・・・わたしの胸を見て・・・でも胸を誉められるのは久しぶり・・・あっ、そうか、わたしの乳首も興奮して固くなってるってこと・・・？あぁ・・・アソコが濡れてきたみたい・・・どうしよう・・・）
　最初に出逢った時から、速見に男としての魅力を無意識に感じていた瑶子は、今、ハッキリと自分の中でオンナの自分が蠢き始めたのを自覚していた。
（わたしが・・・夫以外の男性にオンナで接することがあるなんて・・・あぁ・・・）
　オンナである自分を、結婚以来、意識することは無かった。

　速見は瑶子の心の動揺を感じ取っていた。
（僕を悪くは思っていないようだ・・・水島さんを抱きたい・・・）
　速見にとっても、自分が性的衝動に駆られるなんて、思ってもいなかった。
　しかし今は自分の反応に素直に従い、想いを遂げたい気持ちだけだった。
「こうして水島さんの背中を抱いて温もりを感じていると・・・自然な感じがするのは何故でしょう？」
「わたしは平凡な主婦です・・・でも・・・わたしも先生と同じ気持ちが・・・」
　瑶子は自分の言葉に胸の鼓動を早くしていた。
「水島さん、身体が火照るように熱い・・・」
「はぁ、はぁ・・・わたし・・・あぁ、どうしたら・・・」
　速見は瑶子の肩越しに見える乳房に手を伸ばした。
「あっ・・・・ダメ・・そんな・・・あぁ〜〜」
　瑶子の左の乳房を下から包むように手のひらで持ち上げ、擦るようにもみ始めた。
「あぁ、思った以上に柔らかく張りがあって・・・素晴らしい感触だ・・・」
「先生・・・わたしには夫も子供も・・・」
「奥さん・・・僕は水島さんの奥さんではなく、瑶子さんという女性に惹かれて・・・」
「あぁ、でも、そんなことを言われても・・・わたしは、事実、人妻ですし・・・」
「お願いです・・・僕といる時だけ・・・瑶子さんでいてください〜素敵な魅力溢れる女性、瑶子さん・・・ただひとりのオンナでいて欲しい・・・」
「・・・・・・・・・」
　速見は腕を交差させるようにして、両手で瑶子の乳房を揉みながら、白い首筋に熱い吐息をかけ、舌先を細くして舐めた。
「あぁっ、あぁああああ・・・はぁ〜はぁ、はぁ、はぁ・・・あぁ〜〜」
　熱い淫らな液が股間に溢れ、下着を濡らすのを感じながら、瑶子は初めての経験にどうにも反応できなかった。
（そうしよう・・・こんなこと・・・あぁ、でも・・・身体が・・・熱い・・・）
「あっ！あ、あっ・・・あぁ〜〜ぅっ・・・はぁ、はぁ、あぁああああっ・・・」
　速見が瑶子の堅くなった乳首を指で挟んで擦ったのだ。
「瑶子さん、感じやすい・・・いいのは形だけじゃないんですね〜最高です」
「あぁ・・・もぅ・・・はぁ〜ぁっ・・・先生・・・わたし・・・」
「何も言わないで・・・さぁ、僕に任せて一緒に来て・・・」
　速見は瑶子の身体を抱えその場に立たせると、フラッとよろめいた。
「大丈夫？さぁ、掴まって・・・一緒に・・・」
　速見は快感に酔った瑶子の身体を抱えるようにして、奥の部屋に連れて行った。

　広い和室に一組の蒲団だけが敷かれていた。
「いつも、ここで、おひとりで・・・？」
「ずっとひとり暮らしですから・・・陶器だけに打ち込んできたので・・・」
「先生のような素敵な方・・・お誘いが沢山あったでしょうに・・・？」
「奥さんのような素敵な女性には出逢いませんでしたよ・・・」
「えぇ〜っ、信じられませんわ〜わたしなんか平凡な女で・・・オンナは子供の出産と共に何処かに忘れてきちゃいました。今はただの主婦・・・」
「それなら・・・今から瑶子さんの魅力を、あなた自身に感じさせてあげたい・・・」
　瑶子は蒲団を目の前に少々臆していたが、速見の言葉に再び全身が火照り始めた。
　速見は作業着の作務衣の紐を解き、瑶子の前に正対した。
　瑶子を上半身を裸にし、手を取って自分の胸にあてた。
「逞しい胸・・・引き締まったお腹・・・先生、筋肉質なんですね・・・」
「キライですか？筋肉質の身体は・・・」
「いえ、素敵です・・・こんなに逞しい男性に接するのは初めてで・・・」
「僕も、こんなにキレイな女性の乳房を見るのは初めてですよ〜」
「えっ？あっ、恥ずかしいわ・・・」
　慌てて胸を隠した瑶子だったが、自慢の乳房を誉められて嬉しくて仕方なかった。
　速見は瑶子の前に膝をつき、瑶子のスラックスを脱がし始めた。
「引き締まった太股・・・この小さな布切れも脱がしていいですか？」
「・・・・・・・・・」
　無言の了解と受け止めた速見は、ゆっくりと最後の一枚を足元まで下ろした。
「素敵なお尻ですね・・・感激です！そのまま上半身をひねって見せてください〜」
　瑶子は速見に言われたとおり上半身を後ろにひねるようにして爪先立ちした。
　30年も昔の話だが、女優の「由美か○る」のヌードポスターが人気だったが、それに負けないほどの乳房の形とヒップアップした張りのあるお尻だった。
「ご自分でも見てください・・・このまま焼き物にしたい美しさと妖艶さですよ・・・」
　速見は姿見の前に瑶子を連れて行き、自分の感動を素直に伝えた。
　後ろ向きに立って姿見を上半身をひねって見ると、きれいなラインを描く乳房と、引き締まって盛り上がったヒップラインが映し出された。
「恥ずかしいわ・・・」
「ほら、こんなにキレイなのに・・・」
「こんな角度で自分の姿を見たこと無かったわ〜だけど、もうオバサンだし・・・」
「そんなこと・・・奥さん、いや、瑶子さんは若くてキレイですよ〜」
　自信のあった乳房やヒップラインを改めて誉められ、身体が熱く火照ってきた。
（まだまだオンナよ・・・こうして愛でてくれる男がいるんだわ・・・）
　瑶子は主婦からオンナになっていることを自分の中で正当化しようとしていた。

　速見は瑶子の火照った身体を前に作務衣を脱ぎ捨てた。
「あっ！・・・・・・凄い・・・」
　瑶子は熱に浮かされたように速見の大きく反り返った肉棒に引き寄せられた。
「わたし・・・あまりセックスには・・・」
　そう呟きながら、瑶子は速見の肉棒を両手で包むように握っていた。
「表現しきれない気持ちを身体で補うことも・・・」
「そうですよね・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・わたし・・・もう、こうするしか・・・」
　瑶子は速見の反り返った肉棒を根元から舐め上げ頬擦りをし始めた。
　肉棒を包んだ両手は、玉の袋を揉むようにして愛撫し、亀頭まで舐めていた舌は、肉棒全体を口に含んで絡ませるようにしていた。
「あぁ・・・あっ、ふぅ〜ぅ・・・あぁ、いぃ・・・瑶子さん・・・」
　瑶子は何かに憑かれたように夢中で肉棒をしゃぶり続けた。
「瑶子・・・さん・・・もぅ・・・」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
　速見は瑶子の強烈なフェラを中断させ、身体を横たえた。
「素敵でしたよ・・・思わず、このままイキたいって・・・感じで・・・」
「わ、わたし・・・」
　何か言いかけた瑶子の口唇に口づけをした速見は、形の整った瑶子の乳房を片方ずつ両手で愛撫し始めた。
「キレイだ・・・この丁度良い柔らかさが、この形を保ってるんだね」
　乳房の形を手のひらで味わうように揉み、乳首を口に含んで舌で舐め回した。
「はぁ〜っ・・・はぁ〜ぁ・・・はぁ、はぁ、あぅぅぅっ・・・あぁ〜い、ぃ〜〜」
　久しく自慢の乳房を愛撫されていなかった瑶子は、速見の誉め言葉と優しい愛撫に全身を震わせ快感に浸った。
　速見は指先を鎖骨から乳首までの流れるような美しいラインに這わせ、執拗なくらい瑶子の乳房を愛撫し楽しんでいるようだった。

　執心していた瑶子の乳房を堪能した速見は、愛撫の手を下半身に這わせた。
「あぁっ・・・あぁ、はぁ、あぅっ、ぅぅぅ・・・はぁ〜ぁ・・・」
　速見の手が少し濃い目の恥毛の上を掠めるように行き来しただけで、瑶子は淫壷から熱い液が溢れるのを感じていた。
「先に、素敵なお尻を味わいたいな〜」
　そう言うと、速見は瑶子の身体を反転させた。
　うつ伏せになった瑶子の身体は、見事なラインを描いていた。
「おっ・・・背筋からヒップにかけての流れるようなラインが・・・キレイだ・・・しかも適度に引き締まった肉付きの良さが・・・欲情を誘う・・・盛り上がったラインから太股、脹脛と、キッチリ締まって・・・素敵です」
「あぁ、嬉しい・・・あぅっ・・・」
　速見は鑑賞しながら指をそのラインに這わせていた。
　指が肌を這うたびに、小刻みに震えて悶える瑶子に、速見は興奮していた。
　両手で双つの丘のようなお尻を擦り、舌を這わせた。
「あ、あ、あぁ〜〜っ・・・はぁ、はぁ、はぁっ・・・あぁ〜ぁ・・・」
「瑶子さん、感じやすくて肉付きが良くて・・・毎日でも愛してあげたい」
　夫との夜の営みの間隔が次第に長くなり、最近では１ヶ月に１度も無かった。
　そんな瑶子の身体を褒め称え愛してくれる速見の言葉に、瑶子は身体以上に心を震わせていた。
　速見は優しく瑶子のお尻の双丘を愛でると、その丘を両側に開いた。
「あっ、イヤッ・・・見ないで・・・そこは・・・恥ずかしいわ・・・」
　速見は瑶子の言葉を無視するかのように、舌で菊状のお尻の穴を舐めた。
「うっ、わぁっ・・・あぁああああ、あぁ〜〜っ・・・いっ、いぃ〜〜あぁ〜〜あぁ、でも・・・そこは、お尻の穴・・・イヤじゃないですか？」
「何を言ってるんです〜素敵なお尻は形や柔らかさだけじゃないですよ〜ここも感じやすくて・・・瑶子さん、素敵です！もっと感じさせてあげたい」
「あぁあっ・・・あふぅ〜〜あぁ〜あぁ〜あ、あああああぁ〜〜〜」
　瑶子は生まれて初めてお尻の穴を人に見せ、それを舐めさせていると思うだけで、穴に受ける快感を増幅させた。
　瑶子は淫壷の近くまで何度も舌を行き来をさせて舐める速見の愛撫に酔いしれた。

　背筋から腰、太股の裏側から膝の裏まで丁寧に愛撫された時には、もう、すっかり瑶子は、快感の世界を彷徨っていた。
　速見の愛撫が足の指に及んだ時は、悲鳴をあげてしまった。
　お尻同様、足の指を１本１本口に咥えられ舐められたことなど無かったので、その衝撃的な快感に思わず大きな悲鳴のような声を出してしまったのだ。
「あぁ〜〜っ！・・・・・・あ、あぁ・・・はぁ、はぁ・・・はぁ〜〜ぁ・・・ふぅ〜」
「瑶子さんは、どこを愛撫しても可愛い・・・感じ方が・・・本当に可愛い・・・」
「可愛い・・・だなんて・・・はぁ、はぁ・・・なんか嬉しいような恥ずかしいような・・・」
「僕も嬉しいですよ〜声を掛けて良かった・・・瑶子さんを初めて見た時、予感がしたんです・・・こうなるような・・・」
「で、でも、わたし・・・夫以外の男性は初めてで・・・こんな風になるなんて・・・」
「素敵な瑶子さん・・・アヌスセックスの経験あるの？」
「とんでもない！夫にも見せたことさえ無かったのに・・・先生には・・・」
「えっ、そうなの〜嬉しいなぁ〜僕が瑶子さんのお尻の初めての男なんだ。でも・・・すごく感じやすいから・・・もっと感じさせてあげたいなぁ〜」
「わたしもビックリしてるんです・・・こんなに感じるなんて・・・」
「瑶子さんの素敵なのは、スタイルだけじゃないんだ・・・性感も抜群〜女性としては自信を持ってもいいことですね〜」
（少しは自信があったけど・・・バストの形とか・・・ヒップラインとか・・・でも、あまりオンナをして無かったから・・・性感がいいなんて・・・お尻まで・・・）
　瑶子は新しい自分を開発してくれるような速見に夢中になっていった。

　速見は再び瑶子の身体を仰向けにし、自分の身体を被せるようにして抱いた。
「あぁ〜先生の身体・・・温かいわ〜」
　瑶子の髪を撫で口唇に軽くキスをし、次第に乳房から恥毛まで舐めていった。
「わたし・・・はぁ、はぁ・・・そこ、濃いから・・・恥ずかしい・・あぁ・・・・」
「何を言ってるんです。情が深い証拠ですよ〜」
　瑶子の両脚の間に身体を置いた速見は、瑶子の両脚を高く担ぐようにした。
「こうすると、瑶子さんのふたつの穴が丸見えです・・・キレイですね〜」
「あぁあああぁ・・・いやぁ〜恥ずかしいわ〜はぁ、はぁ、はぁ〜〜」
「溢れる蜜を吸ってもいいですか？」
「はぁ〜？えぇ〜あぁ〜もぅ・・・・・・吸って・・・あぁ・・・」
　丁寧に舌先で淫唇を開き舐め上げ音を立てて吸い始めた。
「あぁあああ〜〜〜イヤらしい音・・・わたし、いやらしいわ〜」
「女性は出産するとワンランク美しさがアップするといいますが・・・瑶子さんの場合は、それ以上・・・僕とこうすることで、さらに美しくなって・・・」
　さらに速見は、少し大きく発達したクリトリスを口に含み舐め回した。
「はぁ〜〜っ・・・・・・あぁ〜ぁ、あぁ〜あぁ・・・あ、あ、あ・・・いぃ、いぃぃ〜〜〜あぁ・・・そこは・・・あぁ、あぁ、あぁ・・・いぃ〜もっとぉ〜〜いぃ・・・・・・」
　速見は瑶子の反応に気を良くし、口唇で優しくクリトリスを挟み先を舐め、根元の周囲を丹念に舐めたりし、併せて、指で淫壷の入り口を擦り始めた。
「あぁ、あぁあああ〜〜〜あぁふぅ〜はぁ、はぁ、はぁ〜〜すごい・・・あぁ・・・」
「本当に感じやすい・・・瑶子さん、素敵だ・・・」
　淫壷の縁を擦っていた指で菊蕾も撫でると、瑶子は身体を捩って悶えた。
　さらに菊蕾の萎んだ中心に指を少しだけ挿入し小刻みに震えさせた。
「うっわぁあああああっ・・・あぁ、あぁ、あぁ〜イッ・・・いぃ・・・はぁ〜〜ぁ・・・」
　速見は瑶子の抱えた両脚を下ろし、中指を深く淫壷の中に挿入した。
　生温かい淫壷の中を、速見は探るようにして中指を動かした。
　入り口近くには細かい肉襞があり、速見は軽いタッチで擦り始めた。

　瑶子は速見の愛撫に身体を捩り大声をあげて悶えた。
「あぁ〜〜〜っ・・・・・あっ、ふぅ〜〜あ、あ、あぅ・・・はぁ、はぁ、はぁ〜〜〜」
　速見は淫壷の奥の壁を突き、上壁を擦るように入り口まで戻し、襞の重なる肉壁を圧しながら擦った。
「あぁ〜っ、あっ、そこ・・・はぁ、はぁ・・・い、いぃ〜〜あぁ、あぁ、あぁ〜〜〜」
　中指でＧスポットを擦りながら、人差し指と薬指でクリトリスを挟んで続けた。
「あぁ、あ、あ、あ・・・あっ！い、いぃ・・・イッ、イッくぅぅぅ〜〜〜〜」
　瑶子は両脚を突っ張り、形の良い乳房を揺らしながら仰け反って絶頂に達した。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・あぁ・・・もぅ・・・わたし・・・」
　速見は瑶子の淫壷に肉棒をゆっくり挿入し始めた。
「あぁっ・・・・・・はふぅ〜はぁ〜〜」
「あぁ・・・これが瑶子さんの・・・いぃ感じです」
「わ、わたしも・・・いっぱいに・・・あぁ〜〜」
　安堵感と興奮に包まれた妖艶な声を漏らす瑶子の身体を抱き起こし、速見は胡坐をかいた自分の上に瑶子の身体を乗せ抱き寄せた。
「ほら、結ばれたまま、こうして抱き合える・・・瑶子さんの素敵な乳房も舐められる・・・」
　速見は瑶子の腰を両手で引き寄せ、乳首を口に含んで舐め回した。
「あぁぁ・・・あぁ〜いぃ・・・」
　瑶子は頭を後ろに垂れ喘いだ。
　そんな瑶子を下から突き上げるように肉棒を上下し始めた。
「あぁ、あぁ、あぁ、あぁ・・・あぅっ、イッ、いぃ〜〜あぁ、いぃ、いぃ〜〜」
　瑶子は両手を速見の首に回し、上体を反らせて激しく喘いだ。
「あぁぁ〜〜もぅ、あぁ〜イク、イッちゃう〜あぁ・・・イッ、イクぅぅぅ〜〜〜」
　瑶子は速見の首に回した手を放し、グッタリと仰向けになって蒲団に落ちた。
　速見は瑶子の腰を持ち上げ、膝を立てて再び腰を前後に動かし始めた。
　瑶子は頭だけを蒲団に着いた形で、両手を広げて蒲団をつかみ、連続して押し寄せてくる快感を身体全体で受け止めていた。
「あぁわわわわわっ・・・・・・はぁっ、あぁ〜〜ぁ、あぁああああ〜〜〜〜〜」
　絶頂を繰り返し味わい、瑶子は今までにない淫欲の世界を彷徨っていた。

　速見は息を荒くして横たわっている瑶子の身体を撫で、優しい視線を送っていた。
「少しハードでしたか？」
「はぁ、はぁ、はぁ〜ふぅ〜ぅ・・・まだ、身体中に快感が・・・」
「それじゃ、続けましょうか〜いぃ気持ちが途切れないように・・・」
　速見は瑶子の身体をうつ伏せにし、瑶子の膝だけを立たせて後ろから再挿入した。
　瑶子は顔を横に向け両手で蒲団を握り、お尻だけが突き出るような格好になった。
　速見はお尻の両側をつかんで引き寄せ、変化をつけて腰を繰り出した。
「あぁぁ〜〜っ、子宮に当たるぅ〜〜〜いぃ〜ぃ・・・はぁ〜はぁ〜いぃ〜〜」
　瑶子は無意識にお尻を速見の股間に押し付け、より深い快感を得ようとしていた。
（瑶子さん・・・夢中になってる・・・じゃぁ、新しい快感を与えようかな・・・）
　速見はゆっくりと肉棒を淫壷から引き抜いた。
「あっ・・・はぁ〜〜ぁ・・・」
　瑶子は美味しい飴玉を取られた子供のような声を漏らしていた。
　速見は引き抜いた肉棒を、淫壷のすぐ上の菊状に萎んだ蕾に挿入し始めた。
「ああっ・・・何？・・・はぁぅ・・・」
「力を抜いて・・・瑶子さん・・・大丈夫、感じやすいお尻だから・・・ネッ！」
　瑶子は速見の優しい言葉に、堅くなった身体を弛め、速見に委ねた。
　速見は亀頭部分を挿入すると一旦止め、肉棒を握ってゆっくり回したり、ゆっくり前後させたりして瑶子の様子を見た。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・あぁ、あ、あ・・・あっふぅ〜〜・・・」
　痛がる様子も無かったので、そのまま続けた。
（やっぱり、前よりキツイ・・・締りがいいから、こっちがイキそうだ・・・）
　速見は締め付けのキツイ菊蕾の感触に耐えながら、片手で乳房をつかみ、もう一方の手でクリトリスを擦り始めた。
「あぁああああ〜〜〜あぁ〜あぁ〜あ、あ、あ・・・いぃ・・・いぃ・・・はぁ〜〜っ・・・」
　少し肉棒を深く入れて出し入れすると、瑶子の喘ぎは一層高まり、速見も耐えられなくなってきた。
「瑶子さん・・・イッてもいいですか？はぁ〜っ・・・」
「はぁ・・・あぁ〜ぁ・・・先生・・・あぁ、一緒にイッて・・・あぁ〜イ、クぅうう〜〜〜」
「瑶子・・・さん・・・あっ・・・はっ、イッ・・・くぅ〜〜〜っ・・・あぁ、あぁ、あっ・・・・・」
　速見の肉棒は激しく脈打って、ドクドクと白濁の液を菊壷の中に放出した。

　横向きになった瑶子の身体を背後から包むように、速見は横から抱きしめていた。
　両手で瑶子の乳房を優しく包み、両脚を交差させるように絡めていた。
「瑶子さん・・・また会ってくれますか？」
「・・・・・・えぇ・・・先生さえ宜しければ・・・」
　瑶子は結婚生活では得られないオンナとしての快感を味わい、もう後戻りは出来ないと感じていた。
「こんな快感・・・初めて・・・一度きりなんてイヤッ！」
「僕も、こんな素晴らしい女性を、放したくない・・・」
　ふたりは向き合って抱き合い、口唇を重ねて互いの気持ちを伝えていた。

　瑶子は自宅に戻っても、速見とのセックスが身体に心地良く残っていた。
（あんなに感じるなんて・・・それに・・・お尻でも・・・信じられないわ・・・）
　自分は普通の主婦であると思っていただけに、この経験はショックだった。
　セックスに溺れることなど考えられないと思っていたのに、自分でも信じられないくらい淫らな悦楽に夢中になっていた。

　夕食の支度をしながら、速見との淫欲の世界を思い出していた。
「お母さん！お母さんってば〜今日、僕、困ったんだよ〜帰ってきても家に入れなくて・・・どこに行ってたの〜？お母さん！！」
「・・・・・・・・・」