13．潮崎 霞（31歳）

　久美は今年、小学校に入学した。
　幼稚園の時から活発で、よく先生に怒られていたが、小学校に上がってから、しばらく大人しい日が続いていた。
『あぁ、久美ちゃんのお母さんですか？実は・・・』
　霞が学校の担任からの電話を取ると、久美が同級生の男の子を泣かしたから来て欲しいということだった。
（またか・・・ふぅ〜ぅ・・・）
　霞は久美が幼稚園の時から何度も呼び出されていたのだ。

　午後から学校に行き、担任の先生から注意を受け、霞は居ても立ってもいられない気分だった。
「先方に謝罪してください・・・でも、よく聞くと、相手の子も悪いんですよ」
「そうなんですか？」
「えぇ、でも・・・叩いて泣かしちゃうとね！お手数ですが・・・」
「は、はい・・・」
　担任の相川先生は、霞に久美の教育の相談をした。
「僕も努力しますので、お母さんも一緒にお願いします」
「はい・・・家で出来ることは、何でもしますから・・・よろしくお願いします」
　霞は久美を連れて帰る途中で泣かした男の子の家を訪ね、謝罪した。

　家に帰った霞は、夫の和夫に久美のことを相談した。
「そうか・・・じゃぁ、担任の先生と相談して教育してくれよ」
「えぇ〜っ？！あなたからも・・・」
「こういうことは、学校の先生の方が・・・」
　35歳になる夫は会社で仕事が忙しく、家の事は霞に任せきりだった。
（あぁ〜ぁ、大人しくなったと思っていたのに・・・相川先生と相談していくしかないわ〜でも、相川先生って親身な人だったわ）
　昼間、親身に相談に応じてくれた相川に、霞は好感を抱いていた。

　数日後、相川から電話が入り、午後に相談に来るとのことだった。
　久美は夕方まで友達と遊んでくると言って出かけていた。
（全く、あの娘ったら〜自分のことなのに・・・）
　まもなく相川が訪ねてきた。
「すみません〜久美、出かけちゃって・・・」
「いいですよ！久美ちゃんに聞かれない方がいいこともありますし・・・」
　霞は客間に相川を案内し、コーヒーを運んできた。
　ふたりは家と学校での指導の仕方を決め、具体的な対処方法なども打合せした。
「しばらくは、これで頑張ってみましょう！」
「そうですね！お手数を掛けますが、よろしくお願いします」
　ひと段落がついたふたりは、やっとコーヒーを飲み始めた。
「すっかり冷めちゃって・・・淹れなおしましょうか？」
「いや、いいですよ〜霞さんが淹れてくれたコーヒーですから・・・」
「先生って、本当に優しいですね〜」
「いえ、霞さんが素敵だから・・・つい、僕も頑張ってしまって」
「もぅ〜お上手ですね〜先生こそ、カッコよくて優しくて・・・頼っちゃいますよ」
「久美ちゃんのことは、お互いの呼吸を合わせないと、いい結果が出ないから・・・僕らは、夫婦以上の気持ちを持って、久美ちゃんに臨みたいですね？」
「夫婦以上・・・難しいですね〜信頼関係は結果が出て初めて生まれるものだし・・・」
「霞さん、僕のようなタイプは？」
「好きです！あっ・・・すみません！つい・・・」
「僕も、先日お会いした時から・・・」
　相川は霞の傍らに座り直し、肩を抱いて引き寄せた。
「先生・・・」
「夫婦以上に息の合った関係に・・・なりませんか？」
　霞は突然の相川の変貌に戸惑っていた。
「これとそれとは・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
　霞は呼吸を荒げ、身体を強張らせていた。

　相川は霞の髪を指で掬い、霞の耳から首筋に口唇を寄せた。
「先生・・・ぁぁぁ・・・ダメです、はぁ、はぁ・・・わたしは・・・」
　霞は独身時代以来の男性との接触に、胸が高鳴っていた。
（でも・・・ダメだわ・・・こんなこと・・・）
「霞さん・・・息を合わせましょう・・・僕とじゃ、イヤですか？」
　霞の耳に吐息を掛けるように呟いた。
「はぁ、はぁ・・・ダメ・・・わたしは・・・」
「ふたりの・・・呼吸を合わせるため・・・久美ちゃんの為に・・・」
（久美の・・・あぁ、ここで拒絶すれば・・・協力してもらえないかも・・・）
　霞は相川の言葉で、強張っていた身体から力が抜けていった。
（夫の和夫はダメだし・・・ひとりじゃ、とても自信が無いわ・・・）
　キライなタイプじゃない相川に、霞は寄りかかるしかないと思った。
　相川は霞のブラウスの胸元から手を差し入れ、素肌の乳房を揉みながら、もう一方の手で太股を撫で始めた。
「はぁ、はぁ・・・あっ、ぁぁぁ・・・」
　素直に応じ始めた霞に、相川は自分の昂った肉棒を握らせ、愛撫を続けた。
（あぁ、凄く堅くなってるわ・・・これを受け容れたら、もう後戻りできない・・・）
　逡巡が抜けない霞だったが、夫以外の肉棒に触れ、淫唇から淫液の溢れるのを感じていた。
（わたし・・・求めてるの？わたしに・・・こんなことが出来るなんて・・・）
　霞は自分の変化に驚きながら、相川に身を任せようと思っていた。

　相川はブラウスを脱がせブラを外した。
「キレイな乳房ですね・・・まるで椀を伏せたような美しい形だ・・・」
　霞は相川の誉め言葉に身体が熱く火照ってきた。
　乳房を揉みながら乳首を口に含んで舐め回し、太股の奥の湿った恥部を指で擦り始めた。
「もう、すっかり濡れて・・・下着がグッショリ濡れて・・・」
「あぁぁぁ、いやぁ〜言わないで！はぁ、はぁ・・・あぁぁぁ、いぃぃ・・・はぁ〜〜」
　相川はソファに霞を寝かせ、スカートを脱がせ、湿った下着をゆっくり下ろした。
「素敵なスタイル・・・とても子供を産んだとは思えないほどキレイだ・・・」
　相川は霞の両脚を高く上げ、濡れた淫唇を眺めた。
「あぁぁ、ヤメテぇ〜〜見ないで・・・恥ずかしいわ〜」
「こんなキレイなオマ×コ、隠さなくてもいいですよ〜舐めちゃいますよ〜」
　目の前の半開きの淫らな口唇を、舌先で両サイドから舐め上げ、何度も往復した。
「あっ、あぁ、あぁ、いぃ〜〜はぁ、はぁ・・・あぁぁぁぁ・・・い、いぃぃぃ・・・」
　霞の両脚を肩に掛け、両手で淫唇を開いて中を舐め始め、淫壷の中を弄った。
「あぁああああ〜〜〜っ・・・はぁ〜はぁ〜あっ、あぁぁぁ・・・いぃ〜〜っ・・・」
「お尻も一緒に舐めていいですか？」
　相川は霞の小さく萎んだ菊の蕾も舐め、溢れる淫液を啜るようにして舐めた。
「あぁ〜あぁ〜もぅ・・・はぁ、はぁ、あっ！あっ・・・ぁぁぁぁぁ・・・ぃぃぃ・・・」
　相川は霞の脚を下ろし、昂った肉棒を霞の前に晒した。
　霞はむしゃぶるように肉棒を舐め回し、咥えたまま指で扱き始めた。
「あうっ、うぅぅぅ・・・はぁ、ふぅ、霞さん、上手だ・・・あぁぁ〜〜」
　霞は相川の声も聞こえないほど、夢中になって肉棒をしゃぶっていた。
「霞さん・・・いいよ〜」
　相川は霞のフェラを堪えきれず、未練を残して霞の口から肉棒を抜いた。
（あぁぁぁ・・・わたし・・・何を・・・夫以外のアレを・・・あぁぁ、逞しいわぁ〜）

　相川は霞の両脚を腰に抱え、熱い淫液に満ちた淫壷に肉棒を挿入し始めた。
　グチュ、ズブズブズブ・・・
　淫猥な音が部屋の中に響いた。
「あぁ〜っ・・・あぁぁぁぁ・・・ぅぅぅぅ・・・はぁぁぁ・・・ぃぃぃぃ・・・あぁぁ・・・」
「あぁ〜〜霞さん・・・いぃオマ×コ・・・うっ、ぅぅぅ・・・締るぅぅぅ・・・あぁ〜〜」
　相川は霞の淫壷の良さを深いところで味わいながら、ゆっくり回転させた。
「あぁ〜あぁ〜あぁあああ〜〜〜あっ、いぃ〜いぃぃぃ・・・素敵よ〜〜」
　お椀を伏せたような美しい形の乳房を揉みながら、相川は一気に肉棒を素早く送り出した。
「はぁ〜っ・・・ぁぁぁぁ・・・ぃぃぃっ・・・っああっ、イッ・・・イッくぅううう〜〜〜」
　霞は相川の肉棒を吸い込むようにキュッキュッと締め付け絶頂に達した。
「あぅっ・・・・・・あぁぁ、うっ・・・イク、はぁ〜あっ・・・イクッ・・・あぁぁ〜〜っ・・・」
　ドクドクと肉棒が膨張を増し、霞の淫壷の中に激しく粘液を放出した。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・霞さん・・・夢中になりそう・・・」
「ふぅ、ふぅ・・・わたしも・・・」
　ふたりは汗で濡れた身体を寄せ合い、余韻に浸った。

　相川が帰った後、冷静になった霞は、久美の為とはいえ後悔していた。
（強迫観念で身体を許してしまったけど・・・本末転倒だわ・・・どうするの？）
　久美の件を自分の中で言い訳にしていたが、相川とのセックスは夫とでは得られない快感に満ち、断ちがたい想いだった。
（もっと激しく感じそうな気がするわ・・・あぁ〜経験したいけど・・・）
　自分の中で相反するオンナが存在することに、霞は初めて気づいた。

　数日後、相川から学校に来て欲しいと電話が入った。
　用件は久美の１週間の様子を報告しあい、次週以降の検討をするということだった。
（打合せは３０分ぐらいで・・・その後が、どうなるのか？でも・・・学校じゃあ・・・）
　霞は自宅じゃなく学校ということで、安堵感と淫欲の入り混じった気分だった。
　少しの不安感と少しの安堵感が交錯する中、霞は久美の小学校に向かった。
　学校に入ると、児童たちは下校した後で、閑散とした感じだった。
　霞は久美のクラスに行き、引き戸を開けた。
「あぁ、霞さん〜お待ちしてました。久美ちゃんは近所の神田さんのお宅に・・・」
「そ、そうですか・・・それじゃ、帰りに寄らないと・・・」
「そうですね！それで・・・どうぞ、こちらに・・・」
　相川は児童の椅子を用意し、向かい合って座った。
「自宅での様子はどうですか？予定通りにいってますか？」
「えぇ、まぁ・・・」
「学校では・・・・・・」
　予想したとおり、久美の状況を話し合い、今後の予定を確認した。
「ところで話しは変わりますが・・・あれから霞さんのことばかり頭に浮かんで・・・霞さんは僕とのこと・・・想像したりしませんでしたか？」
「・・・・・・・・・」
「後悔なさってるんですか？あの時、淫らに悶えた霞さんは・・・演技ですか？」
「そんなこと！・・・演技なんて出来ませんわ〜ただ、自制しないと・・・」
「そうですね・・・お互いの立場もありますよね・・・」
　しばらく静寂の時間が流れた。
「お帰りになる前に、観て欲しいものが・・・」
「は、はい・・・」
　相川は霞を案内して屋上に向かった。

　夕暮れの屋上からの景色は心地良いものだった。
「あのぉ〜何を・・・？」
「いえ、疲れた心を癒すのには、この場所からの景色がいいと思いまして・・・」
　小学校の周囲は緑が多く、周辺には学校の建物以上に高い建造物は無かった。
「そうですね・・・なんかホッとしますね・・・」
　霞は本当にそう思い、大きく深呼吸をした。
　相川は、そんな霞の肩をそっと抱いた。
「夕陽に映えた霞さんは、一段と魅力的ですね・・・」
　相川は霞の項に口づけをし、スカートの中に手を入れ、太股からお尻を撫でた。
「あはぁぁん・・・先生・・・ここは・・・学校ですよ」
「でも屋上は、誰も来ないし・・・周囲の視線もありませんよ」
　霞は相川の言葉で少しは安心した。
（こんなところを誰かに見られたら・・・ふぅ〜大丈夫なのね・・・）
　相川は霞のスカートの中に入れた手で、スキャンティを引き下ろした。
「あっ・・・先生、ダメです！」
「大丈夫！僕を信頼して！霞さんを困らせるようなことは・・・」
「ホ、ホント？」
「えぇ、僕は霞さんとひとつになっていたいだけ・・・それで〜霞さんが心身とも気持ちよくなってくれれば・・・なお、嬉しい」
「・・・・・・・・・」
　霞は屋上の手摺りを掴んで夕陽を眺めていた。
　相川はスカートの中に潜り、霞の滑らかなお尻を擦り、淫唇を舐め始めた。
「あっ、あぁ〜あぁぁぁ・・・ぃぃぃ・・・はぁ、はぁ・・・ぁぁぁぁ・・・」
　相川は長い舌を淫壷の中に挿入し、肉襞を舌で擦り、指で菊蕾を弄った。
「あぁああああ〜〜〜〜っ・・・いぃ、いぃぃ〜〜っ、はぁ、はぁ、はぁ・・・うわっ・・・そこっ・・・ぃぃぃぃ・・・あぁ〜お尻まで・・・あぁ、いぃ〜はぁ〜〜〜」
　手摺りを掴んだ手に力が入り、立ったままの姿勢で、霞は絶頂に達していた。
　菊蕾に挿入した相川の指を、霞の菊壷は激しい収縮で締め付けた。
「ふぅ〜〜霞さん、性感抜群ですね！指が千切れるかと思いましたよ〜」
「はぁ、はぁ・・・イヤッ、わたしのお尻・・・こんなこと初めてよ！はぁ、ふぅ〜〜」
　相川は霞のスカートを捲り、両手で霞の腰を掴み、肉棒を淫壷に挿入した。
「あぁああああ、はぁ、もぅ・・・あぁぁぁ・・・凄い・・・あぁいぃぃぃ・・・うぅぅ・・・」
　相川は霞の背後を包むように両手を前に回し、手摺りを掴んで腰を前後に送った。
「うわっ・・・きぃぃくぅぅぅぅ・・・はぁ、ふぅ、奥まで・・・突き刺さるぅぅぅ・・・」
　霞は悲鳴に近い声を上げ、相川に包まれ、狂ったように身体を捩り悶えた。
「いぃぃぃ・・・っ、はぁ、はぁ・・・ぁぁぁぁ・・・いっ・・・イッ、くぅううう〜〜〜〜」
　相川の肉棒を強烈に締め付け、霞は再び絶頂を味わった。
　相川は霞の快感が少し鎮まるのを待って肉棒を抜き、萎んだ菊の蕾を肉棒の先で擦り、徐々に菊壷の中に沈めていった。
「うっ！ぅぅぅぅ・・・ぁぁぁぁ・・・はぁ、ふぅ、ふぅ〜ぅ・・・ぁぁ、ぃぃ・・・はぁ〜」
「うおっ・・・きつい・・・あぁ、すごい締め付け・・・はぁ、はぁ・・・いいよ〜霞さん！」
「はぁ、何か・・・あうっ、変・・・あぁ、すごっ・・・痺れるぅぅぅ・・・あぁ、いぃぃ・・・」
　相川はきつい感触を楽しみながら、ゆっくりとした動きで菊壷を責めていた。
「ああああ〜〜っ・・・うあぁ〜あっ・・・あっ、イク、イクわ！イッくぅううう〜〜」
「うわぁあっ・・・・・・す、ご、い・・・あぁ、ダメ・・・僕も・・・イクぅぅぅぅ・・・はぁ〜」
　霞の菊壷に吸い取られるように、相川の肉棒から白濁の粘液が放出された。
「あぁ、はぁ、はぁ、ふぅぅ・・・はぁ、良かった・・・」
「もう、凄くて・・・わたし・・・初めてよ、はぁ、はぁ・・・こんなに感じるなんて・・・」
　ふたりは初めての快感に震え、酔っていた。

　その日から、１週間に１度は密会を重ねるようになり、霞は自分がオンナであることを楽しむようになっていた。
（今までは何だったの？こんな快感の世界があったなんて・・・久美も反抗的な時期も過ぎたし・・・ぼちぼち相川さんともお別れね！）
　霞は他の男たちとも経験したいと思っていた。

　相川に開発された霞の身体は、見事に成熟していった。
　夫とは義理で付き合う程度となり、さらに快感を求めるようになっていた。
（主婦だって大変なんだから！たまには、思い切り淫猥になって解消しないと・・・）
　霞は自分の欲求に応えられるオトコを求めていた。

　そんなある日、霞がいつも行くスーパーに新人の男が入っていた。
「あの人・・・黒人なの？」
　霞はいつものレジの女性に尋ねた。
「うん、ハーフみたい・・・沖縄から来たみたいよ」
「ふぅ〜ん・・・」
　霞はガッシリとした身体つきの黒人とのハーフに興味をそそられた。

　翌日の午前中、近くの大型ランドリーに毛布を洗いに出掛けた。
（あっ！あの人だわ！やっぱり縁があるのかも・・・）
　その男は、たくさんの洗濯物を乾燥機にかけようとしていた。
「大丈夫ですか？お手伝いしますよ！」
　霞は男の反応を待たずに手伝いを始めた。
「あっ、す、すみません！」
「○○スーパーで見かけた方ね？この近くに住んでるの？」
「えぇ、最近、引っ越してきまして・・・」
「奥さん？も、この近くですか？」
「えぇ、そうよ！わたし・・・潮崎 霞、ヨロシクね！」
「こちらこそ！知り合いがいないので・・・よろしくお願いします。あぁ、僕は、島袋 堅・・・両親がアメリカに永住することになって、僕は日本に残ることにしたので・・・本土に来たんです」
　霞は堅の衣類を乾燥機に入れながら、話しを続けた。
「大変ね〜わたしで良ければ、力になるから言ってね！」
「本当ですか？嬉しいです！霞、さん・・・キレイで優しいんですね！」
　霞は自分の洗い物もセットし、浅黒くてハンサムな堅の身体を見ていた。
（カッコイイわぁ〜ガッチリしてて・・・お尻はプリッと持ち上がって・・・）
　黒人特有の身体つきに、霞は見ているだけで濡れてきそうだった。
「そうだ！もし、良ければ・・・お昼、一緒に食べない？」
「でも・・・ご迷惑じゃないですか？ご近所の人が誤解しますよ〜」
「そうね・・・だったら、あなたの家で・・・作ってあげるわ〜」
「じゃぁ、僕も沖縄料理をお教えしますよ！少しだけですが・・・」
「わぁ〜嬉しいわ！じゃあ、早く、片付けて行きましょう〜」
　霞の洗濯物の仕上がりを待っている間に、堅はお昼の材料を買ってきた。
「さぁ、行きましょう〜」
　霞は堅の後をついて行った。

　堅の住むマンションは、１ＬＤＫのこじんまりとした部屋だった。
「あらっ、キレイにしてるわね〜キッチンもキレイだし・・・こっちは・・・ベッドルームね！まぁ、大きなテレビ、映画が好きなの？」
「えぇ、映画やビデオの制作会社に勤めたいのですが・・・沖縄では小さな会社ですが、勤めていたので・・・」
「そうなの・・・知り合いに声を掛けてみるわね！」
「お願いします！後で、僕の制作したビデオ、ご覧になりますか？」
「うん、是非！じゃぁ、食事を作りましょうか？」
「そうですね！」
　ふたりは談笑しながら昼食を作った。
　堅は沖縄料理を一品作り、霞を喜ばせた。
「あぁ〜ぁ、美味しかったわ！堅さん、上手じゃない〜」
「いえ、霞さんの料理は、最高ですよ！コーヒー飲みますか？」
「えぇ、あぁ、わたしが・・・堅さんはビデオの準備でもしてて！」
「そうですか〜すみません！」
　堅はＤＶＤを何枚か用意していた。

　霞は淹れたコーヒーをリビングのソファ横の小さなテーブルに運んだ。
「ありがとうございます！何から何まで・・・何かお返ししなきゃ〜」
「いいのよ！困った時はお互い様でしょ？」
　堅は用意したＤＶＤをセットし、リモコンで再生を始めた。
　大きな画面に沖縄の映像と音楽とで構成されたＰＲ動画が映し出された。
　凝った編集とＣＧ効果が楽しい仕上がりになっていた。
「うん、素敵だわ〜これ、撮影から編集まで？」
「そう、少し荒いけど・・・まだ、ストーリー性のものもあるんだけど・・・」
「そうなの？観たいわ〜」
「でも・・・恋愛系のものだから・・・」
「いいんじゃない？それとも、わたしがオバサンだから無縁て言いたいの？」
「そんなこと！霞さんは素敵です！・・・じゃあ・・・」
　堅は恋愛物のＤＶＤを再生し始めた。
「僕、洗濯物を整理して・・・そうだ！お風呂掃除をしてるから・・・ひとりでご覧になっててください・・・」
　堅は慌しく動き始めた。
（変なの・・・急にバタバタして・・・あまり観せたくなかったみたい・・・）
　霞は大きな画面に映し出される様々な男女の愛の形に見入っていた。
（あぁ、なるほど・・・このセックスシーンが・・・恥かしがりやさんね！うふっ・・・）
　霞は少し胸を開け、スカートの裾を乱して観ていた。
（さぁ、早く戻ってらっしゃい！逞しくてシャイな堅さん！）
　プラトニックから激しいセックスによる愛の形までが描かれた映像は、分かっていても、霞の興奮を誘った。

　しばらくすると、堅がＴシャツと短パン姿で戻ってきた。
「あら、お風呂のお掃除、ご苦労様！結構、重労働よね？」
「えぇ・・・こんな格好で・・・」
「堅さん、逞しいのね！男らしくて素敵よ！」
（霞さん・・・興奮してたんじゃ・・・？あっ！キレイな胸が・・・白い太股も・・・）
「どうでした？」
「良かったわ〜インパクトがあって・・・少しリアル過ぎるかもね！」
「ですよね・・・僕も、そう思ったんですが・・・」
「でも・・・あのセックスシーンは、少し、違うような気もするけど・・・」
「えっ？」
「現実的に検証して制作したの？チョッと違うような・・・」
「シーンはシナリオどおりに役者が演じたから・・・確認したわけじゃあ〜」
「違和感を感じると、作品の趣旨がボケてしまうんじゃないかしら？」
「そうですね・・・」
　困惑顔の堅に、霞は驚く提案をした。
「堅さんが実際に経験してみたら？どぉ〜？」
「えっ！・・・確かに・・・でも、相手が・・・霞さんなら最高ですが・・・」
「わたし！？わたしはオバサンだから・・・」
「素敵なスタイルだと・・・思います・・・でも無理ですね？」
　霞は熟考しているポーズをとっていた。

　堅は霞の傍に寄り、軽々と霞を持ち上げベッドルームに運んだ。
「な、何？」
「協力してください！霞さんなら・・・僕・・・はぁ、はぁ・・・」
「・・・・・・シャイな堅さん・・・これも何かの縁ね！でも、乱暴にしないでネッ！」
「すみません！霞さんが奥さんじゃなかったら・・・」
「ストップ！それ以上は、言わない方が・・・ネッ！うふっ・・・」
「霞さん・・・」
　堅は完全に心を奪われ、霞の虜になっていた。
「先に、全部、脱いで・・・それから、わたしを・・・脱がせて・・・」
　堅はバタバタと衣服を脱ぎ捨てた。
「わぁ〜素敵な身体・・・逞しいわ〜筋肉の塊りみたい！あっ！」
（凄いわぁ〜堅さんのアレ・・・黒々と太くて長くて堅そうで・・・入るのかしら？）
　霞は堅の通常の倍はありそうな肉棒を見て、驚きと不安を感じた。
「肌が黒いのは・・・イヤじゃないですか？」
「同じ人間で、白いも黒いも関係ないわ！・・・一回転してくれる？」
（うわぁ・・・カッコイイお尻・・・ゾクゾクしちゃう〜）
　引き締まって盛り上がった堅のお尻に、霞は魅惑的なものを感じた。
「素敵だわ・・・じゃあ、脱がせて・・・」
　堅は霞の衣服を一枚一枚丁寧に脱がせた。
「霞さん・・・美人で優しくて・・・その上、スタイル抜群なんですね！」
「誉めすぎよ！あまり誉め言葉が多いと、効果が半減しちゃうわよ〜」
「だって、言いようが・・・」
　堅は霞の口唇に口唇を重ね、舌で口唇を舐め、舌を絡ませた。
「ふぅ〜〜っ、情熱的ね！」
　堅は霞の頬を撫で、お椀を伏せたような美しい形の乳房を擦り、細い肩から腕を撫で、括れた腰から長く引き締った太股に指を這わせた。
「はぁ・・・ぁぁぁぁ・・・ふぅぅぅぅ・・・はぁ、あぁ、はぁ・・・」
　乳房を優しく揉みながら乳首を舐め、淡い恥毛を軽く撫でた。
「あふぅ〜っ、あぁ、あぁ、ぁぁぁ・・・ぃぃぃ・・・はぁ、ふぅ・・・ぁぁぁぁ・・・」
　霞は堅の逞しさから、激しい愛撫を想像していたが、意外だった。
（乱暴はイヤと言ったから？まぁ、優しい方が感じるけど・・・）
　堅は霞の身体をうつ伏せにして、今度は背中からお尻、太股まで撫で回した。
　指を立てて、軽く背筋を走らせ、お尻の曲線を２本の指で擦った。
「はぁっ・・・ぁぁぁぁ・・・ぃぃ、いぃぃぃ・・・はぁ、はぁ・・・」
　足の指から舐め始めた舌は、太股からお尻を過ぎ、背筋へと戻った。
　霞は繊細な愛撫に、次第に身体が熱くなるのを感じた。

　堅は再び仰向けにした霞の両脚を開き、指で淫唇を擦った。
「あぁぁん・・・ぃぃぃ・・・」
「だんだんハードになるけど・・・」
「いいわ〜堅さんに任せたから・・・しっかり、検証してね！うふっ・・・」
　妖しい笑みに堅は思わず引き込まれそうな感覚を覚えた。
（本当に、素敵な女性だ・・・）
　堅は指でクリトリスを優しく愛撫し、淫壷の中に１本挿入した。
　温かい感触が堅の指を包んだ。
　肉襞を確認するように指で擦り、霞の敏感な箇所を探った。
「あぁああああっ・・・あっ、あっ、あぁぁぁ・・・っ、いぃ〜〜っ・・・あぁ〜〜」
　中指はそのままで、薬指で菊蕾を擽るように愛撫した。
「あふぅぅぅぅ・・・ぃぃ・・・ぁぁぁぁ・・・はぁ、いぃ〜〜ぃぃぃ・・・」
（凄い感じ方・・・霞さんの性感は、微妙な感触さえ感じる・・・夢中になりそう・・・）
　長い両脚の間に入った堅は、舌を太股の内側に這わせ、次第に淫唇へと近づいた。
「あぁぁぁぁ・・・ふぅぅぅぅ・・・ぁぁぁ・・・あっ！・・・いぃぃぃ・・・っ・・・」
　舌先が淫唇を開いてクリトリスを捉えた。
　優しく舐め回し、口の中に含んで軽く吸い、舌を絡めるように舐め始めた。
「うぅぁぁぁぁっ・・・い、ぃぃ・・・ぁぁぁぁ・・・すご〜ぃ・・・あぁ〜〜」
　繊細な愛撫がしばらく続き、淫壷からは多量の淫らな液が溢れていた。
「あぁ、もぅ、あぁぁぁぁ・・・」
　霞は早く責めて欲しくて疼いていた。
　それを感じながらも、堅は指を再び淫壷に入れ、感じやすい箇所を擦り始めた。
「あぁっ！・・・あぁ〜あぁ〜あぁあああっ・・・あぁ、もぅ・・・イッちゃうぅぅぅ・・・」
　堅の指を締め付け、軽いオルガを感じた。
　さらに淫壷と菊壷を同時に責め始めると、霞は一気に昇りつめた。
「あぁああああ〜〜〜〜いぃ〜いぃぃぃ・・・あうっ・・・イッ、くぅううう〜〜〜〜」
　両方の穴が堅の指を小刻みに締め付け、霞は絶頂感に浸った。
（凄い・・・こうして両方イクなんて・・・はぁ、はぁ・・・もう我慢が・・・）
　堅は霞の上半身を引き起こし、目の前に硬直しきった肉棒を晒した。

　霞は目の前に現れた堅の肉棒に驚愕した。
（こんなに大きくて太いの・・・どうしよう？咥えきれないわ〜）
　小さな口では、とても咥えきれないと思った霞は、玉の入った袋から愛撫し始めた。
　細いしなやかな指で優しく摩り、袋を口の中に含み、玉に舌を絡ませた。
「あうっ、ぅぅぅぅ・・・ふぅ、ふぅ・・・ぁ、ぁ、ぁ・・・」
　玉袋への愛撫を続けながら、霞は肉棒を握り、大きさや太さを確認していた。
（やっぱり咥えきれないわ・・・黒人は凄いと聞いてはいたけど・・・ふぅ〜〜）
　黒人とのハーフである堅の肉棒は、霞に不安と期待感を抱かせた。
　肉棒全体を摩りながら根元から丁寧に舐め上げ、筒全体を口唇と舌を這わせながら、指で扱き始めた。
「あぁ、あぁ・・・あうっ・・・はぁ、はぁ・・・ふぅ、ふぅ・・・いぃぃ・・・」
　手のひらを亀頭を包むようにして被せ、滑らかな円を描くように摩った。
「あっ、あっ、あぁぁぁ・・・っ、はぁ、はぁ、ふぅ・・・」
　カリの下側を舌で擦るように舐め、亀頭に口唇を被せ舌先で鈴口を舐めた。
「あっはぁ〜〜っ・・・いっぃぃ・・・はぁ、はぁ・・・もう、充分・・・あぁ〜〜」
　堅は堪えきれずに霞の口から肉棒を放した。
「霞さん・・・」
　堅は肉棒を握って霞の淫壷に少しずつ挿入した。
「うぅぅっ、きつぅ〜〜」
「あっ、痛ぅぅぅぅ・・・・・・っあぁ〜あぁぁぁ・・・ふぅ、ふぅ・・・はぁ〜はぁ〜」
　霞は緊張感からか淫壷を締め、かえってお互いが窮屈になっていた。
「はぁ、はぁ・・・はあぁ〜〜ふぅぅぅぅ・・・」
　霞は大きく深呼吸し、身体の力を弛めていった。
　それでも堅の肉棒を不定期に締め付け、堅はその心地良さを感じながらも、ゆっくりと前後に動かし始めた。
「あぁぁぁ、いぃ〜〜っ・・・あうっ、子宮まで・・・か、感じるぅぅぅ・・・あぁ〜〜」
（股間が広がったような・・・全部を擦られて・・・初めてだわ、こんなにいいのは・・・）
　霞は子宮から脳天まで重厚な快感がジワジワと押し寄せてくるのを感じていた。
（オチ××ンの全体を微妙に締め付けてくる・・・あぁぁ、良すぎるぅぅぅ・・・）
　堅は亀頭の先から吸い取られるような快感を感じながら堪えていた。
「あぁ、あぁ、あぁぁぁぁ・・・あうっ、ぅぅぅぅ・・・いっつぅぅぅ、あぁ、いぃ〜〜いぃ、いぃのぉ〜〜あぁあああ〜〜〜っ・・・・・・あぅ、イッ・・・くぅううう〜〜〜」
「霞、さん・・・あぁ〜もぅ・・・イッくぅっ・・・あっあぁ・・・あっいぃ・・・あぁっ・・・」
　霞は嘗てない絶頂感を感じ、堅の厚い胸板を摩りながら荒い息をしていた。
　堅もドクドクと射精した後、霞を柔らかく包んで、余韻を味わっていた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・まだ大きいのね？」
「はぁ、ふぅ、はぁ〜っ・・・霞さんのオマ×コが、すぐに締め付けてきて・・・」
　霞は腕を伸ばして淫壷に半ば入ったままの肉棒を触った。
「柔らかいわ・・・でも、ほど良い堅さもあるわ・・・タフなのね？」
「それじゃあ、霞さん・・・素敵なお尻に・・・感じやすそう・・・」
　堅は霞の身体を反転させず、その場に立ち上がり、淫壷から抜いた柔らかめの肉棒を、真上から指で押し込むようにして菊壷に入れた。
　霞は両手をベッドに広げて突っ張り、堅の肉棒を吸い込むように受け容れた。
「あぁぁぁ・・・あうっ・・・い、いぃぃぃ・・・中で大きくなりそう・・・あぁぁぁ・・・」
「うぅぅぅっぅぅ・・・奥まで・・・あぁぁ、はぁ、はぁ・・・あぁ〜〜すごい・・・
うわっ！・・・あぁぁぁぁ、膨らむぅぅぅ・・・あぁ〜変になりそう・・・あ、あぁ・・・」
　アナルセックスに慣れていたつもりの霞でも、この時ばかりは勝手が違っていた。
（相川先生とは、全く違うわ・・・）
「あぁああああ〜〜〜っ・・・・・・・・・」
　霞は身体の内奥から込み上げてくる大きな快感に、昇りつめたまま気を失った。

　どのくらいの時間が過ぎたのか・・・
「霞さん！霞さん！大丈夫ですか？」
　堅の呼ぶ声に意識が呼び戻された。
「はぁ〜〜ふぅ、ふぅ・・・わたし・・・失神してたの？」
「えぇ、大丈夫ですか？」
「大丈夫よ・・・きっと気持ちが良すぎたのね！うふっ・・・素敵だったわ〜」
「僕も・・・それに、しっかり実際に検証も出来たし・・・」
「良かったわね！わたしも堅さんのお役に立てて嬉しいわ〜」
　背後から抱きかかえられた霞は、温かい大いなるものに抱かれているような気がしていた。
　堅は優しく霞の髪を撫で、時折、耳たぶにキスをしていた。
「霞さん・・・僕、生まれて初めて、素晴らしい女性に出遭った気分です・・・」
「わたしも・・・だけど・・・わたしは、主婦・・・母親、そして人妻・・・」
「それでも、いいんです！こうして出遭えただけで・・・多くは求めません・・・だから・・・また、逢ってくれますか？」
「うふっ・・・だって、仕事の件、頼まれてるし〜近いうちに・・・ネッ！」
　霞は堅の大きな身体に包まれ、優しく乳房を摩られていた・・・。