14．北岡 愛里（23歳）

　愛里が鎌倉に移って３ヶ月が経とうとしていた・・・。

　北岡家に嫁いだのが、１年前・・・。
　夫の隆司は北岡の家の長男であり、北岡グループ総帥の跡取りだった。
　同じ大学のサークル活動で一緒になり、卒業と同時に親の反対を押し切って結婚したのだった。
　世間を知らない愛里は、姑との関係に疲れ果てていった。
　重箱の隅を突くように愛里を叱る姑の対応に、すっかり心を病んでしまったのだ。
『内臓も思わしくありませんが・・・心配なのは、鬱病のほうですね・・・しばらく入院なさるか？療養させてあげませんと・・・このままでは命に・・・』
『そうなんですか！？そんなに・・・？』
『鬱病を軽く考えてはいけません！北岡家の嫁が自殺したとなると大問題ですよ！』
　夫の隆司は世間体を考え、いや、姑の指示で鎌倉の別荘に療養させたのだ。
　療養と言えば聞こえはいいが、正確には隔離したのだ。

　最初の１ヶ月は内科医の診察を受け、十二指腸潰瘍の治癒に努めた。
　ストレスから十二指腸の激痛に苦しみ、肌も荒れ、身も細り、美しかった肢体は見る影も無かった。
　その間も情緒が不安定で、世話をしていた家政婦は目が離せなかった。
　物理的な治癒が少し進んだ頃から、精神科医のカウンセリングを受け始めた。
　２ヶ月目に入ると、カウンセリングの効果が出始め、相乗効果で消化器系も回復の兆しが見え始め、少しずつ食事も摂れるようになった。
　その間、夫の隆司は顔も見せず、愛里は心に隙間が空いたままだった。
（隆司さん、お母様の言いなりなのね・・・）
　３ヶ月目に精神科医から北岡家に連絡が入り、隆司に来るように促したが、結局、電話が１度きただけだった。
「散歩をしましょう〜」
　精神科医の言葉に従い、愛里は古い町並みや雑木林、海辺の道を歩いた。
「今までとは違う景色のよう・・・見るものだけじゃなく、空気まで・・・」
「それは良かった〜これからも天気の良い日は、散策してください」
　最初の数日間は医師も同行していたが、そのうち、ひとりで動けるようになっていた。

　愛里は海辺の岩場に、誰も来ないような小さな洞窟を見つけた。
（ここは波も強く入ってこないし、小さな魚やカニがいて楽しいわ・・・外からは死角になって見えないから・・・わたしだけのプライベートスペースね）
　愛里は、ここで水着に着替えて潜り、岩の下を抜けて浜の海に出て憩いだ。
　肌のツヤやハリも戻り、３ヶ月間で元の美しいプロポーションに戻っていた。
（泳いでいても・・・水の感触も太陽の光も、全てが変わったみたい・・・療養している間に、何かが・・・自分が別人に生まれ変わった感じがするわ〜）
　事実、客観的に見ても、外観も性格も別人のように一変していた。
（でも・・・前より今の自分のほうがいいわ・・・なんか自分が広がったみたいで・・・）
　姑の圧迫感から解放され、愛里はやっと自分を取り戻し成長を遂げていた。

　愛里だけのプライベートスペースの洞から静かな浜に出て憩いでいると、精神科医の山岡から声を掛けられた。
「愛里さん、ほとんど完治しましたね！良かった〜 もうご自宅に戻れますよ！」
「先生・・・」
　愛里の表情が曇った。
「ご主人も待ち焦がれているでしょう？」
「先生、自宅には、病状を伝えないでもらいたいのですが・・・」
「そうですか・・・まだ・・・」
「いえ、精神的には安定してるんです。ですが・・・姑たちとやっていく自信が・・・」
「なるほど・・・それは根幹に関わることですね・・・分かりました！」
「あ、ありがとうございます！」
「しかし、見違えるように美しさを取り戻しましたね！眩しい限りです！」
「先生は、お世辞も仰るんですね！」
「いや、僕は極めて正直な人間ですよ！健康的な肌に見事なプロポーション、３０歳にもなって独身の僕には、刺激的過ぎますよ！」
「それじゃ、ご迷惑をお掛けしちゃうと申し訳ないから、この辺で・・・」
　そう言うと愛里は、可愛い微笑を山岡に向け、海の中へと泳いでいった。
（どこに行くのかな・・・？沖に出ると危ないし・・・）
　山岡は愛里を心配して、こっそり後ろから泳いでついていった。

　しばらく浜から遠ざかると、愛里は海中に潜り、洞まで泳いでいった。
（こんな場所に、海中の道があるのか・・・？）
　山岡も愛里の後を追い潜っていった。
「ふぁ〜〜っ・・・」
　愛里は洞の溜まりに顔を出し、岩場に座って身体を拭き始めた。
　山岡は岩場の陰から愛里の様子を窺っていた。
（こんな場所があったのか・・・それにしても、愛里さんは美しいな・・・）
　水着の上下を脱ぎ、大きなタオルで身体を拭う愛里の肢体に、山岡は見惚れていた。
　白く透き通るような肌が海水を弾き、キラキラと輝いていた。
　細くスラリとした肢体に長く伸びたて腕と脚、くっきりと象られた乳房、滑らかに曲線を描くヒップライン、どれをとっても申し分のないものだった。
　濡れた長い髪の先が乳房にかかり、乳首から海水が滴っていた。
（ふぅ〜〜水着姿を見た時、凄いと思ったが・・・裸になると、さらに・・・あぁ・・・）
　愛里は長い太股を前屈みになって拭き始めていた。
　角度が変わり、愛里の股間が山岡の目に飛び込んできた。
（えっ！・・・恥毛が・・・無い！・・・ストレスで抜けてしまったのか・・・？あぁ〜堪らないなぁ・・・そのアンバランスさが、一層、劣情を煽るよ〜）
　山岡は海水パンツを突き破りそうな肉棒を抑え自制していたが、その自制心も、愛里の妖しい美しさに満ちた肢体の前では無力だった。
　山岡は海水から思わず飛び出してしまった。
「キャァ〜ッ！！・・・先生〜ど、どうして、ここに？」
　愛里は白いタオルで身体の前面を隠し、驚いた顔で山岡を凝視した。
「愛里さんが沖に向かって行ったので、心配になって後を追いかけたら・・・」
「そうだったんですか・・・すみません・・・ご心配をお掛けして・・・」
　愛里は何と言って山岡の視線から逃れようか困惑していた。

　山岡は愛里のいる岩場に、ゆっくりと上がった。
「ここは静かで、いいところですね・・・愛里さんの秘密の場所だったのかな？」
「えぇ・・・ここは浜からは全く分からない岩の中で、海からじゃないと・・・でも、先生に知られてしまったわ・・・」
「そんなにガッカリしなくても・・・これからは、ふたりだけの秘密の場所に・・・」
「えっ！？」
「いや、別に・・・ところで・・・そのタオルの下だけど・・・聞いてもいいかな？」
「な、何ですか？」
　愛里は、医者とはいえ、山岡に対する警戒心を強めた。
「純粋に医師として尋ねるのだけど・・・ソコの毛は・・・いつ無くなったの？」
　愛里の鼓動が速くなった。
「・・・・・・見えちゃったんですね・・・ふぅ〜先生だから・・・そうですね・・・やっぱり、数ヶ月前ぐらいから・・・精神的に耐え切れなくなって・・・その頃、突然・・・どうして、ここの毛なのか分からないのですが・・・」
「心身症の症状として、無いことは無いのだが・・・ご主人はご存知？」
「いえ・・・その前から、わたしを求めなくなって・・・ですから、知らないはず・・・」
「愛里さん、もう、健康的な心身を取り戻したのだから・・・セックスも・・・無いのは、かえって不健康ですよ！」
「でも・・・もう、主人とは・・・お義母様の言いなりで、わたしのことは・・・」
「それは、こんな風に・・・以前にも増して美しさを取り戻された愛里さんを知らないから・・・」
「わたし・・・すっかり変わってしまって・・・」
　いつの間にか、山岡の中に引き込まれていた。
「素敵ですよ！健康な男性なら誰でも、愛里さんの魅力の虜になりそうですよ！」
「そんなこと・・・わたしなんか・・・」
「もっと明るく！開放的にならないと！・・・愛里さん自身を生かさないと！」
「でも・・・自信が・・・まだ、とても・・・」
　愛里は外観的には回復したとはいえ、心の底の不安感を払拭できなかった。
　山岡は愛里の見え隠れする裸体を舐め回すように見ていた。

　山岡は自分の位置を変えながら、常に愛里の裸体が見えるようにした。
「僕は愛里さんの担当医師ですよ・・・愛里さんの内面は良く分かっています。そうでなければ、ここまで回復はしないでしょ？」
　確かに山岡の言うとおりだと愛里は頷いた。
（でも・・・先生の視線が・・・何か視線で犯されてるみたい・・・はぁ、はぁ・・・）
「あのぉ〜服を着てもいいですか？」
「えっ？あぁ、勿論！どうぞ〜」
　愛里は裸体の上にワンピースを頭から素早く身に着けた。
「勿体無い・・・そんな素敵な身体を・・・それで安心ですか？ワンピース１枚で貞操を守ったつもりですか？無限の可能性を包み込んだだけじゃないですか？誰のための貞操なんですか？一度もお見舞いに来ないご主人に対して・・・？」
「・・・・・・・・・」
「ご自分の中で矛盾や葛藤の種を作っては・・・再びカオスに逆戻り・・・」
　愛里は山岡の言葉に反論する言葉が無かった。
（あんなに疲弊して、やっと少しずつ自分を取り戻したのに・・・でも北岡家の嫁であり主婦であることは事実だし・・・あぁぁ、分からないわ！）
「もっとフランクに楽しく生きましょうよ！愛里さん！」
　山岡は海水を手で叩くようにして愛里に向けてかけた。
「キャッ！先生〜あぁ〜ぁ、ワンピースがびしょ濡れ・・・」
「ハハハハ〜〜そんな顔しないで、もっと明るく！せっかくの美人が台無し〜」
「もぉ〜〜ふぅ〜っ、うふふっ・・・」
「その岩の間から見える空と海でも見て・・・のんびりすればいいですよ〜」
　愛里は山岡の言うとおりに、自分だけの絵画のような世界を眺めた。
（ふぅ〜〜あぁ、気持ちが・・・解放されるわ〜）
　山岡は海水で裸体についたワンピースから透けて見える愛里の肌を鑑賞していた。
（一段と艶っぽいなぁ・・・滑らかなヒップラインが・・・ふたつの丘が・・・あぁ・・・）
　乳首が透けて見える形のいい乳房・・・
　恥毛のない淫唇はワレメがくっきりとワンピースに張り付き、山岡は愛里が裸体のままの時より興奮した。
（あぁぁぁ・・・先生の視線が・・・また、わたしを・・・はぁ、ふぅ、はぁ、あぁ〜〜）
　愛里は山岡に視姦されているような気分だった。

　山岡は愛里の様子を察知し、視線に加えて卑猥な言葉を投げかけた。
「愛里さんのお尻・・・ワンピースがピタリとくっついて、誘ってるみたい・・・」
「えっ！もぉ〜先生ったら〜エッチなんだから〜景色を楽しんでるんですから・・・何も聞こえませんよ〜」
　愛里は山岡の言葉を無視しようとした。
「ツンと盛り上がった乳房の先・・・うわぁ〜凄いなぁ・・・乳首が立っちゃって・・・愛里さん、興奮してるの〜？」
　山岡はわざと大袈裟に表現した。
「えっ！？アソコから淫らな液が溢れて、下の唇が開いて透けて見えてる！」
　さすがに愛里も慌てて指を淫唇にあてがった。
　ドクッ・・・
　しないはずの音が聞こえたような気がし、淫液が溢れるのを感じた。
（あぁぁ・・・溢れてる・・・熱い・・・熱いわぁ・・・身体の奥が、はぁ、はぁ、あぁぁ・・・）
　愛里は忘れていたオンナの疼きを感じていた。
　結婚した当初は毎日のようにあった夫との営みも、姑との関係が悪化していくにつれ、自然と肌を合わせなくなっていた。
「愛里さん、自分に素直になった方がいいですよ！無理矢理、抑え込めば・・・どこかに歪が出てきてしまいますよ・・・」
　山岡の手が愛里の濡れたワンピースを擦ると、愛里の淫らな口唇から熱い液が溢れた。
「ぁぁぁ・・・」
　岩場から外の景色を見つめたまま、愛里は背中を反らし小刻みに震えた。
　淫唇にワンピースがピタリと張り付き、愛里の恥部は妖しげに疼いていた。
「愛里さんの病気は、もう完治しているんです。あとは・・・自分を解放し、これからの愛里さんを受け容れること・・・」
「あぁぁ、自分を受け容れる・・・？」
　山岡の手は急カーブを描く背筋からお尻を這い、濡れたワンピースを通して愛里の身体の芯を痺れるように酔わせた。
「あぁぁぁ・・・はぁふぅぅぅ・・・ぃぃ、いぃぃ・・・はぁ、ぁぁぁ・・・」
　白いワンピースが透け、薄桃色の尻肉が艶かしく山岡を誘った。
　長く伸びた愛里の脚線美を、山岡は両手で擦って感じた。
「愛里さん・・・」
　山岡は愛里の身体を抱え、滑らかな岩の上に仰向けにして寝かせた。

　愛里は思いがけない展開に流されていた。
（わたし・・・このまま・・・あぁぁ、どうなるの・・・？）
　ワンピースの濡れた生地の下で、くっきりと象られた乳房が浮かび、興奮した乳首が突き出ていた。
　山岡の手は、美しく象られた乳房をなぞるように優しく動き、包むように擦りながら堅くなった乳首の根元を擦った。
「はぁっ、あぁぁぁ・・・ぁっ、ぁっ、ふぅぅぅ・・・ぁぁぁ・・・ぃぃ・・・」
　薄い生地の上からでも、愛里の反応は敏感だった。
「愛里さん、全身、性感帯のような感じ方・・・素晴らしい・・・」
「ふぅ〜そぉ・・・でも、前はこんなには・・・感じなかったのに・・・はぁぁぁ・・・」
　未知なる自分の中のオンナが愛里を変えていた。
　山岡の手が乳房から括れた腰に流れるように移動し、肉感を感じる太股を擦った。
　何度も繰り返し擦りながら、ワンピースの生地の張り付いた淫唇を眺めていた。
　ストレスで子供のように無毛になった恥部は、淫らな口唇を半ば開き、妖しい舌先が涎を垂らしていた。
　山岡は生地の上から淫唇の周囲から擦り、半ば開いた口唇を擦り始めた。
「あぁっ・・・はぁ、はぁ、ぁぁぁ・・・ぃ、ぃぃぃ・・・ふぅ、はぁぁぁ・・・ぁぁぁ・・・」
愛里は身体を捩って身悶え、喘ぎ声をあげていた。
　さらに山岡は、淫らな液の溢れる淫唇を生地の上から舐め、両手で身体を弄った。
「あっ・・・あはぁっ、あっ、いぃ・・・ふぅ、はぁ、あぁぁぁ・・・はぁ、いぃぃぃ・・・」
　山岡は愛里を抱き起こし、濡れたワンピースを肩からゆっくり脱がせた。

　愛里を全裸にした山岡は、海水パンツを脱ぎ肉棒を解放した。
「愛里さん、僕の一物・・・どうですか？」
「あぁぁ・・・ふぅ〜〜でも、怖い・・・やっぱり・・・怖いわ・・・」
「淫らに悶えていた愛里さんは・・・どこに行ったんです？姑さんとの確執やご主人への不信からでしょうが・・・思い切らないと！このままオンナとしての人生を捨ててしまうんですか？」
　愛里は山岡のそそり立った肉棒に、恐る恐る手を伸ばした。
（あぁぁぁぁ・・・欲しい・・・はぁ、はぁ・・・もう・・・イキたい・・・）
　肉棒を両手で挟み、ゆっくり愛しそうに擦った。
　山岡の肉棒は、さらに硬度を増し、愛里の目の前に逞しさを誇示した。
　愛里は渇いた口唇を舐め、妖しく舌を動かし、そそり立つ肉棒を舐め始めた。
「あうっ・・・あぁ〜あぁ、あぁ・・・ふぅ〜〜あっ、あっ・・・いぃ〜〜っ・・・」
　最初は躊躇していた愛里も、次第に夢中になって肉棒をしゃぶった。
　山岡は美しい肢体と顔、肉棒をむしゃぶる愛里とのアンバランスに興奮した。
「あぁぁぁ、もぉ、いぃ・・・あぁ、はぁ、はぁ・・・」
　全裸の愛里を再び仰向けにし、山岡は素肌の愛里の感触を味わった。
　プルッとしたキレイに象られた乳房を両手で揉み、ツンとした乳首を舐め回した。
　病状の回復した愛里の肌は、若さをアピールするように艶々と輝いていた。
　愛里の太股を大きく開いた山岡は、目の前に露わになった無毛の淫唇を凝視した。
　指先でそっと淫唇の両側をなぞると、愛里は腰を浮かして悶えた。
「はぁっ・・・ぁぁぁ・・・ぃぃ・・・」
「キレイなオマ×コ・・・ツルツルして食べたくなっちゃうよ〜」
「あぁぁぁ・・・ぃゃ・・・見ないで・・・ぁぁぁ・・・はぁぁぁ・・・」
　山岡は両手で淫唇を開き、熱い淫らに溢れる液を舌で舐め、吸った。
「チュ〜ッ！チュチュ、ジュルゥ〜〜」
「あっ、イヤぁ〜〜あぁん・・・エッチな音・・・はぁぁぁ・・・」
「美味しいよ〜恥かしがらないで・・・感じやすいのは、いいことだよ・・・」
　小さな突起した肉芽を舐め、淫壷に指を入れて責めた。
「あぁぁ、ふぅ〜あぁぁぁ・・・いぃぃ・・・はぁぁぁ・・・あうぅぅぅ・・・あぁぁ〜〜」
　愛里は何度も小さなオルガを感じ、身体中が燃えるように熱くなっていた。

　朦朧となるほど意識が混濁し、愛里は久しぶりの快感の世界を彷徨っていた。
　山岡は愛里の両脚を引き付け、鈴口から透明な涎を垂らす肉棒を淫壷に挿入した。
　ズズッズブズブズブ・・・
「あぁはっ・・・・・・うぅぅぅぅ・・・は、はぁぁぁ・・・い、ぃぃぃ・・・ぁぁぁ・・・」
「きつぅぅっ・・・あふぅぅ、すごぃ・・・あぁ、いぃぃ・・・」
　締りの良い愛里の淫壷は、山岡の肉棒を吸い込むように咥え込んでいった。
　深く挿入したまま、淫壷の中を肉棒で味わい、ゆっくり腰を回していた。
　愛里の身体を抱き、乳房を揉みながら乳首を口の中で転がした。
「あぁぁぁぁ・・・ぅぅぅぅ・・・ぃぃぃ・・・ぁぁぁ・・・」
　愛里も肉棒を淫壷で味わうように、深い快感を感じていた。
　山岡が肉棒を回転させながら前後に送り始めると、愛里の快感は一気に昇りつめていった。
「あぁっ・・・あっ、あっ、あぁああああ〜〜〜っ・・・いぃ、いぃぃぃ・・・ぁぁぁ・・・はぁ、ふぅ、はぁ、あうっ・・・イッ・・・イッ、くぅううう〜〜〜〜」
　大きな波が愛里を包み、愛里の淫壷はキュッキュと肉棒を締め付けた。
「あぅっ・・・あっ、いっ・・・はぁ、イッくぅぅぅっ・・・あぁ・・・あつぅ・・・はぁぁ・・・」
　締め付けられるリズムに合わせ、山岡は熱い粘液を淫壷に吸い取られた。
「はぁ、はぁ、ふぅ〜〜愛里さん、これで解放できたかな？」
「はぁ・・・はぁ・・・えぇ・・・こんなにいい気持ち・・・もっと、欲しいわぁ〜〜」
　愛里は山岡の口唇を激しく吸って求め続けた。

　すっかり回復した愛里だったが、自宅に戻る気にはなれなかった。
　あの日から３日と空けず山岡と淫らな時間を過ごし、北岡の家に居た頃とは別人のような日々を送っていた。
（これからは、自分に無理をせず、思うままに生きていこう・・・）
　鎌倉の古き町並みは愛里の心を心地良く和ませていた。

　山間の小さな禅寺を訪れた愛里は、静かに自分の心と向き合おうと思った。
「すみませ〜ん・・・」
　人の気配が感じられなかった。
（誰もいないのかしら？）
「どうしました？」
　ふいに後ろから声を掛けられた。
　住職らしき４０歳ぐらいの男が立っていた。
「あのぉ〜ここで自分を見つめなおしたいのですが・・・」
「そうですか・・・ここは、わたしひとりしかいない小さな寺・・・ここで出来ることは、禅を組むことぐらいだが・・・」
「宜しければ・・・お願いできますか？」
「それじゃ、ついてきなさい」
　住職は愛里の前を歩き、寺の中に入っていった。

　ご本尊のある板の間に入ると、住職は白い作務衣を持ってきた。
「それでは、そこの突き当たりの風呂場で身体を清め、素肌にこの作務衣を着け、ここで禅を組んでいただきます」
　愛里は作務衣の上着だけを受け取り、住職言う通りにした。
　風呂場はヒノキの板で作られた浴槽と、洗い場のある小さな造りだった。
　愛里は衣服を脱ぎ、真摯な気持ちで桶で水を身体に掛け清めた。
（外から見られちゃう造りね・・・でも住職だけじゃ関係ないわね）
　愛里は何となく誰かに見られているような気がしていたが、気のせいだと思い、身体を清めることに集中した。
　風呂場から出て身体を拭い、作務衣を全裸の上に着けた。
（どうして上着しかないのかしら？ミニのワンピースみたい・・・？）
　納得できない愛里だったが、本堂に向かった。
「これで宜しいでしょうか？」
　本堂の板の間に戻った愛里は、お経を読んでいる住職に声を掛けた。
「・・・・・・・・・」
　住職は愛里のことには気を留めず、読経を続けていた。
　しばらくして読経を終えた住職は、愛里に視線を投げ声を掛けた。
「そこに脚を組んで座り、何事にも動揺しないよう心を静め瞑想してください」
　愛里は指示されたとおりに脚を組み、静かに目を閉じて自分を見つめ始めた。

　今までのことが頭の中に浮かんでは消えていった。
　夫との楽しかった学生時代・・・結婚・・・姑との諍い・・・療養生活・・・山岡との日々・・・
　そして、これからの自分の在り方を模索していた。
（不思議と落ち着くわ・・・やっぱり来て良かった・・・）
　愛里の心は次第に和んできていた。
（あっ！？・・・何？）
　背後を誰かに包まれている気がした。
　そのままジッとしていると、作務衣の胸の袷から手が入ってきた。
「誰？な、何をするの！？」
　愛里が振り返ると、住職が背後から胸元に手を伸ばしていた。
「静かに！何事にも動揺するなと言ったはずだ！こんなことで心を乱してどうするんだ！禅を組む意味が無い！」
「でも・・・それは少し・・・」
「黙りなさい！自分を制することが出来ずに、何を願うのか！」
「・・・・・・・・・」
　愛里が戸惑っていると、住職はそれに構わず愛里の乳房を揉み始めた。
「あっ！ヤ、ヤメテ・・・」
「何度言えば分かるんだ！心を乱さず、姿勢を正していなさい！」
　愛里は一喝され、思わず硬直した。
「しばらく辛抱すれば・・・その後は解き放してやる！いいな！」
「は、はい・・・」
　訳も分からないまま愛里は頷いていた。
　胡坐をかいた愛里の太股は、上着だけの作務衣なので露わになっていた。
　その太股を膝の方から付け根まで擦るようにして住職の手が這った。
（あぅっ・・・はぁぁぁ・・・感じちゃうわ・・・目を閉じてるから尚更・・・あぁ〜〜）
　前で合わせた手の下は、無毛の淫唇が露わになっていた。

　住職は太股を擦った後、作務衣の袷を開き、愛里の身体の前面を露わにした。
「ほぉ〜〜見事な乳房だ・・・触り心地も良かったが、形も見事だ」
　愛里は恥かしさと囚われ身の恐怖感のようなものを感じていた。
（お寺の住職さんが・・・こんなことを・・・もぅ、何が何だか・・・）
　住職は執拗に乳房を撫で回し、乳首を摘まむようにして捏ねた。
（はぁぁぁ・・・ダメ・・・感じちゃダメ・・・はぁ、はぁ・・・でも・・・ぁぁぁ・・・）
「キレイな肌をしてるなぁ・・・仄かに色づいてきたということは・・・感じているのかな？ダメだぞ〜動じては・・・しかし、いい弾力だ・・・」
　住職は長い時間を掛けて愛里の上半身を撫で回した。
　愛里の呼吸が次第に荒くなった頃、前で組んでいた手を左右に開き、露わになった無毛の淫唇を擦り始めた。
「キレイに見えるが、指に感じる感触は、かなり淫らな感じがする・・・乱れるのが相当好きだと見える・・・そんなに快感に溺れたいのか？」
「はぁ、はぁ、あぁぁぁ・・・はい・・・」
「それでは、今まで辛抱していた分、思い切り乱れなさい！快楽のみを求め、快感に身を任せ、無我夢中で淫らな世界に没頭しなさい！」
「えっ？いいんですか？」
「快感と苦痛は紙一重の世界・・・あなたがこの先、どう生きるかが見えるだろう」
　住職は愛里の前に立ち、裸になって肉棒を愛里の前に突きつけた。
「お、大きい・・・こんなの初めて・・・あぁぁ・・・気持ち良さそう・・・はぁ、はぁ・・・」
　愛里の瞳がうっとりとして、引き寄せられるように住職の肉棒を舐め始めた。
　大きな玉の袋も舐め、根元からへそまである長い肉棒を舐め上げ、太い亀頭を舐め回しながら両手で扱いた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・あぁぁぁ、また大きくなったわ〜凄い・・・」
「どうだ！この肉の棒を入れて欲しいか？」
「は、はい・・・」
　愛里は淫欲に憑かれたように、住職の言うがままになっていた。

　住職は肉棒を愛里の手から放した。
「あっ・・・」
　愛里は名残惜しむように口唇を舐めていた。
「そこに犬のように四つん這いになって尻を高く上げるんだ！」
　愛里は住職の命令に従い、獣のように四つん這いになり尻を振って求めた。
「キレイな顔して、中身は淫獣のように淫欲の強いオンナだ！キレイな身体は、その隅々まで性感帯が走り、淫悦を求めている・・・」
「は、早く、下さい！はぁ、はぁ・・・身体が火照って・・・あぁぁぁ・・・」
「この肉の棒を味わったら・・・ここから離れられなくなるぞ！それでもいいのか！？一生、ここで暮らすことになっても・・・」
「は、はい・・・構いません・・・ですから・・・ぁぁぁぁ・・・」
　住職は肉棒を持ち、愛里の尻を開き、淫らな涎を垂らしている淫壷に挿入した。
「うわっ・・・あっ、あぅっ、あぁぁぁ・・・ぅぅぅぅ・・・はぁ、はぁ、あぁぁ〜〜〜」
　太くて長い肉棒を根元まで咥え込んだ愛里の淫壷は、その肉棒から精を吸い尽くすように締め始めた。
　住職は愛里の尻を両側から掴み、力強く挿入を繰り返した。
「あぁぁぁ、いっぃぃ・・・はぁ、はぁ・・・すごぉ〜ぃ・・・あぁ、あぁ、あぁあああっ・・・はぁ、いぃ、頭が・・・あぁぁぁ、ダメぇ〜〜〜」
　脳天を貫くような快感が愛里の身体を走り、愛里は身体を反らして吼えた。
　住職は一瞬も休むことなく、肉棒を自由自在に動かし、愛里を何度も繰り返し絶頂に導いた。
　揺れる乳房を掴んで引き寄せ、肉棒を支点に愛里の身体を吊り上げ、身体中を弄りながら肉棒を突き上げた。
「あぁゎゎゎゎ・・・ぁぁぁ・・・あん、あん、あうぅぅぅ・・・あぁ、いぃぃぃ・・・」
　愛里は尽きることのない快楽の世界を彷徨い始めた。

　愛里の身体を再び四つん這いにした住職は、弾力に富んだ愛里の尻を広げ、菊のように萎んだ尻の穴に肉棒を挿入した。
「うわぁあああああっ・・・・・・」
「どこでも淫悦を味わえる身体だ！ほら、ここでも肉の棒を吸い込んでいく」
　愛里の菊壷は、住職の肉棒の太さなど関係なく、奥へ奥へと吸い込んだ。
「あぁぁぁ・・・いぃ〜〜っ・・・はぁ、はぁ、あっ、あああっ、イッくぅううう〜〜」
　菊壷の入り口をキュキュッと締め、肉棒が千切れるぐらいに収縮した。
「あぁぁ〜〜〜もぉ・・・ダメェ〜〜〜〜っ・・・」
「おい！大丈夫か？愛里さん！」
　愛里は身体を揺すられて目を開いた。
「あっ、山岡さん！？どうして・・・？あれ？ここは・・・」
「何を言ってるんだい！僕とここでセックスしていたら、急に失神しちゃって〜」
　愛里はムクッと起き上がると、そこは別荘の寝室だった。
「わたし・・・夢を・・・」
「えっ？夢・・・？でも、失神していたのは、１分ぐらいだよ！」
「えぇ〜っ！うそぉ〜だって、わたし・・・」
　愛里は何が何だか分からなかった。
（あんなに何度も感じて・・・あの太い肉の棒が入っているみたい・・・でも・・・そう言えば・・・あまりに不自然な感じだったわ・・・あり得ないわよね〜）
　愛里は最後に入れられた菊壷の快感が忘れられず、山岡に求めた。
「ねぇ〜先生・・・後ろでも感じるんでしょ？」
「えっ？あぁ、アナルセックスね〜僕は経験がないけど・・・そうらしいですね〜」
「じゃあ、ネッ！入れてみてぇ〜一度、経験してみたいの〜」
「愛里さんのお尻なら・・・僕は喜んで入れさせてもらいますよ！」
　山岡とのセックスで新しい自分に目覚めていた愛里は、夢の快感が醒めないうちに試してみたかった。

　愛里は夢の中の住職との絡みを思い出しながら、ベッドの上で四つん這いになった。
「愛里さん、初めてのことなのに、大胆ですね？」
「どうしても急に経験したくなっちゃって・・・ねぇ、お願い！早くぅ〜」
　愛里は山岡に向かって高く突き出した尻を左右に振った。
　山岡は愛里の滑らかな尻を掴み、菊の蕾のような尻の穴を舌先で舐め始めた。
「はぁっ、ぁ、ぁ、ぁぁぁ・・・ふぅ、あぁぁ・・・」
　舌先を尖らせ菊状に萎んだ中心を軽く突くと、愛里は敏感に反応していた。
「愛里さん、本当に敏感だな」
「あぁ、いぃ〜あっ、あっ、あうぅ・・・はぁ、ぁぁぁ・・・」
　舌先を菊壷の中に入れ、周囲を解すようにし、指で淫壷の中を弄った。
「あぁぁ、あぁぁぁ・・・あぁいぃ〜〜はぁ、はぁ、ぃぃぃぃ・・・あぁ〜〜」
　頃合と見た山岡は、肉棒を握って菊壷の中に少しずつ挿入を始めた。
「あうぅぅぅ・・・あつぅ・・・はぁ、ふぅ・・・あ、あ、あぁぁぁ・・・」
　山岡は肉棒を深く沈めると、ゆっくり回転させながら前後に動かし始めた。
「うわぁぁぁぁっ・・・いっ、いぃ〜〜っ・・・はぁ、はぁ、あぁぁ・・・いぃぃ・・・」
「あうっ・・・し、締るぅぅぅ・・・あぁ、いぃ・・・」
　愛里は夢の中の住職の時と同じ快感に激しく乱れ、小刻みに締る愛里の菊壷に、山岡も淫壷以上の快感を肉棒に感じていた。
　身体の奥から込み上げてくるような快感に、愛里は狂喜した。
　山岡も刻々と変化をする菊壷の快感に、堪えきれなくなっていた。
「あぁぁ・・・いぃ〜〜っ・・・うっ、あっ、あっ、あああっ、イッくぅううう〜〜」
「うあっ・・・出る・・・あっ・・・イク、あうっ・・・あぁっ・・・あつぅ・・・あぁぁ・・・」
　愛里は身体を弓なりにして絶頂に達し、山岡は愛里の尻を引き付けて射精した。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・ふぅ、良かったわ・・・はぁ、はぁ・・・」
「愛里さん、これからどうするんですか？」
　山岡は愛里の身体を抱きながら聞いた。
「分からないわ・・・ただ・・・もう、北岡の家には戻らない・・・」
　愛里は新しい自分を生かす道を探っていた。