梶山 渉、30歳、独身、比日野中学校国語教師。
　１年Ｃ組を担任している。
　学校での教師としての評価は上々で、生徒の人気もあった。
　そんな渉には、密かに計画していることがあった。
　それは家庭訪問・・・と言っても、目的は生徒の母親だった。

１．秋山 夏希（35歳）

「記念すべき一番目は・・・秋山 孝の母親にしよう！」
　特別な理由があった訳ではない。
　単純に出席簿の一番目にあっただけのこと・・・。
　毎週水曜日の午後は授業予定が無く、渉はこの日を家庭訪問の日に決めた。
　一週間前に電話を入れて都合を聞き、自分の携帯番号を告げた。
「学校に連絡されると、自分が困るし・・・水曜日は、生徒は皆、クラブ活動で帰宅は遅いから・・・」

　昼食を済ませた渉は、孝の家に向かった。
「母親は・・・夏希さんか、35歳・・・いいねぇ〜食べ頃だ」
　渉は今まで幾人もの女性と付き合ったが、満足出来なかった。
　女性たちに特別問題があった訳ではないのだが、どの女性とも長続きはしなかった。
　女性たちは、何故、別れなければならないのか分からなかった。

　孝の家は住宅地の一角にあり、２階建ての木造家屋だった。
「あぁ、あの家だ」
　渉は玄関の前に立ちチャイムを鳴らした。
　まもなくドアが開き、孝の母親 夏希が顔を出した。
「先生、いつも孝が・・・どうぞ」
　夏希は明るい笑顔で渉を迎え入れた。

　夏希は22歳で結婚し、孝を出産した後は専業主婦をしていた。
　孝が中学校に入学して手が離れ、少し時間を持て余し気味だった。
（何かしたいわ・・・まだ老ける年齢じゃないし、これから・・・でもオンナとして一番いい時期を子育てと主婦で終わった・・・当たり前なんだけど、何か凄く勿体ないような・・・）
　夏希は新たな自分を見つけようとしていた。

　渉は１階奥の客間に通された。
　夏希はお茶を出しながら渉に問い掛けた。
「孝に何か・・・？」
「いえ、これは非公式な訪問でして、孝君も知りません」
「・・・・・・・・・」
「日頃の家庭での生活を知ることで、教育に役立てようと・・・」
「なるほど・・・先生はお若いのに教育熱心なんですね！？」
「そんなことは・・・ただ教科を教えるだけが務めじゃないと、そう思っているだけで・・・」
（素敵な先生だわ・・・見た目もいいし、情熱が素晴らしいわ！）
　夏希は渉の情熱に、今の自分に欠けているものを感じていた。
（思っていた以上に素敵な女性だ！若々しいし、何と言ってもスタイルが良さそうだ！）
　渉は夏希に気づかれないように観察していた。
（何かキッカケを作らないと・・・）
「早速ですが・・・孝君の部屋を見せてもらえますか？」
「えぇ」
　夏希は渉を２階の孝の部屋に案内した。

　渉は孝の部屋を見渡した。
「孝君はインターネットをやっています？」
「えっ？えぇ」
「チョッと確認してくださいませんか？」
「何をですか？」
　夏希は渉の意図が分からなかった。
「日頃、どんなサイトを観ているか？それを知りたいのですが」
「どうしてそんなことを？」
「最近、ネットの悪影響を受けた犯罪や哀しい出来事が多く、未然に防ぐ意味でも、知っておきたいと・・・」
「そうですね！大事なことですよね」
　夏希はＰＣを立ち上げた。
「先生が直接見てください」
「いいんですか？」
「えぇ」
「孝君には、今日の訪問も含めて内緒にしていただけますか？妙に刺激したくないので・・・」
「勿論です！」
　渉はネットを開き、お気に入りやフォルダをチェックした。

　夏希は心配そうな顔で画面を観ていた。
「ご覧になりますか？・・・ブログに参加してますが、これは問題ないんですが・・・」
「何か？」
「えぇ、毎日のようにアクセスしているサイトが問題で・・・」
　渉は夏希を座らせ、お気に入りのサイトを示した。
　夏希はお気に入りのリストを見渡し、渉の言う問題のサイトをクリックした。
「あっ！」
　いわゆるハードコアのサイトだった。
「仕方が無いのかもしれませんが・・・毎日となると・・・」
「えっ、えぇ〜」
（凄いわ！こんなのがオープンに観られるなんて・・・）
「奥さんたち、ご夫婦の仲が良すぎて、毎晩、刺激されて？」
「えぇ〜っ！？それは無いわ！」
　夏希はとんでもないと言う表情をした。
「そうですか〜？奥さんのように魅力的な女性なら、毎晩でも・・・」
「そんなこと無いですよ！もう、ほとんど、そんなことは・・・」
「えっ、冗談みたいだ！僕なら毎晩求めちゃうな〜」
「そ、そんなこと言っていいんですか？先生なのに」
「僕だって生身の男ですよ！奥さんに欲求を感じても不思議じゃないし、奥さんにはそれだけの魅力があるから、仕方がないですよ！」
「・・・・・・・・・」
（そんな風に言われたの・・・独身の時以来だわ！）
　夏希は何となく落ち着かなくなっていた。
「奥さんは、このネットの女性より遥かに魅惑的だし・・・スタイルも問題にならないくらい素敵だと思いますよ！」
（凄い・・・この女の人、こんなに淫らに悦んで・・・この女性よりスタイルも良くて魅力があるって・・・！？）
「わたしなんか・・・信じられないわ！」
「どうすれば信じてもらえるのかな？」
　夏希は話しの焦点が、完全に逸脱していることに気づかず、息子のことではなく、自分のことしか頭に無かった。

　渉は一気に迫ることにした。
「奥さんも、この女性のように試されたらどうですか？」
「試すって・・・？」
「もう孝君も中学生だし、奥さんもご自分のことを考えても・・・」
（そう！そうなんだけど・・・）
　夏希は自分の心情を理解しているような渉の言葉に、渉をより身近に感じた。
「僕は奥さんの魅力を感じ過ぎて、痛いくらいです」
「痛い・・・？」
　夏希はしばらく考えて渉の股間に視線を遣った。
（わっ！本当に興奮してるわ！わたしも・・・）
　渉の勃起に驚いたが、自分の股間の熱い湿り気にも驚いていた。
（こんなこと・・・自分にあるなんて・・・）
　渉は夏希の様子を見て、行動を開始することにした。
　夏希の椅子を自分の方に回した。
（な、何！？）
　渉は時間を置かず、夏希のスカートの中に手を入れ、素肌の太股を擦って下着の中心に指を押し当てた。
「うっ！」
「やっぱり！・・・奥さん、こんなに濡れて・・・僕と同じ気持ちなんですね！」
「こ、これは・・・」
「ダメですよ！正直にならなきゃ！試したいんでしょ？」
「・・・・・・ぅぅぅ、ぁぁ・・・」
　渉は微妙に指を動かし、濡れた夏希の下着の上を擦った。
（あぁ、もぅ、我慢できない・・・熱いわ！身体中が・・・）
「ここでいいですか？」
「はぁ、はぁ・・・隣の部屋で・・・」
　夏希はフラッと立ち上がり、渉を隣の部屋に連れて行った。

　部屋に入ると、渉は夏希を背後から抱き、胸元に手を差し入れて乳房を掴み、もう一方の手でスカートを捲り、下着の中に素早く手を入れ、熱く濡れた淫唇を擦るように指を這わせた。
「あ、はぁ・・・ぁぁ、ぁはぁぁ、はぁ・・・いぃ・・・あぁぁ・・・」
　身体を渉に預けるようにして悶え始めた。
（いい身体してる・・・適度の柔らかさと感度・・・これだから、人妻は堪らない！）
　夏希は完全に母親からオンナになっていた。
　夏希は渉の愛撫に身悶えしながら、自然と渉の股間に手を伸ばし、渉の昂った肉棒をズボンの上から弄っていた。
（こんな風に求められるのって久しぶりだわ・・・それに・・・こんなに感じるのって・・・わたし・・・あぁ、早く、早く欲しいわ！この堅いオチ×チ×が・・・）
　渉は夏希の衣服を１枚１枚焦らすように脱がした。

　すっかり裸になった夏希の身体を抱えベッドに運んだ。
「奥さん、本当に素敵な身体をしてますね・・・余分な贅肉が無く、乳房は豊かに張ってプルッとして、ウエストから流れるような太股へのラインは、とても中学生の母親とは思えませんね・・・
　それに・・・何と言っても、ヒップラインが素晴らしく、淫らな欲情を駆り立てます」
「先生の方こそ・・・それ・・・凄く逞しくて・・・」
　渉は敢えて挿入を急がず、夏希の身体を愛撫し始めた。
　首筋から乳房へ、乳首から脇の下、二の腕、ウエストライン、さらに太股から足の指まで舌と指で愛撫した。
「うああああっ・・・はっ、はっ、も、もぉ・・・あぁ、ダメ・・・」
（こんなに感じたの、生まれて初めてよ！あぁぁ、早く入れて！でも、入れられたら、どうなるの・・・）
　夏希はベッドの上で激しく身体を捩って悶えていた。
（もぅ、いいか・・・）
　渉は夏希の両脚を抱え、昂った肉棒を淫蜜の溢れる壷に挿入した。
「うっ、あぁああああ〜〜〜〜い、いぃ〜っ・・・イッくぅぅぅ・・・」
　渉の肉棒が夏希の淫壷に挿入されるや否や、夏希は淫らな声を張り上げ、狂ったように昇りつめていった。

　その後も渉は体位を入れ替え、夏希を淫悦の世界に夢中にさせた。
　挿入し始めて２時間ほど過ぎた頃、渉はフィニッシュにした。
（もう４時半過ぎ・・・ぼちぼち終わらないとマズイな！）
　渉は夏希の豊かな乳房を揉みながら、熱い粘液を放出した。
「あぁああああっ、ゎゎゎ、熱いのが・・・い、いぃ〜〜っ・・・」
　夏希は渉の熱い粘液を感じながら意識が遠くなっていた。

　しばらくして意識を取り戻した夏希を優しく擦った。
「奥さん、素晴らしかったですよ！」
「ふぅ〜わたし・・・何か、自信が湧いてきたわ！先生・・・また、逢ってくださいね！」
　渉は夏希の問いに答えず、熱く火照った身体を擦っていた・・・。