10．工藤 圭子（36歳）

　亜紗美の身体を隅々まで優しく愛撫し、淫唇の中だけじゃなくお尻の穴まで時間をかけて愛撫した。
　亜紗美の感度は良く、処女同然とは思えない反応を示した。
（驚いた娘だ！母親以上の淫欲と感度を持ってる・・・）
　渉は時々、母親の由加里と混同しそうになったほどで、最後には、亜紗美は渉の腕の中で快感に震えていたのだ。
「先生・・・これが本当のセックスなんですね！わたし、今日を処女喪失日にします！初体験の相手は、先生・・・ふたりだけの秘密・・・」
「いいよ！亜紗美がそうしたいなら・・・」
「舐められたり弄られたりするのって、気持ちがいいんですね！やっぱり気持ちがこもっていると、違うんですね・・・良かった！先生に相談して・・・お母さんに感謝しなきゃね！」
「フフッ、そうだね！」
「でも、本当に全然違うんですね！セックスって・・・こんなに気持ちがいいものだったなんて・・・これじゃ、毎日でもしたい・・・そう言ったら先生、困る？」
「そうだな〜やっぱり困るだろうな」
「そう・・・だよね」
「まぁ、たまになら・・・」
「えっ！ホント？たまにならいいの？嬉しい！」
「その代わり、もう簡単にセックスなんてしちゃダメだぞ！妊娠や病気の心配もあるし、悪い奴もいるし・・・」
「えぇ、約束する！もう軽はずみなことはしません！だけど・・・先生にも感じて欲しいな〜出して欲しい・・・」
　亜紗美は渉の堅い肉棒を弄りながら言った。
「今日は・・・危ない日だから・・・舐めてあげたい・・・彼にしたのとは違うの！本当に感じて欲しいから・・・」
「分かってるよ！亜紗美はいい娘だ」
　亜紗美は渉の股間に顔を埋め、懸命に渉の肉棒を舐め回した。

　水曜日になった。
（もう新しく人妻と関係しなくても、充分に満足できるが・・・）
　いろんなタイプの人妻と関係し、その延長で10歳、12歳、15歳と、ある種、素晴らしい娘たちとも淫らな関係を継続し、渉は充実した日々を送っていた。
（だからこそ、もっと頑張らないといけないんじゃないか・・・）
　そんな風にも思え、この日も訪問を実行することにした。
　工藤 真一の母親 圭子には、先週のうちにアポを入れていた。
『性的な問題ですか？真一は問題無いと思いますが・・・』
『それでは、奥さんはいかがですか？お子さんが中学生ぐらいになる時期、奥様方には悩みが表面化する時期でもありますし・・・』
『わたし・・・ですか？わたしは・・・』
『今は結構です。来週の水曜日にお伺いした時に・・・』
　渉は圭子の言葉の中に何かを感じていた。

　渉はいつものように13:30に工藤宅を訪問した。
（ほぉ〜これは・・・家と言うより屋敷だな・・・）
　工藤家は昔からの名家で、圭子の夫はいろんな団体の理事や役員を務めていた。
「すみません〜奥様とお約束している梶山と申しますが・・・」
「はい、どうぞ中にお入り下さい」
　古い門を開けて入ると、かなり前方に母屋が見えた。
「先生、こちらの離れの方に・・・」
　出迎えた圭子が母屋ではなく、離れに案内した。
「この離れは、わたしのプライベートな場所で、余程の急用が無い限り、誰もここには来ません。向こうは茶室で、今日は使う予定もありませんから・・・」
　そう言って、渉を離れの中に案内した。

　中は和室の他に、オーディオルームらしき部屋もあり、渉は少し意外な感じがした。
「立派なお屋敷ですね！」
「そうですね・・・でも、わたしは普通の家から嫁に来たので・・・結婚する前は、普通のＯＬをしていたんですよ」
「へぇ〜そうなんですか・・・それにしても、奥さんの衣装は素晴らしいですね！遠目には、和服かと思いましたよ・・・」
「あぁ、これは、わたしが暇に任せてデザインしたので・・・」
　圭子の着ていた服は、和服柄のブラウスと巻きスカートで、ブラウスの前は袷になっていて、下のスカートと合わせると、和服のように見えた。
（と言うことは・・・ノーパンかな？アハッ！それは無いな）
　渉は勝手な想像をしながら、圭子の服装を眺めていた。

　圭子は渉を洋間の方に案内した。
「奥さんの趣味の広さを感じる部屋ですね！」
「いえ、格式を重んじる家ですので、この部屋は唯一わたしがわたしでいられる場所なんです」
（そうか・・・結構、大変なんだな・・・）
「最近、中学校に入学したばかりの女の子が、先輩に誘われて関係し、どうにもできない状態で相談され、何とか、普通の生活に戻せたのですが・・・。真一君は男ですので、あまり心配は無いと思いますが・・・奥さんの方は、何か悩みがおありのようで・・・」
（口ばかりじゃなく、実際に対応してるんだわ・・・じゃあ、相談しても大丈夫かも・・・）
「先生に相談される奥様方は、結構、いらっしゃるんですか？」
「えぇ、ただ話しを聞いてもらいたいという程度のものから、具体的な解決策を考えなければいけないものまで・・・」
「そうなんですか・・・」
（でも、わたしの悩みは、例外でしょうね？）
　圭子は躊躇いがちに言葉を続けた。
「夫婦のセックスの問題でも構いませんか？」
　上品な顔立ちの圭子は、少し頬を染めて言った。
「僕で解決できる悩みであれば・・・先ずはお聞かせ下さい。無論、ここでお聞きしたことは、秘密厳守します！」
　圭子は大きく息を吐いて話し始めた。

　圭子の身体つきは服装から想像できなかったが、その上品な顔立ちは、どこか艶っぽさを感じさせていた。
（こういう女性は、淫らになること無いのかな？）
「実は・・・結婚して今日まで、絶頂感に達したことが無いんです」
「えっ！？・・・と、言うことは・・・では、ご主人とは？」
「えぇ、主人がイキそうになるのに併せて、イッたフリを・・・」
「変なことを聞くようですが・・・全く感じないんですか？」
「いえ！感じることは感じるのですが・・・一般的に言う、イクというところまでは・・・何かわたしに欠陥があるのでしょうか？」
　圭子は真面目な表情で渉の返答を待っていた。
「快感があるのでしたら、問題は無いと思いますよ。多分、ご主人となさってる内容とか時間の問題だと・・・いつも、どんな風になさってるんですか？」
「えっ！・・・どんなって・・・普通だと思うんですが・・・」
「ご主人が初めての相手だったんですか？」
「えぇ・・・」
「それで、具体的には・・・？」
「主人がわたしの身体を愛撫して・・・わたしが濡れてくると挿入して・・・後は・・・主人がイクまで、挿入を繰り返して・・・」
　圭子の顔が次第に火照ってきていた。
「月に何回ぐらいなさるんですか？」
「はぁ、はぁ・・・生理の直前だけ、だから月に１回です・・・」
（人に自分のセックスを話すのは結構、興奮するものだな・・・）
　圭子の額に、薄っすら汗が浮かんでいた。

　渉は思案顔で圭子に呟いた。
「やはり聞いているだけでは・・・」
　圭子は困った顔で聞き返した。
「じゃあ、どうすれば・・・？」
「ふぅ〜ん・・・まだ30代半ば、このまま終わるのは哀しいですね」
「えぇ、だから今日、思い切って先生に・・・はぁ、はぁ・・・」
「一度、僕に任せてみませんか？そうすれば、絶対に絶頂感を味わえると思いますが・・・」
「えっ！？・・・・・・任せるって？」
　渉は圭子の横に座って優しく肩を引き寄せた。
「うあっ・・・」
　圭子は身体を硬直させ小さく震えたが、拒絶はしなかった。
（よし！このまま・・・）
　渉は圭子の身体を抱いて立たせ、ブラウスの内側の留金を外した。
　圭子の豊かに膨らんだ乳房が、渉の目の前で踊るように揺れた。
「奥さん・・・素敵な胸をしてますね！感じやすそうだ・・・」
「先生・・・」
「何も言わないで・・・感じたいのなら、このまま任せて・・・」
　圭子は少し俯いて瞳を閉じていた。
　続けて、渉は巻きスカートの留金も外した。
　ハラっと床にスカートが落ち、圭子の下半身が剥き出しになった。
「奥さん、下着は着けない習慣なんですか？」
「・・・ぁぁ、ぃぇ・・・・・・」
「本当に感じたいのなら、ご自分が感じようとしないと・・・恥かしがったりしてては・・・奥さんの気持ちが・・・」
　渉は自分も素早く着ている物を全て脱ぎ、裸になった。
（そうだわ・・・下着を着けなかったのは、これを期待して・・・）
　圭子は自分に言い聞かせ、渉の裸に目を遣った。

　渉の肉棒は既に昂り、天井を指す勢いで勃起していた。
（す、凄い・・・男の人のモノ、初めて明るいところで見たわ！）
　圭子は驚きの余り、渉の肉棒を凝視したままになっていた。
「奥さん、初めて見たんですか？」
「えっ、えぇ・・・はぁ、はぁ・・・」
「それじゃ、フェラをしたことも？」
「フェラって・・・いえ、主人は一度もそんなことは・・・」
「本当に堅いセックスをしていたみたいですね！お互いの性器を舐め合うのは、とても大切なことなのに・・・」
　渉は裸の圭子を抱きかかえ、ベッドに運んだ。
（この部屋は防音処理をしてある・・・じゃあ・・・）
「セックスの最中、奥さん、大きな声を上げたこと無いでしょ？」
「えぇ・・・はしたないと思われるので・・・」
「それもダメですね！今日は、思い切り感じたまま、声を出してください！」
「あ、はい・・・」
　圭子は乳房と股間を手で隠し、頷いた。

　圭子の身体は、その上品な顔立ちと比例するかのように、滑らかで無駄な贅肉は無く、均整の取れたプロポーションだった。
（いきなりしゃぶらせるのも抵抗があるだろうし・・・）
　渉は圭子の身体の全てを丁寧に愛撫することにした。
　細い首筋・・・耳・・・鎖骨・・・しなやかな腕と腋の下・・・
　そして椀を伏せたような乳房と乳首・・・括れた腰・・・締った太股・・・
　反転して背筋・・・柔らかな弾力のあるお尻・・・と、渉は優しく丁寧に舐め、擦った。
　無論、手の指、足の指の１本１本まで、口に含んで舐めた。
「あぁぁ、はぁ、はぁ・・・ぅぅ、ぁぁ・・・っはぁ〜あぁ〜」
　肝心な股間は愛撫していないにも関わらず、圭子は渉の愛撫に、白い肌を朱に染め、身体中を熱くさせ、次第に喘ぎ声も大きくなっていった。
「あぁあああ〜〜〜い、いぃ〜っ・・・はぁ、はぁ、ぁぁぁ・・・」
（今まで一度も愛撫された経験が無いみたいだ・・・）
　圭子は小刻みに身体を震わせ、渉の愛撫に反応していた。
　渉は圭子の両脚の間に入り、淡い恥毛の下の熱い淫唇を擦り、股間全体をお尻の穴まで含め舐め始めた。
「あっ、あああああっ・・・はぁ〜ぁぁ、いぃぃ・・・あ、あぁ〜〜」
（セックスって、こんなに感じるものだったの・・・あぁぁ、身体全体が蕩けて、どうにかなっちゃいそう・・・）
　渉はクリトリスを優しく舐めながら、淫壷の中を擦った。
「はぁ、ああっ・・・あ、はぁぁぁ、あぁぁ・・・あうっ、あぁ・・・」
（バカに窮屈なオマ○コだな・・・これで子供を産んでいるのか）
　指を動かすと、すぐに締め付けてくる圭子の淫壷に、渉は時間をかけて前戯でイカせようと思った。
　時々、舌や指でお尻の穴を刺激すると、圭子は飛び跳ねるように感じていた。
「あぁああああ〜〜〜〜も、もぅ・・・ああ、変、あぁ、何か・・・ああっ・・・うっ・・・ぅぅぅあっ！・・・・・・・・・」
　圭子の身体が突然硬直し、息を詰まらせるように堅くなった。
「はっ、はぁ、はぁ、はぁぁ・・・・・・」
「イッたみたいですね？」
　渉は圭子の耳元で囁いた。
「はぁ、ふぅ・・・これが・・・ぁぁ、ぃぃ・・・」
　圭子は初めて経験した絶頂感の余韻に浸っていた。

　少し落ち着いた圭子の両脚を肩に担ぎ、渉は昂った肉棒を少しずつ、熱く息づく圭子の淫壷に挿入した。
「うわっ、あ、あ、あ、あ・・・はぁ、はぁ、いぃぃぃ・・・あぁ・・・」
　圭子は肉棒が挿入されるにつれ、深い快感を感じていた。
（凄い・・・入れられただけで、こんなに気持ちがいいなんて・・・）
　渉はゆっくりと腰を円を描くように動かし、前後左右に圭子の感じ方を見ながら責めていった。
「はっ、はっ、はっあっ・・・ぅあああああっ・・・イッ、いぃ〜〜あぁ〜うわぁ〜ダメェ〜〜あ、いぃ〜〜っ・・・あ、あっ・・・」
　圭子は激しく身体を揺すり、頭を左右に振って昇りつめた。
　渉はさらに腰を押し出すように肉棒を深く挿入すると、再び、圭子は激しく震え昇りつめていった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・ふぅ〜〜」
（これが・・・イクぅ〜〜っていう・・・凄く、いぃ・・・）
　さらに渉は圭子の身体を反転させ、背中を抱くようにしてバックから挿入し、激しく責め始めた。
（こんな・・・後ろからなんて・・・あぁ、でも、凄い・・・）
　渉は体位を変え、責め方を変え、圭子を淫悦の極地に導いた。

　２〜３時間も経った頃、渉は圭子にフェラを教え、シックスナインの格好で、お互いの性器を舐めあう悦びを教えた。
「奥さん、僕もイキたいけど・・・中でいいのかな？それとも、その可愛い口で飲んでくれます？」
「飲んだことが無いから・・・でも、今日は安全な日だから・・・」
　渉は再び圭子の身体の上に被さるようにして抱き、肉棒を淫壷に挿入し、圭子の絶頂に併せ熱い粘液を放出した。

　圭子は初めての快感にグッタリとし、渉の腕に抱かれていた。
「これで、もう大丈夫ですよ！」
「え、えぇ・・・」
（あれ？嬉しいはずなのに・・・何か、歯切れが悪いような・・・）
「先生・・・本当にありがとうございます。わたし・・・」
　渉はしばらく圭子の身体を抱き締めた後、身支度を整えた。

　渉は圭子に軽く口づけをし、離れを出て行った。
　広い庭を歩いていると、車椅子に乗った男に呼び止められた。
「梶山先生ですね？」
「えぇ、そうですが・・・」
「わたしは圭子の夫で、工藤 俊介と申します」
（えっ！）
　渉は思わず息を呑んだ。
「あぁ、そんなに驚かないでください！今日のことは、承知していますから・・・」
「えっ？どう言うことですか？」
「実は、圭子と結婚してすぐに子供ができ、子供が生まれると同時ぐらいに、交通事故に遭いまして・・・ご覧の通り、半身不随の身体になってしまいました。
　結婚して13年・・・一度も圭子に満足を与えられなく・・・まだ若い圭子が、あまりにも可哀想で・・・そんな時、先生がいらっしゃることを聞き、しかもセックス相談だと・・・これはいい機会だと思いまして」
「そう、そうだったんですか・・・でも、僕は奥様を・・・」
「妻は満足したでしょうか？」
「えぇ、初めて絶頂感を味わったと・・・」
「はぁ〜それは良かった！ありがとうございます」
　俊介は車椅子に座ったまま、渉に頭を下げた。
「あのぉ〜平気なんですか？」
「えぇ、わたしたちの絆は、心で固く結ばれていますから・・・もし、お願いできるなら・・・これからも、妻を・・・」
「えっ！・・・・・・」
（そんなバカな・・・自分が不自由になって愛する女性を・・・あぁ・・・僕は・・・）
　渉は返す言葉に詰まってしまった・・・。