４．河合 冴子（37歳）−１

　渉は先週の希美佳の淫らな性を思い出していた。
（凄かったなぁ〜あの母娘は・・・ひょっとしたら由佳も？）
　渉は希美佳と沙耶佳とのセックスを思い出し、母親に似た発育の良い由佳の身体を想像していた。
　いきなり絶頂に達した希美佳は、渉の肉棒をむしゃぶり、奇声を発して狂ったように快感を貪ったのだった。
（最後はあの手に余る乳房に挟まれてイカされたけど・・・もし、もう一度セックスできれば、次はあのお尻を犯して・・・）
　希美佳も渉とのセックスに執着心を抱いていたが、渉もまた、由佳を含め、あの母娘３人との淫らな時間を望んでいた。

　今日は、河合 稔の母親と会うことになっていた。
（えぇ〜と・・・冴子、37歳、稔の他には10歳の久美か・・・）
　冴子の住まいは３ＬＤＫのマンションだった。
（マンションと言うのも、良し悪しだよな・・・外部の人間が何処に行くか第三者には分からないが、最近はチェックも厳しいし）
　だが冴子の住むマンションは10年前の購入で、外部の出入りのチェックには甘いところが多かった。

　いつものように１時半に冴子の部屋を訪ねた。
（最上階の角部屋か・・・いい所だな〜周囲を見渡せるし、逆にこっちは見られる心配は無いか・・・）
　ピンポ〜ン！
　すぐにドアが開き、冴子は渉を迎え入れた。
「先生、こちらに・・・」
　冴子はベランダに繋がるリビングのソファに渉を座らせた。

　冴子は真面目そうな雰囲気だった。
　スッキリとした顔立ちで、どちらかと言えば美人タイプに見えた。
　服装はベージュ色のスーツ姿で、生真面目さが現れていた。
（堅そうな女性だな・・・プロポーションは普通だと思うけど、ガードが堅いようだ・・・そうは言っても、ふたり子供を作ってると言うことは、しっかり旦那とやって楽しんだと言うことだし・・・何か・・・）
　渉は何とか切り崩す手段を考えていた。
「いいお部屋ですね！見晴らしも良さそうで・・・」
「えぇ、でも最近は周囲にも高い建物が建ってきまして・・・」
　冴子は渉に答えながらコーヒーを差し出した。
「ありがとうございます。今日は私的な家庭訪問ですので、楽に話しをしましょう」
「私的・・・？」
「はい、子供も中学生になる前後から、男女とも心配が増えます。中でも・・・セックスとドラッグには注意が必要です。そこで私的な時間を使って、父兄の方々の相談に乗れれば・・・」
「セッ・・・噂には聞きますが、身近に感じたことは・・・」
　冴子は少し恥かしそうな表情で答えた。
（本当に真面目な奥さんだ・・・これじゃ、今日はダメかな？でも、こういう真面目な奥さんの乱れる姿、見たい・・・）
「もう稔君もオナニーはしてるでしょ？」
「えっ！？オナニー・・・ですか？いえ、全く分かりません！男の子の生理はどうも・・・」
「それはいけませんねぇ〜」
　渉の少し曇った表情に、冴子は不安になっていた。
「どうすればいいんですか？先生・・・何でも仰ってくだされば、言う通りにしますから・・・」
　冴子は生真面目な顔で言った。

　渉はチャンスだと思った。
「あっ！チョッとすみません！」
　冴子は携帯にメールが入ったらしく、確認していた。
「娘の久美が・・・いつも４時に迎えに行くのですが、今日は近所のお母さんが迎えに来るので、５時頃になると・・・」
「そうですか。最近は小学生でも女の子は危ないですからね」
　冴子は渉の言葉に、益々、不安になってきた。
「それで、どうすれば？」
（時間はある！上手く誘導すれば・・・）
「先ず、奥さんが男の子の生理を理解することです。どういう時に性的興奮をし、どんな風にオナニーをするのか？大体、想像は出来るでしょ？」
「い、いえ、全く・・・」
　冴子は申し訳なさそうな顔をしていた。
「そうですね・・・どう説明をすればいいか？そうだ！ご主人とのセックスで、フェラをするでしょ？その時に、口だけじゃなく手も使うじゃないですか・・・」
「えっ？したことがなくて・・・」
「そうなんですか？じゃあ、舐められたことも？」
「えぇ・・・知識は少し・・・でも主人も舐めたり舐められたりは・・・」
「そ、そうなんですか〜」
「変ですか？・・・最近はセックスも・・・」
「セックスの回数が減るのは普通かもしれませんが・・・フェラやクンニの経験が無いのは珍しいですね・・・しかし、勿体ないですね！これからが女性もいい時なのに・・・」
「そうなんですか？・・・あら、イヤだわ！息子の相談なのに、わたしの相談になってしまって・・・」
「ハハッ、そうですね！どちらも一緒に相談にのりましょうか？」
　冴子は少し頬を赤くし、俯き加減になっていた。

「フェラも知らないんじゃ・・・男の子のオナニーを説明するのは難しいですね・・・」
　渉は困った顔をして見せた。
「少し、キツイことを言いますが・・・よろしいですか？」
「えぇ、気になさらないで！」
「それじゃ・・・奥さん、オンナとしても母親としても中途半端ですよね！もし、奥さんさえ承知してくれれば・・・その中途半端な状況を解決できるのですが・・・」
「あ、はい・・・何でも仰って！わたしに出来ることなら・・・」
　冴子は渉の術中に嵌っていた。
「じゃあ、こちらに来て座ってください」
　渉は冴子を自分の横に座らせた。
「いいですか！誤解しないで言うとおりにしてください」
「は、はい！」
　渉はソファから立ち上がり、ズボンと下着を脱いで座り直した。
「な、何ですか！？」
　冴子は身を堅くして驚愕の表情をしていた。
「僕が協力しますから、約束どおり言うとおりにして」
「・・・・・・・・・わ、分かりました」
「でも・・・オナニーには対象物が必要なんです」
「対象物・・・？」
「えぇ、奥さん、オナニーの経験は？」
「いえ！本当に興味が無いまま結婚して・・・」
「ふぅ〜男が興奮して射精したくなる為には、女性の対象が・・・」
「あぁ・・・そうですよね」
　冴子はなるべく渉の方を見ないようにして喋っていた。
「僕もこうして協力してるんですから・・・奥さんも・・・つまり僕の興奮する対象として、奥さんも協力してください」
「どうすれば？」
「奥さんも裸になって見せてくれないと・・・男の子は好きな女性の裸を想像したり、魅力的な女性の性器の写真や裸などを見ながらオナニーを・・・」
「えっ！わたしも・・・わたし魅力的じゃないから」
「充分、魅力的ですよ！僕もオナニーは中学生の時以来だから、お願いします！」
（やっぱり協力しないと・・・先生に申し訳ないわ！）
　冴子は何の疑問も抱かず、渉の言うとおりにすることにした。

　冴子は窓のカーテンを引き、恥かしそうにスーツを脱ぎ始めた。
　渉も下半身だけじゃなく、上も裸になって冴子を待った。
「奥さん、着痩せするタイプですね・・・キレイなプロポーションじゃないですか！ほら、見てください！すぐに反応して勃起しちゃいましたよ」
　冴子は思わず渉の股間に視線を遣り、勃起した肉棒を見て驚いた。
（凄い！主人より大きくて太く見える・・・本当にわたしの裸に反応したんだわ！何か、嬉しい・・・）
　冴子は性的に自信の無かった自分の裸に反応した肉棒を見て、何故か意味も無く嬉しい気分になった。
「それじゃ、ここに座って見せてください！」
　冴子は嬉しく高揚した気分も手伝って、渉の言うとおりにした。
　渉の前に座った冴子の両脚を開いた。
「あっ！」
　冴子は思わず脚を閉じようとするが、渉は力でそれを止めた。
「ダメですよ、よく見せてくれなきゃ」
（あぁぁ・・・は、恥かしい！こんなこと初めて・・・）
　渉は恥かしげに顔を反らしている冴子の股間を覗きこみ、自分の手で昂った肉棒を扱き始めた。
「奥さん・・・ダメですよ！見てくれないと・・・うっ！ほら、これが男のマスターベーション、オナニー・・・ですよ」
　冴子は渉に促され、渉が自分の肉棒を扱くのを見た。
（うわっ！・・・こうやって扱いて、射精にもっていくんだわ・・・それにしても、凄いわ！先生のオチ×チ×・・・）
「どうですか？わかりますか？はぁ、はぁ・・・奥さんのキレイなオマ×コから、エッチな蜜が溢れて・・・あぁ、奥さんもしたいんですね・・・」
「はぁ、はぁ・・・」
（わたしも・・・あぁ、何か、熱い・・・見られて・・・男の人が扱いて興奮してるなんて・・・初めて・・・あぁ、こんな気持ち・・・したい・・・あぁ、セックスしたい！はぁ、はぁ、こんな気持ちになったの初めてだわ！）
　冴子は自分の変化に、自身驚き喘いでいた。

　渉はわざと興奮しているフリを止め、冴子に声を掛けた。
「奥さんも自分でしてみます？それとも・・・生まれて初めて、舐められてみますか？」
（ど、どうしよう？自分で・・・て言っても、どうしたら？かと言って、先生に舐めてもらうなんて・・・はぁ、はぁ・・・あぁ、だけど・・・我慢できないわ！）
「先生・・・おねがい・・・」
　冴子は小さな声で渉に愛撫を懇願した。

　そんなふたりとは別に、ひとりの姿があった。
　・・・娘の久美だった。
（お母さん、ビックリするだろうな〜５時に帰るってメールしたから・・・驚かせちゃお！）
　久美はそっとドアの鍵を開け、静かにロックして中に入った。
　細い廊下の先の閉じたドアに向かって足を忍ばせた。
（あれ？誰か居るのかな？そう言えば、玄関に靴が・・・）
　久美は閉じられたドアに嵌め込まれたガラスを通し、リビングの様子を窺った。
（えっ！おかあさん・・・お母さん、男の人にアソコを舐められて、悦んでる・・・）
　久美は日頃の冴子からは考えられない姿に、頭から血の気が引くような気がした。
（信じられない・・・そうか！あの男の人、お兄ちゃんの先生・・・今日、確か、家庭訪問があるって言ってたから・・・）
　久美は思わず声をあげようとしたが、どうしても声が出ず、ふたりの淫らな行為に見入っていた・・・。