５、初めての浣腸

　まぶしい日差しが由香里の一糸まとわぬ素肌に降り注ぎ、いっそう肌の白さを際立たせる。
　その肌を保の浅黒い手が舐めるように這い回る。

「い、いや！・・・課長！触らないでください！見るだけの約束です！・・・」

「少しだけだ・・・かまわんだろう・・・」

　保は由香里の制止に耳を傾けることなく、形のいい乳房をじっくりと揉みこみ、もう片方の手は中指を美尻の割れ目に沿わせながら尻肉の感触を楽しむ。
　久しぶりの妻以外の若い女性の肌の感触に保は興奮し、トランクスタイプの水着の前を大きく膨らませている。

「山内君ではこんな思いはさせてくれんだろう？・・・どんなセックスをしているんだね？彼とは・・・？」

「ど、どんなって・・・・ふ、普通です・・・もう許して・・・水着を着ます！・・・」

　脱いだ水着に手を伸ばそうとする由香里の手をとり、保は自らの股間の上に重ねた。

「きゃ！・・・やっ！・・・いやっ！」

　熱く固い感触に触れ、とっさに手を引こうとするが保の手がそれを許さない。

「今日のことは山内君には内緒にしておくから・・・由香里君も少し触ってくれてもいいじゃないか・・・」

「は、裸を見せれば許してくれるって言う約束です！・・・約束が違います！」

「写真を彼に見せてもいいのかね・・・？」

「！！・・・・ひ・・・ひどい・・・」

　由香里が黙ってしまうのを確認すると保は抑えていた由香里の手から自分の手を離した。保の予想通り、由香里の手は保の股間から離れることはなかった。

「少しさすってくれ・・・由香里君の裸で興奮して我慢できんよ・・・」

「・・・・・・」

　由香里の細い指がくっきりと形の浮き上がっている保のペニスを水着の上からゆっくりと上下にさすり始めた。

「う、うむ・・・気持ちいい・・・」

　保のペニスは由香里の指の中でビクン、ビクンと大きく脈打ち、硬さを増していく。
　由香里の手の感触ははっきりと婚約者である秀雄のものよりも固く、大きなペニスであることを感じ取っていた。

「由香里君・・・少し足を広げて・・・」

　保はしっかりと閉じ合わさった太ももから陰毛をもてあそび、さらに奥へと手をもぐりこませようとしている。

「そ、そんな・・・課長・・・これ以上は・・・」

「心配しなくてもいい。君が自ら足を開いてわしにおま○こを触らせたことも…山内君には秘密にしておくから…」

　いやらしさを満面に出した表情で保は由香里を追い込んでいく。
　弱みを握られている以上、もはや由香里に拒否する権利はなかった。
　保の指の進入をがっちりとガードしていた太ももの緊張を緩め、わずかに隙間を作り、懸命にもぐりこもうとする指を受け入れていく。
　今まで数人しか触れたことのない敏感な部分を、毛嫌いしている中年の直属の上司の指がすべてを探り出すかのようにいやらしく蠢く。

「ぅ…ぁっ…いやっ…！」

　体を震わせながら思わず腰を引く由香里の下半身を執拗に保の手が追いかけ、逃れることを許さない。さらに保は外気に晒され、羞恥を感じ硬くなった由香里の乳首をもう片方の手の親指と人差し指でつまみ、転がしていく。
　由香里の体はビクンと跳ね上がり、あきらかに拒否の反応ではなく、官能的な刺激に伴う反応を見せた。

「山内君には内緒だから…安心して気持ちよくなるといい…」

「い、いやですっ…！気持ちよくなんか…なりたくない…！…」

　保は由香里の体をまさぐりながら、器用に片手でもずからもトランクスタイプの水着を脱ぎ全裸になる。興奮しきった浅黒いペニスが脈打ちながら由香里の視線に晒される。

「いやぁ…もうっ、なんで…なんで課長まで脱ぐんですか！？」

「そりゃあ、君…わかるだろう？大人の男女が裸になったらすることはひとつじゃないか…」

　保は由香里の手をとり、勃起に触れさせる。自らの羞恥の高まりと、熱く硬く勃起した保のペニスの感触が比例しているように感じ、とっさに手を引く。

「いやっ！いやです！課長…お願いです、もう許して…山内さんと結婚するんです…そんな…課長とだなんて…絶対にできません！…それだけは…」

「かまわんじゃないか・・・このことも秘密にしておくから…」

　保はペニスを太ももにこすりつけながら再び由香里の美乳と股間をまさぐり始める。

「だ、だめです！・・・それだけは・・・お願いです・・・なんでもしますから・・・それだけは…」

　それを聞くと保は由香里の予想に反して、ゆっくりと由香里の体から手を引いた。

「セックスはいやなのかね？」

「は、はい…すみません…」

　本来なら由香里は謝る義理などなかったが、普段の仕事中の癖と保が手を引いたことに対する期待から自然と謝罪の言葉が口をついた。
　しかし由香里の期待とは裏腹に保はとんでもないことを由香里に施そうとしているのだった。

「さっきは放尿をしているところを見せてくれたね？」

「え？…ぁ…はい…」

「それじゃあ…次は大便をするところをわしに見せてくれるかね？」

「え！？…そ、そんな…何いってるんですか！そんなことできるわけありません！」

　由香里は自分が全裸であることも忘れるくらい驚き、思わず保に詰め寄った。
　保は冷静に詰め寄ってきた由香里の手をとり、話し始める。

「さっきなんでもするといっただろう？それがいやならセックスだ。」

　言いながら保は目の前の由香里の左足を取り、太ももを上に持ち上げる。
　由香里のおま○こはいとも簡単に向かい合う保の勃起の前に晒された。
　そのまま保がわずかに腰を突き出すと熱い勃起の感触が由香里の柔肉を通して手に取るように伝わってきた。

「ちょ、ちょっと待ってください！！お願いです！待って！」

　今にも亀頭がめり込んできそうな感触に由香里は必死で訴えた。
　秀雄との幸せな結婚を前に中年の上司と交わるのだけは避けたい…由香里はその一心で声を絞り出した。

「ウ、ウンチは…今は出ません…」

　保はいやらしく笑みを浮かべながらかばんの中から持ってきたガラス浣腸器を取り出した。そして薬ビンの中に作ってきた液体をゆっくりと吸い上げた。

「大丈夫。これをすればすぐにウンチがしたくなる…」

「いやぁっ…！なんですかそれ！？」

　由香里は未知の器具の恐怖に一歩身を引いてたじろぐ。

「浣腸だよ。したことはないかね？」

　経験はなかった。しかしそれが自分に施されればどんな変化が自分の体に起こるかは知っていた。

「お願いですから、課長！そんなことしないでください！お願いします！」

　由香里は最後の望みを託し、真摯に保に向かって許しを請う。
　しかしペニスを脈打たせながら由香里に与えた保の選択肢は二つだった。

「セックスか、浣腸か…どちらか選びなさい」

　全裸のまま由香里はうつむいて涙を流した。
　婚約者の秀雄への思い…そこからわきあがってくるものが保とのセックスという選択肢をいとも簡単に消し去った。
　しかしそうすれば残りはひとつ…これからされることを思うと自然と涙があふれてくる。

「…か、…浣腸を…してください…」

　うつむいたまま由香里は残された一つの選択肢を口にした。

「それじゃあその岩に手をついて…お尻をこちらに向けなさい」

　保は興奮を抑えながら浣腸器を携え、全裸の由香里を茂みの脇の大きな岩へと誘導する。ぐったりと力の抜けた由香里の体は保の指示通りの体制をとる。
　夢にまで見た光景だった。部下の美人ＯＬ由香里が全裸で浣腸器を携えた自分に向かって真っ白の形のいい尻を差し出している。
　この光景を何度思い浮かべてオナニーに耽ったことだろうか…。
　感慨にふけりながら保はガラスの管の先端を今まで触れられたこともないであろう可憐なピンク色の肛門にゆっくりと挿入していった。
　中から外に出すことはあっても外から中に物を入れられた経験のない美肛は最初は驚いたように奥へ押し込まれるだけだったが、すぐにそれを受け入れなければならない事実を悟ったように口を広げ、飲み込んでいった。

「ぁぁぁ！…いやぁ…」

　由香里は声にならないほどのか細い悲鳴を上げる。
　丸い筒状の部分が尻肉に密着し、管が奥まで挿入されたのがわかった。

　保の手がゆっくりと進み始める。由香里は今まで感じたこともないような直腸を押し広げる冷たい液体の感触に冷や汗をかく。

　灼熱の沖縄の海岸のはずれ…誰も見ていないとはいえ全裸の若い女性が中年男性に美尻を差し出し、浣腸をされる光景は異常であり、刺激的だった。

続く