第５章
| ５ 「新井さん、福岡物産からお電話です。」 「もしもし、お世話になっております新井です・・・」 「え？本当ですか？」 体中の血液がひいて行くのがわかった。 「すみません。すぐに確認いたします。」 電話を切ったあとも僕は放心状態だった。 千雪に会いたくて、仕事に力が入らなかった時に、僕はデーターの打ち間違えをしてしまったらしい。 「どうしたの？」 支社長が心配そうにデスクから僕の顔を見た。 「すみません！僕の不注意で入力ミスをしてしまいました。すぐに確認します。」 社内の全員が心配してくれたが、自分のミスだからと、みんなが帰った後もひとりで残業をしていた。 「夕飯食べた？」 夜八時をまわった頃だろうか、支社長が突然コンビニのお弁当を買って来てくれた。 「福岡物産さん、あそこは一番のお得意先だからね・・・」 そう言って支社長は僕にお茶を入れながら 「私も手伝うよ。明日の朝までにやらないと信用失くしちゃうし。」 「すみません・・・」 ひとつひとつの伝票と入力を確認する細かい作業が夜中まで続けられた。 「暑いわね〜、このビル夜十時になるとエアコン使えないのよね・・・」 確かに暑かった。 僕はネクタイをはずし下着のシャツ一枚になると、支社長の真由美はブラウスのボタンを胸元まではずしていた。 隣から覗くと淡いピンクのブラジャーからふっくらとした谷間が見え、ついつい興奮して股間を固くするが、とにかく仕事をしないと間に合わない・・・ 「これで完了！ありがとうございました。」 その時にはもう五時をまわり、外は白々と明るくなり始めていた。 「支社長にまで手伝わせちゃって本当にすみません。」 「フフ・・いいのよ！それより本当に暑いわね〜、急いで帰ってシャワー浴びないと！」 そう言うと、ブラウスの襟をつかんでパタパタと服の中に風を送っていた。 甘い香水の匂いに混じって、真由美の汗の匂いが僕の鼻から体の中に入って行く。 そして、帰ろうと立ち上がった真由美を僕は背中から抱きしめていた。 「だめよ・・・新井君。」 ブレーキの無い車のように、僕は真由美を抱きしめ、首筋に舌を這わすと、汗のしょっぱい味がした。 その汗の味が僕を一層興奮させ、前にまわした両手でブラウスを脱がせ、ブラジャーの上からふくよかな胸を揉み始めていた。 「ねえ・・ダメってば・・・あぁ・・」 真由美の顔が僕の肩越しに振り返ると、僕はその唇を奪った。 真由美の乳首を僕の指がつまんで触れると、ピクンと背中を反らして感じている。 僕がゆっくりと後ろから真由美を脱がし始めると、真由美は観念したかのように自分でパンティーストッキングを脱ぎ始めた。 ブラジャーとお揃いのピンクのパンティーを僕が脱がして行くと、もうクロッチの部分は濡れて汚れているのが見えた。 「欲しかったの・・・？」 僕が聞くと、恥ずかしそうにクルリと体をまわして僕に抱きついてきた。 僕達は二人裸のままオフィスにいる。 机の上に上体を寝かせて足を開かせると、僕は真由美の足の付け根に舌を這わせていた。 初めは汗の匂いとオシッコの匂いが混じって強い匂いが鼻を突いたが、真由美が興奮して来るに従って、その匂いはすっかり消えていった。 「あぁ・・イヤ・・こんなところで・・」 真由美から流れ出る愛液と、僕の唾でオフィスの机の上は濡れてしまっていた。 僕は真由美の割れ目に指を入れ、指の腹で奥の方を前後左右に動かしながら、腕を伸ばして真由美が一番感じる乳首をつまみ、胸全体を下から押し上げるように揉んで行く。 「あぁ・・・ん、きもちいい・・・」 乳首と膣の中を同時に何度も刺激すると、真由美の太ももが痙攣してきていた。 「あぁ・・ん、イク・・ねえ・・イク・・」 腰を反らしたかと思うと、割れ目に入っていた指がギューっと膣の筋肉で締め付けられた。 「ハァハァ・・・」 イッた後の不規則な呼吸・・・ 真由美は僕の方を物欲しそうに眺めて 「ねぇ・・きて。」と甘い声を出した。 僕は起き上がり、机から垂れ下がった真由美の足をつかんで開くと、その濡れた足の付け根に僕の固くなったものを押さえつけた。 蛍光灯の光と、朝の光が真由美のテカテカと光る割れ目を映し出している。 その間にスルスルと僕のものが入って行く様子を、僕は上から見下ろすように眺めていた。 ・・興奮する・・ 真由美は僕のものが入る動きにあわせて、 「あぁ・・ん、いい・・・」 長く熱い吐息を吐くと、膣の筋肉が僕のものをキュッと締め付けた。 両足を両腕で抱えるようにしてゆっくり動いて行くと、僕のものに真由美の愛液がベットリとくっついて、黒光りしながら出たり入ったりしているのが見えた。 オフィスの足元まである大きな窓には、うっすらと真由美と僕の姿が映し出されている。 「ねえ、みてごらん。写ってる。」 真由美が横を向いて窓を見ると、恥ずかしそうに目を閉じた。 真由美を抱き起こし、机に座らせたまま抱き合うと何度も何度もキスをしながら、真由美の腰を押さえるようにして僕は真由美の中を強く突いていた。 「こんなの初めて・・あぁ・・・ん」 動くたびに真由美の股間からピチャピチャといやらしい音がする。 「あぁ・・・、あぁ・・・ん」 片方の足を持ち上げてやると、一番奥まで僕のものが入ってゆく。 「ほら・・・見てごらん。」 僕は真由美にそこを見るように言うと 「いやらしい・・・」 恥ずかしそうに僕を抱きしめた。 「あぁ・・イク！」 僕は動きを早くすると、いきなり真由美の中から抜いて真由美の太ももに白い液体を勢い良く発射した。 真由美は起き上がると、僕のものを咥えて美味しそうに全体を舐めて拭いてくれた。 そのまま僕は真由美を抱きしめると、しばらくはそのまま余韻に浸っていた。 つづく |
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