夏彦ははけでシェービング・クリームを手際よくかきまぜ、適量をはけに取り、秀美の秘部に塗り始めた。
「あっ…ああ〜っ…」
　秀美の口から思わず快楽の喘ぎが漏れる。
　夏彦は構わず秘部にペタペタと塗りこめ、全体をクリームで覆ってしまった。
　そしてカミソリを手に取ると、外側からゆっくりと刃を走らせる。チリチリと言う音とともに少量ずつ陰毛が剃り落とされてゆく。
「気持ちいいわ…」
「そうかい。美しい姿だよ。」
「でも、恥ずかしい…」
を陰毛からクリトリスにあてがう。気持ち良さが倍増し、秀美は我慢できずにクリトリスをこねくりまわした。
「いい…はああ…」
　鏡を見るとさらに卑猥になってくる。もはや膣の奥は疼いて、なんとかしなければ気が狂いそうだった。膣口はパクパクしながらまだ半透明の液体を一生懸命放出している。
「もう…いや…」
　そういうと傍らにあったバイブを秘部にあてがった。ニュ〜ッという音とともに膣口に飲み込まれてゆく。簡単に奥まで収まってしまった。陰唇周辺から肛門にかけて溢れ出た愛液でぬめぬめと光っている。
　そして、バイブのスイッチを入れた。
　ブィーン、ブィーン…
　腟の奥でバイブが暴れまわる。暴れて抜けようとするバイブを手でしっかり押さえて、秀美は悦楽の都に誘われた。快感が波のように次から次へと襲いかかる。
「ああ〜っ…いい〜っ…」
　口からよだれが垂れているのが分かるが、もう痴態を押さえることは不可能だった。鏡にはいやらしい姿をした自分が写っている。そんな鏡の自分を見ていると、さらに淫靡な気持ちになり、いやらしく弾けてしまう。
「夏彦さんのバカ…あたしをこんなにしちゃって…」
　秀美は夏彦を恨んだ。自分をどんどん淫乱にしてしまう彼のじれったさには参ってしまう。完全に彼の術中にはまってしまっているようだ。
「あっ…だめっ…いきそう…」
　秀美はバイブをぐっと秘部に押し付ける。
「いやあ…いっちゃう…」
「あっ、はう〜っ…」
　秀美にエクスタシーの津波が襲ってきた。
「だめっ…いくっ…いくううううう！！」
　そういうと身体を弓なりに反らし、下肢を痙攣させた。

　秀美が気が付くと夏彦は前に立っていた。そして秀美を抱きかかえると秘密の温室ルームに向かった。
「夏彦さんのバカァ…秀美、一人でエッチしちゃったわ。」
　秀美をベッドに寝かせると夏彦は抱き付き、唇を吸い、身体を撫でまわした。
「ぼくは君のことを執務室で観察していたんだよ。あの地下室には隠しカメラがセットしてあってね…君は必ず自慰に耽ると思っていたんだよ。…そして見事に破廉恥な姿をさらしてくれた。ぼくが求めるよりも君はより多くの物をぼくに与えてくれる。すばらしいマゾ奴隷だよ。君は最高だ。ぼくの宝物だよ。」
「嬉しいわ…でもすごく恥ずかしいの…」
「恥ずかしくても君はすべてをぼくに見せてくれる。」
「…好きなの。」
　秀美はそういうと夏彦にキスをした。夏彦の舌に自分の舌を絡め、唇で吸う。
「ああ、秀美…」
　夏彦はそういうと、手を秀美の秘部に持ってゆく。さっきの自慰により秀美の秘部はべっとりと濡れていた。夏彦は指でクリトリスをこねくりまわしながら、秀美の湿り気を確かめる。すでに腿の方にまで愛液が溢れ出ていた。
「いい…いいわ…」
　夏彦は秀美に重なり、素股で秀美の秘部の感触を確かめる。夏彦の怒張の裏筋はすでに溢れた愛液でヌルヌルしていた。少し腰を引き、狙ったように秘部に怒張を押し込む。怒張は見事に秀美の腟口を捕らえヌーッという感触で内部に引き込まれた。
数回夏彦は秀美の中でグラインドをしたが、あることを思いついて引き抜いた。
「秀美、君のあそこが素晴らしいことは解った。でも、もうひとつのあそこはどういう感じなのかな？」
　そういうと秀美の菊門に亀頭をこすりつける。
「夏彦さん…そこは…」
「どうなの？」
「…いいわ…入れて…」
　秀美はそうは言ったものの菊門の経験は初めてだった。昔付き合った男の一人が菊門趣味があったが、知性に欠ける男で、乱暴に秀美を扱うので結局挿入までには至らなかった。しかし、菊門を舐められたり、指を挿入されたことはあったためまんざら未経験というわけでもなかった。
　夏彦は秀美の菊門に照準を合わせ、ゆっくりと身体を沈める。
「い…い…ああ…」
　秀美はかなり痛いことを想像したが、夏彦が優しく挿入してくれたことと、夏彦の男根が潤滑していたこととが重なりスムーズに挿入された。
「すごい、秀美…すごい締め付けだよ。」
　夏彦は言った。確かに腟口に挿入するのに比べて菊門の方が締まりがいい。夏彦はゆっくりと腰を動かす。
「ああ…夏彦さん…変な感じ…」
「秀美、気持ちいいよ。」
「嬉しい…あたしのお尻で感じてくれて…」
「秀美のお尻も最高だよ。」
　夏彦の手は秀美のおっぱいを柔らかく揉んでいる。
ふいに秀美が自分の手を秘部に持ってゆき、クリトリスを摘まみながら愛撫し出した。
「ああ〜っ…秀美すごく嫌らしいでしょ？」
「馬鹿言うなよ。素敵だよ。」
「ほんと…ああ…嬉しい…はああん…」
　秀美の手の動きは次第に速くなってくる。
「ああ…夏彦さん…一緒にいって！」
「秀美、ぼくもいきそうだよ。」
「あああ…いい〜っ…だめっ…いくっっううう〜っ！」
　秀美はそう言うと下半身を痙攣させた。
「秀美、秀美いぃ〜っ！」
　夏彦は強く腰を突き出しながら果てた。ドクッ、ドクッという音とともに秀美の直腸に自分の精子が大量に放出されたことがわかる。