SCENE 45

　その頃、恵美子は自宅で机に向かっていた。
　卓也の勉強ぶりに刺激されたせいもあるが、本気で一緒の高校へ進学したいと考えているから自然と熱が入る。
　英語の問題集をやり終え、シャープペンのノックボタンを唇に当てながら見直しをはじめる。
　ふと、渋谷での出来事を思い出してしまった。肩を抱く指先の感触がフラッシュバックする。目が眩みそうな興奮で思わず身体を寄せバストを押しつけていた。あのまま抱きしめられていたら、キスされたら、どんなに幸せだっただろう。
　そんなことを考えながらシャープペンのボタンで唇をなぞる。
　なんだか、ひどくエッチな気分になっていた。
　やがてボタンの位置があごから喉へ、そしてバストへと下がっていく。いつしか乳首の周りをなぞっていた。
　恵美子の息が荒くなっていく。
「み、三上くん‥‥」
　卓也に抱きしめられているところを想像すると胸が熱くなり、シャープペンの動きが速くなっていく。甘くて切なくなるような快感が膨らみ、小さな爆発を起こす。そのたびに恵美子は喘いだ。
　秘肉が疼いている。
　恵美子はシャープペンをさらに下へと移動させた。ミニスカートの裾の中へ手を入れる。
「やん‥‥」
　ショーツ越しに硬いノックボタンが敏感な部分に触れたとき恵美子はビクンと痙攣した。
　無意識にその部分を強く押してしまう。
　熱くて甘い感覚が秘肉を中心に全身へ伝わる。
　恵美子は机に突っ伏して震えていた。
（三上くん‥‥三上くん‥‥）
　心の中で卓也を呼びながらシャープペンを動かす。
　今まで経験したことがないくらい感じてしまう。
「ああ‥‥だめぇ‥‥ヤバイよ‥‥ヤバすぎるぅ‥‥」
　秘肉の奥が熱くドロドロに溶けてしまったように感じる。全身が汗で濡れていた。
　恵美子は、卓也に胸をいじられているところを想像して、Tシャツを捲り上げてブラジャーの上からバストを揉んだ。
　秘肉と乳首が連動しているみたいな感じがする。
「あんっ！」
　熱いかたまりが秘肉から吹き出したみたいだ。
「あ‥‥ああん‥‥」
　ガクガクと恵美子の身体が震える。
（もう‥‥どうして‥‥）
　卓也に告白してからの恵美子は毎日のようにオナニーをしていた。卓也のことを考えると胸が苦しくなるし、どうしてもエッチなことを考えてしまう。
　クラスにはもう初体験を済ませている娘もいて、ちょっと背伸びしたい女子がグループを作っている。彼女らのあからさまな話題にはついて行けなかった。メスを丸出しにしているようで嫌だった。なのに今の自分は、ことあるごとにエッチなことばかり考えてしまう。
　濡れて気持ちの悪いショーツを脱ぐとクロッチの部分に蜜がベッタリと付いていた。
　卓也にこんな自分の本性を知られてしまったら、そう思うと恥ずかしくて自己嫌悪に陥ってしまう。昼過ぎには勉強会に行かなくてはならない。
　なんだか今日はミニスカートをはいていく気分になれず、恵美子はジーンズに履き替えて卓也の家へ向かった。

SCENE 46

　恵美子が隣に座ったとき、卓也はドキッとした。
　香水とは違う刺激的な匂いが恵美子から漂ってくるのだ。若干生臭い感じだが果物にも似て汗の匂いとは違う。妙子と交わった後、同じような匂いを嗅いだような記憶がある。それは瞬時に妖しい胸騒ぎを起こすような不思議な匂いだった。
　しかし朝の出来事で満ち足りている卓也は気持ちを切り替え勉強に集中する。
　恵美子の方はいまいち身が入らない様子だ。
　何かの拍子で卓也の腕が恵美子に触れたとき、ビクンと過剰に反応している。
　その姿を見て、妙子ははっとした。自分にも覚えがあるのだ。これくらいの年頃の女の子は頭の中がエッチなことでいっぱいになってしまうことがある。一種の生理現象と言っていい。
　たぶん恵美子を目覚めさせてしまったのは卓也だろう。可哀想だと思っても、妙子にはどうしてあげることもできない。

SCENE 47

「静雄さん、明日帰ってくるの」
　夕食後、妙子はそう切り出した。
「そっか‥‥」
　ちょっと沈んだ声で卓也が答える。
「卓也君、生理って汚いって思う？」
「どういうこと？」
「あんなところから血が出てるなんて嫌でしょ？」
「そんなことないけど‥‥」
「ほんと？」
「うん」
「だったら、今晩はちゃんと抱いてくれる？」
「えっ‥‥だって‥‥」
「当分は一緒に寝られないし‥‥卓也君さえ良かったら、そうして欲しいの」
「いいの？」
　妙子がうなずいた。卓也の顔がよろこびの色で染まる。
「ねえ、卓也君。ひとつ聞いていい？」
「なに？」
「安藤さんのこと。ほんとうに彼女じゃないの？」
「違うよ。なんで？」
「だって、わたしと卓也君がこうなっちゃったから‥‥もし彼女だったら悪いことしちゃったって思って‥‥」
「なんで急にそんなこと言い出すの？」
「安藤さん、卓也君のこと好きなのよ」
「ええっ！　あいつ、妙子おばさんにそんなこと言ったの？」
「ううん。女同士だから見ていて分かるの」
「そっか‥‥こないだ告白られたんだ。でも、それまでは付き合ったこともなかったし‥‥学校行った日に、あいつ来ただろ‥‥あのとき、びっくりしたくらいだから」
「そうなの」
　妙子はすべてが分かったような気がした。ある意味、自分と同じだからだ。母親を亡くした卓也を見て、好意がそれ以上のものになってしまったのだ。
「で、どうするつもりなの？」
「分かんないよ。普通に付き合う分にはいいけど、俺、妙子おばさんのこと一番好きだもん」
「なるようにしかならないか‥‥」
「えっ？」
「ううん。なんでもない」
　卓也のことは大好きだし、この関係も続けていきたい。でも、ほんの少し教えただけなのに、恵美子に対しても好意が芽生え、何とかしてあげたいと矛盾したことを考えている妙子だった。

SCENE 48

　シャワーを浴び寝室へ入ると、待っていた卓也がバスローブを着た妙子を抱きしめる。そして、すぐに唇が重ねられた。
　卓也の長い舌が侵入して絡むように蠢く。
　それだけで妙子は身体の力が抜けてしまう。
　卓也はバスローブをむしり取るように肩から脱がす。妙子はその下に何も着けていなかった。腰ひもを解くとバスローブが床へ落ち、妙子は生まれたままの姿になった。
　唇を重ねたまま、ちょっと身体を離した卓也は両手をバストにあて、持ち上げるようにして揉みはじめた。親指が乳首を捉え円を描くようになぞられる。
　妙子は立っているのがやっとだった。
　やがて卓也の唇は首筋へと移動する。
「ああ‥‥た、卓也君‥‥そんなの‥‥どこで覚えたの‥‥」
　首筋を舐られ、妙子は荒い息をしながら言った。
「妙子おばさんを見てれば、どこが感じるのか分かるよ。妙子おばさんが感じてると、俺も感じちゃうんだ」
　卓也は耳たぶに舌を這わせながら言う。
「だめぇ‥‥」
　妙子は崩れ落ちる寸前だった。
　卓也は身を屈めて乳首を舐めはじめる。両手は脇腹からヒップへと彷徨う。
「お‥‥おねがい‥‥ベッドで‥‥」
　ガクガクと震えながら妙子は言った。
「もうちょっと‥‥妙子おばさん‥‥脚開いて‥‥」
「こう‥‥？」
　卓也は返事をせずにひざまずき、まだ湿り気が残る茂みに鼻を埋めるようにした。
「ああんっ！」
　卓也の舌が伸びて敏感な部分を捉えた。
「ああっ‥‥だめ‥‥まだ‥‥出てるから‥‥」
　まだ出血していることを気にしながら、めくるめくような官能に抗しきれず、妙子は卓也の頭を抱え、書きを掻きむしった。
「だ、だめ‥‥もう‥‥立ってられない‥‥」
　卓也の舌は恐ろしく器用だった。舌先をとがらせ、襞をかき分け、確実にクリトリスを捉える。
「あうんっ！」
　ジュンと蜜が溢れ出るのが自分でも分かった。
「ああっ！　ああんっ！」
　立ったまま痙攣し、妙子はオルガスムスを迎えていた。
　その間に卓也は後ろへ回り込んでいた。立ち上がって、後ろから抱きしめ手のひらでバストを弄び、ふたたび首筋に唇を押しあてる。
　妙子は自分が荒波に翻弄される木の葉のようだと思った。
　身体が合うのか、それとも卓也が天才なのか、何もかもが新鮮で感じすぎるほど感じてしまう。
「卓也君‥‥もう‥‥立てない‥‥」
　妙子はベッドへ向かおうとする。が、力尽きて壁に手をついた。自然とヒップを突き出すような姿勢になる。
　卓也にとってそれは好都合だった。床に座ると翳りを帯びた秘肉とアヌスが見える。秘肉からは蜜が溢れ太股の上部まで濡れている。
　卓也は舌を伸ばし、蜜をすくうようにして秘肉を舐めた。
「ああ‥‥だめよ‥‥まだ血が出てるから‥‥」
　たしかに普段とは匂いが違うようだ。でも卓也は気にならない。秘肉をかき分けるようにして蜜壺へ舌を差し込む。
「ああっ！」
　妙子は喘ぎ、背中を仰け反らせる。結果、さらにヒップを突き出すような格好になってしまう。
　卓也は、妙子の太股の内側に親指をあて左右に押し開いた。膣口がポッカリと開きサンゴ色をした内部までがはっきりと見えた。
「すげぇ‥‥エッチな感じ‥‥」
「だめ‥‥恥ずかしいから‥‥」
「おれ‥‥妙子おばさんのここ好きだよ」
　卓也はそう言って蜜で濡れ光る肉襞を舐める。
「ああん‥‥」
　抵抗の言葉は口にしても逃げようとする気配はない。卓也は気をよくして、拡げたり舐めたり、秘肉の感触を堪能する。
「お願い‥‥生理だから‥‥そこは‥‥」
　やはり、出血しているのではないかと気になる。
　事実、溢れ出る蜜は淡いピンク色をしていた。
　卓也は気がつきながら、そのことには触れない。しかし、このままでは妙子が気にしてしまって、行為に集中できないのではないかと考えた。
「分かった‥‥じゃ、ここは？」
　卓也は、妙子のアヌスへ舌を移動させた。舌先を尖らせ、差し込むように舐める。
　単に他の行為を思いつかなかっただけだ。その場所に、特に興味があったわけではないが、感じるたびにヒクヒク動くアヌスはすごくエッチな感じだった。それに、朝のことも忘れられない。
「だ‥‥だめよ‥‥そんなとこ‥‥汚いから‥‥」
　そう言いながらも、寒気にも似た妖しい感覚が全身を駆けめぐり、身体が震えてしまう。
「だって、朝、妙子おばさんだって、俺のことしてくれたじゃない。こうやって‥‥」
　卓也は唾液で濡れたアヌスへ人差し指を挿れた。
「ああんっ！」
　妖しくインモラルな感覚に妙子は喘ぐ。バスルームで卓也にしたことを考えると、いまさら抵抗はできない。
「た、卓也君は‥‥そんなとこ好きなの‥‥」
「妙子おばさんのだったら、どこだって全部好きだよ」
「だって‥‥汚いから‥‥」
「俺にしてくれたとき、汚いって思った？」
「そうじゃないけど‥‥ああっ‥‥」
　挿入された指を動かされる。
「いやだったら、やめるけど‥‥」
　妙子は返事に困った。卓也にだったら何でも許せる。卓也にだったら何をされてもいい。いや、何でもされたいのだ。
「い、いいのよ‥‥卓也君の好きにして‥‥」
　正直、滅茶苦茶にして欲しかった。
「ほんとに？」
「卓也君のしたいことなら‥‥なんでも‥‥してあげる‥‥」
　妙子は自分のすべてを晒し、捧げてもいいと本気で思っていた。その気持ちを口にするだけで身体が熱く燃えた。
　卓也は好奇心の赴くままアヌスの内部の感触を楽しむ。固いのは入り口の肉だけで中は柔らかい。
　でも蜜壺の感触とは違う。その違いを確かめたくなって人差し指をねじ込むように深くまで挿入した。
「あうう‥‥」
　妙子の身体が震える。
「ああんっ！」
　卓也が蜜壺に親指を挿れると妙子は激しく悶えた。
「だ‥‥だめ‥‥こんなのって‥‥」
　卓也が穴と穴の間にある肉をつまむようにして、その感触を確かめている。
　まるで電極をあてられているような感覚に痙攣が止まらず、妙子は耐えきれなくなって床へ崩れ落ちた。
　桜色に上気した妙子の肌と濃い茶色のフローリングとのコントラストは、卓也に異常な興奮をもたらせた。なにか、してはいけないことをしているような気がする。愛しい叔母を堕としている、犯しているという感じがするのだ。
　卓也はひざまずき、うつ伏せになって余韻に震えている妙子の腰を両手で持ち上げ、後ろからゆっくりと挿入する。熱したナイフがバターに突き刺さるという表現通り、蜜に溢れた秘部が猛りきった卓也のものを受け入れる。
「ああ〜んっ！」
　妙子が長く啼いた。
　しなやかな背筋、張り切ったボールのようなヒップ、くびれたウエストの曲線が美しい。卓也が、ふと反対側の壁に目をやると、姿見に交わっている自分たちが映っているのに気が付いた。それは、あまりに卑猥で刺激的な眺めだった。垂れ下がっても張りを失わないバスト、官能に咽ぶ妙子の横顔、そして尻の間に分け入る自分の姿が興奮をかき立てる。
　卓也は抽送を開始しながら蜜で潤っているアヌスへ親指を突き立てる。そして、力を込めて根本まで挿入した。
「ううっ‥‥や‥‥ああんっ‥‥」
　もはや、妙子の喘ぎは言葉にならない。
　卓也の抽送に合わせて「あっ‥‥あっ‥‥」という喘ぎが断続的に漏れるだけだ。その声がやがて高くなる。
　官能の波に翻弄され、妙子は何も考えられなくなっていた。卓也に何をされても感じてしまうのだ。高まる快感の中で、妙子は熟しきった果実をイメージしていた。それは自分自身の姿だった。そして、その果実が落ちたとき例えようのない浮遊感とともに大きな波が押し寄せた。
「あっ！　あんっ、あんっ！」
　叫びのような喘ぎと同時に妙子の身体が硬直する。
　その激しい反応に、卓也は妙子が果てたことを知った。しかし、まだ卓也には余裕がある。もっと抽送を続けたかったが、妙子の身体は弛緩しきっていて、思うように動けない。そんな身体を支えようとアヌスに突き刺していた親指を抜く。その刺激で妙子が震えた。しかし、妙子のアヌスは親指の太さのままポッカリと口を開けたままだ。内部の赤い肉まで見えるほどだ。
　その光景を見つめていた卓也は、ここも征服したいという欲求に駆られた。
　蜜壺からペニスを引き抜き、手を添えてアヌスにあてがう。たっぷりと付いた蜜のおかげで亀頭の部分がズルリとさしたる抵抗もなく埋没した。
「あうっ！」
　妙子が悲鳴を上げる。
　激しい圧迫感と痛みに、一瞬何が起こったか分からなかった。
「う‥‥うそ‥‥」
　やっと卓也のものが後ろの方へ入っていることに気づき、妙子は脂汗を流しながら手を伸ばし虚空をつかんだ。
「くっ‥‥うう‥‥う‥‥」
　ジリッ、ジリッと少しずつだが結合が深くなっていくのを感じ、呻くことしかできない。
「す、すごい‥‥」
　食いちぎられるのではないかと思うくらいの締め込みに卓也は括約筋を収縮させて硬度を保とうとする。
「ああっ‥‥」
　圧迫感がさらに激しくなり、妙子は涙を浮かべながら喘いだ。合わせた腕に顔を埋め痛みに耐える。まるで灼熱した鉄棒でかき回されているような気分だった。しかし、しばらくすると痛みはお湯のような熱さに変わってきた。同時に蜜壺の奥が疼く。最初は卓也に何でもさせてあげたい、教えてあげたいという気持ちだったが、いつのまにか屈服することに悦びを覚えていた。
　十歳も下の少年にアヌスを挿し貫かれ玩具のようにされて、淫らに堕ちてしまったと思うと、そのインモラルさ故かいっそう感じてしまうのだ。
「で、出る！」
　卓也が叫んだ瞬間、下半身がが熱いもので満たされた。
「あううっ！」
　妙子も高らかに悦びの声を上げていた。
　萎えたペニスが絞り出されるように抜けると、卓也はその場で尻餅をついた。妙子も床に崩れ落ちたまま痙攣している。その内腿は溢れた蜜で濡れて光っている。
　フローリングの床に倒れたまま立ち上がれない妙子を見て、卓也は自分がしたことの罪深さみたいなものを感じていた。女神にも等しい妙子なのに、興奮すると穢したい、征服したいという凶暴な自分が目を覚ますのだ。結果、あられもない格好で四肢を投げ出し、震えている妙子がそこにいる。
「た、妙子おばさん‥‥大丈夫‥‥？」
　卓也が妙子を抱き起こす。
　妙子の瞳は遠くを見ているようで焦点が合っていない。
「ごめん‥‥なんだか、俺‥‥」
「いいの‥‥言わないで‥‥」
　妙子は両手で卓也の顔を挟んで唇を重ねた。
　それは、今まで以上に甘いキスだった。

SCENE 49

「あのさ‥‥」
「なあに？」
　あの後、卓也は妙子をバスルームまで連れて行き、丁寧に身体を洗った。それは卓也にとって贖罪の儀式のようであり、妙子にとっては順番が逆だが生け贄に自分の身体を捧げる禊ぎだった。
　二人はベッドに入り抱き合っていた。
「エッチすること、英語じゃメイク・ラブって言うじゃん」
「‥‥」
「なんか、その意味分かるような気がする」
「どうして？」
「だって、エッチするたびに、俺、妙子おばさんのこと、もっと好きになるんだもん」
　妙子は何て返事をしたらいいか分からなかった。
「明日になったら叔父さん帰ってくるだろ‥‥でも、いない間だけ、俺だけの妙子おばさんでいてくれる？」
　妙子は卓也を抱きしめて応えた。
　本当は「わたしは卓也君のもの」だと言いたかった。しかし、言って何になるのだろう。二人のことは表に出せるものではない。でも、卓也と関係を絶つことなど考えられない。ならば、このまま流れに身を委ねるしかないのだ。
　いつの間にか、二人は眠りに落ちていた。