転落（後編：1）

　全てが終わり、一樹に家まで送ってもらいました。でも、その間、私は呆然としたままで、意識ははっきりとしていませんでした。家に着き、リビングで座っていても、まだ夢の世界から抜け出せずにいました。
　千尋さんが一樹の操るリモコンバイブで責められ、身悶えていたこと・・・。体育館のトイレで、二人がアナルセックスをしたこと・・・。一樹とホテルに行き、手錠を掛けられた挙句、バイブで逝かされてしまったこと・・・。アナルをローターで責められて感じてしまったこと・・・。アナルにローターを入れられたまま、一樹に犯され、何度も何度も逝かされてしまったこと・・・。
　一つ一つを思い出していくのですが、それが現実であったとは思えません。あまりにも現実離れしているからです。しかし、私のおま○こには、あの男の熱いイチモツの感触が残っています。それだけではありません。お尻の穴には、まだあのローターが入っているのですから・・・！！
　一樹は、ローターのコードを握って引っ張ったのですが、お尻の穴がキュッ！と閉じていて、いくら引っ張っても出て行く気配がありません。ただ単にお尻の穴が締まっていたからではなく、男の目の前でウンチをひり出すようで、どうしてもローターを押し出す勇気がなかったのです。
　どうしよう・・・。早く、ローターを出してしまわないと・・・！！
　私はショーツに挟み込んであるコントローラーを手にし、ソファーの上に置きます。
「ああぁぁっ！！」
　たまたまスイッチが入ってしまったのか、お尻の中でローターが暴れ出します！！
　私はソファーの上から滑り落ち、絨毯の上で身悶えます。すぐにスイッチを切ればいいのですが、私はそうしませんでした。お尻の中で暴れ回るローターの刺激に発情し、一樹に犯された時の興奮を思い出していたからです。
「だめっ！！ああぁぁぁっ！！！二度と、あんな男に会っては・・・！！」
　夫とのセックスでは得られない刺激的なセックスを与えてくれた一樹に、もう一度会いたい！！今すぐにでも会って、激しく私を責めて欲しい！！！
　ついさっき彼と別れたばかりだと言うのに・・・！！
　私は一樹の虜になっていました。
「ああぁぁぁっ！！あんんっっ！！！・・・ああぁぁぁっ！！」
　お尻の穴を苛められて感じているなんて・・・。私・・・、どうかしてる！！早く・・・、止めなきゃっ！！
　私はアナルの快感と一樹とのセックスの記憶を振り払うようにして、ローターのスイッチを切りました。そして、トイレに行って便座に座ります。
　とにかく・・・、これを出してしまわないと・・・。
　私はお尻から出ているコードを握り、ウンチをする時のように力みます。すると、お尻の穴を内側から押し広げるようにして、ローターの先端が出てきます。しかし、すぐにもアナルが閉じてしまい、出てきてくれません。
このローターを力んで生む出すところを、一樹に見られているような気がして、なかなか勇気が出ないのです。でも、いつまでもこんなことはしていられません。もうすぐ、友達の家に遊びに行っている娘が帰って来るはずですし、夕食の準備もしていないのですから・・・。
　私は改めて力を入れ、ソレを押し出していきます。
「ああぁぁぁっ！！見ないでっ！！・・あんんっ！・・・ああぁぁっっ！！！」
　ヌルッ！と、ローターが飛び出します。
　一樹はローターにコンドームを付けていたので、ローター自体には汚物は付着していませんが、ゴムには僅かに茶色い物が付着していました。
　こんな・・・汚い物が入っている穴を苛められて、感じてしまうなんて・・・！！
　私は自分の浅ましさに気が狂いそうになりました。
　この日の私は、娘や夫が帰って来てからも、どこか気が抜けていると言うか、ボォォォッとしている時間が長かったようです。夫は、「初めての授業参観でお疲れのようだね。」と言ってくれましたが、私は夫のすぐ隣に座ってテレビを観ている時も、一樹のことばかり考えていました。
　翌日、娘と夫を玄関から送り出し、昨夜脱いだ服の洗濯を始めます。これはいつもの日課なのですが、洗濯機が止まるまでの間、私はどうしてもあのローターのことが気になって仕方がありませんでした。
　あれをどこに隠そうか、昨日さんざん迷った挙句、手近にあった郵便物の封筒の中身を出し、その中にローターを入れて、バッグの底に隠しました。このバッグは、普段は使わないバッグなので、クローゼットの奥の棚に置きました。
　いっそ、捨ててしまった方がいいのかも・・・。
　一樹との不倫を諦める為にも、その方がいいのかもしれないと思った私は、再びバッグからローターを取り出しました。
　スイッチを入れると、ブゥゥゥゥンと言う唸り声と共に、私の手の中で転げ回るローター・・・・。それを見ているだけで、私の身体は熱く火照ってきてしまいます。
　ローターって、普通はお尻に入れて使うもんじゃないはず・・・。乳首やクリに当てて使うもの・・・。それなら、普通のオナニーの時にも使えるかも・・・。
　貧乏性とでも言うのでしょうか、せっかく手に入れたローターを捨ててしまうのが勿体無くなってしまった私は、自分に言い訳をしてしまいます。
　この日は、クリーム色のシャツを着ていたのですが、私は胸元のボタンを二つほど外し、手をその開いた場所から差し込んで、ローターをブラの上から乳首に当ててみます。
「・・・・・・っっ！！！」
　ブラの上からだと言うのに、乳首に達する刺激は強烈でした。
　自分で玩具を使ってオナニーをしようなどとは思ったことはありません。そんなはしたない女ではないと思っていましたから・・・。でも、実際に試してみて、普通の愛撫では得られない快感があることを知り、やはりコレを手放してしまうことなどできないと思いました。
　暫くはブラの上からローターを転がしていましたが、これで直接乳首を刺激されたら、どんな感じになるのだろう・・・？と言う強い好奇心に負けてしまいます。
　シャツのボタンをもう一つ外し、胸を露わにします。そして、一樹に無理矢理ブラを引き下げられたところを想像しながら、ブラを強引にずらします。
　ブラのホックはしたままなので、強い圧迫感が胸に加わり、私は異様な興奮に包まれます。そして、私は何も考えないようにしながら、ローターを乳首に当てます。
「ああんんっっ！！！」
　痛いほどの強い刺激に、私は一瞬、ローターを外してしまいます。でも、この時、一樹の指で強く乳首を揉み潰された時のことを思い出す。凄く痛かったはずなのに、なぜか乳首には鋭い快感が走ったばかりか、その後にもジンジンするような疼きが襲ってきて・・・。
　私は改めてローターのレベルを上げ、乳首に触れさせます。
「あぐぅぅぅっ！！・・ああぁぁっ！！！い・・いやっ！！！」
　私はその凄まじい刺激に、思わず目を閉じます。すると、私はこの場所から意識はあのホテルの一室に飛んでしまい、一樹の手で乳首を責められている妄想の中に入り込んでしまいました。
　必死に許しを請うのに、責めを緩める気のない一樹は、何度も何度も乳首にローターを当てて、私を甚振るのです！！
　私はいつしか寝室の床に、足を開いて跪き、胸を大きく前に突き出すようにして、左手を後ろに回していました。そして、右手は、まるで私の手ではないかのように、乳首を執拗に責めるのです！！
　全身から汗が噴き出し、シャツが肌に張り付く。股間からは熱い汁が溢れ出し、ショーツがぐっしょりと濡れているのが分かる。息は絶え絶えとなり、熱い喘ぎ声を漏らしながら、一樹に許しを請う。
「もう・・・だめっ！！！」
　私はその場に崩れ落ちてしまいました。
　まだ、絶頂に達した訳ではありませが、膝立ちの姿勢すら保っていられなくなってしまったのです。
　私はお尻を高々と持上げた恥ずかしい姿のまま、言います。
「お願い・・・。逝かせて・・・・・。」
　手にしていたローターを放し、コントローラーを引き寄せると、そのレベルをマックスにしてしまいます。
　怖い・・・！！！こんなモノをショーツの中に入れられてしまったら・・・、きっとクリトリスは悲鳴を上げてしまう！！！
　私は恐怖心を感じながらも、そのローターを手にします。軽く摘もうとしても、振動が激し過ぎて、指先からすり抜けてしまうほどです。
　どうしよう・・・・。でも・・・、縛られていたら、抵抗なんてできないんだから・・・！！
　私は勇気を出してソレを手にし、スカートの中に入れます。そして、ショーツの上の部分から中にローターを差し入れてきます。
「うぐぅぅぅっっ！！！！」
　クリトリスに走る激痛とも言える刺激に、私は思わず声を詰まらせます！！すぐにでもローターを外したいのですが、私はあえて、ローターをクリトリスに当てたまま、ショーツの中から手を抜いてしまいます。
　こうして激痛と凄まじい快感の狭間で苦しむこと、十数秒・・・。私はアッと言う間に絶頂に達してしまいました。
　さすがに、絶頂の後にローターでクリを刺激される苦痛には堪え切れず、ローターのスイッチを切ります。
「はぁぁっ！！はぁぁっ！！はぁぁっ！！はぁぁっ！！・・」
　私は絶頂の後の浮遊感に、暫く身動きすらできませんでした。
　この日は、午後から子供会の会合があったので、オナニーを中断しましたが、もしも出かける予定がなかったら、一日中、オナニーに耽ってしまったかもしれません。
　そして翌朝・・・。
　夫たちを早々と家から送り出すと、私は妻であることも母であることからも開放され、淫らな女へと変身してしまいます。
　寝室に入り、服を脱ぎ捨てます。全裸になった私の姿を鏡台の鏡に映してみると、すでに顔は紅潮し、胸は小さく波打っています。
　どうして・・・こんなことになってしまったの・・・？！！
　私は自分で胸を両手で掴み、乱暴に揉みます。
　全ては・・・夫が悪いんだわ！！私の身体を満足させてくれないから・・・。だから、あの日、一樹たちの後をつけて行ってしまって・・・。
　私は軽く目を閉じ、妄想の世界へと入って行きます。
「朝っぱらから、こんなに発情して・・・。いやらしいメスだ！！」
　私の後ろから、一樹の声が聞こえる。そして、私の両手は、まるで一樹に操られるかのように、乳房を潰れるほど揉み、さらには硬くなっている乳首を摘みます。
「あああぁぁぁっっ！！！」
　それまでは、オナニーの時に大きな声を上げることは稀でした。でも今は、一樹によって責められている錯覚に陥っているせいか、声を抑えることができません。
「鏡に尻を向けて、思いっきりケツを後ろに突き出せ。お前は、恥ずかしい格好をさせられて発情するマゾ女なんだ！！」
　一樹は私の乳首をグリグリと揉み潰しながら命じます。
　マゾ女・・・。そう・・・！！私はマゾ女なのかも・・・？！！一樹と出会うまでは、自分でも気付かなかったけれど・・・。
　私は命じられるままに鏡にお尻を向けると、足を大きく開きます。そして、身体を前に屈めるようにしてお尻を後ろに突き出します。
　グショグショに濡れたおま○こが・・・、男の熱い視線に串刺しにされる！！おま○こだけではなく・・・、きっとお尻の穴がヒクヒクとしているところまで、男は見つめているはず・・・！！！
「ああぁぁぁっ！！なんて・・・いやらしい女なの？！！！」
　私は一層、乳首を強く揉みながらお尻を淫らにくねらせます。おま○こからは熱い汁が溢れ、糸を引いて垂れていくのが分かります！！
　化粧台の引き出しの奥に昨日隠しておいたローターを取り出し、クリトリスに当てます。
「ああぁぁぁっっ！！！」
　すでに興奮状態だった私は、あっさりと絶頂に達してしまいます。でも、身体は一度の絶頂では満足してくれません。
　私は立っているのが辛かったので、そのままベッドに倒れ込みます。そしてあの時、一樹にさせられたように、まんぐり返しのポーズを取ります。背中には枕を敷き、恥ずかしい穴が天井を向くようにして・・・。
「ああぁぁぁっ！！見ないでっ！！！」
　真上から一樹に見られているような錯覚に、私は思わず声を上げます。
「淫乱！！・・・恥ずかしい姿を晒して、興奮しているくせに・・・。」
　私は一樹の言葉に、さらに興奮してしまう。そして、ローターを最強にして、クリトリスからおま○こ、そしてアナルにまで這わせました。
「はううぅぅぅっ！！」
　アナルにローターが触れると、ビクッと身体が痙攣してしまう。
　お尻の穴で感じてしまう・・浅ましい女！！とても・・夫には明かせない・・・！！！もしも、このことを夫が知ったら・・・？！
　アナルで感じるのは事実でしたが、自分でローターを入れる勇気などありません。そこで、ローターをおま○この奥深くに挿入し、一方の手でクリトリスを、もう一方の手でアナルを愛撫しました。
　同時に三種類の異なった快感に責められ、私の理性は破壊され、まるで獣のような喘ぎ声を漏らしながら、何度も何度も絶頂に達しました。
　その後も、四つん這いになって、おま○こに指を二本突っ込んでオナニーをしたり、アナルにローターを押し付けながらクリトリスを擦ったり・・・。一体、何度、逝ったか、自分でも記憶が定かではありません。
　さらに翌日・・・。
　夫を送り出すと、すぐにも玄関の鍵をかけます。そして、着ていたワンピースを脱ぎ、全裸になりました。今日はブラをせずに服を着たので、起きてからずっと乳首を服の裏地で擦られていましたから、痛いほど勃起しています。
　ドアに背中を付けるようにしてもたれ、足を大きく開きます。
「ああぁぁぁっ！！あなた・・・。こんなに淫乱な女で・・・、ごめんなさい。」
　ワンピースのポケットからローターを取り出し、首筋から胸へ、さらには乳首からお腹へ、そしてクリトリスへ・・・。
「ああぁぁっっ！！私は・・・一樹のもの・・・！！ああぁぁぁっ！あの男に抱かれてから・・・、私・・、気が狂ってしまったの！！許してっっ！！！」
　私はクリトリスで逝ってしまう直前で、ローターをずらし、濡れたおま○この中へと入れてしまいます。そして胸を乱暴に揉みながら、一樹に焦らされているつもりで身悶えていました。
「お・・お願い！！ああぁぁっ！あの時のように・・・、私を犯してっ！！！」
　昨日は、勇気がなくてアナルにローターを入れられませんでした。でも、今日は、どうしてもあの時と同じようにオナニーをしなければ、満足できないと思っていました。
　私はワンピースのポケットから予め用意していた二つのコンドームを取り出し、口に咥えます。そして、四つん這いになって、玄関からバスルームへと向かいました。
　今、夫が忘れ物か何かを取りに戻って来たら・・・・？！！私の浅ましいメス犬のような姿を見られてしまったら・・・？！！夫は、ズボンのベルトを抜いて、私のお尻に鞭を食らわせるのでしょうか・・・？！それとも、内腿までべっとりと濡らした私の股間を見て、そのまま後ろから襲い掛かってくれるでしょうか・・・？！！
　バスルームに着くと、まずは一本のタオルを水で濡らし、少し固めに絞ります。そしてその棒状のタオルを、コンドームの中に入れました。
　これは、男性のモノの代用品です。大学時代、友達たちがオナニーの話題で盛り上がっているのを、横で聞くとはなしに聞いていた時、この方法を知りました。でも、実際に試してみるのは、これが初めてです。
　とりあえず、この準備が終わると、手桶にソレを入れてお湯を入れていきます。適当な温かさにして、本物のような感触を得る為です。
　そして次に、おま○この中にローターを入れたままトイレに這って行きます。イチジク浣腸をする為です。
　自分でローターをアナルに入れる決心はしたものの、後でローターを取り出した時に、汚物で汚れてしまうのが嫌だったからです。勿論、ゴムはするつもりですが・・・・。
　便座に蓋をして、そこに手を付くようにして浣腸をします。
「はぁぁぁぁっ！！」
　浣腸は、便秘が酷い時にしかしません。あの腹痛が堪らなく辛いからです。
　私は、少しでも浣腸の苦しみから逃れようと、便座に腰掛けてオナニーを始めます。乳首を弄り、クリトリスを擦ります。相変わらずおま○この中でローターが暴れているので、普通ならすぐに逝けるはずですが、強い便意が波のように襲って来るので、思うように快感に浸ることができません。しかし、少しだけ、浣腸の苦痛を和らげることはできたかもしれません。
「ううぅぅっ！！はぁぁっ！！はぁぁっ！！・・」
　次第に便意が強くなってくると、もはや逝くどころではありません。私は額に脂汗を浮かべ、必死に便意と闘います。でも、それも限界を向かえ、とうとう凄まじい音を立てながら排泄をしてしまいました！
「ああぁぁぁーーーっ！！！」
　誰もいるはずのない家のトイレ・・・。一樹に見られているはずもないのに、なぜか、どこからか観察されているような錯覚をしてしまい、恥ずかしさで顔が真っ赤になってしまいます。
　ウォシュレットで綺麗にお尻を洗い、再び這ってバスルームへと向かいます。
　おま○こからローターを取り出し、それにゴムを被せます。
　怖い・・・！！本気で・・・、お尻に入れるつもりなの・・・？！！
　私は自問自答します。でも、これまでのようなオナニーだけでは満足できないのは、確かなのです！！
　私はローターのスイッチを入れ、アナルにその先端を押し当てます。
「はあぁぁぁぁぁっ！！！」
　背筋を駆け抜ける凄まじい快感！！排泄をしたばかりのアナルは、いつも以上に敏感になっているのでしょう。
「さあ。入れろ！！！若菜。・・・ケツの穴が感じるんだろう。無理矢理玩具をケツの中に突っ込まれて、悶え苦しみたいんだろう！！」
　一樹の言葉に後押しされるように、私はローターをアナルに強く押し当てます。激しく振動してるローターは刺激が強く、快感ですぐにアナルが閉じてしまいます。でも、私は私の手が一樹の手であると想像して、強引にアナルにローターを埋めていきます。
「ひぃぃぃぃっっ！！！」
　ローターが半分ほど入った時、手で押し込まなくても、勝手にローターが中に滑り込んでいきました！！
「す・・・凄いっ！！！！あああぁぁーーーっっ！！！」
　両肘を床につき、お尻を高々と持上げた恥ずかしい姿で身悶えます。
「私は・・あぁぁっ！い・・淫乱な女です！！お尻を責められて・・・、感じてしまうマゾ女です！！」
　バスルームに、私の喘ぎ声交じりに卑猥な言葉が響く。
「お願い！！あああぁぁっ！！・・あなたの・・、逞しいモノで・・、ビショビショに濡れたおま○こを・・・ああぁぁっ・・突いてっ！！！！」
　私は半狂乱で叫びながら、目の前のタオルで作ったチ○ポを握りしめます。そして、自分を焦らすようにソレを口に含み、舌を使って愛撫しました。
　何もかも捨ててしまってもかまわない・・・！！！
　私は我慢できなくなり、ソレをおま○こに突き立てます。
　四十五度のお湯を出しっぱなしにして温めておいたチ○ポは、焼けるように熱い！！でも、このリアリティーのある熱いチ○ポのおかげで、私はあの日、一樹に犯された感覚を得ることができました。
「ああぁぁぁっ！！凄いっ・・・！！おま○こが壊れるまで・・・ああぁぁっ！！あぁぁっっ！！！」
　無我夢中で私自身を犯し、絶頂への階段を駆け登っていく私・・・。意識は朦朧として、自分が何を言っているのかさえ分からなくなります。
　淫乱女、浮気女、マゾ女、変態女と蔑まれてもかまわない！！早く、彼に会いたい！！犯されたいっ！！あの千尋さんのように、お尻の穴まで犯されて、狂ってしまいたい！！！
　私は体勢を変えながら、何度も、何度も絶頂に達しました。
　この日、私は一日中、呆然として過ごしました。
　 一樹に会いたい気持ちは募るのですが、もしもそんなことになってしまったら、本当に取り返しがつかなくなってしまう・・・！！それが分かっているだけに、理性では浅ましい願望を捨てようとするのですが、一樹のことを考えれば考えるほど、体は新たな疼きに襲われ、理性を揺さぶるのです。
　夜九時過ぎ・・・。
　風呂上りの私を、夫が無理矢理ベッドに押し倒しました。
　今朝、下着を付けずにいた為か、私は乳首を擦られる刺激で興奮していました。それだけではありません。夫たちが出掛けてしまったら、すぐにでもオナニーをするつもりで、身体は十分に火照っていました。・・・そんな私を見て、夫は朝から発情していたようです。ですから、娘と一緒に風呂に入り、娘を二階の部屋に連れて行った後、夫は私を抱こうと寝室で待ち構えていたのです。
　突然ベッドに押し倒され、バスタオルを剥ぎ取られた時には、一樹に襲われたことを思い出してしまい、カァァァッ！と身体が熱くなってしまいました。
　いつも以上に乱暴な胸の揉み方・・・、熱いキス・・・！
　一樹に抱かれる前ならば、久しぶりの夫とのセックスに喜びを感じたのでしょう。ですが、この時には違った気持ちが私を支配していました。
　夫に身体を愛撫されながら、別の男のことを思い出していることに、背徳感と罪悪感を感じていたのです。でも、そうした夫を裏切っていると言う思いが、なぜかそれまで以上に私を興奮させていました。
　何も知らない夫は、乳首を舐め、強く吸い上げます。私は胸を突き出すようにして身を仰け反らせ、口からは熱い吐息を漏らします。夫は私の敏感な反応に、さらに興奮し、乳首を痛いほど吸います。
　そして、夫の愛撫は下半身へ・・・。
　最近では、指でおま○こやクリトリスを愛撫するだけで、昔のように舌で愛撫してくれることはありませんでした。でも、この夜は特別だったのか、私をまんぐり返しにしてしまい、激しく舌を使ったのです！
「止めて・・・。恥ずかしいから・・・！ああぁぁぁっ！！」
　セックスの時には、あまり声を上げないようにしている私ですが、恥ずかしいポーズでおま○こからクリまで執拗に舐められ、興奮のあまり大きな声を出してしまいます。
　そして、我慢ができなくなったのか、夫は私の上に覆い被さってきます。
「ああぁぁぁっ！！」
　夫の熱いモノが入って来た時、私は大きな声を出してしまいました。でも、私は違和感を感じていました。一樹のモノのような、カリが大きく、反り返ったチ○ポが力強く入って来ることを期待していたからです・・・。
　御免なさい・・・・！！
　私は夫に抱かれながら、謝りました。
　一度、違和感を感じてしまうと、その後はどうしても気持ちが冷めてしまいます。でも、すでに夫は私の中に入っている時点で、拒絶することなどできません。私は感じている演技を続け、いつも以上に声を上げて身悶えます。
　それに気をよくしたのか、夫は私を四つん這いの恥ずかしいポーズにして犯しました。
　私は四つん這いのポーズでのセックスが嫌で、滅多にこのポーズを許しません。でも、夫は私が興奮していると分かった時には、無理矢理にでもこのポーズでセックスをします。夫はバックが好きなのかもしれませんが、そればかりではなく、私が口では拒絶していても、このポーズでのセックスで最も興奮することを知っているからです。
「ああぁぁっ！！いやっ！！・・ああぁぁぁっ！！」
　私は後ろから夫に突かれながら、拒絶し続けました。
　恥ずかしいからではありません。一樹とのセックスをリアルに思い出し、罪悪感に胸が押し潰されそうになったからです。それでも、夫は止めません。腰を激しく振り、汗だくになって私を犯しました。そして・・・、滅多に上げない呻き声を上げて、夫は果てました。
　この後、二人でお風呂に入り直したのですが、何となく気まずくなってしまい、夫と目をまともに合わせることができません。でも、それが、私の抱いている罪悪感からだとは、当の夫は知りません。久しぶりにバックでセックスをされて、私が恥ずかしがっている、と思っているようでした。
　この夜遅く・・・。夫が安らかに眠っているベッドから抜け出し、バスルームへ・・・。そして、私は再びローターとタオルを使って、激しいオナニーをしてしまいました。
　翌日から、夫は機嫌が良く、出掛ける時にはキスまでしてくれました。夫が上機嫌なのはいいのですが、この後、すぐにも夫以外の男のことを思いながらオナニーする自分の姿を想像すると、申し訳なく思ってしまいます。
　私のオナニーは、次第に過激になっていきます。ローターしか道具はありませんから、それを使ったオナニーがメインでしたが、キッチンで使う使い捨てのゴム手袋（プラスチック手袋）をして、指をアナルに突っ込んでオナニーをするようになっていきます。
　千尋さんがされていたように、お尻の穴を男のモノで陵辱されることを想像しながら・・・・・。
　こうして、どれほどの日数が過ぎていったのか・・・・。
　私は一樹の存在無しには生きては行けなくなっていました。夫とのセックスは以前よりも増え、夫婦仲は新婚当時に近いほどいいのですが、私の心の中は満たされている訳ではありませんでしたし、身体は、さらなる疼きに悩まされていきます。
　会いたい・・・・・！！一樹に会って、乱暴に犯されたいっ・・・！！縛られて、アナルまで陵辱されて・・・！！狂ったように泣き叫びたいっ・・・！！！
　夫の仕事は、昼勤と夜勤の交代制なので、夜勤の時には子供を寝かせてしまえば、自由な時間が取れます。一樹が経営するスナックは、夜の十二時まで営業していますから、閉店後に二人っきりになってホテルに行ったとしても、問題はありません。
　夫の仕事が昼勤から夜勤に変わったその夜、・・・私は我慢できずに、一樹の店に出掛ることを決意します。
　娘を早く寝かしつける為、いつもより少し早くお風呂に入ります。子供の身体を洗いながら、自分の子供の頃を思い出します。
　割れ目は真っ直ぐな溝だけで、毛が一本も生えていないつるつるのおま○こ・・・。オナニーすることも知らず、男性のモノを身体の中に受け入れるなんて、想像すらできなかった頃が、私にもあったのです。それなのに・・・・、今では、ラビアは興奮すると淫らに口を開き、ドクドクとねっとりとした汁を垂れ流して、男のモノを欲しがるような・・・そんな「おま○こ」になってしまった・・・。それどころか、夫以外の男に抱かれることばかりを考え、お尻の穴まで陵辱されたいなんて、変態的な願望まで抱くようになってしまって・・・・。
　これから、夫や子供を裏切って、あの男に会おうとしている・・・。やっぱり、行っちゃダメっ！！！
　しかし、一樹のことを考えると、どうしても身体は熱く疼いてしまうのです。
　私は子供にパジャマを着せ、二階に連れて行きます。
「ママ。・・・お熱があるんじゃない？・・・何か、いつもと違うみたい・・・。」
「少しだけ、熱があるだけ・・・。お薬飲んで、すぐに寝るから大丈夫よ。」
　私は娘にまで、自分が発情していることを知られてしまったようで、焦りましたが、適当な言葉で誤魔化して、階下へと下りていきました。
　罪悪感を感じながらも、いえ・・・、その胸を締め付けるような罪悪感が、さらに私を異常な興奮へと誘う・・・。
　寝室に入り、下着を選びます。
　男性を誘惑する気ならば、それなりの下着があります。若い頃に買った物ですけれど・・・。しかし、どうせ誘惑する気なら、全裸の上に服を着てしたまった方が、いいのかもしれない・・・。
　そうは思ったものの、まだ心の中では一樹と関係を持ってしまうことに抵抗がありました。
　今日は・・・、とりあえず彼の店に行ってみるだけ・・・。もしも他にお客さんがいなくて、そう言う関係になりそうになったら、その時には成り行きに任せて・・・。
　私はそう考え直し、黒の下着を選びました。でも、男性を誘惑すると言うよりは、大人しい感じの物です。
　服は、ワンピースでも良かったのですが、シフォンのフリルブラウスとキャミソールのツインセットを選びました。色は黒で、気持ちを落ち着かせるにはちょうどいい感じです。スカートは上の黒と調和するように、濃い茶系統の物を選びました。