第６話

「奥さん、もう我慢できない。奥さんのお○んこに入れるよ」
「入れて・・・ちんぽ入れて。私、欲しいの・・・・突いて・・・掻き回して・・・」
　奥さんを仰向けにし、立てた膝を左右に大きく開いた。膣口から溢れ出た淫汁は、尻の穴まで滴り落ちている。イヤライおま○こだ。肉棒の先端でヌルヌルに濡れている肉ヒダを２、３回擦った。
「あぁぁん。早くっ！はやく、きてっ！！」
　硬く反った肉棒を一気に膣内へズボズボと挿入した。久しぶりの生の膣肉だ。コンドームを装着している時には、味わうことの出来ない感触。温もりが肉棒を包み込む。
「ああぁ・・・お・・・大きい。あなたの・・・」
「そんなに大きい？旦那のより気持ちいい？」
「そ・・・そんなこと・・・いわせないで・・・」
「それじゃあ、おあずけだ」
　激しく突きまくって早く精液を出したいのは山々だが、青臭い若造とは違う。セックスについて熟知している大人である。ワザと奥さんに意地悪をし、膣内から肉棒をスポンと引き抜いた。
「いじわる・・・」
　子供が欲しいオモチャをおねだりするような表情で奥さんは言った。妻と性的関係が上手くいっていた頃は、よくこんな会話を楽しんだものだ。
「奥さん、僕のチンポが欲しいんだろう？だったら答えて・・・」
「あ・・・あなたのおちんちんのほうが大きい！主人のより、今まで見た中で一番大きい！お願い・・・早くイレテ…早く、あなたのちんちん、おま○こへいれてぇっ！！！」
「いいよ、奥さん。僕のちんちん、奥さんのおま○こへいれるよ」
　ぬちょ、再び硬くて太い肉棒を奥さんの蜜でいやらしく光り輝いている膣内へと挿入した。
「ああっ・・・いい・・・おちんちんいい・・・もっと、もっと・・・動かして・・・メチャクチャに掻き回して・・・」
　奥さんは言いながらギュッと肉棒を締め付けてきた。
　奥さんの言葉に乗るわけにはいかない。ただでさえ締め付けが強い、膣肉だ。激しく抽送したら、溜まってた精液が直に吐き出されるだろう。なにしろ、一週間ぶりの精液の放出を２度も邪魔をされたのだから……。ゆっくりと腰を動かした。
「ああん、いいっ、もっと、もっと激しく突いてっ」
　そんな抽送にもどかしく思ったのか、奥さんは肉棒を逃すまいと自ら腰を突き出してくる。
「そんなに、深く突っ込んで欲しい？」
　奥さんのあまりもの快楽への貪欲さに主導権を任せることにした。性器を結合したまま、仰向けの奥さんの両手をひっばり、上半身を起こした。そのまま、僕は寝転んだ。
　グッグッグッと肉棒が子宮まで深く入り込む、騎乗位の結合だ。
「ああぁん。あたるっ、あなたの、ちん・・あん、奥まであたるっ！あっ、いっ、いいいっ」
　奥さんは僕の腹に手を置き、前後に腰を動かし始めた。恥毛と恥毛を密着させ、腰を前後に振ったり、まわしたり・・・。髪を振り乱しながら、重量感のあるオッパイがゆっさゆっさと揺れている。双方の巨乳を両手でがっしりと鷲づかみにし揉みはじめた。
「ああん、いいっ、きもちいいっ、だめっ、やっ！くっ、いくっ、いっちゃう」
　奥さんの激しさに溜まらずに射精へと誘惑されるが、必死に堪えた。相手はセックスの悦びを知りつくた人妻である。イカセル前に、射精したら彼女を幻滅させるだろう。頭の中に占められた官能の欲望を隅に追いやった。
「あん、いくっ！」
　奥さんの膣肉が肉棒をギュッと締め付けた。首を仰け反らせ、歓喜の声をあげ、胸の上に重なってきた。
これで僕自身の欲望を思い切り出せる。胸板の上に頭を乗せ余韻に浸ろうとしている奥さんの体を横にずらした。同時に膣内からスポッンと肉棒が抜けた。
「本番はこれからだよ。さあ、お尻をあげて・・・」
　うつ伏せに横たわる奥さんの腰を掴んで、尻を持ち上げた。尻の穴までまる見えだ。白い液にまみれた肉棒をズボズボと膣内にぶちこんだ。
「あん」
　膣の奥、子宮口に亀頭の先端をぶちあてる。肉棒にしっかり絡みつく膣口が見えることが一層官能を高める。
「はあ、はぁん。もっと、もっと突いて！奥まで突いてぇ！！」
　奥さんの要求に応えるまでもなく、激しく突くつもりだ。深く浅く、ドスドスと突きまくる。結合部からピチャ、ビチャとイヤラシイ音がする。
「あぁぁ、すごい、こんなのはじめて、あぁぁぁ、きもちいいっ」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
　吐く息が次第に早くなってくる。
「あん・・・あん・・・あん・・・すごいわぁ・・・そこっ、そこっ、ああぁん・・・やっ」
　膣内の皺の一筋一筋が肉棒全体にねっとりと絡んでくる。あまりもの快感に、たちまち射精感が訪れる。もう限界だ。腰の動きを止めた。
「奥さん、はぁ･･･はぁ･･･中に出してもいいですか？はぁ･･･はぁ･･･はぁ･･･」
「あん…あん…だめぇ･･･あん…あん…中は許してぇ･･･あん…あん…」
「奥さん･･･出したい・・・どうしても・・・だめ・・・？」
「あん・・・あん・・・だめなの・・・今日はあぶないの」
　やっぱり、中に出すのはマズイかな。せっかくこんな関係になれたんだ。できれば長く、付き合いたいものだ。この関係を大切にしないと・・・。
　そう自分に言い聞かせ、奥さんを仰向けにし、両足首を高々と持ち上げた。グイッと肉棒を膣に押し込み、初めからフィニッシュに向け激しく抽送する。
　たちまち、射性感がこみ上げてくる。
「うう・・・・奥さん・・・出ちゃいそうだよ・・・出しちゃうよ・・・うう・・」
「だめぇ・・・外に・・・外に・・・おねがい・・・ああん・・・だめっ」
「お、おくさん・・・出る・・・・うっ・・・うううう・・・・・」
　スポン。まさに、ぎりぎりだ。奥さんの膣口から抜いた肉棒を右手で支えながら、素早く顔の上に跨った。亀頭が膨らみ尿道口から溜まっていた精液がビシュッ、ジュバッとはじけ飛ぶ。自分でも驚くほどの勢いで濃いものが奥さんの唇から髪の毛にかけてビチャビチャとかかった。
「きゃっ！！いやっ！！」
「ふうっ・・・ふうっ・・・」
　ヨーグルト状の白い液が頬から零れ落ちた。
「な、なんで・・・顔に出しちゃったの・・・ひどいわ・・・」
　奥さんはたっぷりとかけられた精液を両手で拭いながら言った。
「ごめん・・・。奥さんの綺麗な顔にずっとかけたいと思っていたから、つい・・・。僕のザーメンで汚れた奥さんの顔、素敵だ」
「・・・いいの・・・許してあげる・・・顔に出されたのは初めてだったから・・・あぁぁ〜凄い匂い・・・」
　奥さんは妖しく笑い、精液で汚れた手で硬さを失いつつある肉棒を握り唇を被せると、尿道に残った精液を絞りだすように吸った。

つづく