４．河合 五月女（35歳）

　五月女は理科系の大学を卒業した後、電機メーカーに入社したが、まともな仕事をさせてもらえない会社に見切りをつけ、２年余りで退社し、25歳でＩＴ関連会社を自分で興した。

　ホームページの作成や活用事業からスタートし、時代の波に乗って会社は次第に大きくなっていった。
　社員は女性社長を慕って女子社員が多かったが、五月女は男女の区別無く、適性を見極めて登用していった。
　数年前から携帯電話の活用に力を注ぎ、五月女の会社「メイソリューション」は株式上場も果たしていた。
　五月女は35歳の現在まで独身で、経済界では注目されていたが、男の噂は全く無かった。

　この日、五月女は都内の某所で講演をしていた。
　自社商品のＰＲも兼ね、五月女は熱弁をふるっていた。
　講演が半ばほどになった頃、五月女は秘書の岡部 美和を呼んだ。
「あそこで盛んに写真を撮っている男がいるでしょ!?」
「えぇ」
「場所を変えては、わたしを撮ってるの！どこの誰だか？何が目的なのか？調べてきて」
「はい、分かりました」
　美和は27歳、入社５年になる。
　五月女に憧れて会社に入り、企画力と調整力を認められ、３年前から五月女の秘書として、常に行動を共にしていた。
（わたしの社長を勝手に写真に撮るなんて！許せないわ！）
　美和にとって五月女の存在は絶対だった。

「すみません、失礼ですが、どちらの会社の方ですか？」
　美和は写真を撮っていた男に声を掛けた。
「えっ!?僕？僕のことですか？」
「えぇ、あなたのことです」
　美和はムッとしたが、落ち着いて聞き質した。
「わたしはオクプランニングの奥山と申しますが・・・あなたは？」
「わたしはメイソリューション社長秘書の岡部です。先ほどから弊社の社長の写真を撮られているようですが・・・？」
「えぇ、その通りですよ！魅力的な女性ですから・・・」
　美和はさらにムッとした。
「恐れ入りますが、こちらに・・・」
　美和は奥山を促し、控え室に案内した。
「社長は気分を害されていますので、お止め下さい」
　控え室に入るや否や、美和は単直に言い放った。
　カシャッ！
「何を！」
　奥山は少し興奮気味の美和に向けてシャッターを切った。
「あなたも可愛い顔してるよ！・・・身体もグラマーだし」
「えっ!?身体も・・・」
　奥山はデジカメの液晶画面を美和に見せた。
「あっ！・・・・・・ウソ・・・これは・・・」
「そう、あなたと社長との淫らな姿・・・ほら、次のショットも・・・凄いねぇ〜ふたりとも、フフフッ！」
「こんなの世間に流れたら・・・どうしようって言うの？」
　美和は苦渋に満ちた顔で奥山に聞いた。
「先ず・・・社長さんとふたりで会えるようにセットしてほしい」
「それで・・・？」
「どこのホテルでもいいから、ふたりで話せる場所を用意して、そこから先は、美和さん、あなたは知らなくてもいいこと」
「・・・・・・・・・」
「それはそうと、そんなにオトコよりオンナの方がいいのか？」
「フン！あなたには関係ないでしょ！」
「いいのかい？そんな強気な態度で・・・人生終わるよ！」
　美和は奥山に渋々従うしかなかった。
「オトコは何かと面倒でしょ！オンナ同士なら妊娠もないし、後々、もめることも無いわ！」
「それで、オルガスムスは得られるのかい？お互いに快感が欲しくて、こんな格好で舐めあうんだろ？」
「舐めあうだけじゃないわ・・・道具も・・・」
「フフッ・・・本物の良さを知らないセリフだな」
　奥山は美和の身体を反転させ、壁に両手を付かせた。

「何をするの!?」
「黙っていないと、皆が駆けつけ、大変なことになるよ！」
「・・・・・・・・・」
　奥山は美和のタイトスカートを捲り上げ、下着を脱がせた。
「こんなことをして・・・」
「その気は全く無かったが、あまりにも気の毒だからな。いい尻してるじゃないか！」
　奥山は美和の身体を弄ぶ気は無かった。
　だが、美和の頑なな応対に、少々、頭にきていたようだった。
　奥山は美和の肉付きのいいお尻を擦り、舐め始めた。
「無駄よ！わたしは、オトコじゃ感じないわ！」
「黙ってないと承知しないぞ！いいから、ジッとしていろ！」
　奥山は太股やお尻を丹念に愛撫し、美和の両脚の下に入り、社長の五月女に舐められて発達したクリトリスを舐め始めた。
「君の下の毛・・・」
「うっ、ぅぅぅぅ・・・」
　美和には恥毛が無かった。
（多分、舐め合うのに邪魔だから剃ったんだろう・・・）
　美和は身体を小刻みに震わせ、感じまいと身体を堅くした。
　奥山は潤み始めた美和の淫壷を指で弄りながら、感じやすいクリトリスを舐め続けた。
（この辺りが一番感じそうだ・・・Ｇスポットは・・・）
「あっ、ぁぁぁ・・・ダ、ダメッ・・・うっあっ・・・ふぅ、はぁ・・・」
　美和の口から荒い呼吸と共に淫悦の声が洩れ始めていた。
　奥山は淫壷を責めながら、別の指で菊蕾を責め始めると、美和は堪えきれなくなっていた。
（今だ！）
　奥山は昂った肉棒を取り出し、美和の尻を掴んで引き寄せ、熱く堅くなった肉棒を淫壷に挿入した。
「うわっ・・・ぃぃぃ・・・あはぁん・・・あ、あ、ぁぁぁ、ぃぃぃ・・・」
　美和は無意識に奥山の股間に自分の尻を押し付け、さらに強い快感を得ようとしていた。
（好きなオンナだな・・・五月女社長も同じだろうな、フフッ！）
　奥山は左手を前に回してクリトリスを弄り、右手の指を１本菊壷に挿入し、腰の動きに併せて愛撫し始めた。
「あわわわわっ・・・くぅっ・・・あ、あ、イッ・・・イッくぅぅぅ〜〜」
　美和はガクガクと腰砕けになり、床に倒れて快感に浸った。
　奥山はその美和の口に自分の肉棒を咥えさせた。
「どうだ！オトコの味は？また欲しいと思うのなら、咥えてるオ○ン○ンをしゃぶるんだ！」
　美和は無我夢中になって奥山の肉棒を舐め回し、やがて肉棒から放出された熱い精液を一滴残らず飲み込んだ。
　その姿を奥山はデジカメで撮っていた・・・。

　翌日、美和から奥山に連絡が入った。
『○○駅前の△△△ホテル1208号室に20:00セッティング。・・・・・・また、してくれますか？』
（フフフッ・・・欲求不満だったってことかな・・・）
　奥山はとりあえず、返信のメールを送った。
『了解！・・・仕事の話しが終わったら・・・当日、いつでも来れるように、ロビーで待機してるんだ。欲しかったら・・・濡れて悶えて待っていろ！』
『必ず、連絡してネッ！悶えて待ってますから・・・』
　美和は一度のセックスで、奥山の虜になっていた。
（オトコの経験が無かったからだろうな・・・ある意味じゃ、可愛いオンナだよな！）

　指定された日時に奥山はホテルに向かった。
　1208号室をノックすると、中から五月女が出迎えた。
「どうぞ、こちらに・・・」
　部屋の中は豪華な造りになっていた。
（贅沢なものだ）
　ソファに通された奥山は姿勢を正して五月女と対峙した。
「なにやら、わたしと美和の写真を撮られたとか？それで、わたしを強請ろうと言う訳？」
「ベンチャー企業の社長の言葉とは思えないな〜
写真の件は置いといて・・・仕事の話しをしませんか？」
「仕事の・・・？」
「えぇ、今度、携帯電話への配信サービスを行う計画が・・・」
「どうしてそれを？まぁ、いいわ！それで、それが何か？」
「都内へのサービスだけじゃなく、全国一斉に行った方が・・・それと、サービス内容も・・・もっと遊び心のある・・・」
　奥山の熱弁に、五月女はいつの間にか聞き入っていた。
「仰るとおりだわ！奥山さん！素晴らしい計画ですね！企画内容も現実的で・・・」
「もうひとつ・・・」
「まだあるのですか？」
「これが成功したら、わたしを役員として迎えてくれますか？」
「役員・・・ですか？・・・内容次第では・・・」
「それでは・・・携帯電話の弱点はその電池の弱さにあります。日本では、松山電池産業や・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・ ・・・・・・。いかがですか？第４世代携帯サービスを考えて先んじれば、必ずメイソリューションは・・・」
「それだけの情報と力があれば、わたしの会社など・・・」
「いえ、僕はあなたに行なっていただきたくて・・・あなたには、それだけの魅力が・・・」
「奥山さん・・・」
　五月女は写真を撮られたことも忘れ、奥山に引き込まれていた。
（うちの会社には、こんな頼りがいのある男性は居ないわ！）
「いいわ！あなたの言うとおりになった暁には・・・」
「それでは、今日を記念して・・・」
　カシャッ！
　奥山はデジカメを取り出し、何枚か五月女を撮った。

「そうだわ！忘れるところだったわ！写真・・・」
「あぁ、あれは偶然撮ったもので・・・今日の日のキッカケでしか」
「それなら削除してくださる？」
「いいですよ！その代わり・・・素敵な五月女さんを、あらためて今から撮らせていただけませんか？」
「ウフッ・・・奥山さん、あなたって・・・いいわ！どうすればいいの？」
　五月女は完全に奥山のペースに嵌っていた。
　五月女にとってオトコは、頼りの無いモノでしかなかったが、奥山だけは、そんな五月女の観念を覆していた。
（オトコなんて・・・って思ってきたけど、奥山さんは・・・）
「男性には興味が無い五月女さんかもしれませんが、オトコから見ればとても魅惑的な女性ですよ！この部屋の中で自然に振舞っていてくれれば・・・」
「いいわ！」
　五月女は奥山の言うとおり、各部屋で自然に振舞っていた。
　そんな五月女を奥山は何気なく撮っていた。
「ふぅ〜何か自然にって言っても、意識しちゃって・・・少し疲れちゃったわ！ほら、こんなに汗までかいちゃって」
「じゃあ、シャワーでも使ったらどうですか？ゆっくり湯に浸かっても構いませんよ！」
「えっ!?・・・・・・そ、そうね・・・」
（わたし・・・ドキドキしてる！オトコの人・・・接したこと無いから。このままだと・・・多分・・・わたし、奥山さんに・・・ふぅ〜〜）
　五月女は奥山に惹かれている自分に気づき、戸惑っていた。
「僕も・・・」
「えっ？」
「僕も、裸になって、写真撮りますから・・・五月女さんだけ裸じゃ、不公平ですよね？」
「そ、そうね！」
（もしかして、奥山さんも、その気・・・？）
　五月女は高鳴る鼓動を抑え、浴室に向かった。

　五月女がバスタブに湯を張り身体を浸した時、奥山が入ってきた。
　全裸の奥山の股間には、昂った肉棒が天井を指していた。
（す、凄い！本物のオトコのモノって・・・初めて見るけど、みんなあんな風なのかしら？バイブなんかの玩具とは、全然違うものだわ・・・はぁ、はぁ・・・）
　奥山は五月女の視線を感じながらも敢えて無視し、五月女の入浴シーンを何枚かデジカメで撮った。
「本当に素敵ですね！いい写真になりそう」
「奥山さんて不思議な方・・・美和との写真をネタに、何でも強要できるのに・・・写真を撮ろうが、身体を・・・」
「それはフェアでは無いでしょ!?確かに無理矢理犯すことも出来るでしょうが、五月女さんには、僕自身を分かってほしくて・・・その上なら・・・何でも・・・」
「それじゃ、後で、わたしのヌードを沢山撮ってくださる？」
「いいんですか？」
「えぇ、奥山さんなら・・・いえ、奥山さんだから・・・それより、風邪を引いちゃうわ！温まりませんか？」
「いいんですか？」
　奥山はデジカメを洗面所に置き、再び浴室に入ると、五月女はバスタブから出て身体を洗い始めていた。
「どうぞ〜わたし洗ってますから・・・」
「僕でよければ、背中を洗い流しますが・・・」
「じゃあ・・・」
　五月女から泡立ったスポンジを受け取ると、奥山は丁寧に優しく五月女の背中からお尻のかけて洗い始めた。
「キレイな肌をしてますね！」
「えっ、ウソよ〜もぅ35歳なんですよ！キレイな訳が・・・」
「本当ですよ！ご結婚なさってないせいか・・・出産をなさっていないせいか、とにかくキレイです！引き締まって無駄な肉も無く、ヒップアップして・・・凄く魅力的な身体だと思いますよ！」
「本当に？・・・セックスアピール、あるかしら？」
「無論！言うまでも無いこと！僕など最初から、ほら！」
　奥山は五月女の手を取り、自分の昂った肉棒を握らせた。
「あっ！・・・堅い・・・でも弾力があって・・・」
　五月女はバイブの作り物と比較していた。
　奥山はスポンジを捨て、素手で五月女のお尻から太股を擦るように洗い始めた。
「あ、ぁぁぁぁ・・・はぁ、はぁ、奥山さん・・・」
　奥山は五月女の前に回り、盛り上がった乳房を揉むように洗った。
「あっ、ぁぁぁ・・・はっ、下は、見ないで・・・」
「キレイじゃないですか！オ○○コ・・・」
　奥山は指先でワレメをなぞるように洗い、その指を後ろの菊蕾にも這わせ、往復させ愛撫した。
「あ、あっ・・・・・・はぁぁぁ、ぃぃぃ・・・はぁ、はぁ・・・」
　さらに前後の穴に指を入れて擦りながらクリトリスを弄った。
「あっ！・・・わゎゎゎ・・・いっ、いぃ〜〜あぁ、あぁ、あぁぁ・・・」
　五月女は股間を突き出すようにして悶えていた。
「この続きは・・・ベッドで・・・」
「えっ!?えぇ〜お願い・・・」
　奥山は五月女の身体を湯で丁寧に洗い流した。

　五月女の濡れた身体を優しく拭い、ベッドに運んだ。
「灯りを・・・」
「点けたままにしましょう。五月女さんのキレイな身体を見ていたいから・・・いいでしょ？」
「でも・・・恥かしいわ・・・」
「ほら、楽にして・・・」
　奥山は胸と股間を隠すように置いた五月女の手を取り、優しく両脇に下ろした。
（まさに処女同然だな・・・オンナしか知らないオンナか・・・）
　五月女の固さを解す為に、奥山は前戯に時間を掛けようと思った。
（美和みたいに、いきなり・・・ってのもいいけど、一応、年齢にあわせて・・・）
　奥山は五月女の額から鼻、口唇へと舌と口唇を移動させ、同時に指をクッキリとした乳房から下腹部へと這わせた。
「あ、あぁっ・・・ふぅ、ぃぃぃぃ・・・はぁ、はぁ・・・」
（美和とはアソコしか愛撫しあわなかったみたいだな・・・）
　舌を首筋から乳首、下腹部から太股へと這わせ、足の指まで口に含んで舐め回した。
「ああっ！・・・いぃ〜あっ、あっ・・・あぁぁぁ・・・」
　身体を捩りながら身悶えし、淫らな声を上げていた。
　奥山は五月女の脚を大きく開き、わざと覗き込んだ。
「ふっくらとしたオ○○コと萎んだお尻の穴がキレイだ・・・」
「あっ、えっ、イヤッ・・・」
「淫らな涎が溢れて・・・お尻の穴までグッショリ！」
「イヤァ〜〜」
　奥山は五月女の言葉を無視し、濡れた淫唇を舐め始めた。
「あっ！・・・・・・は、ふぅ〜あ、ぃぃ・・・あぁ、あぁ・・・」
　美和に弄られて発達したクリトリスを口に含んで舐め回し、指を淫壷に入れて、感じやすい箇所を弄った。
「あぁああああっ・・・あぁ、はぁ、はぁ、いっいぃ〜〜」
　感じやすいスポットを指で圧しながら、菊壷にも指を入れた。
「ああぁ〜も、もぉ・・・あ、あっ、イッ・・・イッくぅぅぅ〜〜〜」
　奥山の指を激しく締め付けながら、五月女は昇りつめていった。

　しばらくして五月女の呼吸が落ち着いたのを確認して、奥山は昂った肉棒を五月女の淫壷に挿入し始めた。
　ズブズブ・・・
「あうっ・・・あ、あ、あぁぁ・・・これが・・・本物の・・・あぁ、いぃ〜」
　奥山が腰を動かし始めると、五月女もそれにあわせて腰を動かした。
（やっぱり好きなんだな・・・フフッ！無理しないで乱れろよ！）
　奥山の思ったとおり、五月女は次第に淫らに悶え始めた。
　奥山は抱えた五月女のお尻の下に手を回し、指を１本菊壷に挿入し、肉棒の動きとあわせて責め始めた。
「ああっ・・・そこぉ・・・い、いぃ〜〜あ、あ、あぁぁぁ・・・」
（前も感じやすいけど、後ろもイケるみたいだな！フフッ・・・）
　奥山は挿入速度と角度を変え、一気に責め立てた。
「あぁあああ〜〜っ・・・も、もぅ・・・あっ、イッ・・・イッくぅぅぅ」
　五月女は大きく身体を仰け反らせ、ガクガクと震えてイッた・・・。
（おぉっ、締め付けがいいぞ！もう少し堪えないと・・・）
　奥山は暴発しそうな気配を感じたが、懸命に堪えた。
　しばらくして奥山は肉棒を抜こうとした。
「まだダメ・・・もう少し、もう少しこのままで・・・はぁ、はぁ・・・ずっと、イキ放しなの・・・あぁ、また・・・・・・」
　奥山は五月女の菊壷の中の指をゆっくり動かしながら、片手で形のいい乳房を揉み、感触を楽しんでいた。
「もういいでしょ？・・・そうそう、秘書の美和さんも呼びましょう！ここに来ているんでしょ!?」
　奥山は知らないふりをして五月女に言った。
「美和!?・・・でも・・・」
「今日をレズ最後の日にしませんか？それとも、まだ僕より、オンナの方がいいですか？」
「そんなこと・・・いいわ！」
　五月女は気だるそうに起き上がり、携帯で美和を呼んだ。

　まもなくして美和がやってきた。
　奥山は美和に目配せして、知らないふりをさせた。
「社長・・・」
「美和、もう、レズは卒業しましょう？」
「えぇ〜っ！・・・社長、奥山さんと・・・」
「さぁ、あなたも裸になって、ここに・・・奥山さん、ふたり一緒で大丈夫？」
「魅力的な女性がふたりですか・・・がんばりましょう！」
　美和は本当は待ちくたびれていたのだが、奥山の目配せで、恥かしそうに服を脱ぎ始めた。
「美和さん、肉感的な身体つきですね〜五月女さんとは違った魅力がありますね！」
　五月女は引き締まった流れるようなボディラインだが、美和は乳房もお尻も肉付きが良く、官能的だった。
「それじゃ、ベッドの縁にうつ伏せになって並んでください」
　裸になった美和と五月女を、奥山はベッドに並べた。
「ふたり一緒に・・・」
　奥山は五月女の淫壷と菊壷に指を入れて動かし始め、同時に、美和の豊満なお尻に顔を押し付け、淫唇と菊蕾を舐め始めた。
「あぁ、まだ、今さっきの快感が・・・はぁ、ぃぃぃ・・・」
　五月女はすぐに悶え始めた。
「あ、あ、あぁああっ・・・いぃ〜いぃ〜ぃぃぃ・・・ぁぁ・・・」
　美和もまた、待ち焦がれていた奥山の愛撫に、すぐ反応した。
　奥山は美和の淫壷と菊壷にも指を入れ、左右の手で同時に愛撫を続けた。

「ねぇ〜もぅ、アレを・・・入れて・・・」
　五月女は我慢できない様子で、奥山に肉棒をせがんだ。
「ダメですよ〜先ずは、美和さんから・・・五月女さんは、今さっきしたでしょ！もう少し待ってて・・・」
　奥山は五月女への指の愛撫はそのままで、身体を美和の両脚の間に入れ、ゆっくりと肉棒を淫壷に挿入した。
「うわっ・・・・・・社長・・・本物が・・・あぁ、あぁ、凄く・・・いぃ〜〜」
「美和・・・やっぱり、オトコの方が・・・」
「えぇ・・・い、いぃ〜〜っ・・・あぁ、はぁ、ぁぁぁ・・・いぃぃ・・・」
　美和は疼いていた淫壷に肉棒を迎え入れ、一気に昇りつめていった。
「わたし・・・もぅ・・・あっ・・・あっ・・・イッ・・・くぅぅぅ・・・」
　豊満なお尻を奥山の股間に押し付け、美和は快感に震えた。
　奥山はゆっくりと肉棒を抜き、再び指を前後の穴に入れた。
　美和は、その奥山の指にもすぐに反応し、再びオルガを感じていた。
「美和・・・」
「社長・・・すごい・・・」
　奥山は五月女の前後の穴から指を抜き、少しずつ、肉棒をお尻の菊壷の中に沈め始めた。
「あうっ・・・ソコは・・・ぅぅぅ・・・ぃぃぃ・・・」
「そうでしょ！五月女さんは、こっちも感じやすそうだったから」
「もっと・・・あぁ、もっと深く・・・」
　五月女は奥山の股間にお尻を押し付け、自分から奥山の肉棒を深く菊壷に入れていった。
「うあぁぁぁ・・・い、いぃ・・・はぁ、はぁ・・・前とは違う、あぁ・・・違った気持ち良さが・・・あぁあああ〜〜ぁぁぁ・・・いぃ・・・」
　美和は快感を感じながら五月女の方を見遣った。
「社長、お尻で・・・」
「あぁ、美和！凄く、いいの！あぁ、もぅ・・・あっ、イッくぅぅぅ」
　五月女は前でイッた時より、さらに激しく身体を震わせ、狂ったように淫らな悦びを味わっていた。
「しゃ、社長・・・・・・わ、わたしも・・・ねぇ、わたしにも・・・」
　美和は五月女の淫悦の姿に触発され、奥山にねだった。
　激しく収縮する五月女の菊壷で射精寸前だったが、奥山は美和の菊壷の中に射精することにした。
　グッタリとした五月女の菊壷から肉棒を抜き、隣でお尻を突き出している美和の菊壷の中に挿入し始めた。
「うぅぅっ・・・き、きつぅぅっ・・・はぁ、ふぅ、ぅぅぅぅ・・・」
　五月女より締りのいい美和の菊壷は、奥山の肉棒を少しずつ咥え込みながら感じ始めていた。
（美和もか・・・このふたり、バイブか何かでお尻もやってたな！）
　そう確信すると、奥山は遠慮しないで激しく腰を動かし始めた。
「うわっ・・・あぁあああああ〜〜〜〜いいぃ〜〜〜」
　美和も激しくお尻をふり、奥山の肉棒を締め付けた。
「美和さん、もう・・・」
「わたしも・・・あ、一緒に・・・う、あっ・・・イッくぅぅぅ〜〜〜」
「こっちも・・・うあっ！・・・・・・あっ・・・うっ・・・はぁ、はぁ・・・」
　奥山は美和の絶頂に合わせ、堪えていた白濁の液を、美和の菊壷の中に熱く放出した。

　しばらくの間、３人は死んだように動かなかった。
　否、動けなかったのだ・・・。
　やがて３人はゆっくり起き上がり、浴室に向かった。
「奥山さんって、凄いテクニシャンなのね！」
「ホント・・・もぅ、夢中になりそう！」
「ダメよ！独占は無しよ！」
「えぇ、３人で・・・うふっ！」
「いえいえ、ふたりとも凄く感じやすくて・・・」
「淫らって、言いたいんでしょ!?」
「いやぁ〜でも、好きですね！」
「それは、奥山さんも同じでしょ！何と言っても、ふたりを相手に出来るんですもん」
「それはそうですね！ハハハハ〜〜」
　お互いの身体を洗い流しながら、３人は談笑していた。
「ねぇ、この後、もう一度・・・ネッ!?」
「えっ！本当に？」
　奥山は五月女の言葉にドキッとした。
（もう、身体が持たないよ！）
「そうね！後で、復活させちゃうわ！」
　美和が悪戯っぽい表情で言った。
「ふたりでタップリと・・・ネッ！覚悟してね！」
（ふぅ〜もう好きにしてくれ！）
　奥山は流れに任せるしかないと観念した。

　ベッドに戻った３人は、奥山を仰向けにし、オンナふたりで奥山の肉棒を交互に舐め回し、むしゃぶった。
　ひとりが肉棒を咥えると、もうひとりが玉袋を舐め回し、奥山は信じられないくらい短い時間で復活した。
「すごぉ〜い！さっきより、もっと堅く大きくなったわ！」
「ホント！今度は、わたしたちが上から・・・」
　先ず、五月女が上から奥山の肉棒を淫壷に沈め、その間、美和は奥山の顔の上に股間を被せ、舐めることを要求した。
　奥山も気持ちを入れ替え、美和の肉芽を舐めながら、指で前後の穴を愛撫し始め、五月女の淫壷を下から突き上げた。
・・・・・・・・・。
　代わる代わる五月女と美和は、奥山の上で狂喜乱舞した。
（たまには、こういうのもいいかも・・・）
　奥山も、ふたりの淫乱な行為に満足し、朝まで乱れあった。

　３日後の五月女のオフィス・・・。
「奥山さんには、取締役社長秘書室長になっていただくわ！」
　五月女が奥山に言った。
「いえ、それはもう少し待ってください！例の仕事が上手く成就してから・・・それまでは自由に・・・」
「そう、奥山さんが、そう言うのなら・・・でも・・・アレは、しましょうね！今晩も・・・」
「えっ！あぁ、そうですね！いいですよ、美和さんも一緒に・・・」
「今晩は独占したいわ〜ダメェ〜？」
「僕が良くても、美和さんに怒られますよ！」
「そうね・・・仕方が無いわ！じゃあ、今晩も３人で・・・」
　五月女の目の色が明らかに変わり、嬉しそうな顔をしていた。
（全く好きだな・・・ふぅ〜栄養ドリンクでも飲んでおこうかな）
　その夜、３人は、３日前より激しく淫らに貪りあった・・・。

　サーバーの整備、第４世代の携帯電話の開発、配信サービスのプログラム開発・・・
　これらを行なっている間に、奥山は密かに株の買占めに走っていた。
　全てのシステムが完成する頃には、五月女のメイソリューションの株の35％を買い占めていた。
　それにより、奥山がメイソリューションの筆頭株主になっていた。
（さて、どうするかな・・・？あの仕事を世間に発表すれば、株価は一気に跳ね上がるし・・・実際、業務を開始すれば、莫大な利益を得ることは間違いない！）
　仮に、奥山が会社の代表権を握っても、五月女は文句は言わないだろうと奥山は思った。
（色と金と名誉・・・全てが手中に・・・）