５．君沢 香穂莉（17歳）

　奥山の銀行口座の残高は、麻美の協力のお蔭で毎月増え続けていた。
（金の心配は無いし、五月女の会社も飛躍的に伸びているし・・・損得抜きで、どうにか出来るオンナはいないかな？）
　全てが順調すぎて、逆に気力が萎えていた。

　そんなある日、奥山は何気なく国立ホールに入った。
『全国高校演劇上演会』が開催されていた。
（リフレッシュできるかな？）
　学生時代、奥山は趣味程度に演劇をやっていた。
（昔を思い出して、楽しむとするか！）
　そう思って会場に入った。
　中途の学校の上演が10分ほどで終わると、場内がざわめきだした。
「次の高校の君沢 香穂莉という女の子は必見だよ」
「そうそう、文句のつけようがないくらいの美形で、演技も相当なものだと評判だな」
「何でも、Ｎ局の朝ドラのオーディションを受けるそうだ」
　あちらこちらから、君沢という女子高生の噂が聞こえてきた。
（何を言ってるんだか・・・たかが女子高生なのに・・・）
　奥山は呆れて聞いていた。
　しかし香穂莉が舞台に現れ、演技が始まると、奥山の目の色が変わった。
（本当にいいオンナだ・・・確かに評判になるわけだ！）
　舞台衣装は普段着と変わらなかったので、香穂莉の顔だけじゃなく、プロポーションも見て取れた。
（身長は160cm半ば・・・上から87、58、85ぐらいか・・・う〜ん・・・よし！写真を撮って・・・）
　奥山は上演中、何枚も香穂莉を撮った。

　自宅に戻った奥山は、パソコンに香穂莉の写真を取り込んだ。
（さて、どんなものかな・・・？）
　１枚１枚目を凝らして香穂莉を観察した。
（こうして見ると、益々、いいオンナに見えるな・・・うん？何だ！これは・・・）
　何枚目かの写真に奥山は自分の目を疑った。
（このオンナ、写真を撮られてることを意識して・・・あっ、この写真も・・・次のも・・・頭にくるオンナだな！）
　奥山は、早速、香穂莉の自宅を調べた。

　３日ほど経った夕方、香穂莉が自宅に戻ると、郵便が届いていた。
「差出人は・・・メイソリューション代表取締役 奥山 悟・・・メイ・・・って、あの有名な会社の？」
　香穂莉は部屋に入ると、すぐに封筒を開封した。
『同封の写真は、先日の国立での香穂莉さんの写真です。これらの写真を注意深くご覧になってください。何かを感じるはずです!!余計なことかも知れませんが、何かを感じたならば、下記の期日、場所に来てください。Ｎ局のオーディションを受けるならば、尚更です。期日・・・・・・・・・』
「わたしのアップの写真ばかりだけど・・・・・・あっ！」
　香穂莉は思わず大きな声を上げた。
「わたしの目線と表情のことだわ！あの時のカメラ、この人だったんだわ・・・」
　香穂莉は少し考え、指定された期日に、行くことにした。

（果たして、来るかな？・・・来なきゃ来ないでいいけど・・・いいオンナだけど、特別、執着心は無いし・・・あのオンナに肩入れする義理も無い）
　奥山は、あまり期待しないで当日を迎えた。
　場所は○○ホテルの最上階、日曜日の午後１時だった。
　午前中から来て食事を摂り、休息をとっていると、ドアがノックされた。
（１時か・・・来たんだ）
　奥山がドアを開けると、香穂莉が立っていた。
「奥山さん、ですか？」
「そうですが・・・あなたは、香穂莉さん？」
「えぇ、写真をいただいたので・・・」
「どうぞ、お入り下さい」
　奥山は香穂莉を部屋に入れ、ソファに座らせた。
「何か飲みますか？」
「いえ、それより・・・写真のことを・・・」
「気づきましたか？」
「はい・・・目線と表情ですよね？」
「さすがに・・・評判だけのことはあるんだ・・・僕も演劇をかじったことがあるので、気になってしまい・・・余計なお世話かと思ったけど、送らせてもらいました」
「でも・・・ここに呼んだ訳は？」
「まぁ、コーヒーでも飲みながら・・・」
（何なのかな？感じの良い人だけど・・・社会的にも有名だし・・・）
　香穂莉は奥山の真意を測りかねていた。

　しばらくすると、コーヒーが運ばれてきた。
「さぁ、楽にして・・・単刀直入に言うと・・・今のままでは、Ｎ局には採用されない！」
「えっ!?ど、どうして・・・？」
「それは、君が自分をいいオンナだと自覚しているから・・・」
「それが、どうして・・・？」
「だから、カメラを意識して目線を向け・・・表面的な美しさだけを自覚しているからだよ！」
「表面的な・・・？」
「そう！確かに君は、顔もスタイルも一級品だと思うよ・・・だけど、それだけ！」
「それだけ？」
「真の美しさや魅力は、内側の充実を持って表面が生かされる・・・多分、今の君には、それが欠けてる」
「どうして、どうして分かるんですか？」
「分かるさ！じゃぁ、具体的に話そう！君は色を演じることが出来るよね？演劇の基本だから」
「えぇ、基本的な練習として何度も・・・」
「君は、黒や白、赤や青は演じることが出来ると思うけど・・・淡い緑やショッキングピンクは演じられないはずだ！もし演じることが出来ると言うのなら、ここで演じて見せてくれないかな？」
「淡い緑・・・ショッキングピンク・・・？」
「そう！内面の充実が欠けてるから、演じることは無理だと・・・それが充実すれば、Ｎ局の朝ドラだけじゃなく、本当の役者になれると思うよ！」
　香穂莉はしばらくの間、無言で考え込んでいた。
（この娘は・・・処女かな？・・・17歳とは思えない成熟ぶりだ・・・ひょっとすると、かなり遊んでいるかも・・・？）
　奥山は香穂莉を、上から下まで舐めるように観察した。

　突然、香穂莉が立ち上がり、奥山に言った。
「じゃあ、演じてみます！見ててください！」
　そう言うと、香穂莉は上着を脱いだ。
　香穂莉の格好は、ノースリーブ１枚にジーンズ姿だった。
（おっ！本当に、いい身体つきしてる・・・おっと・・・今は色気より真面目に見てやらないと・・・）
　奥山は損得、色気抜きで、香穂莉のことを考えてやろうと思った。
（才能とタレント性はありそうだから・・・）
「それでは、先ず、淡い緑から・・・」
　香穂莉は、春の新緑をイメージして演技していた。
「どうですか？」
「うん、まぁまぁかな？」
「じゃあ、次は、ショッキングピンクを・・・」
　そう言うと、香穂莉はフロアーに横になり、淫らなオンナを演じ始めた。
「ダメだ！ダメ！！君には無理だ！」
「どうしてですか？」
「想像で形だけを繕って演じても、君には無理だ！多分、君は処女なんだろう！本当の色香など出せるわけがない！なのに君は、ショッキングピンクを色香で表現しようと・・・君の内面が希薄なのは、君が自分を本当に自覚していないのと、まだ君自身が幼すぎるからだ！もう少し、経験と自覚を培わないと・・・急がないことだ！」
「イヤです！今度のオーディション、受けたいんです！」
「落ちても良ければ、受けても構わないよ」
「・・・・・・・・・どうすれば・・・どうすれば、充実できるんですか？」
「それは・・・それは、時間が解決する問題だ」
「処女だから、ダメなんですか？」
「そういう短絡的なことじゃない！それらを含めて、いろんなことを経験し、その結果、君の内面が充実してくるんだ・・・あの写真が、全てを語っていたよ」
　香穂莉は、あらためて撮られた写真を見直していた。

　しばらくして、香穂莉は意を決したかのように立ち上がった。
「どうしたんだい？」
　香穂莉は黙ったまま、着ていた衣服を全て脱ぎ捨てた。
「何を!?」
「わたし、どうしても、本物の役者になりたいんです！タレントが腰掛け程度に演じる役者じゃなく、誰もが納得する本物に・・・」
　香穂莉は全裸の姿を奥山に晒し、毅然と言い放った。
「それで・・・僕にどうしろと？」
「わたしを・・・わたしをオンナにしてください！」
「えっ！何を言ってるんだ！それは自然の流れの中で・・・邪心があっては意味が無いよ！」
「・・・・・・わたし、奥山さんが好きです！だから・・・」
「馬鹿を言うんじゃない！会って１時間も経ってないのに」
「時間なんて問題じゃないでしょ！恋愛は」
「そうだが・・・僕と君とでは、年齢が倍も違う！」
「それも問題外です！奥山さんは短時間にわたしの内面を見抜きました・・・わたしの周りで、そこまで分かっている人は居ません！この先も・・・表面だけ見てチヤホヤする人ばかりで・・・奥山さんのように、わたしを本当に案じてくれる人なんて・・・」
「それも、時間が経てば・・・」
「わたし・・・抱きたくなるような魅力、無いですか？」
　香穂莉は裸の身体を捩って奥山に見せた。
「ふぅ〜大人のオンナの性的魅力は・・・今の君に求めるのは酷というものだよ。自然と身につくものだから・・・香穂莉さんは、スタイルはいいし、手入れもいきとどいてる。髪の毛もキレイだし、下の毛もキレイに処理して・・・う〜ん・・・・・・」
　奥山は真剣に悩んでいた。
「絶対に後悔しないか!?」
「はい！全て、奥山さんに任せます！」
「分かった・・・じゃあ、僕も裸になるから・・・オトコの裸は知ってるかい？」
「えぇ、セックスの知識は・・・頭では知っています」
「そうか・・・じゃあ、一緒にお風呂に入ろう！」
　奥山はゆっくりと服を脱いだ。

　香穂莉は奥山の裸姿を見て驚くと同時に、少し怖くなった。
（自分が裸になった時も恥かしくて怖かったけど・・・動いているうちに次第に薄れて・・・）
　話しや観念では知っていたオトコの裸体も、聞くと見るとでは大違いだった。
（どうしよう・・・いまさら、遅いけど・・・）
　奥山は、そんな香穂莉の不安を感じ取り、極力、優しく接しようと思った。
「目の前で見るのは初めて？」
「は、はい・・・」
「怖いかな？」
「オトコの人のソレって・・・そんなに大きかったんですね・・・」
　香穂莉は自分の股間が痛くなるような気がした。
「僕のは特別に大きいわけじゃなく、標準的な大きさだよ」
「でも・・・そんなのが、わたしのアソコに入るんですか？」
「大丈夫、もっと大きくても充分入るよ」
「でも、痛そう・・・」
　奥山は香穂莉の細い肩を引き寄せた。
「今からは、大人のオンナとして接するよ！いいね!?香穂莉」
「は、はい・・・」
「処女を喪失する・・・今日は痛くて出血もする。でもセックスを完全に覚えると、女性にとって心身ともに最高の悦びを与えてくれるんだよ」
「そう・・・どのくらいかかるのかな？」
「個人差があるけど・・・今日から毎日すれば、そんなには・・・」
「毎日ですか？」
「そう！平日は、放課後１時間ぐらい・・・どこかで待ち合わせて」
「はい・・・」
「それにしても香穂莉の身体は、キレイだね〜肌がキメ細かくて・・・感じやすそうだね」
　奥山は時間を掛けてやろうと思った。

　浴室に入り、奥山はバスタブに湯を張り始めた。
「お湯が溜まるまでに、身体を洗いあおう」
　奥山はシャワーで香穂莉の身体を軽く洗い流した後、両手にボディシャンプーを泡立て、優しく洗い始めた。
「本当にキレイな肌をしてる・・・細い肩・・・しなやかな腕・・・そして、柔らかな乳房と可愛い乳首・・・」
「ああっ・・・何か変な気持ち・・・胸がドキドキしちゃって・・・」
「感じるのなら、集中して感じるんだ・・・どんなに大きな声を出しても構わないし、淫らな言葉だって構わないよ。こうして、お互いの身体を分かり合って・・・セックスは、お互いが感じあわないと充実しないから・・・」
（本当に、17歳とは思えないほどの成熟した身体だ・・・ただ、経験が無いだけに、堅さは仕方がないが・・・）
「あっ、あぁぁ・・・はぁ、身体がビクッって・・・乳首を擦られただけで、はぁ・・・凄く感じちゃう・・・」
「やっぱり、感度がいいんだ・・・感じやすいことはいいことだよ」
　奥山は泡だった両手を、次第に下腹部から太股に移していった。
「均整の取れた長い脚・・・恵まれた身体だね・・・」
「はぁ、ぁぁぁ・・・」
　香穂莉は身体全体が震えるのを抑えきれないでいた。
　さらに奥山は、香穂莉の身体の背面に回り、背中からキレイな曲線を描いているお尻を擦るように洗った。
「素敵なお尻だ・・・知ってると思うけど、お尻も性器なんだよ」
「はぁ、はぁ・・・お尻も・・・？」
「そう！女性の感じる性器は、オ○○コだけじゃなく、このお尻も素晴らしい快感を与えてくれる性器なんだよ」
「そう言えば、誰かが言っていたような・・・」
「香穂莉もネットをやるのなら、もっと勉強しないと・・・自分がどうすれば感じるか？オトコをどうやって悦ばせるか？」
「オトコの人を・・・？」
「そう、フェラチオって知ってる？」
「えぇ、知識だけは・・・でも、どうすればいいのかは・・・？」
「だから、勉強しないとね！自分から積極的に感じようとしなければ・・・また、相手にも感じてもらおうと努力しないとね！」
「は、はぃ・・・ぁぁぁ・・・はぁ、はぁ・・・」
「それじゃ、最後は、前後の大事なところを・・・」
　そう言うと、奥山は香穂莉の淫唇を指でそっとなぞった。
「あ、あっ！・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「オナニーは経験あるのかな？」
　奥山は香穂莉の淫唇を指で軽く報復させながら聞いた。
「あぁ、ぁぁぁ・・・オナニー・・・は、怖くて・・・今、初めて触られて・・・あっ！・・・お尻も・・・あっ、感じる・・・」
　香穂莉は初めての感覚に、呼吸を荒くして反応していた。
（大変だ・・・何もかもが初めての・・・純粋な処女か・・・ふぅ〜）
　奥山は久しぶりの処女を前に、大変さを感じていた。

　奥山は香穂莉の泡だった身体をシャワーで洗い流した。
「さぁ、今度は、僕の身体を洗って・・・ジックリ観察しても構わないから・・・」
「ふぅ〜なんか・・・身体を洗ったというより・・・」
　香穂莉は初めて感じる小さな快感に、大きく息をついていた。
　奥山と同じように両手を泡立たせ、厚い胸板を洗い始めた。
「オトコの人の胸って、逞しいんですね・・・」
「でも、興味のあるのは、ここだろ？」
　奥山は昂った肉棒を香穂莉に突き出した。
　香穂莉は恐る恐る奥山の肉棒を手にし、擦るようにして洗った。
「堅いけど・・・弾力があるみたい・・・下の袋は？」
「そこに入ってる玉は、強く刺激すると死ぬほど痛いから、優しく扱うようにして・・・フェラをする時は、そこも舐めたり口に含んだりするんだよ」
「そうなんですか・・・」
　香穂莉は興味深そうな表情で、肉棒と玉袋を弄っていた。
「さぁ、湯も溜まったし、少し温まろうか」
「えっ！は、はい・・・」
　奥山は自分で泡を洗い流し、香穂莉を後ろから抱くようにして、バスタブの中に座った。
　香穂莉の両脇から両手を前に回し、優しく乳房を揉むように掴んだ。
「あぁ、あっ・・・」
「いい感触だ・・・香穂莉は美しく均整の取れたブロンズ像のようだ。こんなにキレイな身体に出遭ったことが無いよ」
「本当？」
「あぁ、本当だよ！これで、女性らしい柔らかさが加われば・・・」
「どうすれば・・・？」
「セックスを覚えれば、自然とそういう身体になるよ」
　香穂莉は奥山に包まれて、心地良い気分だった。

　香穂莉が落ち着いたのを見ると奥山は、香穂莉の濡れた身体を優しく拭い、両腕に抱えてベッドに運んだ。
　部屋の灯りを蛍光灯の明るい光りからオレンジ光に変え、静かな音楽を流した。
（ふぅ〜〜いよいよだわ・・・もう覚悟は出来てる・・・けど・・・）
　香穂莉は奥山の優しさで気持ちの整理はついていたが、やはり緊張と不安感がジワジワと胸を覆った。
（時間を掛けて感じさせないと・・・指と舌と言葉で香穂莉の気持ちを楽にしないと・・・ふぅ〜）
　奥山も久しぶりに少し緊張していた。
「香穂莉が緊張してると僕も緊張しちゃうよ！大きく深呼吸して感じることだけに気持ちを集中してて」
「は、はい・・・」
（そうだわ、奥山さん、大変な思いをしてるはずだわ・・・気持ち良く・・・ふぅ〜感じよう・・・）

　奥山は香穂莉の柔らかな髪を指で掬うようにして撫で、小さな可愛い口唇を舐め、香穂莉への愛撫を始めた。
　細く凹凸のハッキリした香穂莉の身体を優しく撫で、手足の指１本１本まで、丁寧に舐め回した。
「はぁ、はぁ・・・あ、あっ・・・」
（熱い・・・はぁ、身体中が・・・こんな感覚、生まれて初めて・・・）
「感じやすいんだね・・・それじゃ、脚を開いて・・・」
　奥山は大きく開かせた香穂莉の脚の間に身体を置き、香穂莉の股間を覗き込むようにした。
「キレイな色をして・・・熱い液が沢山溢れてる・・・」
「はぁ、はぁ・・・わたし変なの？」
「そうじゃない・・・感じれば自然な反応だよ」
　濡れた香穂莉の淫唇を優しく左右に開き、小さな肉芽の周囲から、ゆっくり優しく愛撫を始めた。
「あっ！あ、あっ・・・ぁぁぁぁ・・・」
　奥山の舌が香穂莉の肉芽に触れるたびに、香穂莉は今までに経験の無い感覚が身体に走り声を洩らした。
（まだ快感とまでいかない・・・時間を掛けて感じさせないと、とても処女を破れないな・・・）
　奥山は優しく香穂莉の肉芽を舐めながら、指で淫壷の周囲から菊蕾まで、丁寧に愛撫し続けた。
「あぁぁ、あぁぁ、はぁ、ふぅ、ぃぃぃ・・・ぁぁぁ・・・」
　しばらくして、香穂莉の小さな肉芽を指で優しく擦り、同時に、淫壷の周囲と菊蕾を舌で優しく舐め続けた。
（あぁぁぁ・・・アソコやお尻の穴まで舐められてる・・・凄い・・・あぁ、こんなこと・・・出来るなんて・・・奥山さん・・・）
　香穂莉は、淫壷や菊蕾を舐めて感じさせようとしてくれる奥山に、心底感謝したい気持ちでいっぱいだった。

　奥山が香穂莉を愛撫し始めて１時間余りが経過していた。
「はぁ、はぁ、ぁぁぁ・・・いぃ、あぁ、ぁぁぁぁぁ・・・」
　香穂莉は身体を少し左右に捩ったり、背中を反らせたり、両脚を突っ張るようにして、少しばかり快感を感じ始めていた。
（最初から感じるのは無理だな・・・ふぅ〜処女は大変だ〜）
　奥山は指を香穂莉の淫壷に少し挿入しようとした。
（うっ！堅い・・・凄く窮屈で小さい・・・これは参ったな）
　これだけ時間を掛けたにも関わらず、香穂莉の淫壷は口を閉ざし、指１本を容易には受け容れない感じだった。
　奥山は舌で淫壷の浅い箇所を舐め、同時に肉芽と菊蕾も愛撫した。
「あふっ、はぁ、はぁ・・・ぁぁ、ぃぃぃ・・・」
「気持ちいいかい？」
「はぁ、えぇ・・・」
「じゃあ、もっと身体の力を抜いて楽にするんだ。お尻の力を抜いて・・・・・・そう、そう、楽に、楽に感じて・・・」
　奥山は何とか指を１本、香穂莉の淫壷の中に入れた。
　ゆっくりと淫壷の中を弄り、強く擦らないように香穂莉の反応に気を払った。
「うぅ、あ、あ・・・あふっ・・・あ、あぁ・・・」
（痛くは感じていないようだ・・・襞を擦ってみるか・・・）
　香穂莉の淫壷の襞を圧すように擦り始めた。
「あ、あっ！・・・・・・あぁ、あぁ、ぁぁぁ・・・」
（深くは無いが、感じてる・・・おっ、指を締め付ける！）
　香穂莉の反応は良かったが、このままでは肉棒挿入は難しかった。
　奥山は、しばらくこのまま愛撫を続け、少しずつ香穂莉が肉棒を受け容れられるようにしようと思った。
　小さな肉芽の反応は次第に快感の色を感じさせていた。
（舌で刺激しすぎないよう舐め続けよう〜）
　淫壷の指、肉芽への舌、さらに菊蕾への指先と、奥山は辛抱強く愛撫を続けていた。

　さらに１時間が経過し、香穂莉への愛撫を始めて２時間過ぎていた。
（ボチボチいいか・・・かなり入り口も弛んできたし・・・）
　そうは思っても、すぐにキツク締る香穂莉の淫壷への挿入に、奥山は躊躇いを感じていた。
（かなり痛がるだろうが、仕方が無い・・・）
「香穂莉・・・入れるよ・・・痛くても力まないで・・・」
　奥山は香穂莉に優しく呟くと、昂った肉棒を淫壷に挿入し始めた。
（うっ、は、入らない・・・）
「いぃ〜〜イタイ！！」
　香穂莉は身体を硬直させ、肉棒の挿入を拒んだ。
「まだ少しも入ってないよ！我慢して」
　奥山は肉棒を握って、少しずつ押し込み始めた。
「うわっ！・・・痛！うううう、あつぅ〜痛ぅ〜〜〜あぁあああ〜〜」
「力を入れないで！もう少し・・・」
　香穂莉の処女喪失の瞬間だった。
　奥山は香穂莉の苦痛な顔を見ながらも、やっと肉棒を挿入した。
「ふぅ、はぁ、はぁ・・・」
「あ、あ、あ・・・う、うごかないで・・・おねがい・・・あ、あぁぁ・・・」
「分かったよ」
　奥山は優しく香穂莉を抱きしめ、接吻をし首筋を舐めていた。

　翌日、月曜日の放課後になった。
　昨日は初めての挿入後、僅かな時間しか動かせずに終わったのだ。
「大丈夫だったかい？夕べは・・・」
「えぇ、出血と痛みで、混乱しちゃって・・・ご迷惑掛けて・・・」
「そんなことは無いよ！今日は帰宅時刻まで、あまり時間が・・・」
「えぇ、でも毎日、しないと・・・」
「今日も痛いと思うよ・・・」
「分かってます・・・でも昨日は緊張してたから・・・」
　奥山の車に乗り、周囲に気付かれないようにホテルに向かった。
　ホテルに入ると、すぐにシャワーで身体を洗い、ベッドに入った。
　昨日は２時間以上も掛けた前戯だったが、30分ほどに短くし、香穂莉の淫壷に肉棒を挿入し始めた。
「い〜痛いぃぃ〜〜」
　それでも奥山の肉棒を受け容れ、必死に感じようと努めた。
　奥山は出来るだけ優しく腰を動かし、時折り肉棒の動きを止め、クリトリスと菊蕾に指で愛撫をした。
　30分ほど肉棒の挿入を繰り返し、この日のセックスを終えた。

　火曜日も月曜日と同様に過ごし、水曜日、木曜日と変化は無かった。
　金曜日になっても香穂莉は痛みしか感じなかったが、前戯での快感は、日毎に強まるのを感じていた。
「少しだけど・・・何て言えばいいのか・・・分からない快感が・・・」
「そう、じゃあ、その快感に神経を集中してれば、もっと言い表せないような快感を感じるよ！」
「ほ、ホント？」
　香穂莉は自分を少しでも早く成長させたかった。
　土日は、１時間前戯で30分挿入、さらに１時間前戯で30分挿入と、計３時間余りの時間を掛けた。
　香穂莉が処女を失ってから、１週間が過ぎていった。

　さらに１週間、前の週と同じよう過ぎていった。
　その日曜日・・・香穂莉は奥山の指の愛撫で小さなオルガを感じた。
「ああっ・・・・・・はぁ〜はぁ、はぁ・・・少し意識が・・・でも、凄く気持ちが良くて・・・」
「良かったね！クリトリスへの愛撫で軽くイッたみたいだね！」
「えぇ・・・」
　香穂莉は恥かしいような嬉しいような不思議な気分だった。
　淫壷と菊壷も指で愛撫しているが、こちらは進展が無かった。
　ただ２週間前のように、淫壷を指で弄って痛がることは無かった。
　肉棒の挿入も、強く痛がることは無くなり、香穂莉は一日でも早く、オルガを経験したかった。
「あのぉ〜明日あたりから・・・生理が始まりそうだけど・・・」
　少し恥かしげに奥山に言った。
「そう・・・」
「そう言えば・・・奥山さん、１回も出してないけど・・・オトコの人は、出さないと気持ち良くないんじゃ？」
「まぁね・・・明日から生理なら、その間は、フェラを勉強して、お尻の方にも時間を掛けて・・・いいかい？」
「え、えぇ・・・ネットで勉強はしてるけど・・・大丈夫かしら・・・」
「最初は上手くいかなくても気にしないで・・・コレを舐めたり咥えるのには抵抗無い？」
「えぇ、だって、奥山さんもわたしのアソコやお尻まで舐めて・・・だから・・・奥山さんには、いっぱい感じて欲しいわ！」
「可愛いことを言うようになったね！フフッ、期待してるよ！」

　予定通り、月曜日から金曜日まで、香穂莉は生理だった。
　香穂莉は毎日30分余り、奥山の肉棒や玉袋をしゃぶったり、咥えたりを繰り返していた。
　17歳の美少女が、小さな口で肉棒を咥えたりしゃぶる姿に、奥山は興奮し、堪えきれずに香穂莉の口の中に射精していた。
「ゴホッ！グッ・・・・・・ゴクッ・・・あぁ、ふぅ〜」
「大丈夫かい？」
「えぇ、わたし、嬉しいわ！奥山さんのを飲み込めて・・・それに・・・わたしのフェラで感じてくれるのが嬉しくて・・・わたしも早く感じるようになって、奥山さんを喜ばせたいわ！」
　香穂莉は心身ともに成長していた。
「少し小さくなって柔らかくなったけど・・・舐めてると、また大きくなるの？」
「あぁ、少し時間が掛かるけど、大きく復活するよ」
「また大きくしてあげたい・・・」
「嬉しいけど・・・先に香穂莉のお尻を・・・」
「そうね！わたし、お尻・・・恥かしいけど感じやすいみたい・・・」
「そうだね！だけど指で感じても、オ○ン○ンだとね」
「そうか・・・大きいから、痛いよね・・・」
（アナルセックスを香穂莉に教えるのは・・・本当は普通のセックスだけでいいんだが・・・香穂莉には言えないけど・・・僕の趣味だから・・・このくらいの余禄が無いとな・・・美少女のお尻を犯すのは・・・）
　奥山は少し躊躇いを覚えたが、熱心に指で菊壷を開発し始めた。

　土曜日、日曜日は生理も終え、普通のペースに戻った。
　３週間が経った日曜日、いつもどおり前戯から始めた。
「あぁあっ・・・はぁ、あぁ、いつもより・・・あうっ、いぃ〜〜」
　クリトリスを舐められながら、淫壷と菊蕾を指で責められ、香穂莉は小さなオルガを超え、新しい快感を感じた。
「奥山さん・・・わ、わたし・・・ぁぁぁ・・・」
「思ったより早かった・・・じゃぁ、こっちも・・・」
　そう言うと、奥山は香穂莉の淫壷に肉棒を挿入した。
「あ、あぁぁぁ・・・」
　奥山は挿入を繰り返すのに変化を加え、何とか感じさせようとした。
「あぁぁ、ダメ・・・ぁぁぁ、イカないわ・・・」
　その後も、何度か昇りつめそうになっては達しなかった。

　さらに２週間が過ぎた頃、奥山の指技で絶頂に達した。
　淫壷は激しく収縮を繰り返し、同時に菊壷も収縮していた。
「す、すご・・・ぃ、はぁ、はぁ・・・また違う快感が・・・」
　クリトリスで感じた快感とは違った淫悦を感じ、香穂莉は、激しくセックスに夢中になっていた。
　その月の生理を終え、最初から数えて２ヶ月余り経った日、ついに香穂莉は深く激しい快感を、奥山の肉棒で感じていた。
　美しいラインを描く身体を仰け反らせ、長い両脚を力を入れて突っ張り、香穂莉は初めて完全にオンナになれた気がしていた。

　その後は、毎日、お互いの身体を愛し合い、淫悦に震えていた。
「精神的にも大人になってきたけど、まだまだムラがあるから・・・」
　奥山は香穂莉に対し、体位や場所を変えてセックスの悦びを教え、同時に、精神的にも魅力的な女性を志し、多くの話しをし合った。
（心身ともに見事なオンナになった・・・）
　奥山は手放したくない気持ちが膨れ上がったが、香穂莉の将来を慮り、別れを告げた・・・。

　半年後、香穂莉はＮ局の朝ドラの主役オーディションに合格した。
　高校３年在学中に、15歳の少女から晩年までを演じ絶賛された。
『美しくも頑なな少女・・・妖しい艶さえ感じさせる20代・・・成熟した女の魅力・・・』等々、各方面から絶賛された香穂莉は、撮影中に何本もの出演依頼を受けたほどだ。

　芸名は香穂莉の強い要望で『奥山 かほり』となった・・・。