男は保を入れて３人、うち１人はビデオカメラを操作していた。
「な、何をするつもり！」明美の顔は蒼ざめ、ブルブルと震えている。
「へへへ、あんたもそのつもりなんだろ！若い男のコレが欲しいんだろ！」
　そういうと保たちはジーパンとパンツを脱ぎ、いきり立つ一物を明美の方へ突き出す。
「いやっ！」明美は顔を両手で覆った。その純情さが、若い獣たちの陵辱心をかきたて、保たちは明美に襲いかかった。
　小柄な明美は必死に抵抗するが、床に押し倒され・・・
「いやああああっ、やめてー、あなたたちこんなことをして、後で必ず後悔するわよ！」
　明美の悲鳴が響き渡る。
「後悔？するわけねぇだろう！好きだぜ明美、旦那とはしばらくやっていないんだろ？ 　いかしてやる！」
　保は、連れに明美の両腕を押さえさせると、唇に吸付き、左手をスカートの中へ・・・・
「いやあああっ、やめてー、誰かっ、いやああああああああ！」
「・・・・・・・・」
　これからという時、突然画像が途切れた。しかし浩の興奮度は頂点に達していた。
「くそっ、明美さんがあんな男に、ちきしょーっ！」
　口ではそう叫んだが、一物ははちきれんばかりでドクドクと鼓動をたてている。
　右手でしごくとザーメンが勢い余ってテレビの画面に飛び散った。
「はあ、はあ、はあ、はーあっ、あ、明美！」
　浩はビデオを何回も見かえして、そのたびに果てた。

　浩はオナニーのやり過ぎでもうろうとしながら外へ出た。
　時間は夜の１１時を過ぎており、足は自然と明美に家に向かっていた。
　しばらく明美の家の方を見つめていると、女のハーヒールの音が・・・・
　浩は物陰に隠れた。シルエットから明美だとすぐにわかった。
　明美は、膝上２０センチくらいの黄色いミニスカートを履いている。
＜こんなに夜遅く、あんな服装で！＞
　浩は悟った、明美が保に呼び出されたことを、おそらくミニスカートも保のリクエストなのだろう！
　浩は「チャンス！」と思ったが、憔悴しきった明美の顔を見ると声をかけることができなかった。

　翌日、浩は保から声をかけられた。
「よお、浩、ビデオ見たか？　　どうだすごかっただろ。へへへ、あの続き見たいだろ？それとも、自分でやりたいか？」
「保君、ひどいよ、明美さんを輪姦するなんて！」
　保は、浩のむなぐらを掴みながら、
「なにおー！　カッコつけるんじゃねぇ！　　おまえだって犯りたくってしょうがないんだろ？ビデオ見て何回もセンズリかいたんだろ！」
「・・・・・・・・」
「へへへ、図星のようだな、おまえもあの写真ネタにして明美を抱けばいいじゃねぇか、ただし、やりたいときは俺の許可がいるぜ、明美は俺の女だからな！」
「・・・・・・・・」

　浩の保に対する怒りと嫉妬心は頂点に達し、殺意さえいだくようになった。
「このままでは、明美の体はボロボロになってしまう。何とかしないと」
　あのグズで小心者の浩が好きな女のためにとんでもない決意をした。
　現場勤務の保は毎日機械の点検を行うことになっていた。
　本来点検の時は電源を切り、点検中と書いてある小さな掛札をスイッチのところにかけることになっているが、横着な性格の保は電源を切らず、掛札を掛けただけで機械の中へ入ることを浩は知っていた。
　浩は保が機械の中に入るのを確認すると、周りに人がいないのを確かめ、点検中の札を外した。
　何も知らない他の社員がスイッチを押すと、「ぎゃーっ」保の悲鳴が・・・・・
　悲鳴を聞いた社員は非常停止スイッチを押したが・・・・・
　保は左足を複雑骨折し、全治３ヶ月の重傷を負った。
　事故は浩の仕業とは気づかれず、保の省略行為が原因であるとされた。
　浩はほくそえんだ。
「俺をバカにしやがって、ざまあみろ！　これで明美は俺の物だ！」

　保の事故から３日ほどして明美は出社してきた。
　ここ何日間か浩たちのおもちゃにされたのだろう、かなりやつれた顔をしていた。しかし保が怪我をしたことを聞くとホーッとしたのか時折微笑をみせるようになった。
　しかし、明美は保に替わる淫獣の存在にはまだ気づいていない。

　明美の微笑を見て、浩は正直うれしかった。しかし理性はそこまでで、一物は欲情でそそりたった。
　やがて明美に声をかけるチャンスが巡ってきた。
　湯沸し室で茶碗を洗っていて、周辺には人気がない。
　浩はドキドキしながら、湯沸し室に入り明美と2人きりに・・・
　心臓はバクバク、どもりながら
「あ、あのー、み、水１杯もらえませんか」
「お水？　ちょっと待っていてね・・・・・・・はい、どうぞ」
「あ、ありがとうございます。」
　浩は、水を一気に飲み干すと、少し落ち着いたのかおもむろに
「あ、あの、明美さん、保のこと知っている？」
　一瞬間があき
「え、保君？　　怪我をしたって聞いたけど」
「きっとバチがあたったんだよ！　明美さんをひどい目にあわせて、これで安心だね」
　茶碗を洗っていた明美の手が止まり
「どういうこと？」
　浩は、ポケットから例の写真を取り出し明美に見せた。
　明美の顔色が変わり、
「あ、あなたもあの子たちの仲間だったの！」
「違うよ、奴らの仲間じゃない。心配しないでよ、このことは誰にもいわないから、ただ僕の頼みを聞いてもらいたんだ」
「頼み？」
「へへへ、ちょっとエッチなことなんだけど」
　そう言うと浩は肉付きのいい明美の尻をいやらしい手つきで撫でた。
「何をするの、いやらしい！」
　明美は浩の手を振り払おうとするが、逆に抱きつかれ。
「あ、明美さん好きだ！　明美ーっ！」
　明美のあま酸っぱい香水の臭いに刺激され、浩の態度が豹変した。両手で乳を揉み、首すじに　吸付き、いきり立つ一物を尻を貫かんばかりに押し当てた。
「いやあああああ、やめて、こんなところで、誰か来たらどうするの、やめなさい！」
「いいじゃんかよ、保たちにさんざんいい思いさせたんだろう、俺にもやらせろよ！」
　浩は淫獣としての本性を見せ始め、スカートを捲りあげると、パンストの上からマ○コを触りまくった。
「いやああああっ、やめなさい、どこ触るの、いいかげんにしなさい！　」
「バチーン」明美は浩の腕を振り払うと頬を平手打ちし、ひるんだすきに湯沸し室より逃げ出した。
　浩は叔母を襲ったときのことを思い出した。
「くそーっ、また失敗した。しかし、弱みを握っているから、必ず・・・・」

つづく