§３

「こんにちわ、咲。前回はよく我慢したね。今回はもう少しがんばってみよう。まずは服装だけど、基本的には前回と同じだ。ただし、今回はショーツもつけてはいけないよ。全裸の上にブラウスとミニスカートだけを着るんだ。そしてその格好で電車に乗ってもらう。危ない目にあうといけないからなるべく乗客の少ない電車に乗りなさい。そうだな、片道15分間だけ乗りなさい。往復で30分間だ。実行し終わったらまた報告すること。当然、オナニーはしてはいけないよ。」
　私は言われたとおりの格好で駅へ向かいました。駅へ向かう途中もやはり何人かの人とすれ違ったのですが、不思議と前回ほど恥ずかしさを感じていませんでした。しかし、駅に着き電車に乗るとき私はあることに気づきました。
　その駅はホームへ向かうのにエスカレーターと階段とがあるのですが、どちらも結構な長さなのです。（下を歩いている人から見えちゃうんじゃ・・・）そう思うとまた体全体が熱くなってきたのです。しかもハンドバックなどの隠せるようなものを何一つ持っていなかった私は、両手をお尻のところに当てる姿で階段を上らざるを得なかったのです。
　手すりのところをゆっくりと、恥ずかしさを感じながら階段を上りきった私は全身に汗が吹き出ていました。おかげでブラウスからはピンク色の乳首が完全に透けて見えてしまっていました。（やだっ・・・）俯きながら私は汗が引くまでホームのベンチに座っていました。
　ようやく汗も引き、私は電車に乗り込みました。車内には10人にも満たない乗客しかいませんでした。私は座席に座りながら少しほっとしていました。
　一つ目の停車駅で一人の男性が乗り込んできました。30代くらいの会社員のようです。その男性は私の向かい側に座りました。携帯電話で何か話をしています。
　私はその男性の後ろの窓からの風景を眺めていました。でも・・・何かが変なんです。（何だろう・・・この感じ・・・）ふと前方の男性を見ると、携帯電話を片手に私の胸元をやはり凝視していたのです。乳房がかすかに見えるほど開いているブラウスの胸元を・・・私は再び体全体が熱くなってしまいました。しかし、前回の私と違ったのは、席を離れることなく、ただ凝視されることに耐え続けていたのです。
（あぁっ・・・）だんだんと頭がボーっとなってきます。
（見られて・・・る・・・）そのうち大事な部分がジュンとしてくるのを感じました。
（もっと・・・）でも、ご主人様からの言いつけの片道15分間が経ち、私は電車を降りました。
　ホームに降り立ってもまだボーっとしていました。反対側のホームへ移動する際、ふらふらと歩いていた私は一人の高校生とぶつかってしまいました。その際、彼のひじが私の乳首に偶然あたってしまったんです。
（あん・・・）思わず声が出てしまいました。
　その高校生は「ごめんなさい」といって走って行ってしまいましたが、私は不意の刺激に反応してしまったことに複雑な気持ちでした。
　帰りの電車は行きの電車以上に乗客が少なく、車内には私以外に初老の男性が一人いるだけでした。
　私はその初老の男性の向かいに座り、行きの電車同様凝視されることを期待しました。しかしその初老の男性は私のことに目もくれず、読書に耽っていました。
（見てっ・・・）でも私の願いは届きません。背もたれにもたれ、はしたなく両足を開いていましたが結局その男性は私に一瞥もくれず、私は電車を降りました。
　家に帰る途中、私はやりきれない気持ちでした。なぜかはわかりません。私はブラウスのボタンをさらにひとつ、二つと外し、とうとうすべてを外して家路を歩いていました。時折風が私のブラウスをはだけさせ、乳房があらわになりました。それを隠すこともせず私は家につき、部屋に入ってご主人様に報告のメールを書きました。少し気乗りのしないままに・・・
「咲です。ただいま帰ってまいりました。行きの車内では会社員の男性に胸元を凝視され、その視線に思わず感じてしまって少し濡れてしまいました。またホームでは高校生とぶつかって、その際に乳首に彼のひじが触れて声も少し出てしまいました。でも、帰りの車内では私を見てくれる方は誰もおらず、胸を張ったり足を開いたりしてみましたがだめでした。駅からの帰り道はブラウスのボタンをすべて外しました。時折ブラウスがはだけ乳房が見えましたが、帰りの車内のことで頭がいっぱいで、今、切ないです・・・」

§4

「こんにちわ、咲。少しずつ露出して見られることの喜びに目覚めたようだね。素晴らしいことだよ。今、確実に君は変わりつつあるんだ。じゃあ今回は君にもっと満足感を与えてあげよう。服装は同じ。電車に乗るのも時間も同じだ。違うのは次の二つ。行きの車内では両方の乳房を皆さんに見せるんだ。そして帰りの車内ではスカートを捲り上げて咲の大事な部分を見せてあげなさい。どちらも最後の1分間だけでいい。襲われたりすると大変だからね。そして今日は帰ってきたら報告のメールはしなくていい。その代わり、この間のチャットルームにくるんだ。いいね。」
　行きの電車内です。前回同様、車内には10人程度。
　でも今日は座席には座りません。ドアのそばに立って外を眺めていました。
　まだ頭の中にはあの初老の男性のことが残っていました。
（また見てもらえないんじゃ・・・）そこには恥ずかしさはなく、不安な気持ちでいっぱいでした。
　やがて14分が過ぎ、私はその場で車内のほうへ振り返りブラウスのボタンをすべて外しました。そしてゆっくりと両手でブラウスを開きました。
　すると一人の大学生くらいの男性がこちらのほうを見ていました。その男性は驚いた様子でしたが、それでも私の乳房を凝視しています。私は恥ずかしさと興奮で体が熱くなり、思わず顔を横に背けてしまいましたが、駅に着くまで乳房を晒し続けました。
　電車を降りるとき追いかけられるのではと少し恐れを感じていましたが、その大学生風の男性は電車に乗ったまま窓からホームの私を最後まで見ていました。
　私は見てくれていたことに快感を覚え、なんだか自信を取り戻した感じがしていました。

　帰りの車内では大事な部分を見せるようにとのことでしたので、私は座席に座りました。目の前にはやはり大学生風の男性が座っていました。
（早く・・・時間がきて欲しい・・・）私はえもいわれぬような昂ぶりを覚えていました。
　3分前、2分前・・・恥ずかしさと興奮と期待が合わさり鼓動がほかの人に聞こえるのではというくらい、私はドキドキしていました。
　そして1分前。ミニスカートのすそを捲り上げ、はしたなく両足を広げました。ヘアも花びらも、すべてをさらけ出した私は目の前の男性を見つめました。彼は私の期待通り、大事な部分に視線を突き刺してくれました。
（あぁっ・・・）花びらの奥から熱いものを感じました。あの日、窓際でしたように、私は花びらを両手で開きました。彼が生唾を飲む音が聞こえるようでした。
（見てっ・・・）奥からどんどん熱い愛液が溢れてきました。でも・・・1分間は無情に過ぎ、私は走って電車を降りました。
（見てくれた・・・）私は満たされた気分で家路を歩いていました。あの視線を思い起こすたびに愛液が溢れてきて、私の太ももを伝っていくのを感じながら・・・
「ただいま帰ってまいりました。」チャットルームでご主人様にお会いしました。
「どうだった？」
「はい。皆さん、私のことを見てくれて、すごくうれしかったです。」
「そうか。それはよかったな。感じたか？」
「はい。今でも思い出すたび愛液が溢れてきます・・・」
「ふふふ。咲も立派な淫乱女になったな。素敵だよ。」
「ありがとうございます。」
「今日は、これからもっと咲を淫乱にしてやるよ。」
「はい。お願いいたします。」
「じゃあ、ブラウスとミニスカートを脱ごうか。」
「はい・・・脱ぎました。」
「今日はオナニーをさせてやる。愛液を指に塗ってクリトリスを弄るんだ。」
「はい・・・んん・・・ぁあっ・・・あぁっ・・・」
「もっと愛液が溢れてきただろう。すくいながら弄るんだよ。」
「あぁぁっ・・・あんっ・・・気持ちいい・・・です・・・」
「ふふふ・・・咲はクリトリスだけでいいのかい？」
「あぁんっ・・・あそこ・・・も・・・弄りたいです・・・」
「ん？あそこじゃわからないよ。はっきりいってごらん。」
「あぁっ・・・あぁあぁぁ・・・お・・・おまんこ・・・」
「ふふふ・・・よく言えたね、そんないやらしい言葉を。いいよ、好きにしな。」
「はい・・・あふぅ・・・あぁっ・・・はぁぅ・・・・イキそ・・・う・・・」
「よし。そこまでだ！」え？そんな・・・もう少しでイキそうなのに・・・
「さっきのブラウスとミニスカートを着るんだ。」
「あぁ・・・ご主人様・・・イカせて・・・ください・・・」
「ここではだめだ。早く着ろ！」
「・・・はい、わかりました・・・」私は泣く泣く従いました。
「着たな。では今から公園へ行ってこい。そしてそこで全裸になってオナニーをするんだ。」
「え？・・・わかりました。」
「よし、いい子だ。今日はもう報告しなくていいから、思いっきりイッてこい！」
　私は公園へ行きました。その公園は滑り台と砂場、それにベンチがあるだけの小さな公園です。私はベンチに座り、言われたとおりに全裸になりました。
（誰か来たら・・・でも・・・）恐怖を少し感じながらも私はクリトリスを弄り始めました。
（あぁっ・・・）先ほどまでの余韻がまだ体に十分残っています。私はだんだん人目に対する恐怖が薄れ声をあげ始めました。
（いぃっ・・・すごいっ・・・）右手の中指で花びらの奥をかき回し、左手でクリトリスを弄びました。中指を折り曲げて上の壁をこすりあげながら私は腰を振っていました。
（だめっ・・・イクっ・・・イッちゃうぅ・・・）頭の中が真っ白になった私は、荒い息遣いが納まるまで、一面の愛液を照明が照らすベンチの上で上気した裸体を夜風に晒していたのでした。