| 第30話 顛末 祐司 「はぁはぁはぁ こんなに愛し合ったのは初めてだよ」 郁美 「まあ そんなこと言ったら おばさま 怒るわよ」 祐司 「うぅぅぅん 亜弥子は今でも愛している それは変わっていないよ」 「でも 愛している愛していないという話ではなくて うまく表現できないが」 郁美 「そんなに良かったの？」 祐司 「とても 男に生まれて良かったって実感している」 郁美 「うふふ おばさま 亡くなって淋しかったのね」 「きっと おばさまも 心配していると思うわ」 祐司 「もう一回 よかか？」 郁美 「うふっ」 間もなく午前0時になろうとする時間まで、郁美と祐司は休み無くセックスに耽っていた。 叔父と姪の間柄にもかかわらず、既に２人の間では完全に男と女の関係となっていた。 祐司に至っては、これからの人生設計に郁美の存在が欠かせないものとなろうとしていた。 紗弥は飲み物を買いにロビーに行った徹の帰りを待って、ベッドでグッタリとその身を横たえていた。 「徹って すごすぎる あんなにされたら もう立って歩けない 腰が重い」 紗弥は先程までデッキテラスにある露天風呂で何度も登り詰めて、アクメ天国を満喫して、もはや体力が限界だと感じていた。 父、祐司も桁外れの精力で、その凄さに魅了されていたが、徹のは若さ溢れる優るとも劣らない絶倫ともいえる凄まじさであった。 徹が一番凄いのは、なにも教えていないのに、紗弥の弱く脆いポイントを次々と見つけて、これでもかと責めたててくる才能であった。 弱点ばかりを簡単に集中的に責めたてられては、どんなオンナでも抗うことは不可能であった。 「こうやって 亜紀さん達 みんな 徹に墜ちちゃったのね」 「わたしも もう 徹でいっぱいになっちゃった」 「欲しいぃぃぃ わたし どうしたらいいの？」 徹はルンルン気分で、ホテルロビーの自販機で飲み物を購入していた。 「やったぁ 紗弥は もう僕の言いなり これで好きな時に 好きなだけエッチできるかな」 「僕って 幸せ者だ」 「まあ これでも奢らず 精進して もっと性技を高めていかないと」 「女性を逃がさない努力 これが一番大切」 「郁美 亜紀 里奈 敬子 そして紗弥 みんな 誰でもが羨む美人ばかり」 「あとは 悠希だけか まあ今は駄目って言われているから 我慢我慢」 「今は ということは いずれ解禁ありということ がはは楽しみ」 「しかし喉が渇いた 露天風呂エッチする時は 予め飲み物用意しておかないと駄目だな」 「紗弥も グッタリしてた 早く飲ましてあげないと」 徹は小走りで部屋に戻っていった。 徹は１つの経験を積めば、その経験から学び、その次ではなにか１つはステップアップして望むタイプであったため、無意識にドンドン手練れのスケコマシに成長していくのだった。 紗弥は戻ってきた徹を出迎えることも出来ず、ベッドで動けなかった。 紗弥 「ごめんなさい わたし 動けない」 徹 「いいよ ちょっと脱水症状かもしれないね」 「はい これ 飲ましてあげるから しばらく休もう」 徹は紗弥を優しく抱き起こすと、ポカリスエットをストローを使って飲ました。 紗弥 「あっ冷たいの 気持ちいい それよりストローどうしたの？」 徹 「あっいつも用意しているんだ 横になって飲み物 飲みやすいでしょ」 紗弥 「さては いつも亜紀さん達 動けなくさせてるな」 徹 「あっはぁ ばれた？」 紗弥 「わたし あんなに激しくされたの初めて」 徹 「ごめん 乱暴にしたつもりないんだけど」 紗弥 「なんか わたしって やっばりオンナなんだって実感しちゃった」 「すっかり夢中になって 今でもドキドキしてる」 徹 「それはそれは 頑張った甲斐があります」 「さあ ドンドン飲んで 身体クールダウン、水分補給しちゃいましょう」 「３本買ってきたから 気にせずグイッと」 紗弥 「ポカリがこんなにセックスの後 美味しいって初めて知った」 徹 「スポーツ飲料ですからね 特に お風呂セックスには必須です あっはぁ」 紗弥 「そんなこと 誰に習ったの？」 徹 「うぅぅぅん ネットと経験からですね」 紗弥 「ネットにそんなこと出ているの？」 徹 「そのままでは ないですよ Ｑ＆Ａみたいに色々とね」 「でも やっぱり一番は経験ですかね」 「たとえば この飲み物 普段とは全然味違うって思いませんか？」 紗弥 「うん 違う そしてなんか身体に染みるって感じ」 徹 「そう それが経験なんです 身体が欲しがってるものが入ってるって」 紗弥 「徹って すごいわ 頭がいい というのとは違って なにか うぅぅぅん そう 才能よ」 徹 「紗弥さんって 長崎大学でしたよね」 紗弥 「うん ファッション業界に憧れて進学したのに、なんか全然違うっていうか」 徹 「聞いてますよ 田原さんの会社に移るって」 紗弥 「そうなんだけど 駆け出しＯＬのわたしに勤まるかな」 徹 「紗弥 おしゃれ だと思いますよ 今日のファッションも一緒にいて 鼻高々というか」 紗弥 「そんなこと言ってくれるのは 徹だけよ」 徹 「そうかな？ 郁美は女子会のファッション番長は 紗弥って言ってましたよ」 紗弥 「それは身内の贔屓よ」 「実はね 半年くらいヨーロッパで勉強したいなって思っているの」 徹 「かっこいい 頑張りなよ」 紗弥 「そうは言っても 会社設立まで時間ないし」 徹 「あっはぁ 田原さんに相談したの？」 紗弥 「まだ だって言い出しにくくって」 徹 「田原さんは 男性の話は聞かないけど 女子会の話は最優先で聞いてくれるって」 「これ 郁美情報」 紗弥 「そうなんだ そういえば田原さんって 郁美にも目尻下げっぱなしだもんね」 「いつも 郁美ちゃん 郁美ちゃんって」 「亜紀 いるのに」 徹 「あれれ 知らないの？」 紗弥 「なに？」 徹 「郁美と田原さんの関係」 紗弥 「関係？ って まさか その」 徹 「実は そうなんだ」 紗弥 「それは知らなかった そうなんだ でっ 徹 大丈夫なの？」 徹 「そりゃ 気になるよ でも 僕と郁美が出会う前からの話だし、こうやって僕も」 「だから 考えないようにしてる」 「男って そういうの なかなか割り切り出来ないから」 「それでも 郁美は僕のこと見てくれてるって実感あるからね」 紗弥 「うぅぅぅん すごいカップルよね」 「まあ わたしも その中の一員だから 批評する資格無いけど」 紗弥は話しながら身体にチカラが入ってきたことを実感していた。 「ホントだわ わたし脱水症状だったのかしら てっきり し過ぎだと思ってた」 そう思った途端、紗弥の手は無意識に徹のトランクスの中に滑り込ませると肉棒を弄った。 あっという間に肉棒は硬くそそり立ち始めていた。 徹は紗弥の行動になにも言わず、身を任せた。 時間は間もなく午前０時。 「もう一戦して寝て、朝にも一戦して露天風呂でくつろぐってパターンかな がはぁはぁ」 場所は違えど、２つのカップルの長い夜は、まだまだ峠に差し掛かったところであった。 郁美 「あっ えっ だめぇぇぇ いやぁぁぁぁぁぁぁ」 祐司が郁美の嫌々する抵抗を押さえまんぐり返しの体勢に持ち込んだ瞬間に、それは突如発生した。 ブップゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ！！プーーーーーー！！ 音共に精液臭と酸味を含んだ臭気が祐司の鼻腔に広がった。 祐司 「うおっ まん屁 出たぁぁぁ かわいい♪♪」 郁美 「いやぁぁぁ言わないで 恥ずかしい あっあああ押さないで」 祐司 「おっ まだ出るのか？ それそれ♪♪」 郁美 「いやぁぁぁん意地悪ぅぅぅ あっ駄目ぇぇぇ」 プスフッ！！ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ！！！！ 郁美 「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」 祐司 「出た 出た 出た」 郁美 「なんでぇぇぇ 嫌な音」 祐司 「あれだけ したからね」 「うわぁ オマケに 白ゼリーが出てきたぁぁぁ」 郁美 「あっあぁぁぁ もう嫌 早く拭いてぇぇぇぇぇぇ」 祐司 「自分で言うのも変だが 俺って 濃いね がはぁはぁ」 郁美 「そんなぁ お願い拭いて」 「急に こんな体勢にされたら 色々出ちゃう」 祐司は改めて長年想い続けた姪っ子と初めて結ばれたんだと実感し、その喜びで高揚していた。 その瞬間、疲労で萎えかかった肉棒に力がみなぎるのを感じ、再び正常位で貫いていった。 祐司 「あぁぁぁぁぁ 郁美 俺はずっと君を想い続けていたんだ」 「これからは ずっと そばに居て欲しい」 郁美 「あっあぁぁぁん もう ちょっと休ませてぇぇぇ あっあぁぁぁそこはぁ」 祐司 「俺は 君がいてくれたら やり直せる なぁ」 郁美 「あぁぁぁん すごいぃぃぃ あっあっあっ」 祐司 「ふん ふん ふん」 郁美 「あっあぁぁぁん ずっとは無理 好きな人いるの あっあぁぁぁん」 祐司 「そんなぁ こんなに愛し合ってるのに」 郁美 「だって 花嫁衣装着たいもん あぁぁぁぁぁん いいわぁ」 祐司 「これが好きなくせに 忘れられるのか！！」 郁美 「うん 大好き だから ずっとエッチはしよ」 祐司 「えっ？」 郁美 「おじさまが もういらないって言うまで お相手は喜んでしますわ」 祐司 「俺が 郁美ちゃん いらないって言うと思うの？」 郁美 「さあ？ だって おじさまですもの これからも色々な女性に出会えるし」 祐司 「そんなに モテないよ 淋しいもんさ ふん」 郁美 「あん そこいい はぁはぁはぁ」 祐司 「俺は 君さえいてくれれば」 郁美 「おじさま もう１人の女性だけに溺れるのは卒業して欲しいの」 祐司 「えっ？ それは」 郁美 「世の中には わたしより素敵な女性 いっぱいいるの」 「おじさまには そんな女性達を知って欲しいの そして」 祐司 「それって 紗弥とのこと 諭そうと言ってるの？」 郁美 「それだけでないの うまく言葉には出来ないけど」 祐司 「よく分からないけど 俺は 郁美ちゃんと人生共にしたい」 「無理強いできないけど 郁美ちゃん幸せにする 自信有る」 郁美 「うふっ でも それだけは ごめんなさい あぁぁぁん急におっきく」 祐司 「まあ これをいっぱい味わってもらってから だな」 「今日は 寝かさないよ ほらぁぁぁ」 郁美 「あっはぁ すごいぃぃぃぃぃ おじさまって すごいぃぃぃ」 そのまま２人は全てが溶け合ってしまうほど、朝まで性交の限りを尽くし続けた。 この日以来、郁美は祐司の人生を大きく左右する女性となり、そして生涯何があってもいつも味方してくれる近親者をお互い得たのだ。 郁美は祐司と一緒に地獄に落ちる覚悟があったし、祐司も同じであった。 祐司はほどなくして神戸に移り住み、郁美の頼れる「おじさま」そして「永遠の恋人」となっていく。 やがて郁美の身に訪れる劇的な環境変化の後には、祐司は最大の支援者となり、「神戸の祐司」と言われるほど多くの女性を夢中にさせる男に変貌を遂げるのではあるが、この時の２人は知るよしもなかった。 祐司と紗弥との関係も完全では無かったが、ほぼ正常な親子関係に戻っていった。 ただ紗弥の方からおねだりされた時だけ肉体関係が結んでしまう２人であったが、親子としてお互い愛し合っている事実には変化がなく、セックスはセックス、日常は日常と区別して考えるようになっていった。 紗弥は朝日を感じて、目を覚ました。 紗弥は徹の腕枕で、優しく抱かれて寝ていたのだった。 「そう 昨晩ずっとセックスしていて いつの間にか寝てしまったのね」 「あぁぁぁ なんて居心地のいい場所なの 徹の匂いって なんか落ち着く」 「郁美が 羨ましい」 紗弥はその場を離れたくなかったが、間もなく朝食の時間が迫っていたので、起き出すことにした。 「うん 朝風呂入りたい♪♪」 紗弥が身体を起こすと、徹も目を覚ました。 徹 「おはよう♪♪」 紗弥 「おはよう♪♪ 昨晩は素敵だったわ ありがとう」 徹 「あっはぁ それはそれは こちらこそ あっはぁ」 「もう起きるの？」 紗弥 「朝風呂入りたいなって なんか汗臭いし 朝ご飯もうすぐよ」 徹 「そうだね お腹ペコペコ」 紗弥 「専用の露天風呂って いいね」 徹 「そうだ また髪洗ってあげる」 紗弥 「どこまで わたしを狂わす気なの」 徹 「それがなにか？」 紗弥 「もう 知らない うふふ」 ２人は露天風呂でお互い洗いっこして、朝からキャッキャとはしゃいでラブラブモード全開であった。 若い男と女が一緒にお風呂に入るという行為は、どうしても男に性交への欲求を誘発してしまう。 徹は紗弥をその気にさせようと、しきりにちょっかいを出していたが、紗弥は湯に浸かった途端生じた下腹部の違和感で困惑していた。 「なんか変 オナラと違う なに？」 湯船の中で徹に後ろから抱きしめられ、バストを揉まれ乳首を弄られてしまう。 紗弥 「もう 朝ご飯なんだから 今は駄目 あっ」 徹 「えっ？」 プルゥフゥポチャプッ！！ポチャプッ！！ポチャプッ！！ポチャプッ！！ 紗弥 「いやぁぁぁぁぁ駄目ぇぇぇ 離れてぇぇぇ」 徹 「うわぁっ なに なに なに？」 「オナラ？」 紗弥 「いやぁぁぁん うそぉぉぉ えぇぇぇん」 徹 「うわぁ！！ 精子くさっ！！」 プルゥフゥポチャプッ！！プルゥフゥポチャプッ！！ポチャプッ！！ポチャプッ！！ 紗弥 「もう 最悪」 徹 「あれれ これって ひょっとして あれ？」 紗弥 「なによ 徹の馬鹿！！ 徹のせいよ」 徹 「あっはぁ 可愛い 前から出ちゃった？」 紗弥 「・・・・・・」 徹 「たしか まん屁？」 紗弥 「知らない もう そんなことばかり知っているんだから 困った人」 徹 「すごい 出たね」 紗弥 「もう許して 恥ずかしい」 徹 「分かりました 紗弥と僕だけの秘密」 紗弥 「ホントかな？」 徹 「はい 大丈夫です お嬢様」 紗弥 「やっぱり 怪しい」 「あっ 早く上がって 朝ご飯行きましょう」 ついイチャイチャしちゃう２人だが、お腹はペコペコなので行動は早かった。 時間が無いので紗弥には断られたが、徹は紗弥の髪を乾かす作業は手抜きしなかった。 まだ郁美に教わった通りに、丁寧に髪を傷めないようにした。 徹はなんと言っても、この瞬間が大好きだった。 「うぅぅぅん 女性の髪って １人１人個性があって楽しいな」 「紗弥の髪って 指通しが良くて キューティクルばっちり すごく柔らかい」 「この香り すごく癒される」 「女性って 素晴らしい」 紗弥は徹に髪を触られているうちに、またまたうっとりし始めてしまった。 「もう 時間にないのに そんなにされたら わたし」 「徹って 不思議な人 あっあぁぁぁどうしよ」 「あん きゅんってしちゃった」 グゥゥゥゥゥゥゥ♪♪ 徹 「あっ お腹鳴った」 紗弥 「だってぇぇぇ ペコペコだもん」 徹 「よし これでバッチリ」 浴衣姿の２人は手を繋いで朝食会場に向かった。 周囲からはラブラブの恋人カップルに見えたに違いなかったが、その実態は一般的には考えられない不道徳なことにセックスで惹かれあう２人であった。 朝食会場に入ってすぐに紗弥は昨日の中年女性２人を見つけてしまい、動揺して思わず徹の腕に縋り付いてしまった。 徹 「うん どうかしたの？」 紗弥 「ほら あそこの２人が 例の」 徹 「なるほど 僕がいるから 大丈夫だよ」 紗弥 「そうだけど」 そんなやり取りをしている２人に中年女性達は気がついて、徹を舐めるように見つめていた。 そんな視線慣れっこの徹は、気にせずテキパキと紗弥の分まで朝食の準備を整えて、楽しく頂きますしたのだった。 紗弥は視線が気になって仕方がなかったが、すぐに視線の対象が徹であることに気がついた。 「うん？ なるほど 徹に興味津々なんだ」 「えへへ 羨ましいでしょ 徹ってジャニーズ美少年系なのに セックスも最高なんだよ」 紗弥はチラッと中年女性達の方に視線を投げると、彼女達の表情に吹き出しそうになった。 「なによ その表情 朝っぱらから 涎垂らしそうな顔 はしたない人達」 そう思った瞬間、その場の女性達の視線が徹に全て注がれていることに気がついた。 「うわぁぁぁ みんな見てる うふふ」 しばらくすると紗弥は、自身に対する女性達の視線、感情が手に取るように感じられて、急にその場が居づらくなった。 朝食を終えて自室に戻る途中、紗弥は先程の状況を話した。 紗弥 「みんな徹に注目してたね」 徹 「なんか最近 そうみたいで もう気にしないことにした」 紗弥 「その代わり わたし バッシングの視線すごかった」 徹 「あっはぁ それは負け惜しみの怨嗟の視線でしょ」 「なんかドロドロしてそう」 紗弥 「こわっ」 徹 「その様子じゃ 紗弥って男性からの視線 気がついていない？」 紗弥 「えっ？」 徹 「紗弥って 美人だし、ナイスボディ って自覚あるでしょ？」 紗弥 「まあ 自慢じゃないけど 自信有るかな あと身長が あったら満点？」 「今でも いろんな人から 月に何回も食事誘われるしね」 徹 「仕事の取引先とか 多くない？」 紗弥 「それは いつもよ」 「まあ わたし営業じゃなくて 社長秘書室勤務だから 付き合う必要ないけど」 徹 「昨日でも 男のほとんどみんな 紗弥のこと見ていたの気がついた？」 紗弥 「分かんない もう慣れっこになっちゃった」 徹 「そっか 自分の魅力を自覚しているけど」 「みんなから 注目されるの昔からだから もう意識しなくなっちゃったんだ」 紗弥 「そうねぇ 気にしてもしょうがないし、気取ってもね 自然体でいたいし」 徹 「つまり 僕たちって似たもの同士ってことかな」 紗弥 「ですね あはっ」 徹 「これって 男の青くさい感情なんだけど」 「紗弥とか、郁美、亜紀、里奈、敬子 みんなと一緒にいると」 「他の男に すごい優越感 感じて、 どうだみたいな気分になるんだ」 紗弥 「あらら それは女性も一緒かも？」 徹 「やっぱり そうなんだ」 紗弥 「うふっ」 徹 「ねぇ チェックアウトまで、まだまだ時間あるから 今からしよ」 紗弥 「うふふ そのストレートさ が好きよ」 ２人は朝から再び濃厚なセックスを始めてしまい、チェックアウトタイムを守れず慌ててホテルを後にする始末であった。 結局２人は、そのままではもの足りず、六甲山ラブホテル通りに向かい愛し合い続けてしまった。 徹は紗弥と肉体関係を結べて大満足であった。 紗弥はすっかり徹に夢中になってしまい、自己嫌悪気味考えていた近親相姦問題はもう小さいことと感じていて、肉体的にも父離れを果たしていた。 紗弥は、以後いろんな男性に出会ってオンナとして成長を遂げていくのだが、ずっと徹のことを想い続けていくことになる。 ２人の肉体関係は結局途絶えること無く生涯続く関係となって、お互い離れることが出来なかった。 つづく |
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| 2011.8.20掲載 |
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