| 第34話 講習会そしてスワッピング 武史は亜紀の車を借りて、毎日のように環を高校の校門までお出迎えした。 そして亜紀のマンションにある武史の部屋で、ゆっくり２人でアフターファイブを過ごした。 環は宿題の先生が出来て、大助かりであった。 何故か、学校の先生より武史の説明の方が分かり易く、覚えやすかった。 環 「ねぇ 武史って高校時代までここに居たの？」 武史 「いや 中学時代まで そのあと 高校は寮生活さ」 「うち 親居ないし 姉貴忙しいし」 環 「そうなんだ ということは手料理って少ないの」 武史 「やっぱり少ないかな 俺の場合 お袋の味ならぬ 姉貴の味だけどね」 「でも 姉貴 今でも できる限り作ってくれる」 「ホント 俺って いい姉貴持ったよ 感謝しまくり」 環 「そうだ わたしが これから頑張って作ってあげる」 武史 「ホントに大丈夫なの？」 環 「あっ 疑ったな よし明日から腕前 見せたげる」 そう言うと環は部屋を飛び出し、リビングに居た亜紀達と何やら話あっていた。 「ホント 元気印の彼女だな あはぁはぁ」 「今週末の話 しようとしていたのに」 その日は、里奈、郁美、紗弥、敬子が来ていて、武史にはよく分からない話をしていた。 しばらくして戻ってきた環に、今週末の日程を説明した。 土曜日に神戸メリケンパークオリエンタルホテルのスイートルームでロストバージン、日曜日に山田家でご挨拶という流れであった。 山田家には、亜紀が同行して一緒にご挨拶することになった。 神戸メリケンパークオリエンタルホテルのスイートルームは、田原と亜紀からの２人へのプレゼントであり、夜は便乗した郁美と徹が泊まって楽しむ予定であった。 話を聞いた途端、環は土曜日の演出にドキドキであった。 そもそもスイートルームが初めてであり、想像しただけでお姫様気分になってしまった。 妄想は妄想をよび、途端に妖しい気分になった環は、おもむろに武史のズボンファスナーを下ろして肉棒を取り出していた。 武史 「たっ たまきちゃん 急にあっあっ」 環 「これ 欲しいの」 ほぼ毎日、最後には「たまファラ」を満喫していた武史ではあったが、その日は早い時間の始まりに狼狽えていた。 「こんな早い時間から してもらったら また何度も逝かされぅ」 「毎日 最後に１発ずつが 最高なのに」 武史は、いつしかフェラチオで抜かれる行為に夢中になっていた。 毎日気持ちよすぎて、腰を浮かせつつ射精してしまう今日この頃であった。 表面上は連続抜きは辛くて、しんどいと公言していたが、実は身体は極限までの連続抜きを心待ちにしていたのだった。 気がつけばズボンとトランクスは脱がされ、下半身裸となり「たまフェラ」の快楽に溺れていた。 「なんてぇ 気持ちいいんだぁ」 「うぅぅぅん 毎日 毎朝して貰えたら いいのに」 武史は不意に視線に気がついた。 亜紀 「あらら おフェラの最中なのね」 武史 「あっこれは あっ たまき あっあぁぁぁぁぁぁ」 里奈 「うふっ 上手いじゃない」 郁美 「武史くんの太い」 紗弥 「すごい」 敬子 「いいなぁ♪♪」 環 「へへへ もっと上手くなりたいの 御指南お願いします」 「はぁむふふぅぅぅ」 武史 「駄目 みんな見ないで 敬子ちゃん向こうに行って」 チュルプップハァッグチュルパ♪♪チュルプップハァッグチュルパ♪♪チュルプップハァッグチュルパ♪♪ 武史は狼狽えて逃げようとしたが、肉棒の快楽に身体が動かなかった。 武史は同じ歳の敬子に対しても興味があっただけに、彼女にそのような姿を見られたくなかった。 まして姉である亜紀に痴態を見られることは、男として恥辱だった。 そんな武史の思いにも関わらず、ベットの周りに女性達が集まり環にいろんなアドバイスを送り始めた。 快感と恥辱に板挟みの武史は懇願するような目を亜紀に向けたが、亜紀の次の一言で全てを悟った。 亜紀 「武史 立派な男になったね わたしの人生無駄でなかった」 「立派なもの 持っているのね うふふ」 「わたしに 成長した武史を見せて お願い」 その瞬間、武史の脳裏に興味本位で３０代人妻の誘惑に身を任せ、女体に溺れる自身の姿が蘇った。 あの熱き欲望の日々で、身近の魅力的な女体の存在に気がつき、姉である亜紀に対して欲望を感じた時に自分の中に潜むケモノの存在に気がついた。 一度姉を女として意識してしまうと、女体の良さを知ってしまっただけに、若い性は暴発寸前であった。 大好きな姉を汚す欲望を振り払う為に、武史は迷うことなく下宿での高校生活を選択した。 高校入学式、そして各種行事には姉は欠かさず出席してくれて、父兄の中でその美しさは際立っていた。 同級生からも姉への賛美声は多く、自慢の姉であった。 その姉に対する肉欲を振り払う為に、違う女性達を渡り歩いてきたのだということを今更気がついた。 「姉貴 俺は。。。。。」 「俺 やっと姉貴から卒業できたのかな」 「姉貴 見てくれ これが俺の彼女だ よろしく」 環 「ふはぁぁぁ なんか今日いつもより太い すごいぃ」 武史 「うりゃ そんなに俺の凄い？」 一同 「凄いぃぃぃ」 武史 「美人だらけに 見られるって 興奮する」 郁美 「うふふ」 敬子 「はやくぅ 環ちゃん もっと」 紗弥 「敬ちゃん 目がエロイよ」 環 「うふふ 里奈さん この玉の触り方って こうですか」 里奈 「それはね ちょっと環ちゃん わたしも触っていい？」 環 「もちろんです お手本よろしくお願いします」 里奈 「うふふ これ環ちゃんのものだからね では遠慮無く」 武史 「あっあぁぁぁぁ止めて これ以上 上手くならなくても あっあ」 里奈 「こんな風に 定期的に ツメだけで裏スジをツーッとすると効果的よ」 武史 「あっあぁぁぁぁぁ」 環 「すごいぃ 腰浮いてる」 里奈のテクニックに翻弄される武史の反応にオンナ達の注目が集まった。 里奈 「ねぇ試食して良いかしら」 環 「はい お手本を」 武史 「ぐあぁぁぁぁぁぁ」 郁美 「うわぁ もう腰浮いてる」 亜紀 「あらら 里奈のおフェラ講習会開催？」 敬子 「開催！！」 紗弥 「試食会？」 郁美 「うふふ」 里奈 「うぅぅぅん これは太い」 武史は次々と違う女性にフェラチオをされ逝く一歩手前で寸止めされ、また次という輪番フェラチオ天国に腰を浮かせて身悶え続けた。 敬子からはディープスロートを伝授された環は、それすらも身に付けて武史を毎日天国に誘っていくことになる。 亜紀 「環ちゃんって 才能有るよね すぐ なんでもマスターしちゃう」 郁美 「わたし達も ウカウカしてられないね」 敬子 「うん 頑張るぅ」 里奈 「それにしても みんなオチンチン好きよね」 紗弥 「なんかね 病みつき？」 亜紀 「環ちゃん 武史よろしくね」 環 「はい タップリ おフェラします」 一同 「あっはあ！！」 輪番フェラチオ講習会は、まだ始まったばかりであった。 徹と環の両親、山田克也（４４歳）と優衣（４４歳）は相思相愛の学生結婚夫婦であった。 その愛は２０数年経った現在でも健在であり、性的関係も比較的活発であった。 だが自宅には子供達が居て、夜には思うような性交が難しいため、克也が日中仕事を抜け出してきて、日中自宅で激しく愛し合うのがパターンであった。 ４年ほど前に、この２人の間にある深刻な問題が発生した。 克也が性交の最中に中折れしてしまうのだ。 初めは優しく夫を慰める妻、優衣だったが、それが半年続くと欲求不満が募ってくる。 愛する妻を逝かせられないという事態は、克也の心に重くのし掛かってくる。 女の絶頂を知り尽くしている優衣にとっては、まさに拷問であり、その不満が情緒不安定に繋がっていった。 悩んだ２人はネットで色々調べた結果、自分達は「マンネリ」に陥っていることを悟った。 そして特効薬として、露出、夫婦交換が効果的であると知った。 しかし社会的にそれなりの地位のある２人にとって、それらはかなりリスキーな行為であった。 匿名参加が可能なハプニングバーへの参加も考えたが、知り合いに出会ったらという恐怖が先に立った。 まさにそんな時であった。 克也の悩みを見透かした取引先の会長から、「会」への入会を勧められたのだ。 その会長の話は夢のような話であった。 ２人のようなマンネリに苦しんだ夫婦が集まった秘密の大きな倶楽部が東京に有り、楽しく安全にセックスを楽しんでいるというものだった。 もちろん遠隔地からの参加も多く、他ならぬ会長もメンバーだという。 入会にはそれなりの寄付金と定期的な資金提供が必要で有り、誰でも入会できるものではなく、収入がそれなりにある社会的に地位の高い人達に限られるというものだった。 実際、会員は大企業の役員夫婦、有力企業の社長夫婦、弁護士、医師、議員など著名人ばかりだという。 ２人は、なにより安全という言葉に惹かれた。 入会以後、毎月血液検査が義務つけられ、性病やエイズ検査徹底しており、また夫婦関係を壊すようなルール違反を犯す者、脅迫やゆすり行為を行う者は除名され、事後処理は「会」が責任を持って対処するというものだった。 社会的地位のある者にとって、その安全は非常に魅力的であった。 それに加えて２人には結婚前の学生時代に秘密があり、夫婦交換の効用について予備知識があった。 ２人は学生時代に、彼氏彼女交換という不道徳な性行為に嵌まった時期があったのだ。 なので愛する妻、優衣が見知らぬ男に抱かれることを想像するだけで、大興奮の克也であった。 優衣にしても、見知らぬ男に抱かれる背徳感に興奮してしまうことは否定できなかった。 それでも決心がつかない克也に対して会長はお試しで、たまたま関西にやって来る性調教師の男性と面会し、目の前で愛妻を抱かせてみないかと誘ったのだった。 その一言で克也は落ち、その場で日時の約束をしてしまった。 自宅に戻った克也は、優衣に話を伝えた。 優衣は戸惑った表情を浮かべたが、夫の目前とはいえ夫とその場を過ごせるという安心感で受け入れた。 当時４０歳の優衣は、まだまだ女盛りの人妻で有り、男性に犯されることへの恐怖心・警戒心はあって、１人で見知らぬ男に身を任せることには抵抗感があったのだ。 そんな優衣だったが、予定の日が迫ってくるにしたがって、性調教師という言葉に期待感が膨らんでいった。 ２人の夫婦関係にも変化があり、その予定日まで克也が中折れすることが起きなくなったのだ。 ２人はお互いに言葉にはしなかったが、「会」の「マンネリ」に対する効果を早くも実感していた。 優衣は２人の子供を産んだとはいえ、愛してくれる夫に対して応えるために、日頃からボディケアは手抜きせずオンナ磨きに余念がなかった。 美男美女と評判の息子、娘の母親である元祖として容姿端麗でモデル「知○くらら」似の美女であり、身長165㎝、Bアンダー70のＦカップ，W63，H92の肉感的肢体の持ち主であった。 ２人は後日知ることになるが、会長は初めから優衣の肉体が目当てで勧誘したのであって、性調教師もたまたま来たのではなく会長がわざわざ呼び寄せたものだった。 ２人がその事実を知った頃には、既に２人は「会」の世界にドップリ嵌まっており、恨むどころか感謝する状態であった。 約束の日、２人はＡＮＡクラウンプラザホテル神戸のファミリースイートにて、緊張した面持ちで性調教師の到着を待っていた。 優衣は初対面の男に抱かれるという現実が目前に迫ると、やはり迷いが生じる。 それに、ここ数日間の夫との激しいセックスに満足しており、こういうことはもう必要ないという気持ちも生まれていた。 「やっぱり止めよう」の一言が口から出かかった途端、ドアからノックの音が響いた。 コンコン♪♪コンコン♪♪ 克也 「来た」 優衣は思わず夫の手を握ってしまう。 すると優しく頭を撫でられて、キスをされて抱きしめられた。 その瞬間、優衣も覚悟を決めた。 克也が出迎えに向かった。 入り口の方で挨拶する声が聞こえ、入室してきたのを感じて優衣は視線を上げ立ち上がった。 その目に飛び込んできたのは、３０代と思われるイケメンの男性とそれに付き従う２０代半ばと思われる若い女性であった。 健二 「初めまして 優衣さん 私、岩永健二と申します」 「こちらは 私の可愛がっているレイナです」 優衣 「初めまして よろしくお願いします」 麻輝 「レイナは 「会」の通り名で 本名は 藤井麻輝と申します」 優衣 「麻輝さんも 「会」の方なの？」 麻輝 「はい 健二の専属パートナーです」 健二 「今回のお話、私だけってお話でしたが、それではご主人が気の毒ですから」 克也 「お気遣い恐縮です こちらこそ 変なお願いしてしまって」 健二 「私どもは 克也さん 優衣さん ご夫婦に楽しく入会して頂きたいだけです」 克也 「恐縮です」 健二 「では早速 ベットに行きましょう」 「優衣さん こちらに」 「レイナは 克也さんと」 麻輝 「はい では克也さん♪♪」 克也 「うわぁ もうですか」 健二 「こういうことは すぐが一番照れないんですよ」 克也 「なるほど」 克也は優衣が気になり、自らはベットにすぐは向かわず、優衣達のベットが見通せるソファーに座り込んだ。 麻輝は克也の意図を察して、そのまま付き添い克也の股間をまさぐった。 既に克也の肉棒は硬くそびえ立っており、麻輝が取り出すのを苦労するほどであったが、解き放された肉棒が麻輝の眼前にそそり立った。 麻輝は期待以上の肉棒にほくそ笑んだ。 「あはぁ おっきい！！ 極上のオチンチンじゃない♪♪」 「形も絶妙 楽しませてくれそう」 その肉棒は長さは１８㎝を誇り、太さも最大５㎝を超えるいわゆるデカチンであった。 このデカチンで優衣を夢中にさせたのだ。 麻輝はパクッと食い付くと、ゆっくり嚥下していった。 優衣は夫が少し離れたソファーに行ってしまったので、気になって視線を投げかけたが、健二に後ろから首筋を責められ狼狽えた。 気がつくといつの間にかブラウスのボタンは外され、スカートは床に落ちていた。 思わず抗おうとする優衣だったが、振り向いた隙に唇を奪われた。 まさに電光石火、目にもとまらぬ早さで、優衣は犯されていった。 健二の舌が優衣の歯をこじ開けると、抗う術は無くなった。 その時、健二の股間に夫以上の巨根が存在することに気がついた。 「すっすごい 克也よりおっきぃ？ そんなぁ」 優衣は日本人巨根フェチであった。 学生時代、巨根と噂があった男性と次々関係を持った淫乱な面を隠し持っていた。 そんな優衣がデカチンを持ち、容姿も、家柄も優れた克也を結婚相手に選んだのは必然であった。 もちろん大きさだけだったら、もっと大きい男性は居たかも知れないが、女の打算はそれだけでは満たされないものであり、克也は優衣にとって理想の相手であったし満足していた。 克也は２人の子供を設けても、優衣を女として見続けてくれたし、ずっとママとは呼ばずに優衣と呼んでくれた。 セックスも欠かさず週に何回もあり、優衣は幸せで、そんな奔放な学生時代を過ごしながら結婚後は一度も浮気をしたことがなかった。 そんな優衣が克也公認で浮気の淫交をする機会を得たのだ。 それも克也以上のデカチンと出会ってしまった。 ２０年近く眠っていた淫乱なオンナの顔がいとも簡単に姿を現した。 優衣は舌なめずりをして、健二を脱がしに掛かった。 健二はすぐに優衣の変化を見てとった。 「ふっ 優衣は本当に４０歳なのか？ 若く見える そして淫乱なオンナだ 間違いない」 「この若さは 男の精を吸っている若さだ」 「マンネリで刺激が欲しいのだろう」 「克也も 相当な性豪家のようだ レイナが美味しそうにむしゃぶりついている」 健二は服を脱がされながら、慣れた手つきでブラのホックを外した。 「ホオォォォォ 極上だ これが熟女の美というやつか」 優衣のＦカップのバストがブラの戒めから解放され、弾けるように姿を現した。 ブラをスルンと脱がした健二はブラを丁寧に半分に畳むと、さり気なく隣のベットに置いた。 優衣は迷うことなくしゃがんでトランクスをずり下げた。 その瞬間、優衣が初めて見るサイズの黒人級デカチンが優衣の顔をかすめて跳ね上がった。 「おっきい！！ 克也のより ずっと大きい！！」 思わずデカチンを見上げた優衣の顔が、みるみる上気して淫靡な笑みを浮かべていった。 無意識に舌なめずりするその表情は、淫乱そのものであった。 健二は当然だろうという雰囲気でベットに腰掛けると、優衣の頭を自らの股間に引き寄せ、しゃぶれと誘っていた。 「身体も垂れていない いい女だ」 「会のメンバーが夢中になる良い素材だ」 「あの会長が ご執心なのはよく分かる」 「さてと あとはどこまで淫乱なのか調べさせてもらうぞ」 克也は自分で出会う前に、優衣がデカチン狩りをしている淫乱な女だと知っていた。 克也と優衣は同じ大学で同級ではあったが、学部が違い面識はなかった。 友人からの噂話で違う学部にデカチンなら直ぐやらせるヤリマン美人がいると聞き、俺もやりたいと欲望剥き出しで優衣に近づいた１人であった。 付き合い始めた当初の２人はセックスにのめり込み、２人のセックスだけに飽き足らず、友人カップルを巻き込んでのグループセックスを始めてしまい、乱交の限りを尽くした。 集団セックスというものは面白いもので、その熱病のような若い欲望が納まってくると、また１対１のカップルに戻っていく。 思惑通り優衣と恋人となった克也であったが、日に日に優衣の魅力に取り憑かれた。 なんと言ってもセックスの具合が最高であった。 克也ほどのデカチンともなると女性の負担が大きく、初めはデカチンと持て囃されるが、結局しんどいと離れていく女性がほとんどであった。 克也の肉欲は人一倍で、毎日朝晩は必ず求めるという性豪ぶりが女性達にとって重荷になったのだ。 その点、優衣は克也のデカチンに夢中になり、逆に毎日のように求める凄まじさで、お互いの性欲がピッタリと一致した。 それに加えて優衣の容姿は、同世代の女達の中で抜きんでて美しく、身長もあってバストもドカンとあって腰のくびれの曲線美も一流であった。 たちまち克也は優衣に夢中になった。 優衣にしても、自分にピッタリの男性に出会えたのだから、それまでが嘘のように浮気もせず克也一筋の女に変貌を遂げたのだ。 そして２人は大学４年の時に、両親の反対を押し切って学生結婚してしまった。 以来２人は２人の子供にも恵まれつつも、可能なら毎日のようにセックスして愛し合い続けて、早２０年近くの年月経った相思相愛の夫婦であった。 ２０年近くも経てば、どんな夫婦でも直面する「マンネリ」という壁にぶつかり、優衣の肉体に欲望を抱く取引先会長の見え透いた誘いにのってしまった２人であった。 克也は唖然と優衣の行動を見つめていた。 既に自身の肉棒は麻輝のフェラチオを受けて、全身に甘美な快感が駆け抜けてため息を漏らしていたが、肉体の快楽とは別に目と頭だけはよく動いて、頭の中では愛妻優衣のことでいっぱいであった。 「優衣 止めてくれ 俺だけの優衣 あっあぁぁぁ俺は愚か者だ」 「こんなとこに 優衣を連れてくれなんて」 「俺が 中折れしたばかりに 優衣を他の男にだなんて あぁぁぁ」 「うわぁ なんてデカイんだ 俺よりデカイ」 「あの優衣の目は 初めて俺のものを見たときの目だ！！」 克也の身体を嫉妬の炎が駆け抜けた。 麻輝は肉棒がさらに太く硬くなったのを感じていた。 「うふふ 嫉妬して ますます大きくして 可愛い」 「この様子では 健二の思うとおりになりそうね うふふ」 「ほらぁほらぁ 本番はこれからよ もっと興奮するわよ」 克也の口からは「止めてくれ」の言葉が出る寸前であったが、興奮して鼻息が荒くなり声が出なかった。 そして目玉が飛び出るのではと思うくらい目をギラつかせて、優衣と健二の一挙手一投足から目が離せない克也であった。 その目に、今まさに健二のデカチンにむしゃぶりつこうとする優衣の姿が見えていた。 「優衣 止めてくれぇぇぇぇぇぇうわぁぁぁぁぁ」 つづく |
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| 2011.11.2掲載 |
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