| 第36話 親から子へ 麻輝 「うふふ それは今晩次第かな？」 克也 「おっ よし 俺の実力を見せたあげる」 麻輝は正直言って、克也を侮っていた。 克也は素人男性であったが、プロ顔負けのテクニックを持ち、そのスタミナはプロ顔負けのレベルであった。 そしてなにより女性に対する愛情と思いやりが行為の一つ一つに滲み出ていて、麻輝は理性を崩壊させてしまった。 麻輝は途中から我を忘れて、乱れに乱れた。 麻輝 「あはぁん はぁはぁはぁ いい すごいぃぃぃあっあぁぁぁあんあん」 今度は健二が驚く番であった。 まさか素人男性相手で麻輝が本気の喘ぎ声を漏らすとは想像だにしない展開であったし、見えないというのは確かに興奮のスパイスとしては効果的であると実感させる状況であった。 健二にしても自身の上で貪欲に腰を上下左右に淫らに振る優衣を持て余している状況で、可愛がっているパートナー麻輝をその夫に本気で逝かされるという展開は初めてであった。 「あの麻輝を これは参った」 「まあ これほどの淫乱な妻を ２０年近く満足させた夫なのだから 当然か」 「これは これは 会長のお陰で 素敵なご夫婦に出会えたのかも」 「最近 男性の人材不足だからな」 元々「会」は慢性的に有力な男性は人材不足であった。 人数はむしろ女性より多いのだが、多くの女性を１人で満足させる男性は非常に少ないものなのだ。 もちろん色んな女性と数多く関係を持ちたいという欲求を持つ男性は多いし、そういった面では問題があるわけでは無い。 問題なのはスタミナ、タフさである。 「会」の会員年齢層はどうしても高く、中心は４０歳から５０歳台であるだけに、一晩に何度も応えられる男性は僅かであった。 相対的にも男性の方が性的衰えは早い。 もちろん高齢でも性交には意欲的な男性は多いし、今でも会員同士の交流は活発だ。 それでも性の目覚めた、貪欲になった女性達を満たす男性はそう多くないのが現実であった。 結果、見て興奮して楽しむスタイルのイベントが非常に人気のある傾向が高かった。 克也の場合、その妻が年齢を疑うほど美しく、そしてとても淫乱であるという願ってもない状況であり、健二としては期待せずにはいられなかった。 健二は冷静に肉棒に夢中になった優衣を下から鑑賞して楽しんでいた。 「克也だけでなく、優衣も逸材だ」 「これだけの淫乱で美形 そう出会えるものではない」 「２０年近く家庭に埋もれていたなんて勿体ない話だ」 「子供を２人産んでいるらしいが、アソコの締まり具合も最高だ」 「普通の男性なら 既に何度も逝かせられているはずだ」 健二はまだ形が崩れていない優衣のバストを下から愛撫した。 そして貫いたまま上半身を起こすと、そのまま押し倒して正常位で抱いた。 優衣は当たり前のように手脚を巻き付けてくる。 「ふっ とんでもない 淫乱妻だ まあ それが魅力なのかも」 健二は後日、優衣が日本人巨根フェチだと知り、そこで初めて納得したのだった。 優衣は健二がデカチンだと知って、自制心を失ってしまった。 ２０年近く守った貞操の戒めは堅く簡単には解けないと思っていたのに、相手が夫よりデカチンで、更にセックスのプロという現実がいとも簡単に戒めを破壊してしまった。 フェチ即ち癖というものは、マンネリが重なると人としての道徳心など簡単に破壊してしまう力を秘めていた。 だからこそ盗撮癖、痴漢癖などに代表されるように、人は簡単に犯罪領域に逸脱してしまうものなのだ。 優衣にとってはデカチンへの陶酔がまさにそれであった。 初めて会った男性のデカチンをフェラしただけで、あっという間に夢中になった。 もはや愛する夫の存在など吹き飛んでしまった。 そもそも優衣をそのような立場に立たせたのは、他ならぬ夫、克也であった。 優衣にとっては「克也のせい」と言い訳可能な状況であり、妻の境地としては都合が良かったのだ。 そして気がつけば健二に組み敷かれ、圧倒的なデカチンで全身を貫かれていた。 優衣の体内でメリメリっと音が鳴り、凄まじい圧迫感と共に両脚が思わず開いてしまう。 デカチンの良さは、この圧迫感と共に肉棒の立体感が膣壁を通してハッキリと伝わることにあった。 口では大きさの違いしか分からないのに、膣ならカリ首の高低差、ソリ加減、曲がり具合など明確に感じ取れるのだ。 これも隙間無く限界まで押し広げられた時だけの特徴で、肉体的には生命の危機にも似た焦燥感が肉体を駆け巡り神経が活性化されて、一般的な肉棒では感じることの出来ない感覚の精鋭化を引き起こす。 「あぁぁぁぁぁ克也のより ずっと太くて 長いわぁ すごいぃぃぃ」 健二のデカチンは当たり前のように子宮を押し上げ、更に深く押し入ってくる。 子宮口には亀頭先端の鈴口が密着しているのが、ハッキリ感じた。 亀頭は子宮口をこじ開けようとするように、強く圧迫しつつ擦り上げてきた。 優衣は急に焦った。 「この人 知っているのね 駄目 それだけは」 「ウテルスは 克也だけに許した特別な」 「あっあぁぁぁぁぁぁ なんて長さなの あんあんあん」 優衣がウテルスセックスを経験したのは、徹を出産した直後であった。 既にポルチオ性感を開発し尽くしていた優衣にとって、それは出産という大事業に対するご褒美のように思えるほど、素晴らしい快感をもたらしてくれた。 子供を育んだ子宮に肉棒が入っているという感覚は、妻として夫との関係がより深く感じ、普通のセックスとは異なる神聖なもののように感じていた。 一度始めてしまうとエンドレスなアクメが凄まじく、優衣はしばらく立って歩けないほど消耗してしまうので、普段は回避するようにしていたほどであった。 その特別なセックスを健二は明らかに狙っていると優衣は感じていた。 夫との特別な行為を初対面の若い男に許すなど、優衣の妻としてのプライドが許さなかった。 「それは駄目 駄目よぉぉぉ」 優衣の開発された女体は、意志とは関係無く快楽を貪り始めて、的確に擦り上げて圧迫してくる亀頭を咥え込もうと子宮口が開き始めていた。 「あぁぁぁぁぁぁぁもうぅぅぅだめぇぇぇ 逝っちゃう あふぅん」 優衣が軽い逝きを迎えた時に、それが起きた。 太い肉棒がいとも簡単にヌルゥゥゥと子宮内に侵入を果たした。 優衣は独特の圧迫感に襲われて我に返るが、もはや手遅れで凄まじい性感に飲み込まれていった。 突き上げられて擦り上げられるものとは明らかに違う、ポルチオ性感帯の裏側からくる未曾有の新たな快感であった。 その裏ポルチオ性感帯ともいうべき快感は、子宮が引き出されるような感覚で、もはや人としての体をなすことが出来ない深淵に落ちるような凄まじい快感がエンドレスで続くものだった。 目の前が真っ白になり、肢体が激しく痙攣して健二のなすがままになってしまった。 「うっはぁっ すっすごい」 健二のようなプロの男でも、ウテルスセックスを経験することは希であった。 同業の先輩でも経験者は僅かであり、健二ですら経験人数は今までたった１人であった。 そして健二は、その唯一の女性、郁美を探し続けていた。 当時の若い健二には郁美の大切さが理解出来ていなかったのだが、すぐに自ら捨ててしまった郁美への貴重さと自身の愛に気がついた。 「郁美 俺は馬鹿だった 謝りたい そして俺は」 突如として健二の腰に震えがきた。 「うわぁぁぁぁ 吸われる これが熟女のウテルスセックスか！！」 「まだまだ 逝かないぞ」 健二は優衣の両足首を掴むと、そのまま持ち上げつつのし掛かり、肉棒を限界まで突き入れた。 「遂に２人目を見つけた」 クヂュルゥゥゥゥゥゥプッバァッ！！クヂュルゥゥゥゥゥゥプッバァッ！！ 健二はカリ首が子宮口に引っ掛かって抜けないのをいいことに、お構いなしに腰を上下させ叩きつけた。 優衣 「やぁぁぁ だっ 駄目 逝っちゃう いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」 クヂュルゥゥゥゥゥゥプッバァッ！！クヂュルゥゥゥゥゥゥプッバァッ！！ カリ首が引っ掛かるときに凄まじい射精感が襲いかかるが、それを経験でねじ伏せた。 肉棒は締め上げられて精を吸い取られそうであったが、無視して腰の動きに８の字運動まで付け加えた。 優衣 「ぐふぉっ ぐっはぁん。。。。。。。。。。」 優衣は口から泡を吹いて、失神してしまった。 健二 「はぁはぁはぁはぁはぁ 素晴らしい なんて締め付けなんだ」 健二が身体を動かすと、意識の無い優衣の肉体は切なげに痙攣した。 「なっ やっぱり抜けない マジかよ」 優衣の子宮口は、先程より強く肉棒を咥え込んでおり、更に深く吸い込もうと律動していた。 「やっぱり 俺が逝かないと 抜けないか ふっ」 「ならば」 健二は失神している優衣にお構いなく、激しく腰を振り責めたてた。 グチュゥゥゥゥゥバッン！！ グチュゥゥゥゥゥバッン！！ グチュゥゥゥゥゥバッン！！ 優衣の肢体がバスケットボールのように上下に弾んだ。 優衣 「ひぐっはぁ あふぅん あふぅん あふぅん」 健二 「はぁふっ！！ はぁふっ！！ はぁふっ！！」 優衣 「あふぅん ぐっっはぁっ あふぅん あふぅん やぁ あふぅん」 「いやぁあああ あふぅん 死んじゃあふぅん あふぅん ひぃ あふぅん」 健二 「優衣 綺麗だよ もっとしてあげる はぁふっ！！」 健二の全身から汗が噴き出し、身体の動きに伴って飛散した。 その汗は優衣に降り注ぎ、その肢体は健二の匂いに染め上げられていった。 女性にとっては男性の汗にまみれるというのは嫌悪感が伴う屈辱的なものであり、全身を汚されるに等しい。 レイプされた女性が最後まで肉体的に忘れられないのは、実はこの感覚だと言われている。 身体に男の匂いが染みついたように女性は感じる。 これが好きな相手、愛する男性だと、それだけ愛されているという実感に変わってしまう。 優衣はその狭間にいたが、健二の体液にまみれながら何度も絶頂を極めてしまった。 健二は正常位に体位を戻すと、そのままのし掛かり身体を重ね合わせた。 健二の額から汗が滴り落ちて、優衣の顔に濡らしていった。 優衣の豊満な乳房も汗まみれになり、健二の汗が優衣の肢体を通ってシーツに染みこんでいった。 アクメの深淵を彷徨う優衣は唇も奪われ舌と舌が濃厚に絡み合い、２人の唾液のカクテルが口内一杯に出来ると絶え間なく飲まされ続けていった。 その間も健二の腰は止まることなく、優衣はアクメ天国を彷徨った。 体力の消耗と共に、健二の我慢にも限界が訪れようとしていた。 優衣 「ひぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 逝くぅぅぅぅぅぅひぃ」 優衣の逝きに伴う激しい締め付けに、健二の溜まりに溜まった精液が優衣の子宮内に激しく四散した。 その迸りは続けて３度に渡って放たれ、優衣の子宮内は精液で一杯に満たされた。 優衣は凄まじい絶頂の中で、受胎の衝撃を感じていた。 「うっうそぉう 妊娠しちゃうの」 数ヶ月後、優衣の妊娠が発覚する。 克也は動揺したが、愛妻の「産みたい」という一言で覚悟を決めた。 優衣が「産みたい」と話した時の表情が、長男「徹」を身籠もった時の光り輝いていた頃にそっくりだったからだ。 実はこの事態を避けるため、健二は優衣にアフターピルを託していたのだが、優衣は飲まなかったのだ。 既に優衣は女の本質で妊娠を望み、夫を裏切ってしまったのだ。 克也は夜の生活でも妖艶な妻の変貌にすっかり魅了され、淫乱で貪欲な愛妻に夢中で、それまでのマンネリによる中折れが嘘のような性生活を送っていた。 ２人とも言葉にはしなかったが、優衣が産みたいという子の父親は誰かということは共通の認識を持っていた。 克也にとっては優衣の子は自分にとっても大切な我が子だと考えるようになり、優衣は、このことを通して夫、克也を妻として今まで以上に大切に愛するようになった。 それにも関わらず優衣はすっかり年下である健二に夢中になっていた。 第３子の女の子「舞」を出産後、克也を愛する気持ちは揺らがないのだが、健二との性交のためなら誰にでも身体を許す女になってしまったのだ。 夫に申し訳ないという気持ちがありながら、健二の肉体的呪縛は生涯続くことになった。 健二は山田夫婦の選択にやや驚いたが、結果オーライであった。 克也がそれほど取り乱さなかったのは、麻輝の存在が大きかった。 克也にとって麻輝は優衣に次いで大切な存在となり、彼女の唯一の専属スポンサーとなるのだった。 山田夫婦は健二達とのひとときを経験してから、すぐに正式に「会」に入会した。 入会すると関西地区の代表を務める会長から有馬温泉にある会長の別荘で行われる「会」の歓迎会に誘われた。 実は既に妊娠していた優衣は、まだ妊娠の自覚がなく体調不良を訴えて難色を示していた。 それでもゲストで再び岩永健二が訪れると聞いて、優衣は一転了承した。 そんな優衣の姿勢が複雑な克也だったが、１週間ほど性生活が途絶えており、性欲が溜まりに溜まっており、麻輝にまた会えるという誘惑に逆らうことが出来なかった。 歓迎会には奥さんを亡くして独り身の会長１人と４組の夫婦、アドバイザーの健二と麻輝が集まった。 新人夫婦は歓迎会で全てのご夫婦とスワッピングして交流するのが習わしで濃厚な１日となり、山田夫婦はスワッピングの虜になった。 参加した夫婦は、５０代が１組、 ４０代が２組、３０代が１組で、美男美女の夫婦ばかりで山田夫婦は驚いたが、健二によるとそういうカップルほど「会」の主旨に共鳴する夫婦が多いとの話であった。 克也は次々と奥様達を抱いていくと、１人１人違う女体の素晴らしさに気がつき夢中になった。 それは克也の隠された本性だったのかも知れない。 克也は１人残らず徹底的に逝かせまくり女体を味わい尽くし、絶倫な性豪ぶりを見せつけた。 ４人の奥様達相手に、１人で２巡目、３巡目して逝かせまくる克也はまさに別人であった。 ソファーにいる麻輝は後座位で健二に下から貫かれて乳房とクリトリスを弄ばれて、朦朧とする意識の中で、その克也の姿を唖然と見つめていた。 麻輝にとって健二は特別な存在であった。 健二に出会って、数え切れないほどの男達とセックスも経験したし、他にも色んな経験もした。 麻輝は一時的に捨てられて健二を恨んだこともあったが、結局は心配して探し出して抱きしめてくれた優しさにベタ惚れであった。 健二の身体も、行いも、言動も、なにもかも愛おしく、健二の子供を産みたいと願っていた。 健二の命令は麻輝にとってなにより一番大切な、絶対的なものであった。 実際、麻輝は健二の命じることなら、どんなことでも実行に移す女であった。 そんな麻輝が健二は可愛くて仕方がなかった。 だからこそ健二は麻輝を常に連れて歩き、暇さえあれば抱いて可愛がっていた。 その麻輝が多少なりとも克也に肩入れし、わざわざ専属スポンサーにする手続きをしたことが気に入らなかった。 麻輝は当時まだ２３歳と若いにも関わらず、「会」における女調教師という称号を与えようという話が幹部会で持ち上がるほどの既にセックスのプロと言えるレベルで地位もある女だ。 今更、専属スポンサーなど必要ないレベルなのだが、そこに麻輝の思惑が見え隠れして健二は嫉妬した。 専属スポンサーは希望して「会」会場で告知すれば、専属支持している女性を独占して楽しめる権利が認められているのだ。 つまり麻輝は克也とそのようなひとときを定期的に持ちたいと意思表明したことになる。 麻輝を独占できるのは自分だけという傲りが揺らいだと健二は感じていた。 だからこそ、その日は麻輝を情熱的に抱いた。 麻輝は克也の情熱的なセックスが気に入ったのは事実で、色んな打算を考えずにセックスを楽しめる男性に出会えたと考えていた。 麻輝を純粋に逝かせてくれる男性は今までは健二だけであったが、克也はそれを叶える２人目の男性であったからキープする意図で専属スポンサーに誘導したのだった。 もちろん健二を裏切ったり、離れるなんて微塵も考えていなかった。 健二のことは別格で、なにをされても好きで堪らないというのが本音なのだ。 麻輝にも言い分があった。 最近、健二は後輩にあたる浅山美帆（当時20歳）を可愛がりすぎと感じていたのだ。 美帆が現れる前は、ほぼ毎日であったセックスが減る一方であり、専属スポンサーの件は不満の意思表示に他ならなかった。 普通の夫婦、恋人同士でも、些細なことで行き違いが起こり、結果的に大きな話になるのが男と女の常であるが、健二と麻輝の普通ではない男女関係では他人を巻き込む話になってしまうものだ。 麻輝の不満など気がつきもしない健二は全身全霊可愛がりまくるが、ただの空振りであった。 麻輝はただ悦び、それだけのことであった。 もともと麻輝には浮気心はなく、健二の空回りだ。 実は麻輝は健二が誤解していると察していたし、意図的にそう仕組んだのだ。 そして麻輝の思惑通り、健二は麻輝をフルパワーで可愛がった。 健二は麻輝の身体の隅々まで知り尽くしており、一方的に逝かしまくっていった。 麻輝 「あん あん あん あぅん あっあっあん」 そんな麻輝を嫉妬の目で克也は見つめていた。 「レイナ そんなにいいのか 俺の時とは違う」 「俺も レイナを逝かせたい」 「レイナが欲しい」 克也は早くも麻輝を自分の女だと錯覚していたのだ。 その嫉妬心は真剣に麻輝の愛を自分に向けさせたいと願う気持ちに変化して、プロの女である麻輝を振り向かせるには一流の色事師になるのが早道なんだと悟った。 その秘めた思いがエネルギーとなり、克也は麻輝の勧めるまま色んな女性とセックスするようになると、メキメキと頭角を現して「カッチン」と呼ばれて多くの女性から慕われる存在に変貌を遂げていった。 気がつけば関西地区で一番人気の夫となり、優衣が妊娠ということもあり、毎日のように他所の奥さんとのセックスを満喫していくことになる。 山田夫婦の資質は、長男の徹、長女の環、そして次女の舞に受け継がれていくことになる。 徹は健二が探し求める郁美に出会い、環は徹を通して武史に出会う。 子供達も両親の裏の顔を知らずして、親と同じ裏の性社会へ足を踏み入れていくことになるとは、当時の山田夫婦は想像だにしないことであった。 健二にしても、山田夫婦の息子である徹との出会いが思いもよらない形で訪れるまで、まだ４年以上の年月が必要で有った。 つづく |
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| 2011.11.26掲載 |
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