| 第39話 ２人の天使２ コン！！コンコン！！ コン！！コンコン！！ 武史 「ふはぁ えっ？ はぁ？」 「ぬわぁぁぁ しっ しまった」 環 「ふにぁん にゃあ？ うん？」 武史は跳び起きると室内をあたふたと駆けずり回ったが、どうすることも出来ないので、観念したようにガウンを羽織ると入り口に出迎えに向かった。 武史達はセックスに明け暮れた挙げ句に、寝てしまったのだった。 環は事態を察したが、ロストバージンと初エッチの素晴らしさに大満足で身体の虚脱感が心地よくて動きたくなかったし、動く気すらなかった。 入口のドアを上げると、にやついた徹と郁美が立っていた。 郁美 「おやおや うふふ」 武史 「すいません 寝過ごしました」 郁美 「いいのよ 若い時はそれくらいじゃないと うふふ」 徹 「環は？」 武史 「寝てます」 郁美 「ホントは そのままお泊まりだったら良かったのにね」 「ここは我慢我慢」 徹 「おーい 環ぃ」 ３人は連れだって、ベットルームに向かった。 環 「にゃあふう はぁん」 郁美 「まあ 環ちゃん まだ子猫モードなのね」 「可愛いぃ」 「徹達は 向こうに行ってて」 武史 「えっ はっはい」 武史にとっても郁美は既に特別な存在であり、徹と共に素直に従った。 男にとって郁美の肢体の魅力は強烈であり、また味わいたいという欲望に負けて郁美に対して従順になってしまうのだ。 あの田原ですら郁美に対して従順であった。 どんなに愛する女性がいても、男達は女体の誘惑には抗しきれない生き物であった。 男女の関係が１対１が一般的になったのは近代のことであり、パートナーの女性が寛容ならば男達はいとも簡単に本性をさらけ出す。 そして男達が気がついた時には女達も同じく自由を謳歌していることに気がつくが後の祭りであった。 昔であれば男性優位の社会であり、社会的にも、精神的にも女性を我がものに出来る時代であったが、現代女性は強くしたたかだ。 昔からの男達の優位性は暴力と社会的地位により支えられていて、女性を自由にしてきたのだ。 潜在的に男は女性の強さ、したたかさを熟知しており、それに包まれるという母性に依存してきたのだ。 現代女性は既に社会的地位を獲得し、もはや男性の優位性は無いに等しくなった。 そんな状況の中で女性の不貞に異を唱えても別れが訪れるだけであり、それは男達がなによりも恐れる事態であった。 男達の女達への愛情は本物であり、生活面でも依存度の高い男達は逆らうことが出来ない。 女達はしたたかで、自身が有利な状況を作り出すことが得意な生き物なのだ。 緩められた手綱に騙された時点で、男達の敗北は既に決まっていたのだった。 郁美 「その様子では 大満足だったようね うふふ」 環 「にはぁ」 郁美 「帰りたくないが本音？」 環 「うん ベットから出たくないって感じ」 「それに 武史と離れたくないの」 郁美 「うぅぅぅん そうだよね 分かった」 「お姉さんが一肌脱いじゃう」 郁美は携帯を取りだし、環の父親、山田克也に電話した。 克也は環の突然の外泊をいとも簡単に許した。 徹が郁美と付き合うようになって以来、学業だけでなく男としての成長著しいのは明らかで、郁美への信頼感が大きかったこともある。 だが理由はそれだけでなく、克也は息子の彼女である郁美に魅力を感じており、郁美の申し出に対して寛容で、機会があれば口説きたいと考えていたのだ。 その欲望は郁美に見透かされており、今ではすっかり郁美の言いなりになっていた。 郁美にしても徹の父親ということで興味津々であり、環から巨根の持ち主と聞かされて期待する部分があった。 山田夫婦は自分達の性行動は不道徳であると自覚があった為、子供達には正常であって欲しいとの願いで規律ある教育を施してきた。 にもかかわらず長男の徹が初めて彼女として郁美を伴って来た時の驚きは小さなものではなかった。 克也は一目で郁美の美しさと妖艶さに心奪われ、息子徹の女性を見る目の確かさに唖然とした。 優衣は最愛の息子を奪われた気がしてショックであったが、郁美の美しさに嫉妬を覚えるほど敗北感にさいなまれた。 息子徹の郁美を見る目が心酔しきったオトコの目であったので、優衣は異を唱えることが出来なかった。 郁美が山田家以上の良家子女であったことが、異を唱える余地を無くしてしまった。 そして優衣は克也の横恋慕もすぐに見抜いた。 山田夫婦は隠された顔で数年に渡り「会」で奔放な性生活を送っていたが、相思相愛の関係はなんら変わることなく、お互いの性癖の奥底にあるものは嫉妬心であった。 ただ優衣は克也には決定的な負い目もあり、それを黙って優しく受け止めてくれる克也に感謝しつつ、その環境の心地よさに満足しており、基本的に克也に従順であった。 なので郁美と徹がそばに居て責任を持って、環の外泊に同行するという話を受け入れる土壌は出来ていたのだった。 山田家では、今まで環は学校の行事以外絶対外泊禁止であり、門限も午後８時と非常に厳格であった。 この反応と成り行きに一番驚いたのは環自身であった。 女の子として大人になる扉を開けるロストバージンを経験して、すぐ会うと気恥ずかしい両親に会わなくて済むという展開に環の心は自由になった。 既に姉の様に慕う郁美に思いっきり甘えて、報告会を始めてしまった。 そうなるとあぶれた男２人は惨めだ。 寝室の様子がとても気になるが、盗み聞きしたり覗いたりしているのが郁美にばれて怒られるのが２人とも怖かったのだ。 それに２人とも経験的に今日の環には必要な時間なんだと分かっていたのだ。 手持ちぶさたの２人は酒盛りを開き、お互いの話に盛り上がった。 武史は徹の初めての人が郁美と知って羨ましく思った。 徹は若くしてオトコとなった武史の経験を羨ましく思った。 そして武史は、姉亜紀、里奈、敬子、紗弥と美女ばかりに囲まれる徹の環境に嫉妬した。 尊敬し敬愛する義兄、田原 凌の気持ちが初めて分かったような気がした。 「独り占めは許さない」 ２人の若い男は水面下で火花を散らせながら、酒を酌み交わした。 そんな時間はホテルマンによる突然のディナーお届けに遮られた。 郁美が動けない環に配慮してディナーを注文したのだが、事情の分からない２人はあたふた対応した。 リビングに美味しい匂いが広がると、寝室からガウン姿の郁美と環が現れた。 寝室でなにが起こったのか、一目瞭然であったが、食欲をそそられた男達は女性陣のエスコートに忙しく動き回ってしまった。 徹はダッシュで浴室に駆け込むと、すぐにガウン姿で戻ってくると、全員に白ワインを注いで回った。 徹 「環の記念すべき日に乾杯！！」 一同 「乾杯！！」 武史 「環は全部飲んだら駄目だよ 酔っちゃうんだから」 環 「もう大人だもん 飲むもん イィィィィダ！！」 徹 「グラス一杯だけだからね」 環 「うふふ」 郁美 「今日は 夜通し楽しめそうね うふっ」 環 「うん」 郁美の発言に、徹と武史の目が急にギラギラと輝きだして、ガツガツと食事を頬張り始めた。 既に若い男２人の脳裏には、これから行われるだろう性宴のシュミレーション始まっていた。 そんな２人を優しく見つめる郁美と環の顔に、妖しい微笑むが浮かんでいるのを若い男２人は全く気がついていなかった。 女達はしたたかな生き物で、自分達が望む環境、状況を創り出すことにかけては男達の淺知恵など足元も及ばない天性の才能があるのだ。 合コンなどで女性をお持ち帰りした武勇伝を語る男は多いが、実は男の方が女の誘いに嵌まってしまった話がほとんどなのだ。 一般的に女性の性欲は表面化するケースは少ないが、女性の性感は男性の何倍もの奥深さと良さがあり、潜在的に女性の方がセックス依存症に陥りやすいことを知る男性は少ない。 白ワインの甘くて心地よい口当たりで環は抵抗もなく飲み進んでしまったが、あっという間に真っ赤になって酔ってご機嫌状態になってしまった。 食事を終えると、徹と郁美は連れだって浴室に消えてしまった。 浴室からは嬌声と男と女の絡み合う気配が漏れていた。 武史 「環 大丈夫ぅ 真っ赤だけど」 環 「うふふ ねぇねぇ わたし達もシャワー浴びない？」 武史 「そうだね 汗臭くなっちゃったしね」 環は椅子から立ち上がると、その場で躊躇いもなくガウンを床に落とした。 武史の眼前に、スタイル抜群の美少女の裸身が現れた。 武史はあまりの美しさに息を呑んだ。 そしてそれが我がものだと思うだけで、極太の肉棒は猛々しくそそり立ち、ガウンを割って姿を現してしまった。 武史もガウンを脱ぎ捨てると、環を抱き寄せ唇を奪った。 武史は環の反応、仕草が昨日までのものと全くの別物になっているのに気がついて驚いた。 少女のものではなく、既に妖艶なオンナのものそのものであった。 浴室に入るとシャワーを浴びながら、すでに繋がって濃厚に愛し合っている徹と郁美がいた。 郁美は壁に手をついて、後ろから徹に激しく突かれて喘いでいた。 徹は２人に気がつくと、郁美を後ろから抱きかかえて浴室の椅子に座ってシャワーを譲った。 武史と環はシャワーを浴び始めたが、真後ろで繰り広げられる徹と郁美の痴態と喘ぎ声は凄まじく感化されて興奮状態になってしまった。 武史は環の後ろを取ると、迷いも無く立ちバックの体勢で挿入した。 環は挿入の衝撃と酔いもあって、足腰がふらついてしまう。 武史は後ろから貫いたまま、環を抱きかかえるとそのまま床に腰を下ろし、後背座位の姿勢で思うがままに可愛がった。 浴室内は音がよく響き、２人の女性の喘ぎ声は互いに刺激し合い次第に激しさを増していった。 女性の喘ぎ声ほど男を狂わせるものはない。 ダブルで響く喘ぎ声に、若い男２人は理性を失い獣と化した。 そもそも対抗意識剥き出しの若い男同士であるので、女性の逝かし方も競い始めてしまう。 ２人とも若いながらに経験は豊かで、女体の喜ばせ方も熟練者顔負けのテクニシャンであった。 郁美は徹の変貌に驚き、慌てた。 毎日のように愛し合って、徹の成長ぶりは誰よりも知っているつもりであった。 いつもなら優しく、ソフトに愛してくれる徹。 なのに今日は荒々しく、若さ丸出しのエネルギッシュなセックスであった。 決して乱暴ではなく肉体的不安は覚えなかったが、獣と化した徹が怖くもあった。 郁美が経験したことがないほど腰の動きが凄まじく、肉棒が体内で荒れ狂っていた。 愛液が泡立ち滴り落ちているのを自覚し、武史達の存在を意識して羞恥心で性感を抑えようとしたが、肉体は一気に燃え上がり理性は崩壊してしまった。 何度も登り詰めて逝ってしまい、白目を剥いて口元からは涎が垂れてしまった。 武史は憧れの郁美が徹の思うがままに性交されている姿に嫉妬した。 ロストバージンしたばかりの環がお酒に酔ってエロエロモードになっており、ビデオで見た女優のようにお尻を突き出しフリフリと誘っていた。 武史の理性は崩壊し猛狂っている肉棒を宛がうと、遠慮なくドカーンと挿入した。 そして徹に負けじと激しく腰を振った。 環はご機嫌であり、郁美がそばに居てくれることで不安感が一掃され、躊躇いも無く覚えたばかりの快感を求めた。 目の前で敬愛する郁美が女の悦びに身を任している姿に触発され、同じ快楽に身を堕としたいと強く願って、淫らにもＡＶ女優を真似してお尻を後ろに突きだして武史におねだりした。 武史の鼻息が荒くなり、唐突に激しく一気に挿入された。 環 「にぁっあふっ！！ ぐはぁう！！ なぁっ！！ あぁぁぁぁん」 武史 「ふん！！」 「ふんっ！！ふんっ！！ふんっ！！ふんっ！！ふんっ！！」 環 「ひぃやぁ やぁ あんあんあんあんあんあんあんあん」 グチャルゥプッパァン！！グチャルゥプッパァン！！ グチャルゥプッパァン！！ グチャルゥプッパァン！！グチャルゥプッパァン！！ グチャルゥプッパァン！！ グチャルゥプッパァン！！グチャルゥプッパァン！！ 武史が猛然と追い上げると、徹も対抗して更に激しくピストン運動を加速した。 郁美は徹のエネルギーに飲み込まれ、絶頂に次ぐ絶頂を迎えて過呼吸状態になり徹の手を掴んで助けを求めた。 徹はすぐに郁美の異変に気がついた。 郁美をすぐに抱きかかえて表情を確認すると、息苦しそうにしていた。 徹は女性のアクメを熱心に研究していて、その過程で女性が襲われるトラブルもしっかり勉強していたので冷静に事態を把握した。 「しまった やり過ぎた！！ ごめん」 徹の行動は早い。 あっという間に郁美をお姫様抱っこすると濡れたまま脱兎の如く寝室に走り、郁美をベットに寝かした。 自分のセカンドバックから紙袋を取り出すと、冷静に郁美の口と鼻に被せて呼吸リズムを制御した。 徹 「郁美 大丈夫ぅ？」 郁美 「はぁう はぁはぁあはぁあはぁあ あっありがとう 死ぬかと思った 急に息が」 徹 「過呼吸だよ ゴメンね ハッスルしすぎた」 郁美 「もう でも 今までで一番気持ちよかった うふっ」 徹 「これこれ マジで焦ったよ」 郁美 「徹のセックスで死ねるなんて 最高かも」 徹 「冗談勘弁してよ そんなことになったら 僕も死ぬ」 「って そんなにチンチン擦らなくても」 郁美 「ゴメン 冗談じゃないよね こんなに小さくなっちゃって」 「心配掛けちゃったね お口で励ましてあげる にゃん」 徹 「ちょっと 休もうぉぅよ あっあぁぁぁぁ はぁう」 驚きと心配で一瞬にして縮こまった肉棒は郁美の口内で徐々に復活を遂げつつあった。 肉棒をフェラチオされると腰砕け状態になり気がつくと仰向けになって、されるがままに身を任してしまった。 性交を中断した徹と郁美の身体は、あっという間に元通りにヒートアップして興奮状態となった。 郁美のフェラチオはいつも以上に情熱的で、体温上昇によって濡れた身体から水蒸気が立ち上り始めた。 徹には郁美の背中からモワァーっと立ち上る水蒸気が「天使の羽根」に思えたし、実際そのように見えていた。 「そう 僕は 郁美という天使に導かれるために 生まれてきたんだ 出会うために生まれてきたんだ」 「郁美のために生きて 郁美のために尽くして そして」 「僕にとって 郁美無しの人生なんてあり得ない 生涯一緒にいたい いさせて欲しい」 「ずっと ずっと愛してます」 「郁美 君は僕だけの天使なんだ」 武史は徹と郁美カップルに異変があったことを感じていたが、リズミカルに腰を合わせてくる環の動きに抗うことが出来ず、ピストン運動を止めることが出来なかった。 極太の肉棒に環の膣はイソギンチャクのように密着しており、腰を引いても抜けずに直ぐに根元まで吸い込まれた。 最深部まで潜り込むと、肉棒の付け根から亀頭にかけてキュッキュッと効果的に締め付ける律動が繰り返されていた。 そのたびに射精感が猛烈に襲いかかり、武史は目を見開いて必死に抗った。 「駄目！！ 中出しは駄目！！ ぬっ抜けない グイグイ引っ張られてる」 「これは まさか名器は？！ チンポ吸われるぅぅぅ ふはぁ」 「どっどうすれば 郁美さん達も心配だ どうすれば」 環は肉棒の感触を満喫していた。 あの極太の肉棒が自身の膣内に入っているという状況が信じられなかったが、膣壁が肉棒にぴったりと絡み付いているのがよく分かり肉棒の立体感に興奮した。 メリメリっと音をたててピストン運動のたびに肉棒が膣壁を分け入って入ってくるのがとても気持ち良くて、亀頭に子宮口が吸い付く感じであった。 先程のロストバージン時の裂けるような痛みは嘘のように和らぎ、ピリピリした火傷のような痛みは残っていたが、かえってそれで膣の感覚が研ぎ澄まされているような気がした。 肉棒が引き出される時には内臓が引きずり出されるような感覚が異様であったが、カリ首が膣壁を掻き上げるように摩擦すると、経験したことのない腰が抜けてしまうような性感を覚えた。 そのたびに膣内がヌルッと潤い、愛液が潤沢に溢れ出ていることを自覚した。 思わず前のめりに倒れ込み腰を上げた四つん這いの姿勢で、接合部分を下からのぞき込んでしまう。 肉棒の出し入れのたびに体液が四散し、既に環の両脚に泡だった体液が膝裏まで滴っていた。 見ている間に、どんどん泡立ちが激しくなり、武史の大きく膨れた陰嚢袋にも伝って滴っていった。 全身を駆け巡る快感で無意識に喘ぎ声が出てしまう状況なのに、その光景に目は釘付けになっていた。 以前、兄の徹と郁美のセックスを勉強と称して見学した時に、目撃して衝撃を受けた２人の性器接合部で発生した体液のカクテルと泡立ちが今度は自身の性器で起きている状況に興奮した。 「環と武史のカクテル すごいぃぃぃぃぃあぁぁぁん なんて気持ちいいの」 「武史のオチンチン いぃぃぃ 太くてぇ 環のアソコにピッタリなのぉ」 「もっと してぇぇぇ」 グチャルゥプッパァン！！グチャルゥプッパァン！！グチャルゥプッパァン！！グチャルゥプッパァン！！ 武史 「ふん！！ふん！！ふん！！ふん！！ふん！！」 環 「ひぃい あっ いっくう いっちゃう！！ やあぁぁぁぁぁ恐いぃぃぃぃぃ」 武史 「ふん！！ふん！！ふん！！ふん！！ふん！！」 グチャルゥプッパァン！！グチャルゥプッパァン！！グチャルゥプッパァン！！グチャルゥプッパァン！！ 環 「あっふぅ ひっくぅ。。。。。。。。。。」 武史 「あぅ おっとぉ！！」 環の中で茜色した閃光が走った瞬間、真っ白になって音もキィーンとなって聞こえなくなった。 そして全身の力が抜けて虚脱して、崩れ落ちそうになった。 武史は慌てて環を虚ろから抱きかかえて、浴室の壁と床にぶつかるのを回避した。 「ヤバイぃ もうちょっとで怪我させるところだった」 「それにしても可愛い 初めてなのに もう逝きを覚えるとは なんという早熟」 武史は先程まで徹達が腰掛けていた浴室椅子に座ると、グッタリした環を正対して抱きかかえた。 そこで武史は、うっすらと開いた瞼に白目剥いて口元には涎を垂らした環の逝き顔を見てしまった。 「あっはぁ 美人なだけに 逝き顔が鮮烈」 「しかし やばかった 逝ってくれなかったら 俺が逝ってた 間違いなく中出ししてた」 「環のアソコ 間違いなく キンチャク系名器だ 凄すぎる」 「今になって気がつくなんて 郁美さんのも良かったけど これはヤバイぃ」 「俺は幸せ？！」 武史は郁美達が気になって寝室に移動したかったが、環がグッタリしてしまい身動きがとれなかった。 シャワーが出っぱなしで、うっとうしくなったので止めると、途端に寝室から激しい喘ぎ声が漏れてきて武史は苦笑いしてしまった。 「うぅぅぅん 郁美さんと徹さんの相性って最高なんだな 負けた」 「まっいいさ お願いしたら郁美さん受け入れてくれるって約束してくれたし」 「俺には 育ち盛りの環がいる」 「たっぷり 俺の良さ 俺のチンポの良さを仕込んで 最高に色っぽいオンナに育てるぞ」 環 「はぁうぅぅぅはぁう たけし？」 武史 「やっほぉ おかえり」 環 「あれれ わたし あれ？」 武史 「逝っちゃったね」 環 「あっ 逝った？ そう そうみたい」 「気持ちよすぎて 身体がフワフワしてきたと思ったら」 「急に息苦しくなったと思ったら パンって真っ白になって そして」 「そう逝ってた 失神してたのね ちょっと びっくり」 武史 「驚いたのは 俺の方だよ 今日初めてなのに 環 逝っちゃうんだもん」 「逝き知らない女性だって多いのに いきなり初めて だからね」 「素質有りすぎ あはぁはぁ」 環 「だって武史のが わたしの中で動くだけで なんか凄すぎて うふふ」 「病みつきになりそう うふふ」 武史は環の微笑みの中に妖艶なオンナを感じて、期待しつつ不安を感じた。 「俺は とんでもない天使に出会ってしまったのかもしれない」 つづく |
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| 2011.12.17掲載 |
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