| 第４話 黒い淫獣 淡い紫色の照明がスポット羅衣トのように当たる広いベットがリズミカルな音と共に、激しく、そして妖しく揺れていた。 ベット中央で正面座位で身長180センチ近い男に身長156センチの小柄な女が抱かれ、貫かれて喘ぎ身悶えていた。 ミシッミシッミシッミシッミシッミシッ！！ 郁美 「はぁはぁはぁはぁ すてきぃぃぃぃいいわぁぁぁぁぁ あうぅぅぅぅぅ」 田原 「うっふんふんふん はぁはぁ」 「ぬあぁぁぁぁぁぁぁなんて・・・すごい・・・吸い付くようだ・・・うおぉぉぉぉ！！」 絡み会う二人は、郁美と田原であった。 郁美はもう既に何回も逝ってしまい、身体は宇宙を彷徨っているような浮遊感で地球の重力を感じていなかった。 ふしだらにも自ら腰を振り、もっと欲しいと求めてしまう身体。 「すごいわぁ・・・もうわたし・・・・・限界かも・・・・・あっあぁぁぁぁぁぁぁ」 郁美は、もうどうしようもない淫欲の炎に身を焦がしていた。 健二との最後のセックス以来封印されていた、他の男性達は決して開くことが出来なかった郁美の「禁断の箱」が今まさに開こうとしていた。 そうなったら自分は抑制することが出来ない。 当時の健二すら「すごい」を連呼する程の淫獣が郁美の中から現れようとしていた。 お嬢様育ち、清楚な郁美の中には、「黒い淫獣」が生まれつき潜んでいたらしい。 男の精気を吸い取る淫獣を発見、呼び起こしたのが健二だった。 28歳で既に百戦錬磨だった健二さえ持て余し、忙しいという理由で逃げ出したのが真相であった。 若気の至りだったとはいえ、郁美を手放してしまったことを実は健二は後悔していた。 健二は、柄にもなく初めて女一人を真剣に愛してしまっていたことを後になって自覚するのであった。 しかし自分は修行途中、学ぶ途中と自分の感情を封じて、戻ることはしなかった。 郁美の中で白いスパークから青白いスパークに変わり、激しくはじけ飛んだ。 その途端、郁美の顔は淫猥なオンナものに変貌を遂げていった。 郁美 「うふっ。。。。。。。。」 田原は、策謀した結果で郁美を抱き始めたが、亜紀とは全く違う郁美の魅力に取り憑かれ夢中になりつつあった。 凶暴な肉棒にも郁美の秘部は早くも馴染み、どんどん吸い込まれるように包まれつつあった。 カリ先端には、コリコリプニュプニュと子宮口が口を開き、吸い込まれるような感触が凄まじい射精感を引き出していた。 田原は既に２度射精していたが、郁美の膣は肉棒が萎えることを許さず、更なる射精を促していた。 田原 「ぬあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁふんふんふん」 ミシッミシッミシッミシッミシッミシッ！！ 獣のように色々と体位を変える田原だったが、肉棒を抜くことは出来ず膣の中に吸い込まれ続けていた。 まだ性交を始めて2時間くらいしか経っていなかったが、全身から汗を吹き出し著しく体力を消耗しているのは明らかだった。 精力絶倫だった筈の田原が、逆に今まさに郁美に巣くう淫獣に食われ無残にも敗北するのは時間の問題だった。 田原 「すごい。。。。。。。。すごい。。。。。。」 「うがぁぁぁぁぁぁぁぁかっ身体が動かない。。。。。そんなぁぁぁぁ」 田原は限界を感じ女性上位の体位に変え、郁美の豊かな胸の感触を楽しんだ。 それが迂闊だった。 限界を知らぬ郁美の「黒い淫獣」に身を任せた瞬間だった。 郁美 「うふふふふふふふふふふふふふ」 ミシッミシッミシッミシッミシッミシッ！！ グシュグシュグシュ！！ ミシッミシッミシッミシッミシッミシッ！！ グシュグシュグシュ！！ 郁美の腰が妖しくクネリながら激しく上下運動を始め、肉棒を通して精気を搾り取り始めた。 田原 「あぁぁぁぁぁぁ駄目だ また でっ出るぅぅぅぅぅぅぅ」 「はぁはぁはぁ」 田原は激しく３度目の射精を郁美の子宮の奥深く放った。 しかし郁美の子宮は、更なる射精を求め肉棒を締め上げる。 ミシッミシッミシッミシッミシッミシッ！！ グシュグシュグシュ！！ ミシッミシッミシッミシッミシッミシッ！！ グシュグシュグシュ！！ 田原 「ちょっちょっと休もう 休ませてぇくれ うわぁっあっあっあぁぁぁ」 郁美 「もっとあぁぁぁぁぁぁぁぁいいわぁ」 田原 「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ俺は うわぁぁぁぁぁぁぁぁ」 ミシッミシッミシッミシッミシッミシッ！！ グシュグシュグシュ！！ 田原は、セックスで生まれて初めて失神した。 しかし肉棒は萎えることを許されず、精気を吸われ続けて、失神したまま４度目の射精をまもなく迎えるのだった。 意識がない中で、田原は亜紀と郁美と３人で幸せに、両手に華で暮らすことを夢描いていた。 田原の方が逆に郁美に心酔してしまった瞬間だった。 失神した寝顔は、幸福に満ちた笑顔を浮かべていた。 今なお腰を上下させる郁美がその顔を見下ろしていた。 グシュグシュグシュ！！ ミシッミシッミシッミシッミシッミシッ！！ 亜紀は、20センチ近くありそうな堅い肉棒に貫かれ夢心地だった。 健二の肉棒は、とても堅くて19センチの長さがあり、カリも大きく張り出し、その質量感は絶大だった。 鍛え抜かれた肉棒は、それだけで亜紀の身体を支えるパワーを有していた。 亜紀は貫かれ、健二のマッチョではないが筋肉質の身体に抱かれ、軽く添えるように背中を抱かれているだけであった。 にも関わらず、そのままの状態で健二は亜紀を貫いたまま、浴室からベットに歩いていった。 亜紀の体重は、肉棒がほぼ支えているのは間違いない。 自らの体重で、経験したこともない深さ、奥まで肉棒が達している感覚が異常だった。 子宮に入っているのではないかなどとボンヤリと思ってしまう。 不思議と痛みはなく、健二の歩く振動が身体の奥に心地よかった。 亜紀 「はあぁぁぁぁぁぁぁぁすごいわぁぁぁぁぁぁ」 亜紀は浴室で健二に何度も逝かされ、気がついたら浴室の床の上で座位で貫かれていた。 優しい腰の動き、手の繊細な愛撫、優しい口づけ、全てに身も心も溶かされてしまった。 レズビアンである亜紀にとって経験済みに近い快楽であったが、それを初対面の男性に与えられるとは衝撃だった。 今まで亜紀を屈服させた男性は、真っ直ぐに絶倫な田原だけだった。 それ以外の男達は、亜紀の肉体上を通り過ぎていっただけの存在に過ぎなかった。 亜紀は、健二の優しいテクニックの前に完敗だった。 もう身体が思うよう動かず、健二の思うがままにされていった。 熱く優しい口づけをずっと受け続けて、心の扉もあえなく開場の時を迎えていた。 口づけは特別であると、ソープなどで働くプロの女性達は考えることが多い。 だから基本顧客には決して自らディープキスは求めないし、求められても濃厚に積極的な口づけを返したりはしない。 抱かれる時に、無理矢理でも奪われることはあっても、決して濃厚には応じたりしない。 嵐が過ぎるのを待つだけだ。 顔と顔を間近に重ねる行為は、愛情に直結する。 性器と性器の結合は動物的本能によるものだから、理性と愛情から切り離せるのだ。 そうやってプロの女性達は、心に鍵をして、愛してもない男達とのセックスを受け入れ、自我を保っていられるのだ。 亜紀も、そう考えていた。 だから本気の口づけは、田原 凌としか交わしたことがなかった。 それすらも凌への愛を自覚し、自らも没頭するようになったのはここ数年のことだった。 健二は、初対面、初めてのセックスで亜紀の心すらも犯そうとしていた。 亜紀は貫かれたまま優しくベットに寝かされ、健二に正常位の体勢で組み敷かれてしまった。 亜紀は無意識に美しい両手、両脚を絡みつかせていった。 身体の浮遊感で抱きつかないと、どこかに行ってしまうのでないかと不安なのだ。 亜紀 「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ健二って・・・・・・わたし・・・あっ」 「うぐぅ・・・・・はぁ」 亜紀は健二を受け入れた。 「もうわたし・・・・・し・・あ・・わ・・せ・・・あぁぁぁぁ凌ごめんなさい」 亜紀は健二の舌に夢中になって自らの舌を絡め始めていた。 亜紀はプロの女性だけあって、さすがに２時間近く掛かったが堕とした瞬間を実感し、健二はほくそ笑んでいた。 健二は、今では普通の女性なら30分も必要としない。 亜紀は、やはり心のガードが堅く、手こずった。 浴室で２時間責めたのは、健二も初めてだった。 それだけ亜紀が魅力的だったのだ。 すごく知性も感じ、その肢体も芸術と言って良い。 健二の女性達の中でも、ナンバーワンなのでは無いかと思う。 それだけに何としても堕としたかったのだ。 ふと郁美の顔が浮かぶ。 「きっと亜紀に優るとも劣らない、良いオンナに育っていることだろうな」 健二が所属し忠誠を誓っている「会」の会長と、性調教師の師匠から、ここ数年ずっと言われ続けていることがあった。 「健二 早くパートナーとなるオンナと結婚しろ」 「そうでないと この世界では1人前とは言えない」 「もう１人や２人 見つけているだろう？」 「お前には 関西支部立ち上げの責任者を任せたい」 「それには 独身では会員皆の信頼は得られないぞ」 そんな話があるたびに、郁美の顔が浮かぶのだった。 今回は、関西支部立ち上げ任務の下地調査で関西にやってきて、関西会員の方々を表敬訪問に回っている最中だった。 実はあまり時間が無かった。 早くパートナー見つけないと、会長にどやされる。 下手をすると「会」での立場を失う。 そんなことになったら、今までの人生が全て無意味になる。 健二が目指す立場では、パートナーの女性は誰でも良いわけではない。 腕の中の可愛い亜紀に目をやる。 「亜紀が適任かな？ しかしこれほど女の恋人、ことは容易いことではない」 「亜紀は理想的だ 知性も抜群 身体も心も最高だ」 「必要とあれば顧客とも寝て 接待して僕を助けてくれるだろう 相手は満足するのは間違いない」 「やれやれ 世の中うまくいかないもんだ」 「やっぱり郁美を真剣に捜し出すしかないか」 亜紀は、健二がまさか郁美の最愛の人「岩永健二」だとは夢にも思っていなかった。 郁美から話を聞かされ、その名前は知っていた。 「健二」という名前だけでは、気がつけと言われても無理かもしれない。 しかし亜紀は、それどころでなくなっていた。 身も心も完全に溶かされ、健二のものに墜ちていた。 グチュルゥゥゥゥグチュルゥゥゥゥグチュルゥゥゥゥ〜 亜紀 「あうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁくるぅぅぅぅぅ」 もう何度逝かされたのだろうか、亜紀は悦楽の中でアクメ天国を彷徨っていた。 「この人の子供なら生みたい」 そんな女の本能のメッセージが脳裏に浮かび、慌てていた。 「凌・・・・・あぁぁぁぁぁぁそんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁゆるして・・・・・」 健二は、亜紀が「膣をちょっと痛めたかも」と漏らした言葉を聞き逃していなかった。 だから激しくピストンしたりしない。 あくまでも優しく貫き掻き混ぜ続けるのだ。 これも自慢の肉棒のお陰だ。 この凌とは異なる性行為のスタンスの違いが、余計亜紀を脆くさせたのだ。 まあこれは偶然の展開であったが。 さすがの亜紀も、初めはそびえ立つ肉棒にやや怯んでいた。 亜紀は経験豊かなプロの女らしく、深く突き上げられないように警戒して、手でガードして挿入深さを調整しようとしていた。 健二は、その無意識の動作がたまらなく愛おしかった。 「かわいそうに 痛い思い何度もしたんだろうな」 肉棒が20センチ近くあると、子宮口をモロに突き上げられる。 これは普通、女性に激痛、吐き気をもたらす。 「肉棒が身体を貫いて口から飛び出る 死ぬかと思った」と表した女が居た。 子宮は本来、性交の道具ではない。 子供を宿し慈しむ器官だ。 いわゆる巨根で素人の無知な男性は、子宮口を突き上げられ激痛で身体を震わせる女性の動きを、感じている悶えていると勘違いする。 女性は、相手の男性のことを想い、必死に耐えて口にしないだけだ。 女性は、男性のことを気遣って、激痛に耐えているのだ。 熟女や極端なＭ女は、その激痛を快感に転換し本当に身もだえるが、そんなのは例外だ。 子宮口は、優しく捏ねくり回すのが正道なのだ。 女性がセックスで成熟してくると、これが未曾有の快感を引き起こす。 今まさに亜紀がその縁に立たされていた。 もう下半身は溶けてしまい、健二の一部になったように感じていて、身体は浮遊感に包まれ、音楽も耳に入らず、健二の言葉しか耳に入らなくなっていた。 このまま上半身まで溶けてしまったら。 「こっこわい・・・・・あっあぁぁぁきっもちいい これが本当のセックスなのね」 亜紀の戸惑いを見透かした健二が囁く。 健二 「亜紀 僕たち結婚しようか？」 亜紀 「・・・・・・・・・・・」 「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ」 健二 「絶対幸せになれるよ 亜紀 僕の亜紀」 無言で返すのが最後の抵抗であった。 上半身まで溶けてしまったら、「はい」と返事してしまうと亜紀は思った。 その時、初めて健二とセックスしたことを後悔していた。 「どうやっても女には絶対勝てない男がいる セックスを許した時に負け」 亜紀にソープ嬢としての心得を教えてくれた優しい先輩の言葉を思い出していた。 「そういえば、お客さんと結ばれてしまうソープ嬢がいる」 「それが私には 健二だったんだ」 もはや亜紀の知性は、亜紀の肉体から離れ宇宙を彷徨っていた。 そんな亜紀の大ピンチを知らない田原は、失神から起き出し挽回のきっかけを掴もうとしていた。 何とか一度郁美の身体から離れることが出来た。 郁美も体力が限界だった。 時間は、明け方6時過ぎであった。 「土曜日になってしまった・・・嘘の用事で土曜日フリーにしておいて良かった」 「今日一日掛けて、やりまくるぞ！！」 女に逝かされ失神したのは屈辱だが、すごく良かったのも事実だった。 まだ挽回できるという自信があった。 しかし体力補強は必要だ。 手早くフロントに食事をオーダーし、自ら栄養ドリンクを一気飲みし、更に漢方系の勃起薬「巨人倍増」を隠れて服用した。 バイヤグラなど色々持ってはいたが、副作用が強すぎて気分が悪い。 「巨人倍増」は効果はそこそこだが、副作用が少なく頼りになる、ここぞの時の隠し球だ。 普通は必要ないが、今回は一度完敗しているだけに、素直に隠し球に頼ることにした。 女性用の媚薬も持っていたが、郁美には必要ない。 これ以上淫乱になられては、こっちの身が持たない。 亜紀にも、同意の上でその媚薬を試したが、 「とっても気持ちいいけど、あとで身体がだるい、感じ方が異常でちょっと怖い だからもう嫌」 と言われた品だった。 田原は、女性の同意無くして、媚薬を盛ったり出来ない男だった。 そうでなければ亜紀の愛は得ることは無かったのだが、今二人をピンチを迎えていた。 郁美は気持ちよさそうにベットでまどろんでいた。 シーツの感触が心地よい。 ベットサイドでは、田原が何かゴソゴソと蠢いていた。 「うふっ 田原さんって可愛いのね あれ見たときは凄いって思ったけど」 もう郁美の中では、二回りほど年上の田原はもう単なる可愛い男になっていた。 「でもこの人は 亜紀の大事な人 馬鹿よねぇ〜ちゃんとプロポーズすればよいのに」 「女は、男とセックスをすると、その男と同じステイタスにステップアップする、社会的地位が上がったように感じるって話は本当かも・・・・・うふっ」 まもなく美味しそうな匂いと共に、食事が配達されてきた。 郁美は、空腹を感じ全裸の身体にバスタオルを巻き付け、ベット降りて田原の側に身を寄せた。 郁美 「おなか減っちゃった ねぇ食べたらまたしたいな」 田原 「おう まだまだ 任せなさい 今日ずっとしようよ」 郁美 「うん あたし これ気に入っちゃった」 「このツブツブ すごく感じちゃう すごいよね」 田原 「ガハハ もうパールの味覚えたのか？ いいだろう？」 郁美 「こういうの初めて 癖になっちゃうと普通の無理かも」 「亜紀は 凌さんの普通に戻して欲しいって言っていたけど」 田原 「えっ 出会ったときからこうなんですけど・・・・・」 「それより二人って、そんなこと話するの？」 郁美 「何もかも聞いてますよ ここ弱いでしょう ほら！！」 田原 「あう 参りました」 田原 「でも気になるな このパール 亜紀 気に入らないだ ちょっとショック」 郁美 「初めはとても嫌だったみたいよ」 田原 「そうなんだ・・・・・」 田原は、急に意気消沈して、みるみる肉棒が萎えていった。 郁美は、そんな田原を見て、やっぱり亜紀を愛しているんだと確認できたような気がした。 「かわいい！！ うぅぅん私を満足させてくれたら、あの事教えてあげようかなぁ」 それはプロボーズの件だ。 親友として、ここは一肌脱ぐ必要があるだろう。 「この様子では凌に気がつけって無理よ」 郁美 「でも今では無いと淋しいみたいよ 私も無いと淋しい あはぁはぁはぁ」 「まあ 無くても きっと気持ちよさそうなものだけど」 「一度 有るの味わっちゃうとね 女は貪欲なのよ」 田原 「そっそういうもの？」 郁美 「はい！！ もし亜紀に捨てられたら、私が面倒見てあげるから」 その一言で、田原の肉棒がみるみる凶暴にそびえ立ち始めた。 郁美は、その単純さに呆れながら、本当に田原は可愛いと思っていた。 郁美 「ちょっとぉぉぉぉぉ冗談よ ちゃんと亜紀を抱きしめるように」 田原 「おう」 郁美 「それより、さっきの話 あとでちゃんと私を満足させてよ」 「ああ〜亜紀に悪いなぁと思うけど、今日はこれいっぱい頂戴ね」 田原 「・・・・・・そうだな 分かった」 「亜紀には 郁美の分も俺が謝るよ」 郁美 「そう！！ 凌が全部悪いのよ！！」 田原は、郁美にまで「凌」と呼ばれることを自然と受け入れていた。 そして実感していた、結局女性が上手なんだと。 二人は楽しく食事を楽しんだ。 食べ終わると、歯磨きして、一緒に入浴を楽しんだ。 講習という言いぐさで、郁美は田原相手にソープ演習を行うことになった。 ソープ用のエアクッションマットなどを、ちゃんと田原は手配していた。 ヌルヌルのマットプレイは至難の業で、郁美は大奮闘であった。 ヌルヌルで油断すると転げ落ちて怪我をしそうである。 身体の固定方法など、田原のアドバイスを受けて要領を掴んだ頃、自分の身体を田原の身体の下に滑り込ませるようにしてごらんと言われて試してみると、小柄の郁美の身体がいとも簡単に田原の身体の下に潜り込んだ。 身体と身体の擦れが気持ちよい。 特に乳房が擦れて、郁美自身もゾクゾクする快感が走る。 グチュュュュュュグチュュュュュュュュグチュュュュュュュ 田原は、やっと勃起薬「巨人倍増」が効いてきた前兆である、視界の青い閃光を感じ始めていた。 視界が青っぽくなってくる。 まあこれが副作用と言えば副作用だが、それ以外に今のところ問題はない。 「ヨシ！！いくぞ！！」 田原 「そろそろしようか？」 あっという間に、凶暴な肉棒が郁美の中に入ってきた。 郁美を上にして、田原が突き上げる。 郁美 「ひぃあぁぁぁぁぁぁすっすれるぅぅぅぅぅぬるぬるするぅぅぅぅぅ」 グチュュュュュュパチュ！！ グチュュュュュュュュプチャ！！ グチュュュュュュュパチュ！！ 郁美 「あう なにぃぃぃぃぃぃなんかすっぅぅぅぅぅすごい」 田原 「おう おう おう」 郁美 「あぁぁぁぁぁぁん もういくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 グチュュュュュュュュプチャ！！ グチュュュュュュュパチュ！！ グチュュュュュュパチュ！！ 郁美 「あっ。。。。。。。。」 郁美は田原の腕の中に崩れ落ちた。 田原の肉棒は、郁美の中でまだ息づいていた。 「まだまだこれから 郁美は俺のものさ」 互いにパートナーを取り違えた２組の男と女、彼らはお互いのことを知るよしもなく、現在の相手のセックスに溺れていた。 つづく |
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| 2011.3.2掲載 |
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