| 第５話 亜紀の愛 亜紀は、俯せで柔らかい枕に顔を深く埋め腰を突き上がるような姿勢で後ろからアナルを貫かれていた。 今まで、田原にすら許していなかったアナルを健二に許してしまった。 初めてなのに痛みはほとんど感じなかった。 むしろゾクゾクする快感が芽生え、困惑のまま喘ぎ声を漏らすしかなかった。 アナルは止めてって懇願したのに、ほとんど抵抗らしい抵抗もせず奪われてしまった。 「本当は浣腸してからが良いんだけど、今日無いからね」 「大丈夫 今日は感染症にならないようにコンドームするから」 「力を抜いて」 と言われて、許してしまった。 健二は、何事でもスマートだ。 「アナルバージンを こんなことで失うなんて」 「でもこの人には みんな奪われてしまうだろうな」 「この人に処女を奪われたら どうなるんだろう・・・・・」 「間違いなく一生 この人のこと忘れられなくなっちゃうだろうな」 「それより今日は って またされちゃうの私？ でも迫られたら身体が求めてしまう」 「私って こんなに 淫乱なオンナだったんだ」 「郁美の気持ち、言っていたことが初めて分かったような気がする」 「凌と健二 あぁぁぁぁん 二人に出会っちゃった どうしょう」 亜紀は、知性的な面がしっかりしている為、身体と別に思考が彷徨いだしていた。 身体と心は、今や完全に健二の支配下にあった。 知性が理性的な亜紀の自我を支えるために、最後の砦として思考を分離していたのだ。 ここを崩されたら、もう以前の亜紀には戻れず、健二に連れて行かれるだろう。 亜紀 「あっいぃぃぃぃぃぃぃぃそこ なんか変」 健二 「うぅぅぅぅぅぅん ここも素晴らしいね」 「ほんとに初めてなの？ だったら才能ありだね」 亜紀 「そんなぁぁぁぁぁぁアナルなんて変よ」 「あっそこはこすらないでぇぇぇぇいやぁぁぁぁぁあう」 グチュグチュグチュグチュ 健二 「とうとう亜紀は 僕に初めてを捧げちゃったね かわいいなぁ」 亜紀 「あうぅぅぅ あっあぁぁぁぁぁぁ」 グチュグチュグチュグチュ 健二は見抜いているかのように、その最後の砦を突き崩そうとしていた。 健二 「もう そろそろ観念したら もう君は僕から離れられないよ 忘れられないよ」 「亜紀 結婚しよう」 「明日 一緒に東京に行こう」 「ほらぁぁぁ 毎日 愛情たっぷり可愛がってあげるよ」 亜紀 「はぁはぁはぁ もう駄目ぇぇぇぇぇぇ」 「いくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 最後の砦の前に、亜紀の身体が逝ってしまった。 崩れるように前のめりに倒れるのを、健二はしっかり抱き留めていた。 「はぁはぁ 初めてのアナルで逝くとは 才能有りすぎ」 「かわいいなぁ」 「本当に欲しくなってきた」 「しかし結婚は最後まで うんって言わなかったな」 「それだけ恋人を愛しているのか」 「そういう女は、ここでうんって言っても、あとできっと後悔する」 「これ以上苛めるのは 可哀想かな」 「この感覚 ２度目だ 郁美以来だな 手放したくない」 「なのに俺は・・・結局 オンナに優しすぎるのか」 健二の妻になり、亜紀が後悔して沈んだ表情を浮かべるのは健二の本意でなかった。 結婚は、身体も、心も、知性も僕に捧げて貰わないと駄目だ、これは譲れない。 健二は、アナルから肉棒を引き抜きコンドームを外し、コンドームをベット横に投げ捨てると、亜紀を仰向けにすると、再び亜紀を正常位で膣に挿入していった。 「残念だけと、結婚はあきらめよう でもいっぱい愛してあげるからね」 亜紀 「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんすてきぃぃぃぃぃぃぃぃ」 今度は、軽く突き上げるようにピストン運動で亜紀を責めたて始めた。 19センチの肉棒ともなると子宮口を激しく突かないようにするには、熟練技が必要である。 亜紀の膣の長さと亜紀の動きを把握して寸止めで減速し、奥は優しく捏ねくり回す。 健二の腰は、芸術的動きで亜紀を掻き混ぜ続ける。 グチュュュュブチュ！！ ブチュグチュュュュブチュ！！ グチュュュュブチュ！！ 亜紀 「はぁんはぁんはぁんはぁん あうぅぅぅぅぅすっごおい」 「いやゃゃゃん あぅあぅこわれちゃう」 「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁついてぇぇぇぇぇ奥が溶けちゃうあぁぁぁん」 ブチュグチュュュュブチュ！！ グチュュュュブチュ！！ 健二 「亜紀 逝きそうだよ 良いかな 中に出すよ」 亜紀 「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁんきてぇぇぇぇぇぇいくぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 健二 「ふん ふん ふん おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」 亜紀 「あがうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 熱いものを子宮に感じて、亜紀は今までに味わったことがないオルガスムスを感じていた。 身体の中で 青白いスパークが弾けるのを感じていた。 健二は、亜紀との性交で初めての射精を迎えて充実感でいっぱいだった。 健二は、続けて身体を震わせて、トドメとばかりに亜紀の中に更に２度ほど連射で射精を浴びせていた。 亜紀は、熱いものが続けて多量に放出されるのを感じ、子宮があっという間に健二の精子で一杯になる悦びで身体を痙攣させていった。 その熱い噴出は、３度訪れ、亜紀は叫ぶしか出来なかった。 その連射は短時間の出来事だったが、亜紀にはすごく間隔が合っての行為に感じていた。 亜紀 「あついぃぃぃぃぃぃぃぃいくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 「あぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 健二は、セックスの長い修行の中で射精をワンツースリーと３分割で注ぎ込む高度な技を習得していた。 不思議と、トータルの射精量が増え、1.5倍いや倍ほど出るようになったのだ。 危険日の女性なら、間違いなく一撃で妊娠させる自信があった。 実際、多数の人妻を妊娠させ子供を産ませていたのだ。 ただ一人も認知はしたことがないが、女性達は驚喜して産んでいった。 女とは摩訶不思議、生活は旦那と、セックスは健二と、平気で両立し子供は旦那とのものにしていった。 自分自身をとんでもないヤツだと自覚していたが、女性達の所行にも怖いものを感じていた。 でも止められないのが、この仕事だった。 「亜紀は、ピルでも飲んでるのかな」 亜紀と情熱的な口づけをしながら時間的に未だ何回も出来ると思い、もう復活した肉棒を再び亜紀に挿入していった。 「亜紀はアナルも良いが、膣が素晴らしい 子宮口が気持ちよすぎる」 「手放したくないなぁ」 亜紀 「えっえぇぇぇぇぇもうこんなにぃぃぃぃぃあうぅぅぅぅぅぅすごいぃぃぃぃぃ」 健二 「亜紀身体が良すぎて、我慢できないんだ」 「今日は帰さないよ」 亜紀 「今何時なの あうぅぅぅぅぅぅぅ」 健二 「もう朝さ 寝ずにずっとエッチしていたんだよ 僕たち」 亜紀 「えっえぇぇぇぇぇぇぇぇ」 健二 「夕方までしようね あとで食事しようね」 亜紀 「あぅぅぅぅぅぅぅぅぅ身体が持たないわ」 健二 「その前に、もう一回ね」 亜紀 「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんまたぁぁぁぁぁぁぁ」 亜紀は、また何時間も健二の芸術的なピストン攻撃を受けて、これでもかという位に健二の良さを身体の芯まで叩き込まれたのだった。 終わった後、亜紀の身体の中は健二の精子で一杯で、ふらつく足で浴室に逃げ込んだほどだった。 精子の逆流で秘部がヒクヒクして、腰が抜けそうになってしまった亜紀だった。 シャワーで流しながら、その量に絶句していた。 数人に輪姦されたのではないかと思うぐらい、多量にドクドクとめどなく逆流していた。 「すっすごい ピル飲んでいても妊娠しちゃうかも・・・」 グゥゥゥゥゥゥゥ 「あぁぁぁぁぁんお腹すいた こんな時でもお腹すくんだ」 亜紀は気持ちを立て直して、バスローブを着て部屋に戻った。 健二も、バスローブを着ていて、亜紀が戻ってくるのを待っていた。 健二の表情がにやついていたのが分かり、亜紀は悔しかったが、完璧に姦られた女であることには間違いなく、ため息しつつ座るしかなかった。 健二 「食事と換えのシーツ 頼んでおいたよ」 「食事は がっつり系にしたよ 僕ペコペコなんで ごめんね」 亜紀 「私もペコペコだから うれしいわ」 健二 「おっおぉぉぉぉぉ元気になったね」 「やっぱり女には男のエキスが一番だね」 亜紀 「あなたが言うと 説得力有るよね」 健二 「ちょっとお疲れ気味だけど 逢った時より綺麗になったよ」 「あとで、もう一度髪洗ってプローしてあげるね」 「道具有るし」 亜紀 「いいわよ 自分でするわ」 健二 「僕 美容師免許あるんだよね カリスマ美容師って知ってる」 亜紀 「嘘でしょ」 健二 「甘いな ほんとの話」 亜紀 「とんだ美容師よね 色事美容師でょ」 健二 「あれれ 言われた」 食事が届き、二人で食べながら色んな話を楽しんだ。 亜紀は、健二との会話がすごく楽しいと感じ、定期的に逢いたいなと素直に思った。 「この男に惚れない女はいないのではないか」 「きっと 何人もオンナいるに違いないし、隠し子もいるだろう」 「私でも妊娠したら この人の子供産まずにはいられない」 「好きになった人の子供産み育てるのは女の特権」 亜紀 「そういえば。。。。。。ちょっと良いかしら」 亜紀は携帯電話を取りだし、田原と郁美に電話してみた。 二人とも、見事に不通だった。 「電波が届かない？電源切ってるな！！」 そこで亜紀は田原にメールした。 「タイトル→怒りマーク 本文→プンプンマーク 浮気してやる！！ 実はもうしてるかも（笑）」 と送ってやった。 続いて郁美にメールした。 「タイトル→ごめんね 本文→お馬鹿凌を置いて早く帰っておいで、郁美のこと大好きよ。ハートマーク」 と送った。 健二は、その間にシャワーを浴びた。 戻ってくると、すぐに亜紀をベットに誘いセックスを再開した。 亜紀 「あうぅぅぅぅぅぅぅぅ」 亜紀は、それから５時間ばかり健二とのセックスを満喫し、自宅に帰り倒れるように睡眠を貪った。 亜紀と健二は、しっかりメルアド交換していた。 だけど携帯番号は、亜紀が拒否した。 声を聞くと我慢できない が理由であった。 健二は、亜紀との再会の道は確保したので、あっさり了承した。 実は交換したかったのだが・・・・・・。 携帯は魔物であった。 多くの女性が健二と番号を交換したために、抜き差しならない淫欲の世界に引きずり込まれた。 健二のトーク力は抜きんでいた。 しかしメールは携帯の文字入力方法が苦手で、あまり使わないのが実態だった。 亜紀は、あっさりそのリスクを看破していた。 「凌への愛は変えない 裏切らない 私が捨てたら彼は死んでしまうかもしれない」 「一番愛しているのは 凌」 「健二さんとはまた逢いたいし、抱かれたいけど、もう駄目」 「また逢ったら、わたし・・・」 「健二さんには、わたしは必要じゃない 大勢の中の誰かなんて嫌」 「わたしには 大切な凌がいる わたしの居場所は 凌の腕の中」 不思議なことに、健二との出会いが亜紀の田原への愛を明確な形にさせたのだった。 そんなことになったとは夢にも思わない健二は、亜紀と口づけを交じわし再会を約束して、その日の顧客との面会に向かった。 ２人の再会は、後日、思わぬ形で訪れるのだった。 亜紀の愛、決心を知らず、田原は郁美との性交に夢中になっていた。 田原に関わりなく、危機は亜紀の知性のお陰で脱した。 田原は、亜紀を失えば、今度こそ人生を失うところだった。 鈍感な田原ではあったが、愛する人を見いだす力、運は持ち合わせていたのだ。 郁美との性交はすればするほど良くなるという、ある意味麻薬と一緒だった。 お互い逝ってしまっても、またしたくなる。 グチュゥグチュゥパン！！ グチュゥパングチュゥ！！ パングチュゥグチュゥ！！ 郁美 「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁいくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 郁美は、遂に健二以来探し求めていた満足を得ていた。 亜紀と田原のそばが、郁美の居場所だと思ったのだ。 「しあわせだわ こんな気持ち ７年ぶり」 「あぁぁぁぁぁぁ凌って素敵 亜紀って見る目有るわ」 「３人で幸せになりたい」 田原は、そろそろヤバイのではないか、亜紀を怒らせすぎたらヤバイとビクつき始めていた。 男は淫欲を十分すぎるほど満喫すると、冷静になってくる。 自分はとんでもないリスキーな事をしていると自覚する。 何と言っても亜紀の親友とセックスしているという事実は変わらない。 許して貰えるだろうか などと考えたら、途端に肉棒が萎縮してしまった。 田原 「あっあぁぁぁぁぁごっごめん うっ」 郁美 「うふっ 亜紀のこと心配になっちゃった？」 田原 「ごめん」 郁美 「大丈夫よ 大満足だから」 田原 「電話してみようかな」 郁美 「その方が良いかも？」 そして二人は、自分の携帯電話の電源を入れたのだった。 郁美は微笑んで、「はぁぁぁぁぁぁい」と返信した。 田原は、絶句しオロオロ涙した。 後悔先に立たずとはこのことだが、実害を被り苦労したのは、郁美だった。 打ちのめされた田原を、励まし立ち上がらせるのに１時間ほどの時間を要した。 その姿は神戸の実力者とは思えないものであったが、亜紀と郁美しか知らない田原の素顔でもあった。 気の毒に思った郁美は、ここが正念場と、あのとっておきのアドバイスを田原に話した。 すると行動の早さは、さすが実業家だけのことはある。 そのまま花屋に直行、前々から隠し持った指輪を携えて亜紀のマンションに走っていった。 花束プロデュースを郁美は手伝わされ、一緒に亜紀のマンションまで連れて行かれた。 田原の車で待つ郁美は、緊張して亜紀のマンションに入っていく田原を見送っていた。 「やれやれ、まだ亜紀が帰っているか分からないのに」 そう思いながら、田原には見せなかった亜紀からの２通目のメール、添付写真を見入っていた。 男性の後頭部しか見えないが、見知らぬ男性と口づけを交じわす亜紀の写真が写っていた。 タイトルは、「1日限りのアバンチュール」 本文には、「素敵な男性に出会い癒して貰いました」と書かれていた。 これを見せたら、田原を立ち直らせる自信がなかった。 「まあお互い様ってことで我慢しなさい」って、呟いていた。 郁美は当事者の一人なのに、無責任にもそう思っていた。 郁美は、そんなメールを自分に送ってくる亜紀がすごく愛おしかった。 「早く逢って、今回のこと報告会したいな」 ただその男性の後ろ姿に、言いようのない胸騒ぎを覚えていた。 田原は亜紀の車が駐車場にある見て、在宅を確信してマンションに突撃していった。 亜紀は、疲れ果て泥のように眠っていた。 それをピンポンピンポンとしつこく呼び鈴を鳴らすヤツがいる。 亜紀は不機嫌だった。 インターフォンを見ると、鼻息が荒い田原の顔が画面一杯に写っていた。 「もう 近いって！！ 何なの それが謝る態度なの？」 亜紀は、諦めガウンを羽織って出て行った。 化粧はすっぴんながらも、髪は健二のカットプローで綺麗なショートカットが決まっていた。 「しかしあの人、カットも一流だわ。」 亜紀は、プンプンモードで玄関を開けた。 「やっぱり今日、仕事で出張って 嘘だったのね」 田原 「亜紀ぃぃぃぃぃぃ今回のことは悪かった」 「一生掛けても償うから、許してくれ」 「でっ はい！！」 田原は膝をついて、花束を亜紀に差し出した。 田原 「亜紀さん 僕と結婚して下さい」 「幸せにします 約束します」 と叫んで、指輪を差し出したのだった。 亜紀 「えっ・・・・・」 「もう もう少しムードってもの考えてよ」 田原 「ごめん でも待てないんだ」 亜紀 「・・・・・・・・・・」 田原 「今回のことは俺が悪いんだ」 「郁美ちゃんには何の責任も無い」 「亜紀を郁美ちゃんに盗られるような気がして・・・・・それで」 「ごめん」 亜紀 「そんなこと分かってますよ」 「はい 本当に私で良いのね」 「申し出お受けします 幸せにしてね」 田原 「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」 「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 田原は亜紀を抱き上げ、走り回った。 亜紀 「ちょっと近所迷惑よ」 田原 「ごめんよ」 「結婚式いつにしょうか？」 亜紀 「気が早すぎ もうぉぉぉ子供じゃないんだから」 田原 「あっ郁美ちゃん車で待たしてた」 亜紀 「早く呼んできてよ、逢いたいわ」 あたふた走っていく田原を見送り、亜紀はため息を吐いていた。 「きっと郁美がアドバイスしたんだ」 「郁美 気が引けているのかな 当然よね」 「迷惑掛けたわ あとでヨシヨシしてあげなくては」 ピンポーン♪♪ 玄関で待っていた亜紀は、覗き窓から確認した。 亜紀のような仕事をしていると用心に超したことなかった。 悪いヤツは一瞬の隙をつく。 それを痛いほど、知っていた。 同僚の女性で酷い目にあった例は、1〜2件ではない。 見ると、郁美が向こうから覗いていた。 「もう 郁美ったら」 亜紀 「いらっしゃい じゃなかった お帰りなさい」 郁美 「ただいまぁぁぁ」 「凌さんにいっぱい苛められたの シクシク」 亜紀 「あらやっぱり かわいそうに」 田原 「おいおい それは無いだろう」 郁美 「アッカンベェ〜」 亜紀 「確かに 凌の馬鹿 アッカンベェ〜」 田原 「ごっごめんなさい 反省してます」 亜紀 「よし この件は終了」 郁美 「賛成！！」 田原 「はあぁぁぁぁぁ」 郁美 「そういえば聞きましたよ ご結婚おめでとうございます」 亜紀 「うふっ ありがとう」 田原 「おう！！」 亜紀 「凌 悪いんだけど、これから郁美ちゃんと二人っきりにしてくれる？」 「お願い ちゃんと埋め合わせするから」 田原 「・・・・・・・・・・・・・・。そうだよな」 「分かった じゃ結婚式の準備にかかるわ がはは」 亜紀 「もう気が早すぎ」 田原 「では明日いつもの時間に迎えに来るねって」 「いや！！ それはおかしい」 「亜紀はもう俺の嫁さんだ もう週一は廃止だ！！」 亜紀 「えっえぇぇぇぇぇぇぇ？？」 田原 「毎日に変更だ！！ がははははは」 亜紀 「あのう仕事区切りよく終わりたいの それまで延期」 田原 「えっえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ嫌だ」 亜紀 「事業家の妻がお客様を大切に出来なくて良いの？ あなたは？」 田原 「うっ・・・・・・」 亜紀 「あれれれれれ 今更お客さんに焼き餅なの？」 田原 「当然だ もう亜紀は俺の・・・・・」 亜紀 「もう子供なんだから、1ヶ月位の我慢」 「それからは 長い人生ずっと死ぬまで凌について行くから」 田原 「そうかぁ。。。。。。そうだよな 亜紀愛してる！！」 「じゃあ 明日はとりあえず予定通りで」 亜紀 「はい あなた」 田原はルンルン気分で帰って行った。 郁美 「亜紀さん 凌をもう完璧にお尻にひいてますね」 亜紀 「当然でしょう 私は亜紀様ですから」 郁美 「あはぁはぁはぁ」 それから二人は、今回の出来事を夜通し報告会を開き、語り合った。 ただ亜紀は、「健二」の名前だけは明かさなかった。 なんか具体的すぎて恥ずかしかったのと、絶対郁美も興味を持って「健二」に抱かれるだろう。 そうなったら取り返しのつかない事態になると予測していたのだった。 郁美も、亜紀の話の男性が岩永健二に似ているとは感じていたが、まさかそんなという意識があり、すぐに忘れてしまっていた。 もし亜紀から「健二」という名前を聞いていたら、郁美と健二は早い時期に、もっと簡単に再会できたのかもしれない。 つづく |
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| 2011.3.12掲載 |
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