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第44話 凌と紗弥２
シティホテルのスイートルームでお漏らしした女という烙印が紗弥を絶望の淵に立たせた。
狼狽えて周りを見渡すが、全裸の自分がいるだけで広いスイートルームは無音で紗弥を包んだ。
泣き出す一歩手間で田原が室内に戻ってきた。
田原 「おう 気がついたか！！」
「今から誰にもバレないようにしてあげるから 大丈夫」
紗弥 「えっ ホントにぃ？」
田原 「俺が嘘つくような男に見えるか？」
紗弥 「でもぉ」
田原 「信じる者は救われる」
「さあ シャワー浴びておいで」
紗弥 「でも 後始末 わたし」
田原 「任せろ 俺は女に恥かかせるような真似はしない」
紗弥 「うぅぅぅん 分かったわ 直ぐ戻ってくるね」
紗弥は気になるのか、振り返りながら浴室に駆け込んだ。
田原は紗弥がシャワー浴びだしたのを確認すると、窓を全開にしてベット下から予め用意していた大きいゴミ袋を取り出し、あっという間にシーツを放り込んだ。
シーツの下には、なんと介護シートが敷いてあり、オシッコは見事に吸収されていたのだった。
その介護シートも丸めてゴミ袋に投げ込むと、ゴミ袋を厳重に封をした。
介護シートの下はホテルがセッティングした元々のシーツが何事もなかったようにあった。
先程のシート類は田原が予め持ち込んだものだったのだ。
田原はグレードという芳香スプレーを噴霧すると、ゴミ袋を持参したボストンバッグにしまった。
そして窓を再び閉め切ると、悠々とベットに仰向けに寝そべって紗弥を待った。
パールが埋め込まれた肉棒が既にギンギンにそそり立ち、鬼の金棒のように黒光りして凶器のようであった。
バスタオルを巻いた紗弥は戻ってきて、唖然と立ちつくした。
紗弥 「うそ ホントに？ あれは夢だったの いや違う どうして？」
田原 「さあ おいで」
紗弥 「でも田原さん これって」
田原 「もう田原は止めてくれ 亜紀達と一緒で 凌って呼んで欲しい」
紗弥 「うふふ 凌ってマジシャンなのね わたし」
「それにしても それ スゴイのね」
「わたし そういうの初めて見た」
田原 「見てるだけなんて ほら 触ってごらん」
紗弥 「もう うふふ」
紗弥は恐る恐るベットに上がり、鬼の金棒のような肉棒に手を伸ばした。
肉棒を握った途端、紗弥の顔に驚愕の表情が浮かんだ。
「うっ嘘でしょ 堅い 鉄の棒みたい すごい このブツブツ」
「ほんとに 凶器だわ」
「こんなので突かれたら おかしくなっちゃう」
「それにしても あの悪夢はどこにいってしまったの」
この謎を紗弥は解くことが出来ず負い目を負い続けることになるが、再三にわたってフィンガーテクニックで逝かされ失禁を繰り返しているうちに開き直っていく。
興味深いのは、なんでも隠し事なく話し合う女子会でも犠牲になったオンナ達はお互いに秘密にして話すことがなかった点であった。
これが次第に田原の優位性を高めることになるとは、オンナ達は想像だにしていなかった。
なので、当時の紗弥には田原の言いなりになるほかに秘密を守る術がなかったのだ。
田原はご満悦であった。
ずっと想いを寄せていた紗弥を遂に手に入れたのだ。
紗弥を引き寄せると、シックスナインの姿勢に持ち込んだ。
田原の目の前に、色鮮やかなピンク色を覗かせている秘部があった。
秘部はシャワーを浴びたことで熱気を帯びて湿っており、嫌らしさを漂わせていた。
田原は迷うことなく陰唇を左右に開くと、先程の前儀で赤く膨らんだクリトリスを確認した。
膣口からは既に愛液が溢れ出ていて、滴り落ちそうな勢いであった。
田原は舌を伸ばしてゆっくり舐めあげ、愛液が溢れ出る膣口に吸いついた。
口内に愛液特有のトロミと風味が広がる。
それ反応して肉棒は更に堅くなり、亀頭は更に膨らんだ。
紗弥はフェラチオを施しながら、その肉棒の逞しさに圧倒されつつあった。
埋め込まれたパールの視覚的迫力で見落としがちであるが、元々極上の肉棒なんだと感じていた。
「パール無くても 十分魅力的なオチンチンなのに」
「お馬鹿さんね うふふ でも それが凌の魅力なのかも」
「こんな凶器が入るなんて 想像しただけで 怖い」
「どうなっちゃうの わたし」
不意に紗弥は身体の向きを逆にするように促される。
「無理よ 自分で 入れるなんて 怖い そんな」
田原は紗弥の困惑する表情を楽しんでいた。
先程失禁という痴態を演じた若い女を意のままに辱めるという状況が田原の自尊心を満足させた。
満を持して田原は上半身を起こすと、一気に紗弥を押し倒し正常位の体勢に持ち込んだ。
亀頭は的確に膣口を捉えて体位の移行に伴い、摩擦抵抗もなくカリがヌルンと飲み込まれていった。
田原の全身を女唇を貫く悦びが駆け巡った。
そして全体重を乗せて肉棒を押し進めていった。
女性上位の困惑から一転して組み敷かれ挿入されると身構える間もなく、太いカリがいとも簡単に紗弥の中に押し入ってきた。
挿入される女の充足感に浸る間もなく、肉棒は奥を目指してメリメリという音共に押し入ってくる。
その圧迫感に息を呑むが、次なる衝撃が襲いかかり喘ぎ声を漏らしてしまった。
パールは経験したことがない強い刺激で大陰唇を広げ、小陰唇を巻き込むように膣にめり込んでくる。
１回目の衝撃は１つ目のパールが膣口をコリッと突破してめり込んだ瞬間であった。
そしてそれは怒濤の如く繰り返されていった。
紗弥 「あっぐっはぁん ひぃぐっあん ひぃひぃあぁぁぁぁぁん」
「いやぁ ひぃあっあんあふぅ あんひぃ ひぃあっあっあっ すっずごい」
田原 「ふうぅぅぅぅぅ」
田原が根元まで挿入し終える頃には、紗弥は経験したことのない凄まじい快感に身体を痙攣させて目を白黒させていた。
「すっすごいぃぃぃ 郁美が忘れられないって言ってた 気持ちが分かる」
「こんなセックスがあるなんて あぁぁぁん ヤバイ これは駄目 怖いぃ」
思わず両手両脚を巻き付けて、服従の証を示してしまう紗弥であった。
田原は紗弥を初めて貫いた喜びで、挿入感を満喫していた。
「うっうぅぅぅん 締まるぅ スゴイ締め付けだ」
「亜紀 郁美ちゃんとは また違うこの感覚 素晴らしい」
「纏わり付くような感覚 俺のパールと相性が良いのか 気持ちいい」
田原は気持ちよさを追求するべく、半ば本能的に腰を「の」の字状に回し始めた。
グチュゥゥゥゥルプッグチュルゥゥゥゥゥゥグチュゥゥゥゥルプッ
２人の股間からは粘質な嫌らしい音が漏れていたが、紗弥はそれどころではなかった。
膣内をパール付きバイブで掻き回されたのと比較にならない快感が津波のように襲いかかった。
逞しい胸に組み敷かれ、堅く熱い肉棒に満たされパールがＧスポットを確実に捉えて強烈に刺激する破壊力は凄まじいものだった。
紗弥は前触れもなく、一気に登り詰めて逝ってしまった。
紗弥 「ひぃぐぅふぁん ひぃい・・・・・・・」
田原は膣の強い締め付けで紗弥が逝ったのを察したが、前儀とは違いセックスは容赦なく責めたてるつもりであった。
「紗弥は 俺のものだ 逃がさないぞ」
容赦なく肉棒を半分ぐらい引き抜くと、その衝撃で紗弥が戻ってくるのを確認すると、再びドスンと肉棒を叩き込んだ。
田原 「ふぅん！！」
紗弥 「どやぁふん あっあんあん ひぃひぃい」
「あぁぁぁんだめぇ いやぁんあんあんあんあん」
田原の腰が軽快に踊り、紗弥を掻き混ぜて身も心も溶かしていった。
紗弥は逝っても逝っても、肉棒の出し入れで呼び戻されて、また逝かされ続けていった。
紗弥の中から父親祐司の痕跡を田原は木っ端微塵に打ち砕き、その全てを平らげて自らの刻印を紗弥の最深部に叩き込んでいった。
田原は初めて郁美とセックスしたときの敗北感から、ジムにも通い筋力アップも図り、マカに代表されるサプリメントも愛飲して持久力と精力アップに余念が無かった。
今では郁美ですらギブアップする凄まじさで、それがかえって亜紀に呆れられる原因であったのだが、猪突猛進な性格そのままに馬並みの性欲と絶倫ぶりを身に付けていたのだった。
それにパール入りの肉棒、まさに鬼に金棒状態であった。
田原は新しい獲物に興奮していた。
なんと言っても育ちの良さを感じさせる気品が田原の征服欲をくすぐった。
郁美を半ば犯したのも亜紀を奪われたと思う嫉妬心が発端ではあったが、それに火をつけたのは郁美に感じた同様の気品にあったとも言える。
田原は獣のように雄叫びをあげて、紗弥に覆い被さり唇を貪りつつ腰を振るった。
祐司、徹とはまったく異質な荒々しく激しいセックスでありながら決して乱暴ではなく、男に抱かれていると強く感じる素晴らしいセックスであった。
田原の腕の中で紗弥のセックス観は一変してしまい、たちまち田原のセックスに心酔してしまった。
「すごい 凄いわ これもセックスなのね」
「郁美が忘れられないのって 欲張りなんかじゃない」
「こんなに凄いの知ったら 身体が覚えちゃう やめるなんて無理」
「どうしたら わたし あぁぁぁんだめぇ」
田原は郁美と出会う前はどちらかと言えば独りよがりなセックススタイルであった。
それは前妻和美も亜紀も受動的で、熱心に田原に女性の気持ちを伝えたりしなかったのも原因であった。
亜紀の場合は特にレズビアンが主軸で、田原をそのまま受け入れたいという気持ちが強かった。
そこに郁美が深く関わると状況は一変した。
田原は郁美との関係の中で女性を大切にする意味を理解して、セックススタイルに変化が現れた。
もともと女性を大事にするタイプであり、女性に暴力を振るったことは一度も無くて女好きという一面があった。
郁美の「黒い淫獣」に応えようと人一倍努力して、その成果に悦びを見いだしていった。
直ぐにそれが男女のセックスに淡泊な亜紀にも有効だと気がつき、燃え上がった。
郁美曰く、田原は既にひとつのオトコ完成形に到達していて、もうオンナ達は身を任せるだけで幸せな気持ちになっちゃうレベルに到達していた。
田原の執拗なまでに激しい連続アクメへの招待は、紗弥の今まで開きそうで開かなかった扉すらこじ開けようとしていた。
絶え間ない絶頂に次ぐ絶頂は、紗弥を経験したことがないほどの高みに誘っていった。
身体はフワフワ浮いて重力から解き放たれて、視界は次第に周囲が真っ白になり、額に汗して腰を振るう田原の顔と田原から降り注ぐ汗だけしか感じられなくなった。
その田原の後ろ、天井に突如として白い扉が現れた。
紗弥はその扉が開いたら自分でなくなってしまうと本能的に知っていて、祐司とのセックス、徹とのセックスでも扉が現れると意図的に回避してきたのだった。
その正体を紗弥は知っていた。
「黒い淫獣」が従姉妹である自分にも潜んでいることに気がついたのは、父である祐司に愛されたときであった。
その存在に苦しんでる従姉妹、郁美の苦悩を誰よりも知る紗弥にとって、その存在は恐怖そのものであった。
それなりに性体験を積み重ねてきた紗弥は、その扉を巧みに開かずに済ます術を身に付けていた。
田原の男らしい包み込まれるようなセックスは、紗弥のキャパシティを越えたもので、そのまま激しく紗弥を高みに誘っていた。
田原は本能的に紗弥に郁美と同じ資質があることを見抜いていたし、それが覚醒していないことを知って自身の幸運に歓喜して我がものにしたいと野心を抱いていた。
だからこそ、それを覚醒させるのは自分しかいないし、紗弥に生涯影響力のある存在でありたいと願っており、半ば確信犯で紗弥を追い詰めていった。
とはいえ田原の興奮と快感は限界を迎えて、精液を紗弥の子宮に向かって激しく迸った。
紗弥の絶頂は既に限界を迎えて、背中は反り返って両脚の指は限界以上に広がっていた。
両手の指は田原の背中に激しく食い込んでいた。
そして唐突に子宮に熱く激しい迸りを感じた瞬間、紗弥の絶頂は弾けた。
バーンという音共に天井の白い扉が開き、向こう側に封じられていた真っ黒い空間が広がり紗弥を包んでいった。
田原は射精の余韻に浸り、腰を振るわせて紗弥を抱きしめた。
肉棒は膣内で強く締め付けられながらも萎えることもなく律動して、田原に紗弥に生じた異変を明確な形で伝えていた。
「きた 遂に紗弥が目覚めた 俺の紗弥だ もっと 溶けるほどセックスしよ」
「俺のもの その淫獣は俺に出会うために いたんだよ 紗弥！！」
田原は猛然と腰を前後に振り、ピストン運動で紗弥を貫き掻き混ぜた。
紗弥の表情は喘いだ女のものから一変して、快楽を追い求めて食らうオンナのものになって、田原の腰の動きに合わせて腰を動かし始めた。
紗弥 「あぁぁぁん いいわあ そうぅ もっとしてぇ あん 凌って素敵」
凌 「ふんふんふんふん 紗弥 俺たちのセックスは今始まったばかりだよ いくよ」
「ふんふんふんふん」
紗弥 「あっはぁっふっ 凄いぃ あんあんあんあん」
田原は小躍りしたいほど歓喜に包まれていた。
郁美が未だに忘れられないと慕っている「健二」という男に、田原は明確な嫉妬心を抱いていた。
郁美に「黒い淫獣」の存在を知らしめた男。
郁美とセックスするたびに、その素晴らしさを実感すればするほど、その男の存在を思い知らされた。
そんな存在になりたいという野心は、郁美に優るとも劣らない紗弥という美女で叶えられた。
そして今の田原には「黒い淫獣」をも満足させ、圧倒する精力と体力と共に絶大な自信があった。
ズリュゥプゥゥゥゥゥパン！！ズリュゥプゥゥゥゥゥパン！！ズリュゥプゥゥゥゥゥパン！！
ズリュゥプゥゥゥゥゥパン！！ズリュゥプゥゥゥゥゥパン！！ズリュゥプゥゥゥゥゥパン！！
田原は完全に獣と化し、紗弥に覆い被さって夢中になって腰を振り唇を貪った。
紗弥も田原の舌に吸いつくと、激しく唇を貪り腰を突き上げた。
田原は妖しい笑みを浮かべると、紗弥を抱き上げ正対座位の体勢に持ち込んで、Ｄカップのバストにむしゃぶりついた。
紗弥の両腕が田原の首元に優しく巻き付いていく。
この体位が田原は最も好きで、一番長く愛し合うことが多い。
なんと言っても女性のバストを視覚的に満喫できるし、自身の肉棒の良さに屈服した女性が淫らに腰を動かしてしまう状況に自尊心を満たされる。
男女のセックスには淡泊な亜紀ですら、激しく乱れてしまう体位であった。
郁美の「黒い淫獣」を知り尽くしている田原は、紗弥に潜んでいた「黒い淫獣」に期待していた。
その期待は直ぐに叶えられた。
紗弥は肉棒を貪るように、激しく腰を左右に振りながら上下させていった。
紗弥の肢体にうっすら汗が滲んで、胸元の肌は赤くなり上気していった。
田原は紗弥の顔を見たかったが、全身を駆け抜ける快感に身を焦がす紗弥は首を後ろに仰け反らせて喘いでいたので見ることが叶わなかった。
その激しさに満足した田原は、意図的に仰向けになり完全な女性上位の体位に持ち込んだ。
紗弥の「黒い淫獣」に全てを委ねたのだ。
「あぁぁぁん だめぇぇぇ」
とあるホテルの１室、その窓際で全裸で絡み合い、激しく愛し合う亜紀と徹であった。
亜紀が男性とのセックスで演技ではない、甘い喘ぎ声を頻繁に漏らすようになったのは最近のことだ。
亜紀の肢体を変えてしまったのは、岩永健二との一晩の出来事であった。
あれ以来、男性とのセックスで絶頂を迎える頻度が多くなっていた。
田原は郁美との合瀬を通して、ますますベットでの性技を高めて、もはや亜紀の手に負えるものではなくなり、亜紀は女の悦びを徹底的に教えられていた。
もともと亜紀なりに田原への愛情はあったのだが、毎日のように精力的にベットで愛されると、田原への愛情が日に日に増してゆくのを実感していた。
自身の女である部分を自覚すると共に、レズビアンという自身の相反する性癖に揺れ動く心の隙間に、大好きな郁美が見つけてきた徹という年下の男性があっという間に入り込み埋めてしまった。
それだけ亜紀にとって、岩永健二とのセックスは衝撃的であったのだ。
亜紀は潜在的に徹の中に健二に似たものを見いだしていたのかも知れなかった。
肢体が女の悦びを極めれば極めるほど、徹とのセックスも求めるようになっていた。
自ら望んで男性とセックスするなど、亜紀にとって生まれて初めての行動であった。
そしてますます身体は女の快楽を追い求めるようになってしまう。
しかし反面、郁美達との女同士の快楽も従来以上に深く官能的なものに変化が現れていたのだった。
困惑気味の亜紀であったが、郁美の一言に全てを察したのだった。
郁美 「亜紀 やっぱり亜紀は オンナなの」
「最近 ますます綺麗になったよね うふふ」
その一言に、亜紀はたじろいだ。
そして亜紀のセックス観は変わっていった。
徹に立ちバックで激しく貫かれた亜紀が絶頂を迎えてグッタリすると、徹は慣れた手つきで亜紀を抱きかかえるとベットに寝かせて覆い被さった。
徹の肉棒は亜紀の膣口を捉えると、いとも簡単に潜り込んでいった。
亜紀は歓喜の声を上げて、徹の身体に両手両足を巻き付けていた。
徹に抱き起こされて正対座位の姿勢で抱かれて、バストを官能的に吸われてしまう。
亜紀はこの体位を嫌う傾向がある。
郁美達のようなＤカップ、Ｅカップと豊満なバストに比べて、小ぶりなＢカップということが露わになってしまうからであった。
なのに田原といい、徹もこの体位を好んで用いるので、ささやかな抵抗を試みる亜紀であった。
亜紀の意識が他に働いているうちに、肉棒は亜紀自身の体重も加わり更に深く押し入ってきて、自由になった男達の両手が全身を愛撫してきて、乳首を巧みに吸われて舌先で転がされてしまう。
この体位で亜紀をこれでもかというほど女にしたのが岩永健二であった。
絶頂の中で亜紀の脳裏で岩永健二との経験がフラッシュバックして、嫌いな体位の筈なのに激しく達してしまう亜紀であった。
そして徹は亜紀を更に追い詰めて、亀頭を子宮口に押しつけてこじ開けようと腰を突き上げてくる。
亜紀は初めて徹にウテルスセックスを許して以来、再三にわたって許すようになっていた。
郁美の方便を借りると、「まさに忘れられない 快感」であった。
亜紀は意図的に腰を更に深く下に落とした。
その瞬間、徹の逞しい肉棒が信じられない深さまでニュルンと押し入ってきて、亜紀の全身を快感が電撃のように駆け巡った。
ウテルスセックスをもはや十八番とした徹の腕の中で、亜紀は涎を垂らしながら喘ぐほかなかった。
亜紀 「ぐはぁん あっあぁぁぁんあん いいぃいいのおぉ はぁん」
徹 「はぁはぁ 亜紀ぃ 亜紀さん 僕はぁ」
亜紀 「そんなぁ やぁ 吸わないでぇ あんあんあぁぁぁぁぁ」
徹はバイブレータのように腰を振るわして、亀頭で子宮内を巧みに掻き混ぜていく。
口では亜紀の乳首を左右交互に、美味しそうに吸い尽くしていった。
亜紀は絶頂の中で失神してしまうが、そのまま再び絶頂を迎えてしまう。
いつも亜紀の時間はここで途切れる。
気がつくと既に数時間経過しており、まだ徹の腕の中で優しく抱かれていた。
微睡みながら亜紀は他のことに思考を巡らせていた。
「徹 あなたは天使」
「郁美は あなたを愛しすぎて 本当の凄さを理解出来ていない気がする」
「処女の女の子達に 徹を引き合わせるなんて」
「本来は出会うことが出来ない 白馬に乗った王子様が存在することを教えるようなもの」
「女の子達 一生 ずっと徹を忘れられない ずっと追い求めると思う」
「わたし達ですら もう徹から離れられないのに」
「うふふ 徹 大好きよ」
「凌 ごめんね でも凌のこと愛しているのはホントよ」
「凌の夢 わたし 絶対叶えてあげるからね」
つづく
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