| 第６話 初体験の男 あの騒動から1ヶ月が経った。 郁美は、予定通りソープで働き始めていた。 亜紀にも、田原にも、もう止めておいたらと言われたのだが、どうしても亜紀と一緒の仕事を経験したかったのだ。 日中の仕事も続けていたため、月曜日から木曜日、夜午後7時から0時までと非常に限られた時間帯だけ出勤した。 源氏名は 「真央」 公式サイトネットでは写真ＮＧとし、基本的に非公開。 店でのみのパネル写真だけというものだった。 まず新しい子好きのおじさん達が飛びついた。 するとあっという間に大人気となり、出勤時間が限られているだけに、予約獲得競争が激しくなった。 一度、指名した男達が、またもう一度と熱望しだしたのだ。 亜紀は、同時期引退告知されていたため、これまた超大人気だった。 亜紀はやむなく、朝から晩までフル活動で頑張った。 男達の中には、何もせず亜紀の膝で別れを惜しむものもいたらしい。 亜紀は、同業女性達の信任も厚く、オーナーの妻になるということで、系列店の女性達も巻き込んで、交流の継続を強く望まれた。 ●○●○●は、系列店女性達のあこがれステップアップ先だった。 多くの女性が、上がったり下がったりの繰り返しで、その為、多くが亜紀と顔見知りだった。 実は、それだけでなく、亜紀のレズビアン仲間が多数含まれていたのだ。 彼女たちから「亜紀様」と呼ばれていたのである。 ただ亜紀が郁美と出会ってからは、放置されていたのだが、影響力だけ残っていたのだった。 結果、亜紀は系列店女性の相談役という訳の分からないポジションをしばらく担うことになった。 本人は、「なんで？」という気持ちは強かったが。 当然、郁美は彼女たちから羨望のまなざしを向けられていた。 「亜紀様の大切な子」 通常、女性の集団では、嫉妬・妬みが当たり前であるが、亜紀の人となり男前な性格が彼女達にそのような気を起こさせなかったのである。 そのネットワークは、後日郁美の大ピンチを思わぬ形で救うことになる。 郁美は、仕事を通して色んな男達を体験した。 郁美には何もせず自分のオナニーを見てくれと延々と見せる男、人生を熱く語っていったり郁美に説教する男、極端な遅漏で時間いっぱいピストンする男、郁美にオシッコするところを見せてくれと土下座してお願いする男、郁美をバイブでひたすら責める男など、だんだん郁美もウンザリしてきた。 亜紀の凄さが身にしみて、実感できた。 それなのに、ちゃんとみんなにお別れをした。 凄いことだと、改めて思う。 ＡＶの見過ぎで無理な体位をせまる男や指による潮吹きの強制プレイなど普通の方だった。 なので、いたってノーマルなお客は、逆に嬉しくて過剰なほどサービスするようになった。 もうすぐ働き始めて３ヶ月、もうそろそろ辞めようかなと考え始めた時、突然若い男がやってきた。 下手をすると10代なのではと思うほどの男で、確かめると今日20歳になったばかりだという。 事情を聞くと、かなり良家の息子で親友もなく、出会いもなく童貞のまま20歳を迎えてしまったという。 郁美も似た境遇で育ったので、よく理解できた。 そう郁美も、岩永健二で出会わなければ、処女のまま見合い結婚でもしていただろう。 そう思うと、健二への感謝の気持ちがある。 自分は、恋した人と初めてを迎えられた。 それは極めて貴重なこと、幸運なことなのだ。 郁美は、急に彼を気の毒に思えた。 よく見れば、身長も高く180センチ近くあり、かなりのイケメンだった。 名前は、山田 徹と名乗った。 今時の若い女の子達は何をしているのだろうと思った。 郁美は、思わずルール違反の逸脱行為を彼に提案してしまった。 今回は、お話しだけして、普通にデートしてから童貞卒業しないかと申し出たのだ。 もちろん、そのときのデート代は郁美が今日の代わりに負担するからと。 彼は羨望のまなざしで、郁美を見るようになった。 20歳の若い男には、郁美は刺激が強すぎた。 大人のオンナの香りが、若い男にどう作用するのかなど考えてもいなかった。 お店ならともかく、普通にデートして初めてのセックスを経験し、それが素晴らしいものだったら彼は郁美に恋し夢中になってしまうだろう。 若い男の熱い情熱を、郁美は知らなかったのだ。 亜紀に話したら、怒られただろうし止められただろう。 郁美は、それを予想し、亜紀に内緒にして土曜日お昼にデートに繰り出した。 郁美は、亜紀のアドバイス、一応、名前は源氏名「真央」通した。 ここだけは守ったのだ。 徹は、そわそわして三宮そごう２階の横断歩道連結入り口前で待っていた。 徹は、何とリクルート系スーツで着ていた。 女性とデートなど経験したことが無くて、何を着たら良いのか分からなくて、何も考えずにスーツを着ていた。 そもそも衣類を自分で買った経験すら無かったのだ。 郁美は、清楚なアイボリー色のミニワンピースを着て現れた。 「あらら リクルートスーツじゃない うふっ 緊張してる かわいい」 郁美 「はい 待ったぁ？ ごめんね遅れて」 徹 「僕も今着たところで、だっ だいじょぶです」 郁美 「今日は恋人同士 徹 真央 呼び捨てでいきましょうね」 徹 「うれしいです・・・・・・・・真央」 郁美 「うふっ それではどうしょうか？」 徹 「まず食事しましょう パスタお好きですか？」 郁美 「大好きぃぃぃ」 徹 「よかったぁ〜 実は鎌倉パスタ予約してるんです」 郁美 「あら うれしいなぁぁぁ」 徹 「その後、映画でも・・・・・どうですか？」 郁美 「素敵ね 映画って久しぶりだわ」 二人は、楽しく食事してから、話題の映画「アバター」を鑑賞した。 映画館では郁美から手を握ってみた。 徹は初めビクッてしてたが、すぐに積極的に握りかえしてきた。 「うわぁぁぁぁぁぁぁなんかドキドキするぅぅぅ」 「思えば、こんなの初めて」 「そういえば 前は亜紀と映画見たんだっけ」 「あれれ 男の人と私もデートなんてした経験なかったりして」 そのまま若い二人は、ドキドキしながらも映画の内容に引き込まれ夢中になった。 姿形は違っても、女の気持ちは一緒。 それで全てを失ってしまうなんて、残酷。 ただ一緒に映画を見ただけなのだが、デートが初めて同士の２人にとって、お互いの存在が急に現実感を持ってきて意識し合っていくきっかけになった。 映画館から出て、一緒に歩きながら共通の話題となった映画の内容を語り合うと、お互いの物事に関する感性・感じ方を自然と伝わってくるのだ。 それがピッタリあった２人の距離は急に近くなり、若い男と女の惹かれ合うものに変化していくのに、さほど時間を必要としなかった。 ２人は、腕を組みながら恋人同士のように、ウインドウショッピングを楽しんだ。 ロフト1階で、徹が突然、記念の指輪をプレゼントしたいと言いだし、Ｋ１８ピンクゴールドのペアリングを購入してしまった。 「TOORU to MAO LOVE」 と刻印されていた。 郁美は素直に喜んで受け取ってしまい、ますます若い徹を本気にさせてしまった。 郁美もまだ経験不足だったのだ。 店外デート、相手は童貞の若者、そしてペアリングを受け取る行為は、どう考えても相手を本気にさせてしまうものだった。 １日限りアバンチュールが大前提だったが、徹のことを知れば知るほど惹かれてしまう郁美だった。 郁美も、いつの間にか真っ直ぐな徹の愛が心地よくなっていたのも否定できなかった。 ２人は、楽しく夕食のお好み焼きを焼きながら、恋人モードを加速していった。 一緒にお好み焼きを焼いて、お互いに半分ずつ交換したりしているうちに、郁美は、またまた迂闊なことを言ってしまう。 郁美 「今日私泊まりでも大丈夫なんだけど、徹は？」 徹 「えっいいんですか？ 僕は元々外泊予定で外出したんで」 郁美 「うふふ 明日は日曜日だし、明日も夕方までデートしちゃう？」 徹 「はい うわぁぁぁぁぁうれしいな」 北野坂を上っていって、２人はラブホテルに入った。 ２人の指には、しっかりペアリングをしていた。 まずは一緒にお風呂に入った。 そしてお互いに身体を洗いあった。 それだけで徹は郁美の魅力に夢中になっていた。 「女の人の手って気持ちいいなぁぁぁ 真央さん綺麗だなぁ」 「でもなんであんな仕事してるんだろう お金に困っているのかな」 「それなら僕が幸せにする 僕はいずれ社長になる 僕に真央さんを幸せにする資格がある」 徹 「真央 嫌な質問かもしれないけど・・・・・・」 郁美 「なに？ 本名以外なら なんでも聞いてオーケーよ」 徹 「なんでソープで働いているんですか？ お金大変なんですか？」 郁美 「あっはぁ それね お金は大丈夫。 まあ社会勉強かな いや 男勉強かな？」 徹 「えっえぇぇぇ勉強ですか？」 郁美 「そう いいオンナになる勉強」 徹 「理解できないな」 郁美 「そうよねぇ まあそんなところで勘弁してくれる 心配アリガト」 「さあ いよいよ」 郁美は、徹に口づけをした。 それは実は、徹のファーストキスだったのだ。 郁美はそれを考えもしなかった為、いきなり濃厚なものになった。 徹の口内に郁美の舌が侵入してきて、徹の舌に絡みついていた。 郁美の唾液がほんのり甘く感じて、美味しいもの吸おうと徹は夢中になって応えていった。 「ふっうぅぅぅぅぅぅぅぅ 甘い キスって甘いんだ」 「うわぁぁぁぁぁぁおっぱいがあたるぅぅぅぅぅぅぅ はぁう柔らかい はぁ」 緊張が解けた徹は、積極的に郁美とディープキスを交わすようになり、徹の舌が郁美の口内を暴れ回り始めた。 「はあぁぁぁこの子 キスって経験有るんだ うまいわ そんなところまであはぁん」 郁美の下腹部には、徹のハガネのようなオチンチンがゴリゴリ当たっていた。 「はぁうすごい こんなにオチンチン硬くしちゃって 我慢できないのね うふっ」 「りっぱなオチンチンだわ けっこう長い 満足させてくれるかも」 「こんなに硬いの 初めてかも」 浴槽に、お湯が貯まり、一緒に入った。 郁美が後ろ、徹が前になった。 郁美は、徹に後ろから身体を密着させ、美しい両脚を伸ばして巻き付かせた。 徹は、背中にプニュプニュ当たるＤカップの乳房の感触にドキドキしているのに、白く柔らかい郁美の両脚が巻き付いてくる刺激に、もう若竹は暴発寸前だった。 「ひぃやぁぁぁぁぁぁ気持ちよすぎる やばい出ちゃう ひぃぃぃどうしょう」 郁美は舌なめずりして、激しくいきり立った若竹に手を伸ばした。 太さは普通よりやや太めで、17センチは有ろうかという立派な若竹だった。 「美味しそうかも」 そして後ろから手を伸ばし、白く美しい柔らかい右手で、その若竹を掻いたのだ。 「すごい硬い ドクドク脈打ってる うふっ」 徹 「ぐぁぁぁあっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 若竹は、あっさり暴発した。 ドビュピュピュ！！！ 浴槽から1メートルは離れている浴室のガラス戸天井付近まで飛んでいき、ドロッと垂れていった。 凄まじい射精だった。 郁美 「うわぁぁぁすっすごいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」 徹 「あうぅぅぅぅぅはぁはぁはぁ すいません 我慢できなかった」 郁美の目がキラキラと輝き始めた。 「すごいわ もっと遠くまで飛びそう 若いってすごいのね」 郁美 「すごいわ 気にしなくていいのよ 若くて元気な証拠よ」 「わたしって そんなに魅力的なのかしら」 徹 「はい それはもう あわわ また出そうです」 「僕 早漏なのかな」 郁美 「大丈夫よ 初めてなんだから 自信もって ねっ」 「それより 出る勢いすごいわ うふっ」 徹 「実は それは自信有るんです」 郁美 「なにそれ」 徹 「昔、高校生の修学旅行の時 大浴場で飛ばす距離争ったことがあるんです」 郁美 「男の子って、そんなことをするんだ」 徹 「旅行中毎日してました クラス対抗勝ち抜き戦みたいな」 郁美 「すごいわ 想像しちゃう で？」 徹 「そしたら 僕がダントツに飛んじゃって 大浴場の天井まで」 郁美 「・・・・・・・・・・・・・・」 徹 「毎日出たものが天井に付いて、１人だけ洗い流せなくて恥ずかしかった」 郁美 「何メートルくらい飛んだの」 徹 「天井まで ３メートルは有ったと思います」 郁美 「すごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい」 徹 「いくら飛ばせても、女の子と性交出来なかったら意味がない」 郁美 「そうね うふっ でもそれは大丈夫」 「真央が これからたっぷり教えてあげるから」 「気落ちしなくていいよ」 「むしろ素敵だよ 自信もって ねっ」 そう言いながら、郁美は若竹を掻き続けた。 若竹は、先ほどより激しく硬くいきり立ち始めた。 「さすが若いわ うふっ さて何回出来るのかな」 「今回は特別だから 好きなだけ相手してあげるわ」 ２人は、お互いの身体を拭きあって、恋人同士のようにベットに向かった。 郁美 「最初は 徹が思うとおりやってみて」 「まあ恥ずかしがらないで 分からなかったら なんでも言ってね」 徹 「はい 頑張ります やっぱり自分で頑張ってみたいです」 郁美 「じゃ〜一言だけ、女性の大事な部分は、傷口を扱うように優しくすること」 「それだけかな アドバイスは」 徹 「優しく〜優しく 分かりました」 徹は真っ先に唇を求めてきた。 ディープキスだ。 舌が大胆に侵入してきた。思わず応えてしまった。 「うっうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん上手い」 「この子ほんとのに初めてなの？」 「あぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ手の使い方が上手い」 ディープキスをしながら徹の手が、優しく郁美の乳房を愛撫し、乳首を優しく摘まれた。 「はうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 初心者の男が、二つの行為を平行して出来ることに郁美はたじろいだ。 突然、耳たぶを甘噛みされた。 「あうっっっっっっっっっっっっうそっ はう」 郁美は、秘部から愛液がトロッと出てしまったことを自覚した。 「えっえぇぇぇぇぇぇぇぇ童貞君に堕とされちゃう うそぉぉぉぉぉぉ」 徹は男の本能だろう、郁美の耳たぶの反応を察して、反対の耳たぶも責めてきた。 「はぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅもうだめかも」 郁美は目を開けていられなかった。 パクッと右のバストを吸われ、乳首を舌先で転がされた。 「あっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ この子 舌の使い方が上手い」 左のバストも同じように責められた。 郁美は身もだえてしまった。 郁美の素直な反応が、仕草が、手応えとなり、ますます徹の自信に繋がる。 徹は、なかなか郁美の秘部に手を出さない。 また口づけを、それも愛のこもった濃厚な口づけだった。 それに情熱的に応えてしまう郁美だった。 「あうぅぅぅぅぅぅぅぅ溶けるような口づけだわ 徹って素敵」 あろうことか、郁美は徹にペースをつかまれ、なすがままになっていた。 両手を操られ、両腋も露わにされてしまう。 「はぁはぁはぁゎぁ」 徹は、ネットリと郁美の右の腋の下を舐め始めた。 「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 もう郁美の秘部はドロドロだった。 とめどなく愛液が溢れ出ていた。 徹は必死だった。 あこがれの真央を満足させたい、自分を一人前の男として見て欲しい、その一心でハウツー本を読みあさり、ネットの情報と組み合わせ、我流のハウツー通りの作戦を実行していた。 実は童貞喪失の日に備えて、３年掛かり研究した作戦だった。 今のところ、作戦通りに進行している。 浴室で射精したことで、精神的な余裕が生まれて、冷静に作戦を遂行できた。 耳作戦は予定無かったが、たまたま魅力的な耳たぶに食いついただけだった。 それが作戦を円滑に進めるキッカケになった。 あとは、クンニ、挿入が上手くできるかだった。 クンニは匂いが心配だった。 「あっあぁぁぁぁぁぁドキドキする 上手に出来るかな」 ハウツーの女性器図を思い浮かべ、流れを復唱していた。 徹はまじめに研究し、取り組んでいた。 ある意味、基本的な知識は郁美より豊富だったかもしれない。 焦らされるだけ焦らされ、徹がクンニを始めた時に、郁美は初めのオルガスムスを迎えてしまった。 郁美 「あうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅいくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 激しく身体を痙攣させ歓喜を示す姿に徹は驚いた。 そしてこれが一気に、彼を一人前の男に脱皮させる引き金になった。 彼の性交に対する不安は消し飛んだ。 あとは実行、経験するだけである。 彼はクンニを中止して、郁美を優しく抱きしめると口づけをして、郁美が戻ってくるのを待った。 戻ってきたら、挿入するつもりだった。 彼の右手にはコンドームが握られていた。 彼は、無意識にこういく気配りが真面目に出来る男であった。 実はこういうところが大切で、それが女性から無償の愛を受ける資格・資質に繋がる。 郁美は、この年下の若い男に真剣に惹かれてしまうのだった。 郁美が目を開けると、目の前に徹の顔があり、すぐ優しく口づけをされてしまう。 郁美は、うっとりまどろんでいた。 「あぁぁぁぁぁぁぁん逝かされちゃった いよいよね」 徹がコンドームを付けようとしているのが、視野に入った。 郁美 「徹 大丈夫 生できて」 徹 「えっ大丈夫なの」 郁美 「うん 生で徹を感じたいの」 「入れてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」 郁美は、あえてねだった。 それが徹を更に高めると計算していた。 徹は、正確に膣口に若竹を宛がってきた。そしてグイと挿入してきた。 郁美 「はうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 立派な若竹は、ヌルッと一気に根本まで郁美の中に吸い込まれ、グイグイと締め付けられた。 徹の童貞が、生で失われた瞬間だった。 若い男は歓喜して、腰を前後させた。 男の本能だ。 郁美の子宮を突き上げる。 突然、郁美の淫獣が目覚めた。 あの日以来、淫獣を抑えられなくなっていた。 一度失われた鍵は、戻らないらしい。 「最近は、亜紀にお願いして、凌に鎮めて貰っていたのに・・・・・」 「今なの あうぅぅぅぅぅぅぅほしいぃぃぃぃぃぃぃぃ」 郁美は徹に合わせて、腰を振り出した。 若竹を卒業した肉棒は、淫獣の口である子宮口に吸い込まれつつあった。 徹 「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ気持ちいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」 「なんかに当たってるぅぅぅぅぅぅ吸い込まれる」 「だめだぁぁぁぁうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ出るぅぅぅぅぅぅ」 郁美の中で、バシャッと音がして熱いものが郁美の子宮に広がった。 あまりの衝撃で、郁美は身体が浮き上がったような気がした。 「うわぁぁぁぁぁ こんなのはじめてぇぇぇぇきもちぃぃぃ」 「もっと欲しいわぁぁぁ まだ元気そうだし 襲っちゃおぉぉ」 徹は２度目の射精を、記念すべき初の中出しで迎えた。 郁美はグッタリした徹を押し倒すと、女性上位でまだ萎えていない肉棒を飲み込んでいった。 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ真央さんすごいぃぃぃぃぃぃぃぃ」 「がっ頑張らないとぉぉぉぉぉぉぉ僕は男だ！！」 「真央にふさわしい男になるんだ！！」 徹はその若さで身体に活を入れ、そのまま勃起を維持して、郁美の淫欲に応えたのだ。 ２人は、郁美が動かなくなるまで、明け方近くまで性交に耽った。 ９時間近く連続で交わり続けたことになる。 徹は、郁美の淫獣に打ち勝った初めての男になった。 郁美は無数にオルガスムスを感じ、徹は４回も郁美の中に射精を果たしていた。 ２人の股間は、２人の淫液でドロドロで凄まじいことになっていた。 ２人はそのまま３時間ほど泥のように抱き合って眠り込み、起き出すとベットの汚れは激しく、２人は逃げるように別のホテルに移っていった。 抜群の相性をみせた若い２人の淫欲はとどまる事を知らず、離れることが出来なくなってしまった。 すっかり徹に心酔してしまった郁美は、本名と連絡先を教えてしまい徹を自宅に連れて帰ってしまった。 もうすっかり恋人同士のようになった２人は、結局日曜日も終日一緒に過ごし、郁美は会社を体調が悪いと言って休んで、結局月曜日も一日中セックスに耽った。 郁美の２度目の恋は唐突に、そして情熱的にやってきたのだ。 月曜日の夜、徹は帰っていった。 そこには、もう立派なオトコの後ろ姿があった。 彼の中に、郁美に対する愛情が燃え上がっていた。 郁美の方も、以後、凌との身体関係をしばらく辞めてしまうほどだから、それほど徹は才能に恵まれていたのかもしれない。 後日、郁美のルール違反行為は亜紀にバレてしまい、郁美はかなり怒られた。 ルールは女性自身を守るためにも、有るんだと言うことを厳しく教えられるのだった。 でも亜紀は、「まあ結果オー羅衣ね」と言いながら、密かに徹に興味津々だった。 つづく |
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| 2011.3.26掲載 |
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