| 第７話 最後の女狩り旅行 郁美は、日中の仕事を終えて帰宅のために、会社を出て阪急三宮駅まで歩いていた。 その日は、夜の仕事はお休みだった。 「ふうぅぅぅぅぅ そろそろ２足のワラジは限界ね。 夜はもう辞めようかな」 「徹と もっと一緒に時間 過ごしたい」 「明日 店長に相談しよ」 「でも あの高収入は、確かに魅力よね」 「本心は 昼の仕事を辞めちゃいたい」 郁美は、昼の仕事の月収を、夜ではたった一週間で稼いでいた。 まさに悪魔の誘惑である。 そんな郁美を、驚愕の目で見ている１人の男がいた。 谷村貴史25歳だ。 男は、何も言わず取り憑かれたように郁美を尾行していった。 「えっうそだろう 郁美だ 間違いない なぜ神戸に？」 「留学したって話は嘘か？ それとも帰国した？ そういえば もう３年経ってる」 「見間違いではないぞ」 谷村は営業出張でたまたま神戸に来ていたのだ。 郁美はその日に限って真っ直ぐ帰宅してしまった。 谷村はオートロックでマンションには入れず、ポストを漁る。 「ちっ これだからオートロックは困る おっ７階か？ 「峰」の札がある 702号室」 男は、７階が見えるように、向かいの公園に走った。 「おっ 居た！！」 郁美は窓を開けるのを見られてしまった。 谷村はガッツポーズをすると、突然笑い出した。 谷村 「いひぃひぃひぃひぃ〜 俺の郁美 みっけぇぇぇぇ」 急に周りの目が気になったのか、キョロキョロすると足早に去っていった。 郁美は、一番知られてはいけない人物に、所在を知られてしまった。 あれは郁美が20歳の時、短大２年生卒業間際に、発生した事件だった。 郁美は健二との別れて以来淫欲を封じ込め、普通の学生生活を送っていた。 そして郁美は仲の良かった同級生、鈴木洋子、久保 雅の３人で、卒業旅行として大分県由布院の温泉に２泊３日で出かけたのだ。 ３人は卒業間近ということで、ちょっと浮ついていた。 初日は３人で露天風呂体験するなどして卒業旅行を満喫していた。 その道中で、男５人組の大学生グループと知り合いになった。 男達は、谷村貴史、岩田 裕、浜崎安人、木村直也、石田慎二の５人だった。 彼らも卒業旅行という話だった。 郁美達は地方の女子短大ということで、あまり合コンなどの機会も少なく、同世代の男達との交流が新鮮だった。 郁美は乗り気ではなかったが、洋子が木村直也を、雅が石田慎二を素敵って盛り上がるので、仕方なく付き合っていた。 当然のことながら、「宿はどこなの」という話になるが、偶然にも同じ宿だった。 当たり前のように、夕食を一緒にしようって話になってしまう。 郁美は、女三人での夜を楽しみにしていたのだが、洋子と雅に押し切られてしまった。 この男５人組は確かに今回大学生最後の旅行であったが、目的は「最後の女狩り旅行」だったのだ。 彼らは、定期的に悪質な方法で「女狩り旅行」をする陵辱グループだった。 餌食になった女性は輪姦された上で、恥ずかしい写真を撮られ、後々も肉奴隷にされる運命だった。 男５人組はルックスは平均以上の粒ぞろいではあったが、中身は人間の屑であった。 今回、郁美達３人が生け贄として選ばれたのだ。 真っ先に目を付けたのが、リーダー格の谷村貴史だった。 この時期、卒業旅行で女性だけのグループが多かったのだが、同じ宿で見かけた郁美に目を付けたのだ。 それで郁美達３人が標的になった。 後をつけ回し、わざとらしく出会ったように演出した。 同じ宿なのは、当たり前だったのだ。 ルックス平均以上の男５人組なら、大抵の女性は誰かしらタイプの男性がいるものだ。 それが彼らの狙いでもあった。 肝心の郁美は興味無しだったが、洋子と雅は思う壺だった。 そんな男達だから、場を盛り上げるの得意だった。 お酒を飲めば、自然とトイレが近くなる。 そして女性達は、習性のように一緒に化粧室に行きたがる傾向がある。 それが彼らのつけ込む隙を与える。 彼らは、郁美達の飲み物に媚薬と軽い睡眠薬を混入する。 郁美達は、まんまとそれらを飲まされて、あとは彼らの思う壺だった。 郁美達の部屋、男達の部屋に分かれて、連れ込まれてしまう。 郁美だけ１人の部屋にされ、３人の男に陵辱された。 洋子と雅は、マンツーマンで犯されていった。 主なターゲットが郁美だったのだ。 郁美の意識は、朦朧としていた。 立ったまま１人の男に、羽交い締めのように身体を支えられているようだった。 郁美自身は、もう立っている力はない。 それでいて、背後の堅いものが腰のあたりに当たるのを感じていた。 たくさんの男の手が、自分の手足を自由にして着ているもの剥ぎ取っていく。 「洋子。。。。。雅。。。。。。。犯されるの。。。あたしたち。。。。。」 郁美は、友人のことを心配しながら、我が身に起こることを朧ながら考えていた。 実は、郁美だけは意図的に睡眠薬の量が少なくされていたのだ。 「あぅぅぅぅ身体があついぃぃぃ わたしって淫乱なおんな。。。。そんな」 「健二さん 助けてぇぇぇぇぇ 身体が変なの。。。。。あぁぁぁん」 「身体がぁぁぁ熱いのぉぉぉぉぉぉぉ欲しいぃぃぃぃぃぃそんなことって」 郁美は、上下お揃いの清楚な薄水色の下着に身を包んでいた。 透き通るような白い肌とのコントラストが美の化身のようだった。 身長は156センチと小柄だが、小顔で身体のバランスが整いモデルと遜色ないボディだった。 ブラのホックを外された瞬間、ぷる〜んとＤカップのほどよく豊かな乳房が弾けた。 透き通るような白い肌、そして二つの膨らみの頂には、小さめの乳輪に凛と張った乳首が美しいピンク色で鎮座していた。 男達は、生唾を飲み込んでいた。 「おぉぉぉぉぉぉぉぉ ここまで綺麗なおっぱい 見たことないぞ！！」 「すげぇぇぇぇぇぇぇぇ 極上だぁぁ」 谷村貴史は、郁美に一目惚れしていた。 実は、別にちょうど５人の女性グループ居て、彼女たちがターゲット第一候補だったのを、谷村貴史は無理矢理仲間を説得して、郁美達を狙うことにしたのだ。 せっかく最後の「女狩り旅行」だから、ゆっくりマンツーマンで楽しみたいというのが仲間達の気持ちだった。 だがリーダー格の今までに見たことない熱い説得と郁美の容姿を見て納得して、ターゲット変更を同意したのであった。 谷川は、薄水色のパンティに手を掛けお尻の方から押し下げ脱がしていった。 気のせいか、郁美が脱がし易いように腰を振っているような雰囲気だった。 再び、男達からため息が出る。 綺麗に形の整えたアンダーヘアがあり、ぬらぬらと光っていたのだ。 しゃがんでいる谷川には、ちらちら覗くサーモンピンクの淫裂が見え、ツーと愛液が流れ出ているのを見逃さなかった。 手にしたパンティのクロッチ部分を見ると、真新しいシミが拡がっていた。 谷川 「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉこの女 もうヌレヌレだぞ」 浜崎 「この女 経験豊富だぞ 身体が覚えているんだよ」 岩田 「貴史、もう入れちまえ！！ お前が1番棒だ いけ！！」 谷川 「へへへ」 男達は一斉に全裸になった。 谷川は激しく勃起した自ら肉棒にコンドームを装着した。 無抵抗な郁美を正常位で組み敷くと、いきなり貫いた。 そして夢中で腰を振り出した。 郁美 「はぁうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 谷川 「もう中までヌルヌルだぞぉぉぉ おっおぉぉぉぉぉぉ」 「うわぁぁぁぁぁ気持ちいぃぃぃぃぃぃぃぃ吸い込まれそうだ」 岩田 「そんなに良いのか 見た目も最高 あそこも最高かよ」 浜崎 「おぉぉぉぉぉぉぉぉ 谷川の我が儘に従って良かったぜ」 谷川 「おぉぉぉぉぉクイクイ締ってくる、うあぁぁぁぁヤバイ逝きそうだ」 岩田 「えっっっっっ早」 谷川 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぅ はぁはぁはぁ」 谷川はあっという間に逝ってしまった。 岩田 「マジかよ そんな貴史初めて見たぞ まさか貴史惚れたのか？」 そう言いながら岩田は、肉棒にコンドームを装着した。 谷川が岩谷に譲ろうと身体を引くと、コンドームを被った肉棒がダラリと郁美の中から抜け出した。 岩田 「うわぁぁぁぁぁぁスゲェ出したな パンパンじゃないか」 谷川 「はぁはぁはぁ なんか吸い出されたような・・・」 岩田 「まあ始まったばかり、気にすんな 俺のマシンガンストロークを見てくれ」 岩田が、慣れた手付きで肉棒を郁美の膣口にあてがうと、グイッと奧まで挿入した。 そして激しい腰振りで出し入れを開始した。 岩田 「おっおぉぉぉぉぉぉぉぉぉすげぇぇぇぇぇぇぇ」 「こんなアソコ初めてだ これは うわぁぁぁぁぁぁやばぇぇぇぇぇぇぇ」 浜崎 「うそだろ」 岩田 「もうだめだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ出るぅぅぅぅぅぅ」 岩田もあっという間に逝ってしまった。 その姿を見た浜崎は、期待でワクワクしながらコンドームを装着していた。 岩田 「やばいぞ この女・・・・・はぁはぁはぁ」 浜崎 「俺はじっくり楽しませて貰うよ 早撃ちはゴメンだ」 浜崎は、郁美の乳房を揉みしだきながら、郁美にのし掛かった。 そして右の乳房に吸い付いた。 郁美が初めて反応らしい反応をして、身体をビクッと震わした。 浜崎は、郁美の乳房を楽しみながら、巧みな腰使いで郁美の中に挿入していった。 しかし警戒して腰は振らず、郁美の膣の感触を楽しむことにした。 浜崎 「うわぁぁぁぁなんて理想的な感触なんだ なんか中がヒクヒク吸引されている感じだぁ」 「これって なんとかという名器なんじゃ うほぉぉぉぉ気持ちいい」 郁美 「はぁうぅぅぅぅはぁ」 浜崎は、郁美を抱き上げ座位の姿勢で貫き、郁美の乳房にむしゃぶりついた。 ジュルチュュュパッツジュルチュュュパッツジュルチュュュパッツ 浜崎 「オッパイも最高だ おいしいぃぃぃぃぃ」 「あれれ この女 腰振り始めたぞ おぉぉぉぉいいぃぃぃぃぃ」 「すげぇぇぇぇぇぇぇぇもうだめかも うっ」 郁美は、身体に火がついたように淫欲に身を焦がしつつあった。 媚薬の影響なのだが、郁美は知るよしもなく、身体の欲求に抗えず飲み込まれていった。 「あうぅぅぅぅ欲しい もっと深く入れてぇぇぇぇぇ 突いてぇぇぇぇ」 「どうしてぇぇぇぇぇぇ入れてるだけじゃ 物足りないわぁぁぁぁぁ焦らさないでぇぇぇ」 郁美は、我慢できず自ら身体を上下させ、更なる肉棒の感触を求めた。 浜崎 「あぁぁぁぁぁぁでっ出るぅぅぅぅぅおぉぉぉぉぉぉぉ」 郁美 「あうぅぅぅぅ ふぅふぅふぅ」 浜崎は、郁美を抱きしめながら射精してしまった。 谷川 「おいおい たいして変わらないじゃん あはぁぁぁぁぁぁ」 岩田 「いい女だぁ 最後に大発見だな」 浜崎 「我慢できなかった 気持ち良すぎ・・・」 岩田 「そういえば そろそろ貴史 あっち交代に行けよ 全員一巡するんだから」 谷川 「おぉぉぉぉぉそうだった 行ってくるわ」 谷川は、浴衣を羽織ると部屋から出て行った。 しばらくすると石田慎二がやって来た。 石田 「なんかヤケに早いな こっち３人だろ もう２人ともやったのか？」 岩田 「すまん 速射した」 浜崎 「同じ」 石田 「せっかくゆっくり出来ると思って２回戦してたのに、生殺しだぜ」 「じゃあ こっちで続きさせて貰うぜ」 浜崎 「どうぞどうぞ」 岩田 「俺は直也の方と代わってくるわ」 浜崎 「よろしく」 石田 「すげぇ色白でナイスボディじゃん うわ濡れ濡れじゃん」 「では早速頂きまぁぁぁぁぁす」 石田は郁美の両脚をＶの字に開きながら、グイッと挿入した。 そして乗馬のように腰をくねらすように振り出した。 石田 「うわぁぁぁぁぁヌルヌル あうこの感覚やばいな」 「ふんふんふんふんふんふん」 郁美 「はあうぅぅぅぅぅあんあんあんあん」 グチュルパン！！グチュルパン！！グチュルパン！！ 石田 「これじゃ。。。。うっ。。。１回目だと持たないな おっぉぉぉぉ」 「チンポが吸い込まれそうだ おっおぉぉぉぉぉなんかぁぁぁぁ」 郁美 「あっあっあぁぁぁぁぁぁいいぃぃぃぃぃもっとぉぉぉぉぉぉ」 石田 「かわいいぃぃぃぃぃ 中がなんか動いているぞ すげぇぇぇぇぇ」 「ふんふんふんふんふんふん」 石田は、郁美に覆い被さり、唇を奪った。 郁美 「うぐぅ。。。。。ぷちゅっうぐぅっ。。。」 グチュュュグチュュュペチュ 二人は濃厚に唇を求め合っていた。 石田 「はぁはぁはぁ この子、唾液が甘いぞぉぉぉ美味しい もっと飲みてぇ」 浜崎 「えっそうなのか？」 石田 「うめぇぇぇぇうぐっちゅゅゅゅゅゅちゅぱ」 部屋に、木村直也がやって来た。 木村 「おっおぉぉぉぉぉやってますねぇぇぇ」 浜崎 「お前も２回戦中だったのか？」 木村 「当たり前だ あの子可愛いな 気に入っちゃった」 「しかしこの子、やっぱり すげぇぇぇぇぇ綺麗だな ナイスボディだし」 「あんなに腰振っちゃって」 石田と郁美は、正常位で絡み合い、郁美の両腕、両脚が石田の身体に巻き付いていった。 石田 「おぉぉぉぉぉぉ逝きそうだぁ ヤバイ 気持ちよすぎ」 郁美 「まだぁぁぁぁぁ逝っちゃ駄目 もっとしてぇぇぇぇ」 木村 「すげぇぇぇぇぇ淫乱女だな 見かけは清楚で美人なのに」 石田 「あっ！！ あぅ！！」 石田は、奮戦むなしく射精してしまった。 木村 「では 私も頂きます すげぇ楽しみ」 「ほれっ！！」 すかさず木村は挿入した。 石田で性感が高まっていた郁美は、歓喜の声を上げた。 郁美 「あうぅぅぅぅぅんあう もっとぉぉぉぉぉそおぉぉぉぉぉ」 「もっと掻き混ぜてぇぇぇぇぇぇ奥を突いてぇぇぇぇぇぇ」 木村 「ひょっとして俺ラッキー？」 浜崎 「そのようだ」 木村は、郁美の両脚をＭ字に押さえつけ、奥を激しく突き上げた。 パンパンパンパンパン 郁美 「あうぅぅぅぅぅぅいいぃぃぃぃぃぃぃぃいいわぁ」 木村は、思わず郁美に覆い被さり、唇を重ねた。 プチユュュュュペチュ 木村 「なんだぁこの子の唾液 甘いなぁぁぁ美味しい」 プチユュュュュペチュ 木村は夢中になって郁美の唇を貪った。 プチユュュュュペチュ パンパンパンパンパン 木村 「おっおぉぉぉぉぉぉお でっ出るぅぅぅぅぅぅぅあっ」 「はぁはぁはぁはぁはぁ しまった」 木村は、郁美の唾液の味で、一気に暴発してしまった。 郁美は、あと少しもうちょっとというところで逝けず、永延と焦らされた状態で犯され続けていった。 男達は、この後も順繰り交代しながら輪姦して、一巡した。 すると、木村直也は洋子を、石田慎二は雅を気に入ったから、交代はもう辞めないかと言い出た。 谷村貴史、岩田 裕、浜崎安人は、郁美がいたく気に入ったので、あっさり了承しグループが完全に３つに分かれた。 分かれると、彼らは鬼畜にもコンドームを使うのを止め、中出しを始めた。 洋子は木村直也に、雅は石田慎二に、朝まで延々とマンツーマンで犯された。 ここで二人とも、たっぷり中出しを受けてしまうのである。 郁美は、谷村貴史、岩田 裕、浜崎安人の３人による中出し輪姦の嵐に晒された。 郁美は、この経験で封印していた黒い淫獣を中途半端に呼び起こされてしまった。 朝方には、３人の男は精を出し切りクタクタになっていたが、郁美はもっととねだり続けたのだ。 ３人の男達は、郁美の口、秘部、アナル同時挿入まで行い、郁美責めたてたが、彼ら３人では黒い淫獣を鎮めることは出来なかった。 結局、女性を愛し慈しむ心が無い男達では、郁美の飢えた心を満たすことは出来なかったのだ。 しかしその様子は、デジカメカメラに納められていった。 翌日も、最終日も、郁美と３人の男達は、性交に耽ったが郁美を満足させることは出来なかった。 洋子は木村直也に、雅は石田慎二に抱かれ続けた。 帰りの道中、不満顔の郁美とウットリした洋子と雅の姿が対照的だった。 郁美以外の洋子と雅は媚薬と睡眠薬の為か、当初の輪姦の記憶がなかった。 彼女たちは、それほどに濃厚に男に愛された経験が無かったのか、洋子と雅はそれぞれの相手をすっかり好きになってしまっていたのだ。 結果的に、郁美だけが被害者という様相を呈した形になった。 郁美は、輪姦されたというショックより、淫獣を中途半端に呼び起こされ、その欲求不満のストレスが深刻であった。 この日以来、郁美は淫欲を抑えることが出来なくなり、男を求め続ける状態に陥っていった。 幸いこの時、郁美は生理直前で妊娠を免れた。 雅は、石田慎二の子を妊娠してしまい、就職を辞退して石田慎二の妻になった。 洋子は、この時は妊娠を免れたが、木村直也とつき合い１年後に結婚した。 リーダー格の谷村貴史は、真剣に郁美に惚れてしまっていた。 彼の理想「とびっきりの美人で、淫乱」そのままだったのだ。 その後、彼はあらゆる手段で郁美を追いかけ回すのだ。 郁美は、その後何度も写真で脅迫され陵辱を受けたが、一方的なものであった為、欲求不満のストレスも加わり、精神が不安定な状態に陥った。 しかし妹の異常をすぐに察した兄である峰 達也が、郁美を救った。 事情を知った兄は、激怒して３人に対して殺意を抱き暴力的報復を企てたが、達也を犯罪者にしたくない郁美に、そんなことをしたら私死ぬって言われ思いとどまった。 両親にも、この事実は秘匿して郁美を海外留学させたという偽装まで行い隔離保護し、裏金を使い無理矢理、大手ＯＡメーカー系サービス会社に就職させ郁美を神戸に送り出したのだった。 神戸には、峰家の影響力がある組織があり、いざとなれば郁美を守れると考えてのことだった。 達也の最愛の妹を汚された怒りは尋常なものでなく、３人を調べ上げ、いつでも抹殺出来る体制を整えていった。 また似たような悪行を再び行えば、執行するつもりだった。 達也は、３人が写真で挑発してくることをずっと待っていた。 その時は、手段を選ぶつもりは無かった。 しかし３人は、社会人になり忙しくて悪行をすることはなく、そのまま年月が流れていった。 達也は、妹がその時から自らの淫欲に苦しんでるとは知らず、秘密を守るため自らも連絡をとらず、自身も最愛の妹に会えないという苦しみの中にいた。 そして３年近い年月が流れ、達也の保護も緩んだところで、郁美は谷村貴史に見つかってしまった。 事態は、突然動き出した。 つづく |
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| 2011.4.9掲載 |
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