| スーパーで誘惑・追想編 Ｒｉｎｇｏ 作 |
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| ５ ４０ぐらいの中年の男で、口髭を生やしている。 パッと見は、背の高いメキシコ人の様に見えた。 「ひッ・・」 脅えた私は、思わず、絶叫に近い悲鳴を上げようとした。 でもそれよりも早く、隣にいた彼の大きな手が、私の口を塞いでしまった。 きっと、バスルームに隠れていたんだと思う。 全然気がつかなかった。 私の上で腰を使っているメキシコ人と、隣に寝転がる彼が、笑顔で何かを話し合っている。 話の内容は全く解らなかったけど、うまくいったと、喜んでいるのだけは判った。 結局その夜は、一晩中夜通しで、二人に抱かれ続けた。 休みなく、交互に。繰り返し、繰り返し。何度も、何度も。 両手を縛りつけられた私は、大男たちの腰の下で、荒波に翻弄される小舟の様に、激しく揺すられ続けた。 夢中になった彼らは、情け容赦がなくて、何の躊躇もなく、全てを中に注ぎ込まれた。 覚えているのは、メキシコ人の口がとても臭かった事だけ。 すべて出し尽くして、充分満足した彼らは、私の上で一旦眠りについたけど、明け方、日が昇る前に再び目を覚ました。 元気を取り戻した彼らは、出社するまでの短い時間を惜しむかのように、さらに私のお尻を使い続けた。 一方が身動き出来ないように私を抱き締めながら、もう一方が、背後から好き勝手に貫く。 物凄い絶倫。 疲れ切っていた私は、もう声をあげる気力も残っていなかった。 最後は、精液が滴る巨大なペニスを無理矢理咥えさせられて、出なくなるまで執拗に吸飲させられた。 彼らが服を着るためにベッドから起き上がった時には、全ての穴から白い精液がダラダラと流れ出していた。 「バイ、楽しかったね。さよなら。」 私を家の近くまで送った彼らに、罪悪感は少しも無いみたいだった。 明るい笑顔で私に別れを告げ、そのまま走り去って行った。 家に戻って身体を調べてみると、ずっと彼らの肌に触れていた、太ももの内側が、擦れて真っ赤になっていた。 結局それが、私たち夫婦の破局の元になったのだけれど・・。 その後、彼とは一度も会わなかった。 すぐに離婚して、その土地を離れたから。 きっと彼の方も、遊びだったのだと思う。 一度も逢いに来なかったし、連絡も無かった。 だけど、最初に彼と出会った時の衝撃と興奮は、その後もずっと心の中に残った。 知り合って、お互いに理解し合い、やがて愛し合うようになる。それとは全く違う別の感覚。 一瞬で舞い上がり、我を忘れて激しく求め合う。 やがてそれが、寂しさを癒す唯一の原動力になってゆく。 私は、近くのスーパーで男を漁るようになった。 何日間もいい男が見つからない事もあったけど、一日で何人も釣れる事もあった。 時々、店の人に見つかったり、相手に逃げられたりしたけど、いつも大きな問題にはならなかった。 お金と違って、愛とか性の問題に関しては、男の人は寛容だから・・。 今の私は、外国人には興味がない。 相性のよいサイズが、あることが解ったから。 私は、背の高い黒人から周りに意識を戻して、獲物の物色を再開した。 その時、後ろから一人の少年が駆けて来て、例の黒人の腕にしがみついた。 その少年も、大人ほどではないけど、浅黒い肌をしている。 （「家族がいたのね。」） １２、３歳だろうか。背は私より高くて、１７０センチぐらいありそう。 ツルツルの可愛い顔をしている。 （「子供だったら、試してみてもいいかも。」） 私は、何時しか、その少年の昂奮した姿を想像している自分に気がついた。 |
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| 2015年3月25日掲載 |
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