愛し合う　ドミンゲス 作
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斉藤高広シリーズ第２話

＜誘惑＞

　私の名前は斉藤高広。３０歳の普通の会社員です。
　今日は就職してからのお話でもしようかと思います。

　就職して半年が経った頃、新入社員だった私は製品管理部という部署へ配属されました。
　比較的人数も少なく、雰囲気も良い部署に一安心しました。
　私の教育係はカワカミヨシエという女性の係長でした。
　カワカミ係長は４２歳で、数少ない女性管理職の一人のキャリアウーマンでした。
　芸能人で例えると夏○結衣さんをイメージするといいかもしれません。
　カワカミ係長は私に厳しいながらも丁寧に仕事を教えながら、自分の仕事はペースを落とすことなくこなしていました。

　普段は黒やダークグレーのパンツスーツを着こなしているカワカミ係長がスカートタイプのスーツを着て出社しました。
　普段の後ろ姿でさえ、腰やお尻のラインが露わになっており、艶めかしい雰囲気が漂っていたのですが、この日のスカートから伸びるストッキングに纏われた脚は肉感を伴いながらも美しく、私の視線はカワカミ係長のふっくらとしたお尻から脚まで釘点けになっていました。
　視線に気づかれたのか、私はカワカミ係長に呼び出されました。
「昨日指示しておいた文書、出来上がった？」
「はい。最終確認でき次第、提出します。」
「分かったわ。今日の午後までには持ってきてね。」
「分かりました。」そう言ってデスクに戻ろうかしたときでした、
「斉藤君、関係のない話だけど、少しいい？」
「はい。何でしょうか？」
「その・・今日、久しぶりにスカート履いたんだけど、変かな？」
「い、いえ、変ではありませんよ。珍しいのでびっくりしましたが。」
「そうよねぇ。久しぶり過ぎてちょっと恥ずかしくて。」
「いつものスーツもですが、今日のスーツも素敵ですよ。」
「ホント？ありがと。関係ない話をしちゃってごめんね。」
　一瞬だけ、普段は見せない笑顔を見た気がしました。

　その日から、カワカミ係長は毎日スカートタイプのスーツを着てくるようになりました。
　タイトなものや膝上のものなど、色々なスカートを履いてくるようになったのです。
　カワカミ係長に呼ばれ、仕事の指示を受けたりする際にも、露わになった脚を組み換えたりされ、私はカワカミ係長の脚に夢中になっていました。

　そんな日がしばらく続いたある日、社員食堂で食事していると何となく視線を感じました。
　視線を上げた先の離れた場所にカワカミ係長が座って食事していました。
　カワカミ係長がチラっと私の方を見た気がした時、テーブル下で、スカートから伸びる脚が微妙に開いたのです。
　開いてすぐに脚を閉じた瞬間を見た私は血液が下半身に集まっていくような感覚に襲われました。
　カワカミ係長は再びこちらにチラッと視線を向け、軽く微笑んだように見えました。
　午後からも仕事をこなしていると、カワカミ係長が打ち合わせをするからと、会議室へ呼び出されました。
　呼ばれた会議室は６人程度で使うこぢんまりとした部屋で、主に部内の打ち合わせなどに使われていました。
「だいぶ指示した仕事はこなせるようになったきたわね。」
「ありがとうございます。」
「今の仕事にも慣れきたみたいだし、新しい仕事をこれから教えていくわね。」
　カワカミ係長が担当している仕事を新たに何件か指導され、実際にやってみて分からなかったら聞いてくるよう指示されました。
「それと・・今日のお昼、見たでしょ？」
「えっ？見たって・・何を・・ですか？」
「何をって・・食堂で私の事、見てたでしょ？」
「あぁ、はい。食堂でお見かけしました。」
「・・・・脚も・・・見た・・？」やや声のトーンを低くして聞いてきました。
「いえ・・いや、はい。すみませんでした。」
「謝らないで。前にね、斉藤くんにスカートが似合ってるって言われて嬉しくて最近、スカート履くようになったの。そしたら、斉藤くんが私の脚を見てるのに気づいちゃって・・」
　無意識なのか、知らず知らずカワカミ係長の脚を見てしまっていた事を知られていた私は、恥ずかしく俯いたままでした。
「責めてるつもりはないの。こんなおばさんの脚なんかどうして見るのかなって・・すごく気になったの。もしかして、私に興味があるのかもしれないって思って。」
　カワカミ係長は優しくもどこか問い詰めるような口調でした。
「それを確かめたくて、今日、食堂であんな事をしちゃったの。驚いたでしょ？斉藤くん、どうして私の脚ばかり見るの？」
「・・・係長の脚が綺麗だったので・・つい・・すみませんでした。」
「謝らなくていいのよ。正直、斉藤くんが見てるって分かって凄く嬉しいの。私みたいな女でも魅力があるんだって自信もてるから。若い子にまだまだ負けてないかな？」
「・・はい。負けてないと思います。」
「ありがと。これからも私の脚、見てもいいから。見られることで私も綺麗にしなきゃって頑張れるから。ただし、仕事に差し支えたらダメよッ。」
　今まで仕事に関して指導されてきた時とは違う、カワカミ係長の本当の姿を見たような気がしました。
　その日以降もカワカミ係長はスカートを履き、食堂では私にだけ分かるように脚を微妙に開き、私は興奮が収まりませんでした。

　ある日の昼食の後、デスクに戻ると手紙が置かれていました。
　手紙の内容は、『定時の後、５階の管理資料室へ来て下さい』というもので、筆跡からカワカミ係長だと分かりました。
　定時を何事もなく迎え、管理資料室の中に入ると、薄暗い向こうで人が立っているのが見えました。
「どうかされましたか？」
「ううん。ちょっと、斉藤くんとお話したくて。」
「何でしょうか。」
「あれからも私の脚、見てくれてるよね？見るだけで満足してる？」
「えっと・・満足・・というと？」
「うーん、その・・ムラムラ？っていうの？しちゃってるんじゃない？」
「あぁ・・ムラムラ・・ですか・・しています。」
「我慢してるの？」
「我慢するしかないですよね。」
「ごめんなさい。気づいてあげなくて・・斉藤くんに脚を見られて悦んで、一人だけ満足しちゃってたわ。」
「いや、係長が謝ることではないと思います。」
「今日だけだからね。」静かにそう言ったカワカミ係長は私の方へ近づいてきました。
「ズボン・・下ろしてちょうだい。」
「えっ？ズボンを？！ここでですか？」
「そうよ。ほらっ。早く！」
　仕事中に見せる厳しい口調で言われた私の下半身は下着一枚となりました
　カワカミ係長のパンプスを脱いだ右足を上げ、私の股間へと近づいてきました。
　薄黒いストッキングに包まれた足の指先が下着越しに触れた瞬間、私の腰は一瞬ビクっと反応しました。
「痛いの？」
「い、いえ・・。」
　カワカミ係長の表情は恥じらいなど微塵もなく、私を蔑むかのようでした。
　足の指によって巧みに捉えられたペニスは徐々に血液で充満し、肉棒へと変化を遂げていきました。
　下着を突き破らんと反り返る私の肉棒にカワカミ係長は、
「こんなに大きくなっちゃって。よっぽど私の脚が好きなのね。」と足の動きを止めることなく言ってきました。
「パンツも下ろしてちょうだい。」と言われるがままに下着を下ろし、血管が浮き出て生々しい肉棒を露わにしました。
　ストッキングの繊維による刺激により直接触れられた私は、
「んっ・・。」と呻き声を出し、体で反応せずにはいられませんでした。
「どうしたの？直接がそんなに気持ちいいの？ほら・・正直に言いなさい。」
「ッ、き、キモチ、いい・・です。」
　肉棒をなぞるように触れていた足先は、次第に足裏で亀頭を、指先でカリ部分や裏筋を的確に刺激し、そのたびに私は喘ぎ、体を反応させました。
　特にカリ部分への刺激は、全身に電気が流れるかの如く反応し、肉棒は脈打ち、あの感覚は凄まじく、おかしくなりそうでした。
　強弱をつけながら私の肉棒を弄ぶカワカミ係長は艶やかに悦んでいるようでした。
「ねぇ、こんなおばさんの脚でどうされたいの？」
「こ、このまま・・」
「このまま？どうされたいの？」
「続けて・・下さい。」
　指先で扱かれていた私は絶頂を迎えるところまで至っていました。
「はぁはぁ・・で・・射精そうです。」
「いいわよ・・このままがだしちゃって。」
　カワカミ係長の指先が肉棒の裏筋に触れた瞬間、先端から白濁した液が大量に飛散しました。
　白濁液はカワカミ係長の脚にまで大量に飛び散っており、薄黒いストッキングと白濁した液のコントラストは絶妙なエロさがありました。
「すいません・・汚してしまって・・・」
「いいのよ。それより、気持ちよかった？」
「・・はい。とても。」
「よかった・・」
　先ほどまでの私を蔑む表情は消えており、優しさに包まれました。
「明日も仕事、頑張りましょうね。」
　そう言い残し、カワカミ係長は資料室を後にしました。

　この日以降もカワカミ係長はスカートを履き、いつも通り私を誘惑するのでした。

　再び、カワカミ係長から資料室へ呼び出された話は後々語っていきます。
　これが私、斉藤高広の誘惑されたお話でした。
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2015年3月7日掲載
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