愛し合う　ドミンゲス 作
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斉藤高広シリーズ第４話

＜深化＞

　私の名前は斉藤高広。３０歳の普通の会社員です。
　今日は久しぶりにマキコさんのお話をしようかと思います。

　初めてのあの日から、月に１度はマキコさんが私の部屋を訪れ、お互いの体を貪り合う生活が続いていました。

　こう書くと、肉体だけの関係と思われますが私は当時そうは思っていませんでした。
　私は就職して何がしたいのか等の将来の悩みを打ち明けたりするなど、良き相談相手として、マキコさんに少なからず好意を抱いていたのは間違いありません。
　マキコさんも家庭の悩みを話すなど、色々と打ち明けてくれました。

　マキコさんのご主人は仕事から帰るのも遅く、夜の営みも激減していたそうです。
　たまにある営みも愛撫もせず、急に抱きつき下着を下ろして挿入し、自らが発射し満足するだけというものだったようです。
　その話を聞いた私はその夜、いつも以上にマキコさんの全身を隈無く手指や舌で愛撫してあげました。
　腋や足の指、肛門にいたるまで執拗に愛撫すると、
「ァアァンッ！き、気持ちいいよぅッ！アァー、い、イクッ、イッちゃうー！！」と激しく喘ぎ、弛んだ腹を震わせながら、何度も絶頂し悦ぶのです。
　グッタリとベッドで横たわるマキコさんの陰部からは大量の愛液が溢れ、ベッドのシーツはびしょびしょに濡れてしまいました。
　マキコさんは御礼と言わんばかりに私の肉棒を咥え、唾液でたっぷりと潤った舌を絡ませ、カリや裏筋を丁寧に舐めてくれます。
　ジュポジュポと音を立て、肉棒を吸い付くすかのようなフェラはこの上ない程のものであり、私は我慢できず、マキコさんの口内に発射してしまうのです。
　射精し終わることを確認し、綺麗に精子を舐めとり、そのまま飲み込むとマキコさんはいつも、
「美味しぃ・・このまま挿入れてもいい？」とおねだりするように言ってきます。
　私がコクンと頷くと、マキコさんは私に跨り、反り返った肉棒を自らの陰部へと飲み込んでいきます。
　挿入れると同時にマキコさんは激しく上下に腰を動かし、
「アアァン、お、奧・・奧に当たって・・アァーッン、イィー！」と叫ぶように喘ぎ、弛んだ肉体を震わせます。
　私は挿入したまま起き上がり、マキコさんの乳房を揉み、やや黒ずんだ乳首を口に入れ、舌で刺激を与えます。
　喘ぎ声のトーンはさらに上がり、自らの陰部に私の性器を執拗に擦りつけます。
　マキコさんの腰に腕を回し、抱きかかえる際に手に伝わるマキコさんの肉感は堪らず、私の肉棒をより一層反り返らせます。
　乳首を中心に乳房を口に頬張り、私は２度目の絶頂を迎えようとしていました。
「ンッ！ハァハァ、マキコさん、そろそろ・・」
「い、いいよっ！な、膣内に・・射精してーッ！！」
　私は腰を浮かせ、肉棒をマキコさんの陰部に突き刺したまま射精に至りました。
　射精してすぐにはマキコさんは動かず、私と舌を絡ませながらキスをします。
　たっぷりとお互いの唾液を交換し終えてようやく、マキコさんは肉棒を抜き取り、いつも通り肉棒を舐め、綺麗にしてくれます。
　お互い裸体のまま横たわり会話をするのですが、垂れた乳房や乳首を弄ると三度お互いの体を求め合うのです。

　大学卒業も迫った頃になると、私とマキコさんの関係はさらにエスカレートしていきました。
　お互いの性癖も次第に分かってきたためか、お互いに次に会う時はこうして欲しい等の要望をするようになっていました。
　例えば、パンティを履かないまま部屋に来てもらったり、タイツを履いたまま股間を破った状態でセックスしたり、バイブやローターを用いたりすることをリクエストしました。
　パンティを履かずに初めて来た日は、既に陰部が湿っておりマキコさんも興奮していました。
　タイツを履いたままのセックスは犯しているような感覚になり、大量の精子を放出しました。
　バイブはマキコさんもお気に入りの様子で、合体前に一度はバイブや電マでイカないと物足りないようでした。
　マキコさんが私に初めて要求したのは、目隠しされた状態でセックスしてみたいということでした。アイマスクは持ち合わせていなかったので、タオルで目を覆い、マキコさんの視覚を奪いました。
　その日、肉棒を挿入し腰を振っているとマキコさんはいつも以上に喘ぎ、
「ア゛ァーッン！！イイ゛ィッー！イグゥー！！」と叫びながら何度もイクのです。
　目隠しをしたことで、誰か他の男を想像し、興奮しているのだと思った私は何とも言えぬ感情を抱きました。
　そのせいか、私の手はマキコさんの乳房を力一杯握ったり、乳首を指先で思い切り抓ったりと痛めつけるかような行為をしてしまいました。
　しかし、マキコさんは痛がりつつも、
「ダ、ダメェー！！イッ、イッちゃう・・ア゛アーッ！！」と身をよじりながら、一層感じているのです。
　その姿に興奮し、私は腰を振るスピードを上げ、マキコさんの膣内にいつも以上の精子を放出してしまいました。
「目隠しすると興奮するの？」と聞くと、
「えっ・・あぁ、うん。そう・・だね。」とマキコさんは曖昧に答えます。
「もしかして・・誰か違う人とのセックスを想像したの？」
「ち、違う。そんな目的じゃないの。ただ・・・」
「ただ？」
「責められるというか・・犯される気分を味わいたかったの・・。」
　今まで私とマキコさんのセックスは激しいもののノーマルなものだったのでしょう。
　しかしマキコさんはそれに物足りなく感じており、責められたい、犯されたいという欲望が芽生えたようなのです。
　私もマキコさんが狂ったように喘ぎ、全身で悦びを表現する姿に異常な興奮を覚え始めており、この日を境に私とマキコさんのセックスは非現実的なものへと変化していくのです。

　退寮し、新しい生活をスタートすべくアパートへ引っ越し、明日から社会人となる日、マキコさんはやってきました。
「いよいよ明日から社会人だね。」
「そうだね。まぁ、地道に頑張っていくよ。」
「体には気をつけるのよ。」
「ありがと。」そんな会話を交わすと、
「就職祝いに・・ご奉仕させて下さい。」とマキコは私の正面に正座し、上目でおねだりします。
「いいよ。でも、まずはいつ通り始めよう。」
「はい・・・。」
　マキコは着ていた洋服を脱ぎ、全裸で恥ずかしそうに立ちます。
　髪を切ったため、ますます堀○敬子さんに似てきた気がします。
　加齢に伴ってか、乳房は垂れ、腹部や腰周りには肉がやや弛んでいます。
　この時、マキコの携帯電話が急に音を響かせました。
「ご、ごめんなさい。」そう言ってマキコはバッグからビー玉くらいの大きさのストラップをつけた携帯電話を取り出して慌てながら着信を切り、再び私の前に立ちます。
「お願い・・します。」
　私は立ち上がり、ケースに閉まっているロープを取り出しマキコの両腕を硬く縛ります。
　縛ったロープの端をベッドに括り付け、アイマスクを装着させてマキコの自由を奪います。
　ベッドに仰向けに横たわったマキコに対し私は、
「ほら、脚を開いて。」といい、開脚させます。
　陰毛は手入れをさせていなかったため、股間から陰部にかけて黒く生い茂っており、とても清潔感のあるものではありません。
　ロープを閉まっていたケースから長さ２０センチ、直径５センチほどのバイブを取り出しました。バイブは肉棒を模倣しており、ツブにより凹凸が施されています。
　電源を入れ、モーター音と共に先端が激しくが回転するのを確かめると、私は何の合図もないままマキコの陰部にあてがい、やや強引に挿入するのです。
「イッ、イイ゛ィー！」マキコは脚に力を入れながらもバイブをすんなりと受け入れます。
　１０センチほど挿入した状態のままにしておくと、徐々に愛液で潤滑したのかどんどんと奧まで飲み込もうとします。
　この先はもう入らないという所までバイブを陰部にねじ込むと、私はマキコの下着を拾い、マキコにそれを履かせることでバイブは再奧で固定された状態で動き続けます。
　マキコは両腕が固定されているため身動きを取りづらそうにし、
「アァッ、ハァハァ、イィ、ア゛ァン、アアァーッ」と喘ぎ、全身で快感を表現します。
　何度絶頂したのか把握出来ないほどマキコは狂ったように声を上げ、履かせた下着はビショビショになっているのが分かります。
　十分に満足させた後、下着を脱がせ、次にバイブを挿入させたまま四つん這いにさせました。
「次は、どうして欲しい？」
「はぁはぁ・・・おちんちん、おちんちんを・・挿入れて下さい。」
「もう欲しいの？欲張りだなぁ。欲張りな人にはお仕置きだな。」
　そう言って私は先ほどよりも小振りなバイブを取り出し、そのバイブをマキコの肛門に突き刺しました。
「ンア゛ァーッ！！」
　陰部と肛門の２穴にバイブを咥えこみ、腹部を痙攣させるマキコに対し、
「ほら、おちんちんよりもこっちの方が好きなんだろ？」と言いながら両方のバイブを手に握り、激しく動かします。
「ア゛ッ、ア゛ァッ、だ、ダメェ！・・こ、コワレッ・・いァ、イッ、イグッ、アア゛ァーー！」
　縛っている両腕から脚先にかけ、ビクンビクンと波打ちながら震え、マキコはグッタリし、気を失ってしまいました。
　マキコはお尻を突き出した状態のまま気を失っており、その姿に欲情した私は服を脱ぎ、血液が大量に充満した肉棒をバイブと交代させ、ヒクヒクと痙攣している陰部に挿入し、肉棒を膣内の肉壁に擦りつけていました。
　マキコは当然、何の反応もしません。
　私の体とマキコの尻の肉がぶつかり合う音とベッドが軋む音だけが部屋に響き、次はどのように虐めるかを考えながら腰を振り続け、私は至高の射精に至るのです。

　これが私、斉藤高広がマキコとの関係を深めていったお話でした。
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2015年3月18日掲載
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