龍 晃一 作
| 第二部「愛の遍歴」 第４章 徳島県の担当になる 四国での２年目は高松市にある四国支社で徳島県を担当した。四国は１つと言われる が県民性がまったく異なっている。徳島県は人口当たりの化粧品消費量が高い地区であ るが当社の化粧品は克っての佐賀県の様に低迷していた。 その徳島県を活気ある県にする為に担当になった。この１年で結果を出すことが求められている。部下の小幡とチーフの佐伯陽子に応援を仰ぐことを前提に徳島県に行った。 私が考えている以上に私の考え方と情熱を理解してくれた。２０代のヤリ手課長として歓迎してくれた。 瞑想法を活用しなくてもＫ化粧品の契約がスムーズに進んだ。Ｋ化粧品で社長賞を２回獲得した辣腕課長とあだ名されていた。 徳島市内でＳ社の支配人が黙ると言われた翡翠化粧品店の奥様に大変気に要られた。 「来週契約するから販売プランを作成して欲しい」 と言われた。 初回納品２００万円で陳列ケースとバック棚を提供し、販促計画を立案した。商品勉強も最初はチーフがお店で行うことを提案した。 「ありがとう。山崎課長が提案することに不平はありません。ただ１点、訂正させて貰いたい。初回納品は４００万円で良いです。納品時に小切手切ります。ケースを２本にして欲しい。当然バック棚も----」 「ありがとうございます。ケースの納品日に商品の搬入も行います。そのときにチーフにも来て貰います」 翡翠化粧品店の契約で徳島に来て８店目の新店契約になった。まだ４月である。佐賀県での１３店を越える１５店は契約したいと意気込んでいた。翡翠化粧品店の納品に佐伯陽子チーフに来て貰った。勿論、徳島で１泊しなければならない。 チーフとは約束があった。 「一緒に飲みたい」 「連れて行ってくださいね」 朝礼が終わり、出発する車の中で、 「今夜は、チーフが欲しい」 「私の何が欲しいの---」 「陽子の総てが欲しい」 「私で良ければ、憧れの課長に望むものを捧げますわ」 誰にも聞かれたくない会話であるが車中は密室である。小幡は配送担当と商品を積んで先発している。途中のコンビニで美味しいコーヒーを買った。 コーヒーを渡しながら陽子の唇に唇を合わせて舌を舐めあった。大人の恋である。陽子の言葉が真剣であることを確認した。今夜はビジネスホテルではない。シティホテルに予約を入れている。領収書の都合があるのでシングルとツインを予約していた。 情熱の仕事が時には、遊びになり、それが次の発展になることもある。大人の恋は、遊びであり、結婚には至らない。ノルマに追われている日々の活動を楽しく謳歌することに意義があると思っている。美希によってセックスの手ほどきを受け、美里でセックスを謳歌することを教えられた。美里が出産した子供は僕の子種であるが戸籍上は夫婦の子供になっている。当然である。僕と美希と美里との約束である。３人しか知らない永遠の秘密なのであった。 この世に僕の子供が３人もいることが嬉しい。僕も結婚する相手を見つけなければならない年齢に来ている。いざとなると美希・美里と比較してしまった。遊ぶ相手がいてもこの人という女性に巡り合わなかった。 佐伯陽子も３２歳の独身である。翡翠化粧品店で納品が終わり、チーフの商品説明が行なわれている。１７時頃に迎えに来ると言って小松島方面に行くことにしていた。徳島市内から小松島に抜ける道筋で偶然にも「花田商店」という看板を見た。 新幹線の中で花田社長と名刺交換をした思い出した。 「カトレア化粧品の山崎です。社長にお会いしたくて-----」 と受付で名刺を渡した。 「良く来てくれた」 「長年小間物を扱ってきたが小間物の時代は終わった。娘が化粧品をしたい」 と言われていると話し合ったことがあった。 お嬢さんと社長と奥様にプレゼンテーションを行った。新しい事業の展開ということでエステを取り入れた化粧品店を出すということで合意した。契約書にもサインして貰った。 納品日に次の契約ができるとは思ってもいなかった。 良いことも悪いことも続く傾向にある。 夕方にチーフの陽子を迎えに行った。おっとりとした性格が奥様に受け入れられると思っていた。 「こんなお店とよく契約できたね。さすがに課長は凄いわ。社長賞を２回も獲得しているはある。感心しました」 車に乗り込んできたときのチーフの一声であった。 「今夜の陽子は、私のものになるね」 「課長であれば、お望みでしたら私のすべてを捧げますわ」 「陽子のすべてを頂くね」 「遠慮なく----」 ホテルにチェックインして部屋に行くと陽子は私の部屋に荷物を置いた。磁石が引き付つけるように抱き合って口付けを交わした。陽子はその気になっていた。 ジャケットを脱がすとスカートを落とし、スリップも落としていた。私がパンツだけになって振り向いたときは、ブラも落としていた。 大よその見当は付けていた。Ｂカップの乳房は大きくもなく小さくもない。私の手の平に納まった。もう一度口付けをして、乳首を吸いながら左手をショーツの中に滑り込ませた。 膣口は濡れていた。中に指を入れると熱く燃えている。 ショーツを丸めるようにして脱がせた。お尻を持ち上げて協力してくれる。チーフの左手は私の肉棒を握りしめていた。 「おっきい------大きいの大好き----」 両脚を開脚させたとき、 「私も舐めてあげる」 と言って私の上に跨って、肉棒を咥えた。６９の体勢になった。ペニスを口に咥えると強い力でバキュームされる。することが大胆である。睾丸から蟻の渡り、アナルまで一気に舐めていく。その舐め方も舌の全体を使って舐めてくる。舌のザラザラがアナルを刺戟してくる。勃起しているペニスが更に硬く大きくなっていった。 |
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| 2015.5.23掲載 |
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