龍 晃一 作
| 第３章 美希の妊娠と美里の妊娠 美希の夫は海運会社を経営している。１年に２回は船に乗って１ケ月は船上で生活していた。３万トン級〜７万トン級の貨物船を１０隻は持ちたいと話してくれた。僕と美希との関係は感じているように思えたが何も言わなかった。明日、船が出港する日、横浜港に小西大二郎社長に呼ばれた。 「妻の美希を頼むわ、お前との浮気は許すが他の男と浮気しないように監視してくれ」 「宜しいのですか-----」 「妊娠させても良い。良太に兄弟を造ってくれ。儂はクレーンの事故で睾丸を無くしてしまった。良太は儂の息子である。良太に兄弟を創ってくれ----頼む」 「お前ならば許せる気がしている」 その言葉に絶句していた。姉妹に僕の子種で妊娠させれるという征服感があったが小西大二郎社長が事故で睾丸を無くしているとは思わなかった。美希も知っていると思われるが何も話してくれなかった。 「美希を妊娠させてほしい」 と言われたことを話した。 「主人が睾丸のないことを話したのならば本気なのね」 「僕の子供を産んでくれる-----」 「妊娠すれば生むわ----生んでも武志の子供にはならないのよ」 「判っている。夫婦の関係が優先するから----」 僕と美希の関係、公認された形になったが良太がいるところでは二人の関係を知られたくないという美希の気持ちを尊重している。美希には夫でない子種で妊娠するという背徳心に揺れる女心が堪らなく魅力に思えてくる。そんな仕草を垣間見させながら大胆に求めてくる美希がいた。 講義が休講になったとき、偶然にも美希からの携帯が鳴った。 「会いたくなったの---これから来れる」 美希の家に行き、玄関を開けると美希が抱きついてきた。 「先生のが欲しい-----武志のが欲しい」 僕の着ているものを脱がせると美希はワンピースの下には何も付けていなかった。膣口が湯だっているかのようにる様に熱く、愛液が太腿から足首まで伝っていた。凄い悶え方であった。 美希が僕を跨りペニスを膣に咥えこむとお尻を無心に廻すようなせるような感じでグラインドしてくれる。 美希の上気した乳首を捏ねると悩ましい喘ぎ声になり、膣をギュッ、ギュッと締め付けにくる。その締め付けにくる腰を両手で格闘するかのように腰を上下させた。 「ああああああ------かんじすぎる-----いい---いいいい-----」 と絶叫しながら僕の陰毛を濡らせるように潮を吹いていた。その潮吹きはタオルケーットに大きなシミを作った。 この春で良太のＫ中に合格するか否かが決まる。良太が合格してくれると家庭教師が終わるのでクラブ活動に力を注ぐことができると思っていた。 翌日の午後、美希から携帯があった。 「武志、私達の子供が欲しいの」 講義が終わって美希のマンションに行った。焼肉だった。ニンニクを擂り込んで少し辛めのタレで存分に食べて、良太が帰宅するまでに美希の膣の中に３発も注いでいた。 ３月になり良太がＫ中の受験になった。美希は母親として受験に同行して行った。美希が女として至福を求める顔立ちも素敵であるが母親として子供を思う親の顔は凛としている。セックスに溺れている表情の片鱗すら見せることはなかった。 美希も３０歳を越えると女は華なのだと言うが感度が良くなり、絶叫して失神するの動作も激しくなっている。 一度失神するとしばらくは動かないが、３０分くらいで回復してくる。快復すると無心で僕の肉棒をフェラしてくれる。膣に放出した肉棒を口でお掃除フェラをして尿管に残った精液を嚥下する。 ３月の中旬に良太の合格通知が届いた。美希の歓びは尋常ではなかった。僕と恋に落ちていることを引け目に感じていた気がしている。良太がＫ中に合格したことは、Ｋ大まで行けるエスカレーターに乗ったことになり、夫の夢も実現させた歓びであったように思えた。 その夜は、良太と３人で大きな鯛を食べた。めでたいのいわれである。これで僕も家庭教師から解放された。 良太は春休みになると美希の実家に一人で行くことになっている。このとき私も故郷に帰ってくる予定にした。 合格祝いで約束の金額を送金してくれ、美希と美里の３人で伊豆の温泉に旅行に行くことになった。 費用は美希が負担してくれた。四国までの往復切符も購入してくれた。美希は僕の母親であり、セックスパートナーであり、姉のような存在であった。美希が妊娠すると僕が父になるがこのことは二人だけの永遠の秘密として封印される。これまで妊娠しなかった美希が良太の合格と言う安堵感なのか、伊豆の交わりで妊娠した。偶然と言うものは、恐ろしいもので美里まで妊娠していた。美里は２月に泊まりに行ったときに妊娠したと思われた。 美里の出産予定が年末の１０月であり、美希の予定が１月になった。美希の妊娠は伊豆の温泉で受胎していた。 姉妹の妊娠に僕が関わっていたことは、３人しか知らないことである。僕の子種で年上の女を妊娠させたことが夢のようにも思えた。童貞の筆おろしをして貰った人妻を妊娠させていた。姉妹が望んでいたことであるが嬉しいような寂しい気持ちにさせられた。大学を卒業するまでは僕達の関係は続くことなる。 |
| あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。 |
| 2014.8.9掲載 |
龍 晃一さんの作品群→ |