| １１． 母がフェラチオをする姿を見ながら、私は椅子に座ったまま、今にも射精しそうなほど勃起したペニスを露わにし、左手で亀頭の部分を中心に刺激を与えていた。 母は、いつものように、唾液を垂らしながらKのペニスを咥えていた。濃厚な母の愛撫は、フェラチオを経験したことのない私から見ても、非常に気持ちよさそうだった。 Kが母に声をかけると、母は、フェラチオを止めて、ペニスを挿入するための準備を始めた。いつもならば、そのまま母がまたがっていくところだが、今日は、コンドームを装着しなければならない。 母は、いつの間にか手に持っていたコンドームの外袋を破って、薄いピンク色をした避妊具を取り出した。「失礼します」と小さな声で断わると、母は、Kのペニスの先端部分にゴムをあてた。亀頭がゴムで覆われるまで手で下げると、ペニスを再び口で咥えて、コンドームを唇でゆっくりと根元まで下していった。女性がコンドームを口で装着するのを見たのは初めてだった。 肉棒にゴムを被せるというのは、2人の生殖子が結びつくことがないようにするためやむを得ないとはいえ、やはり野暮な行為であることに違いはない。Kの不快感が、少しでも小さくなるように母が配慮しているのが伝わってきた。 母が口を外すと、Kのペニスは薄いゴムによって覆われていた。いつもは大きく張り出している亀頭が、少し窮屈そうに見えた。 Kのペニスに避妊具を着けた母は、ゆっくりと立ち上がった。いつもであれば、このままKにまたがっていくところである。しかし、今日の母は、少し前かがみになると、手を後ろにまわして、いつもはKが外すブラジャーを自分で外した。 母が手を離すと、支えをなくした豊かな乳房は、重力に逆らうことができずに少し垂れ、柔らかそうに波打った。釣鐘型の白い柔肉の中央にある大き目の乳輪が私からも見えた。 私は、母のセックスを見るようになってから、それまで何の興味もなかった熟女物のAVを見るようになった。レンタルショップに行ったり、友達に尋ねたりして、巨乳を売りにしている熟女女優の作品を見てみたが、紫色のブラジャーからこぼれ出した母の乳房の美しさ、魅力は、画面の中の乳房とは全く比べ物にならなかった。 母は、軽く胸を反らして、自らの乳房がKからよく見えるようにしながら、ソファに座るKにまたがっていった。これまでに何人もの男を相手にしてきた母は、男たちが自分の乳房の魅力に逆らえないことをよく知っていたのであろう。今日も、おそらく、コンドームの着用という、Kにとって不快なことを少しでも忘れさせようとして、目の前でブラジャーを外したようだった。 Kは、母の計算に全く逆らうことができずに、嬉しそうな顔をして、目の前で弾む白い柔肉に手を伸ばし、その感触を味わうように優しくもみ始めた。 母は、コンドームの着いたペニスの上に腰をおろすと、乳房を男の顔に押し付けるようにしながら、腰を上下に動かし始めた。Kは、夢中で、母の乳房を口に含んで吸い立てていた。 対面座位の体勢で肉棒を挿入された母が、器用に腰を動かし、ペニスを出し入れする様子は、これまでのセックスと変わりなかった。 今日のセックスが、いつもと違うのは、母とKの性器が直に触れあうことを妨げるゴムが、2人を隔てているということである。その隔たりは、物理的にはわずかなのかもしれない。しかし、ゴムを着けた営みでは、Kのペニスの先端から漏れ出てくる透明な液体と、母の膣から潤滑油としてあふれ出てくる愛液が直に混じり合うことは決してない。それは、2人の行為が、いつもの生のセックスとは質的に違うものであることを意味していた。 そのことを最も強く感じていたのは、いつものような感触を味わうことのできないKである。Kがどこか不満げな様子であることが、私にも分かった。 母が腰の動きを緩め、体位を変えようとした時にKが切り出した。「なあ、百合子。やっぱり、ゴムは辛いよ・・百合子の中を楽しめないんだ。」困った様子の母を見つめながら、Kは続けた。「中には出さないようにするから。生でさせてくれ。・・いいだろう？」 Kのペニスを引き抜いたばかりだった母は、少し悩んでいるようだった。しかし、Kが「な？」と再び声をかけると、母はそれ以上抵抗することはせず、大人しく「はい」と答えた。 母は、ソファから降りてKの足の間にひざまずくと、今から注ぎ込まれる子種で孕んでしまわぬように装着したばかりの避妊具を、自らの手で外した。母は、男を射精させるためだけのセックスではなく、妊娠の危険のある交尾を始めようとしていた。 ゴムの締め付けから解放され、いつもの赤黒い肉棒が顔を出した。母は、ゴムと共にとれてしまった愛液の代わりに、唾液を塗り込むように再びフェラチオを始めた。 Kは「よし」とつぶやいて立ち上がると、いつもとは違い、早くも正常位で交わろうと、母を仰向けにした。亀頭を母の膣口にあてがうと、Kは、ゆっくりと腰を押しだし、ペニスを母の中へ沈めていった。 先ほどまで窮屈なゴムに覆われていた肉棒が、晴れて裸になり、母を貫いていった。肉棒が最深部まで到達すると、母が小さな喘ぎ声を出すのと同時に、Kもいつもより大きな声を漏らした。 セックスが生殖行動であることを考えれば、互いの性器を隔てるゴムの壁というのは、極めて不自然なものである。Kの呻き声は、それが取り払われ、女性を貫く本当の快感を噛みしめるような声だった。 「あぁ・・やっぱり、生がいいよ。百合子のこの感触が味わいたかったんだ・・。」Kは、言葉でもその喜びを表現した。Kが嬉しそうに腰を動かす様子から、先ほどよりもはるかに強い快感を味わっていることが私にもよく分かった。 そのまま、Kは、リズムよくピストンを続けた。いつもは、射精が近くなってから正常位になる2人だったが、今日のKにはもう少し余裕があった。母の乳房にむしゃぶりついたりしながら、Kは自分のペニスが、膣壁を押し分けて出入りする感触を心から楽しんでいるようだった。 しばらくすると、Kは、母の腰を両手でつかんで、それまでよりも早いピストンを始めた。いよいよ射精だと思い、私も、ペニスをしごくスピードを速めた。 その時、Kが、突然、私の方をみて、思いがけないことを言ってきた。「どうだ、ゆう君も、いきそうか？」私は、びっくりしたが、正直にただうなずいた。 するとKは、さらに調子に乗って「1人で出すのも可哀そうだろ。ゆう君も、こっちで出すか？」と言いだした。私は、どうしたらいいのか分からず、ペニスをしごき続けていたが、気がつくと、何かに引き寄せられたように、2人に近づいていっていた。 私が近づいてきたことに気がついた母は、フェラチオの途中で私のペニスを目にした時と同じように、小さな叫び声をあげると、ソファの背もたれの方に頭を向けて、私のほうを見ないようにした。 Kは、ピストンを止めて私のペニスを見ると、「おお、大きくなってるな。どうだ？いきそうか？」と言った。私が再びうなずくと、「いっていいぞ。百合子にかけるか？」と聞いてきた。 私は、Kに答えることもせず、欲情に駆り立てられてペニスをしごいた。すぐ目の前には、母の美しく熟した乳房がある。柔らかな肉の塊は、Kのピストンで前後に揺れていた。その中央にある乳輪に触ってみたいという欲望を懸命に抑え込みながら、私は、母の乳房をめがけて本能の引き金を引いた。 私には、自分がしようとしている行為の異常性など顧みる余裕は全くなかった。 1人で部屋に戻ってするオナニーとは比べ物にならない快感が体を貫くのと同時に、私のペニスの先端から、精液が放出され始めた。最初の迸りは、私が狙ったとおりに、母の乳房を汚したが、最も勢いのある3度目の迸りは、母のあごや頬にまで届いた。 熱い精液が胸や顔に飛んでくるのを感じた母は、再び驚きの声をあげて、目をかたく閉じた。母の乳房から首筋にかけて、見る見るうちに、私が迸らせた大量の精液でドロドロになっていった。 私は、美しい乳房や顔に白濁液が浴びせられていく目の前の卑猥な光景と、自分の母を汚しているという背徳感でさらに興奮し、いつもの倍ぐらいの時間にわたって精液を迸らせ続けた。 すべての精液が出尽くした後でも、陰嚢の収縮とペニスの律動が止まることはなかった。目の前の女をもっと汚したいという本能に動かされて、私のペニスは、しばらくの間、物欲しげに、ピクン、ピクンと跳ね続けた。 私は、快感と疲労感で腰砕けになりそうになりながら、何とか立ち続けた。そのまま、フラフラになりながら、後ずさりして、食卓の椅子へと戻った。 私が射精している間、ピストンを止めていたKも、私の精液の量に驚いたようだった。「すごいな・・やっぱり若い子は」とつぶやいた。 Kは、私の方を見ることもなく、「これだけ出たら、気持ち良かっただろ」と言って、ピストンを再開した。私の精液で汚れた母の乳房が、再び前後に揺れ始めた。一部の精液は、振動でこぼれ落ち、母の体からソファへと垂れていった。 私が興奮と後悔のような感情が入り混じった状態で椅子に座っていると、Kもすぐに射精を迎えた。「百合子、口に出すぞっ！」と予告すると、Kはペニスを引き抜き、ソファの上で母にまたがる体勢になった。 母は、息子の精液で汚されたことがショックなのか、少し呆然とした様子であったが、近づいてきたペニスを迎えるように舌を出した。私には、母が、ペニスを見て、反射的に口を近づけていっているように見えた。 Kは、AV男優のように、自身のペニスの根元を持ち、母の口に精液が入るようにした。私の射精ほどではなかったものの、Kの年齢の男性としてはかなりの量の精液が放出された。母の口にうまく入らなかった精液が、頬にかかった。 母の顔、首元、乳房に、2人の精液が大量に飛び散った状態になった。白く濁っているKの精液と、透明になり始めている私の精液が入り混じり、卑猥なコントラストを描き出していた。 少し無理な体勢で、母にまたがっていたKは、時おりピクンと動く肉棒を母の口に入れるようにして、「百合子、こっちはいつものように綺麗にしてくれよ」と声をかけた。 母は、我に返った様子で、体を起して肘をついた体勢になると、Kのペニスを咥えて頭を前後に動かし始めた。余裕がないのか、いつものように舌を駆使して丁寧にペニスを舐め上げるという動作はなかった。 Kは、敏感になっているペニスに、いつもの「お掃除」よりも少し強い刺激を加えられ、快感と共に若干の苦痛を感じている様子だったが、母の反応に興奮したのか、満足そうに母の顔を眺めていた。 母の顔についた2人の精液が、あごから、あたかも白い鼻水のように垂れており、母が頭を前後させるのに合わせて揺れた。そこに私の精液も含まれると思うと、勃起したままだったペニスが、再びピクンと跳ねた。 私の興奮は、一度の射精でおさまるようなものではなかった。むしろ、いつもはティッシュの中に出している精液を、母の美しい裸体にかけることができ、興奮はさらに高まっていた。 私は、いつものように自分の部屋に戻りオナニーをし、さらに3回射精した。その後、私は、まだ完全にはおさまらない興奮と、立て続けに4回射精した疲れと、自分のした行為への後悔の念が入り混じった状態で、眠りに落ちていった。 |
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| 2010.11.13掲載 |