| １２． Kに誘われて、母の体に精液をかけてからというもの、私は、Kが訪ねてくる度に、母のセックスを近くで見つめながら自分のペニスをしごき、正常位で突かれている母の体に射精をするようになった。 私が初めて母に精液をかけた日は、母がピルの服用を忘れていたため、Kも膣内で射精することはできなかったのに対して、その後のセックスでは、Kは、以前と同じように、母の膣内への射精を楽しんでいた。 Kは、いつも、自分の射精が近づいてくると、一旦ピストンを止めて、私に声をかけてきた。私がKの招きに応じて母の乳房を目がけて射精すると、Kはその後、ピストンを再開し、しばらくすると母の中で果てた。 Kの精を受け止めた母が丁寧に「お掃除」をしている間に私は自分の部屋に戻り、そこでもう1回オナニーをするのが常であった。週に2回ほど、Kが訪ねてくる度に、我が家ではこうした光景が繰り広げられるようになった。 実の母親がセックスをしている様子を見つめてオナニーをし、その体に精液をかけるという行為は、どう考えても異様な行動であった。しかし、私も母も、Kが訪ねてきているとき以外は、何も変わらぬ日常生活を送った。 2人だけのときには、セックスのことはもちろん、Kのことを話題にすることもなかった。最初のうちは、その話題を避けているかのようにも思えたが、徐々に、無理をして普通に振る舞っているという感じさえしなくなっていった。母がKとセックスしている間以外の時間、私たちは普通の親子のままであった。 ただ、母のセックスを見ることができない日も、私は、やはり、母がセックスをしている光景を思い出し、その美しい乳房へ向けて射精することを想像しながら、オナニーをした。 Kは、事業が成功して羽振りがよいため、金にものを言わせて、母の肉体を心ゆくまで堪能することができる。男は、社会的、経済的に成功すれば、美しい女体を貪り、その欲望も満足させることができるという事実は、高校生の私には残酷だった。 私は、Kが母の肉体を貪る様子を見つめながら、あるいは、母のことを思い浮かべてオナニーをしながら、母の身体を心ゆくまで味わうことができればどれほど幸せだろうと、想像をめぐらすようになった。 ある夜、私は、風呂からあがりパジャマを身につけた母とリビングで一緒になった。私は、夕飯が終わると自分の部屋にいることが多かったが、その夜は、たまたまリビングのソファでテレビを見ていた。母は、私がいることに少し驚いたようだったが、私の近くに座り、濡れた髪をブラシで整え始めた。私と母は、テレビ番組について、とりとめのない会話を交わした。 風呂上がりの母は、いつもと少し違うように見えた。白い肌を少し紅潮させた様子は、セックスの終盤、喘ぎ声をあげながらピストンを受け止める母の様子を思い起こさせた。濡れた髪をかき分ける母の仕草は、高校生の私から見ても、どきっとさせられるほど色っぽかった。 Kとのセックスを目撃するまで、私は、母を性的な対象として見たことはなかった。今になって思えば、白くて肌理の細かい肌や、適度に肉付いた肢体は色っぽいものだった。どこか隙があるように感じさせるところなど、男好きのする要素も備えていた。しかし、そうした大人の色香は高校生には分からなかったのだろう。学校で美人だと評判になるのは、童顔で、目鼻立ちがくっきりした友人の母であった。 私の母は、日々、生活のために男の相手をしながらも、私の前では、男を引き付ける色香を隠すようにしてきたのかもしれない。しかし、その時の母は、そうした意識も風呂で洗い流したかのように、無防備に感じられた。 ソファに座る母は、薄いピンクのパジャマを着ており、胸の曲線から、ブラジャーを着けていないことが分かった。豊満な柔肉が、重量に逆らえず、いつもよりも少し低い位置にあるようだった。 横に座っている私には、ボタンの隙間から、白い肌と谷間の上の部分が見えた。もう少し下に、あの美しい乳房と、大きな乳輪が隠れているのかと思うと、私は次第に母の乳房のこと気になって仕方がなくなっていった。 すぐ目の前にある乳房を見たい、手で揉んでみたいという欲望と、乳房が気になっていることを母に知られないよう取り繕おうとする気持ちが、私の中で入り乱れた。頭の中は混乱し、次第に体が熱く感じられてきた。母が何か話しかけてきたようだったが、私は普通に対応することができなかった。 私の反応を不審がった母は、少し心配そうな表情を浮かべながら、顔を私に近づけて「どうしたの？ゆう君、大丈夫？？」と尋ねてきた。母が私のほうへ身を乗り出したときに、上着の2つ目と3つ目のボタンの間が少し開いた。私が視線を下にやると、乳輪までは見えないものの、谷間のかなり深い部分までが見える状態になった。 母の問いかけに、私は返事をすることができなかった。手を伸ばせばすぐ届くところに乳房があると思うと、私の心臓の鼓動は痛く感じられるほどに強く頭の中で鳴り響き、私の理性、判断力を失わせていった。 次の瞬間、私は、気がつくと、母をソファの背もたれに押し倒し、その豊かな胸に顔をうずめていた。パジャマの上から母の乳房に頬ずりをし、両手でその感触を味わおうとしていた。私は、欲望と呼ぶにはあまりに幼稚な感情を、その幼稚さを隠すこともできないまま、母の乳房にぶつけていた。 母の乳房の感触を楽しむ余裕などないまま、私は、ハッと我に返った。欲望と後悔の間で揺れ動きながら、恐る恐る視線を上げて母の顔を見ると、母は、確かに驚いた様子だったが、幼い子供をあやすような表情で私を見つめていた。 日々、大人の男の生々しい欲望を受け止めてきた母からすれば、私のあまりに幼稚な行動に身の危険を感じることなどなかったのだろう。むしろ、幼いと思ってきたわが子にも、男の欲望の萌芽が備わっていることを愛しむように、私を優しいまなざしで見つめていた。 私が母の胸元に顔をうずめたまま言葉を発することができずにいると、母はうなずいて、私の頭を優しく撫でながら尋ねた。「ゆう君、大丈夫？」 少し間をおいて、母の優しい声が聞こえてきた。「そっかぁ・・ゆう君も、お母さんのおっぱいが好き？」私は、つい先ほどまで私を突き動かしていたはずの性的な欲望とは全く異なる、安らぎのような感情を抱きながらうなずいた。 母は、優しい表情を浮かべたまま、しばらくの間、私の頭を撫でていた。その後、母は、いたずらをした子供を諭すような口調で「じゃあね・・おっぱいだけよ・・いい？」と言った。すると、母は、意を決したように、座ったまま背筋を伸ばし、パジャマのボタンを上から外し始めた。私が母の胸から顔をあげると、母は1つずつボタンを外していった。 下から2つ目のボタンを外しながら、母は「でも、本当におっぱいだけよ。分かるわね？・・それは約束してね」と言った。私は、目の前で露わになりつつある乳房が気になり、母の忠告などほとんど耳に入って来なかった。 母は、すべてのボタンを外すと、腕を通してパジャマの上着を完全に脱いだ。少し後ろを振り返って、脱いだばかりの上着をソファに置くと、私のほうに向きなおり、胸をそらすようにした。 私の目の前に母の乳房が現れた。オナニーをするときにいつも想像していた乳房が、目の前50センチのところに現れた。何人もの男を夢中にさせ、多額の金銭を貢がせてきた乳房が、手を伸ばせばすぐに触れるところに現れた。 何度も見ていた母の乳房だったが、至近距離で見ると、その魅力、美しさに改めて驚かされた。釣鐘型の豊かな柔肉は、私が想像していたよりも重量感があった。白くて、肌理が細かく、しっとりとした肌からは、血管が透き通って見えており、乳房全体に上品な色香を加えていた。大きく丸い乳輪とその中央にある乳首は、上品さを損なうことなく淫靡さを醸し出していた。 私は、一瞬、その神々しさすら感じさせる美しさに凍りついた。こんなにも魅力的なものが世の中にあるのか、信じられない気がしたのであった。しかし、乳房が発する魅力に逆らえるはずもなく、次の瞬間、私は、夢中で乳房に吸いついていた。両手で必死に柔肉を揉み、谷間に頬ずりをしていた。 私の動きは、その幼い欲望を無我夢中でぶつけるもので、愛撫とは到底言えないものだった。両手に伝わってくる柔らかくも、弾力のある乳房の感触。口に感じる乳首の感触。その全てに夢中になり、取りつかれたように、母の乳房を揉み、吸い立てた。 私は、しばらくの間、夢中で母の乳房をまさぐり、これ以上何をすればよいのか分からなくなった時、母の顔を見上げた。母は、優しく、愛情に溢れた笑顔を浮かべたまま、「満足した？」と尋ねてきた。 私は、返事をすることなく、再び柔肉に吸いついた。いま一度、心地よい感触を心ゆくまで味わうと、母の乳房の谷間に顔をうずめたまま動きを止めた。当初は性的な欲望に突き動かされていた私であったが、いつの間にか、母性に包まれ、その温かさの中で安らぎを感じるようになっていた。 母がゆっくりと話し始めた。「ゆう君がね、おっぱいが好きだったら、これからも、こうやっていいよ。」私が「ほんと？」と言いながら、母の顔を見上げると、母はゆっくりと頷いた。 「でもね・・」母が言葉を続けた。「ゆう君が、女の人とかに興味がある年頃だってのは分かるのよ。でもね・・母さんはね、ゆう君には、学校のクラブとか、勉強とかをがんばって欲しいの。」 私が返事をできずにいると、母は、さらに「ゆう君には、ちゃんと勉強して、大学にも行って欲しいの。・・そのために、母さんも色々と頑張ってるんだから」と言った。そして、少し間をおいてから、「だから、Kさんとお会いするところには、もう来ないって約束して欲しいの・・・代わりに、おっぱいは見せてあげるから・・ね？」 母としては、Kとのセックスを私に見せるという、異常な関係を終わらせなければならないと考えていたのであろう。これを良い機会だと思い、自らの乳房を好きにしてよいから、Kに抱かれているところを見るのは止めるよう言ってきたのだった。 私は、しばらく、返事できずにいた。母とKのセックスを見つめているときや、母を思い浮かべながらオナニーしているときのように、私の中で、性的な欲望が勝っているときであれば、母の提案を承諾できなかっただろう。 しかし、その時の私は、母の乳房の中で、満ち足りたような気持ちを感じていた。この柔肉に包まれることができるのであれば構わないといった感情、そして、母をこれ以上困らせてはいけないという思いから、私は、ゆっくりと頷いた。母は安堵したような笑顔を浮かべて「よかった・・」と言うと、私の頭を優しく胸に抱きかかえた。 その日以降、私は、母とKのセックスを見ることはなくなった。代わりに、週に2回ほど、風呂上がりの母の乳房に顔をうずめ、その感触を忘れないようにしながら自分の部屋に戻り、オナニーをするようになった。 もちろん、母のセックスに興味がなかったわけではない。正直に言うと、Kが訪ねてきたのか非常に気になっていた。母のセックスを初めて目撃したときのように、窓から覗いてみようかと考えたこともあった。しかし、母との関係を壊してはいけないと自分に言い聞かせて、何とか思いとどまった。私が大学に進学し、母の住む家を離れるまで、こうした関係が続いた。 |
| あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。 |
| 2010.12.4掲載 |