| １６. 母がＴに促されてベッドの縁に腰をかけると、Ｔも、ベッドの上に乗り、母を後ろから抱きしめた。Ｔは、母を振り向かせて再び長いキスをした後、その唇を、母の耳、首筋へと這わせていった。母は、首を反らして吐息をもらしながら、Ｔの優しい愛撫に身を委ねていた。 いつの間にか、Ｔは、両手で、母の豊かな乳房をバスローブの上から優しく撫でていた。Ｔは、両手の動きをとめることなく、唇を母の首筋から離し、もう一度、唇にキスをした。母も、Ｔの唇を求めるかのように、吸いついていった。 キスを解くと、Ｔは、母の乳房を後ろから両手で優しく揉み始めた。少し息の荒くなった母は、潤んだ瞳でＴのほうを振り返り、物欲しげな表情を浮かべていた。Ｔは、母の顔を見つめながら、柔肉を揉む手を強めた。 しばらくすると、Ｔは、母のバスローブの紐に手を伸ばして、ゆっくりとほどいた。母は、少しだけ恥ずかしがるような素振りを見せたが、前のはだけたバスローブを直そうとはしなかった。 Ｔは、そのまま、ゆっくりと母のバスローブを脱がせた。透き通るように白く、肌理の細かな肌に覆われた上半身が露わになり、Gカップ以上あるであろう乳房とその中心の大きく丸い乳輪が姿を現した。 久しぶりに見る母の乳房は、やはり、息をのむほど美しかった。多くの大学生と同様、私も、乳房を露わにした女性の画像や動画を毎日のように目にしていた。しかし、その豊かさ、美しい形、真っ白な肌と色素の薄い乳輪のいずれをとっても、母の乳房ほど魅惑的なものは見たことがなかった。 私が風呂上がりに夢中になって吸っていた頃と比べると、豊かな柔肉は、その重さのため少し垂れたようにも感じられた。しかし、不思議なことに、そのことによってかえって、熟した乳房が放つ色香は増していた。 重量感があるにもかかわらず、柔らかさが伝わってくる質感、白い肌から透けて見える血管、プックリと官能的に膨らんだ大きな乳輪などは、変わらぬままであった。 色香を増したのは乳房だけではなかった。腰から臀部にかけての肉づき、白い美肌の質感など、母の肉体の全てが、さらに色っぽくなったようだった。 母の肉体は、Ｔに出会う前から、多くの男性が多額の金銭を払ってでも抱きたいと思うほど美しいものであった。しかし、女性の魅力を引き出すことに長けたＴに可愛がられる中で、熟れた女体は、美しさだけでなく、色っぽさ、さらには淫靡さを漂わせるようになっていた。Ｔは、母の服装やメイクだけでなく、肉体そのものを「女」に変えていっていた。 雄を発情させるために存在するとしか思えない母の白い裸体は、自らの中に生殖に適した卵子がおり、子種が注ぎ込まれるのを待ちかまえていることを雄たちに伝えていた。 私も、その肉体を凝視しながら、一匹の雄として性的な興奮を抑えることができずにいた。私にとっては母である女性の中に、生々しい「女」が宿っていることを考えると、その興奮はより一層強くなった。 Ｔは、母からバスローブを取り去ると、後ろから抱え込むように両手を回して、豊かな乳房を再び優しく揉み始めた。母が、Ｔの手によって送り込まれる快感を味わおうと目を閉じると、Ｔは、首を回して、母の右の乳輪を舐めまわし始めた。Ｔの舌が乳輪に触れた瞬間、母の体がビクッと反応した。母は、自分の反応を少し恥ずかしがるような笑みを浮かべた。 Ｔは、母の右の乳首を優しく吸い立てながら、母の左の乳首を左手の人差指と中指で刺激し始めた。母は、少し息を荒げながら、目を閉じたまま、気持ちよさそうに、Ｔの愛撫を味わっていた。その表情が決して演技などでなく、これから訪れる悦びへの期待を素直に表現したものであることは私にもよく分かった。 Ｔは、母の乳首を丁寧に愛撫した後、腋や首筋など、上半身の敏感な箇所を優しく舐めていった。その間、Ｔの両手は、母の胸や太ももなどをまさぐっていた。母の呼吸はさらに荒くなり、もっと強い、直接的な刺激を求めるように、繰り返し大きく息を吐き出し始めた。 母の状態に気がついたＴは、母の唇を覆って激しいキスをした。それは、唇と舌を優しく絡ませていた最初のキスとは違い、激しいものであった。1分以上にわたって母の舌を吸い立てた後、Ｔは「横になってごらん」と母に優しく声をかけた。 いつの間にかトロンとした目をした母は、Ｔの言葉に頷くと、促されるまま、ベッドの中央に仰向けになった。大きな乳房が、柔らかそうに波を打ち、少し横に流れた。 母の上に覆いかぶさるような体勢になったＴは、母の首筋に唇を這わせてから、乳首、腹へと舐めまわしていった。Ｔの愛撫は優しいものであったが、母の快感を確実に引き出していっていることが母の反応から分かった。Ｔは、母の足の間に体を入れて、両足を大きく広げさせると、うち太ももや、薄い陰毛で覆われた部分を優しく舐めていった。 しばらくすると、母は、性器への刺激を求めるように、軽く腰を上げるように動かした。Ｔは、求めに応じて、これまでよりもさらに優しく、細心の注意を払うようにして、母の陰唇に舌を這わせ始めた。 Ｔが、ゆっくりと舌を上下させ、舌が母の最も敏感な部分を刺激する度に、母は体をピクっと動かした。Ｔは、焦ることなく、舌を大きく伸ばして、唾液を出しながら、母の女性器を、丁寧に、ネットリと口唇で愛撫していった。その間、Ｔは、左手を伸ばして、母の右の乳首を刺激していた。 Ｔのクンニは、AVで見られる荒々しいものとは全く違い、優しく、丁寧なものであった。じっくりと、10分近くわたって、Ｔが同じ舌の動きを繰り返す様子は、傍で見ている私からすると、じれったく思えるほどであった。 しかし、母は、足を広げた体勢で、幸せそうな表情を浮かべながら、Ｔの愛撫を受け止めていた。Ｔの頭を軽く押さえつけながら、時おり胸を反らす母の姿からは、肉体の奥に潜む快感だけでなく、男に愛される女としての幸福感が伝わってきた。 母の性器自体は、母の太ももやＴの頭などで見えなかったが、Ｔの舌が上下する度に聞こえてくる音は、徐々に、Ｔのクンニが始まった時とは違ったものになっていった。聞こえてくるのは、ピチャピチャと形容するのが相応しいような、Ｔの唾液と、母の膣から溢れ出すかなりの量の液が混じり合う音であった。 Ｔがさらにクンニを続けると、2人の体液が混じり合う音の合間に、母の喘ぎ声が混じるようになっていった。Ｔは、それが合図であるかのように、右手の人差指と中指で、母の膣口へ刺激を与え始めた。陰唇全体を舐めまわしていた舌では、母のクリトリスを重点的に刺激し始めた。 Ｔの愛撫の変化に応じて、母の反応も大きく変わった。これまで抑えようとしていた喘ぎ声を、大きな声であげるようになり、時おり、下半身を大きく動かし始めた。 普通の男ならば、母の反応に気を良くして、愛撫を強めそうなところだったが、Ｔは、全く焦る様子などなく、じっくりと、優しく、一定のリズムを守りつつ、母の膣口、クリトリスと乳首を刺激し続けた。 Ｔの愛撫がさらに5分近く続くと、母は、首を反らせて、「あぁ・・」という声を出し始めた。それに気がついたＴは、右手を母の性器から離して、舌で陰唇全体を舐めまわすという、最初のクンニに戻した。母は、少し落ち着きを取り戻し、肩で大きく呼吸をした。 Ｔが母の膣口から右手を離した時、人差指が、愛液でベトベトになっているのが、私からも見えた。傍で見ている私にはじれったく思えるＴの愛撫であったが、母の快感を的確に引き出し、男性を迎え入れるための準備を整えさせていた。 Ｔは、クンニをさらに数分間した後、先ほど母の体の下へと愛撫を移していったのとは反対に、母の腹、乳房、首筋へと愛撫をしていき、最後に、長く、濃厚なキスを母と交わした。 2人がキスを解くと、母が、小さいけれど、私にもはっきりと聞き取れる声で、「・・私ばっかり気持ち良くなっちゃって・・Ｔさんにも、して差し上げないと・・」と、照れくさそうに言った。 Ｔは、軽く頷くと、自らのバスローブをおもむろに脱ぎ捨てて、母の顔の横に膝をついた。仰向けに寝ている母の顔の上に、Ｔのペニスがくる状態になった。 Ｔのペニスが私に見えたのは、そのときが初めてだった。まだ半立ちの状態ながらも、肉棒のあまりの大きさに私は驚かされた。私のペニスが完全に勃起した状態と比べると、Ｔのペニスは、すでに1.5倍ほどの長さがあった。その亀頭は、私には気持ち悪く思えるほど大きく張り出し、カリ首は1センチ以上ありそうだった。 母は、仰向けになったまま、下からＴの巨大な肉棒を舐めまわそうと舌を伸ばした。母がフェラチオを始めるのを見下ろしながら、Ｔは、左手を伸ばして、母の陰唇を優しく刺激し始めた。母は、Ｔの愛撫に敏感に反応しながらも、Ｔの肉棒を舐めていった。 母の愛撫を受けたペニスに血液が流入していき、力強く勃起していった。肉棒が、堅くなり、反り返っていくに従い、下から舐めまわすことが難しくなった母は、上半身を起こして右ひじで体を支える体勢になり、Ｔのペニスを左手で支え持って咥えていった。 母は、懸命にフェラチオをしていたが、Ｔの大きな亀頭を口に含むのはいかにも苦しそうで、長い勃起の先端部分さえ完全に咥えこむことは、到底無理であった。Ｔは、「無理をしなくていいよ」とささやきながら、右手で母の髪を優しく撫でた。 完全に勃起したＴのペニスは、にわかには信じられないほど大きかった。私のペニスは、勃起したときに13、4センチほどの長さであったが、Ｔのペニスは、その倍近くあるように見えた。その太さも私の物とは比べ物にならず、とりわけ大きな亀頭の部分は、7、8センチほどの幅があった。 男性器のカリ首は、雌の胎内にある他の雄の精子を掻き出すためのものだと聞いたことがあるが、Ｔの肉棒は、どれほど大量に他の男の精液が入っていたとしても、桁違いの大きさのエラで一滴残らず掻き出して、代わりに自らの子種を植え付けるための凶器に他ならなかった。 私には、恐ろしくさえ見える勃起だったが、母は、その大きさを持て余しながらも、愛おしそうに舐めまわしていた。Ｔは、左手で母のクリトリスを撫でまわしながら、その様子を満足そうに見下ろしていた。 しばらくすると、Ｔは「大きくなったな。じゃあ・・」と言った。母は、軽く頷いて、ペニスから口を離すと、再び上半身を倒して、仰向けになった。 正常位の体勢で母と交わろうと移動するＴの股間では、母の唾液に濡れたペニスが、膣肉を求めてそそり立っていた。異様なほど大きく勃起した肉棒は、あたかも独立した生き物であって、目の前に寝そべる母を今にも犯してしまいそうであった。 私には、あれほど逞しい生殖器が雌に挿入されたならば、その雌は必ずや孕まされてしまうように思われた。私は、恐ろしいものを見る時に感じる興奮と似た感情を抱きながら、母がＴの巨大な肉棒を挿入されようとする様子を見つめていた。 |
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| 2011.2.5掲載 |