| ２５． 私は、ベッドの脇のカメラと化粧台のカメラで撮影した映像を、同時に再生して見ていた。画面には、先に部屋に入ってきた母が映った。母は、玄関にＳを出迎えた時と同じ青いワンピースを着ていた。 母は、Ｓの相手を務めるにあたって、服装やメイクを、若々しく、爽やかなものにしていたようだった。それでも、熟した肉体が発する強烈な色香は抑えられておらず、ドキッとするほどの色気が画面からも伝わってきた。 母に「さぁ、どうぞ」と促されて、Ｓも寝室の中に入ってきた。私は、Ｓも家に入った時と同じ格好で寝室に入ってくると思っていたが、Ｓは、シャワーを浴びてから寝室へやってきたようで、白いバスローブを身につけていた。父親のＴとは違い、高校生である彼がバスローブを着ている姿には、違和感があった。 母は、笑みを浮かべながら、再び「どうぞ」と言って、Ｓにベッドに座るように促した。彼は、高校生らしい態度で「はい」と答えると、ベッドに腰かけた。20歳以上も年上の女性と2人きりで寝室にいるＳの全身から、緊張と興奮が伝わってきた。 ベッドに座ったＳの様子が、時計型のカメラで撮影した映像によく映っていた。Ｓは、真面目そうではあったものの、ガリ勉とはほど遠く、爽やかな空気をまとっていた。背も高く、街で歩いていても、格好のいい部類の高校生に違いなかった。 母は、Ｓの横に腰掛けるとしばらくＳを見つめていたが、自分の右手をＳの左足の太ももの上においた。母が「Ｓ君、緊張してる・・・？」と声をかけると、Ｓは、先ほどよりも弱々しい声で「はい・・」と答えた。Ｓの心臓の鼓動が、画面を見つめている私にも聞こえてくる気がした。 母は、Ｓの緊張を解そうとしているのか、少し明るい声で、「じゃあ、私も脱ぐわね・・」と言うと、立ち上がってワンピースを脱いだ。母の真っ白で、艶やかな肌が、化粧台に設置したカメラの映像に大きく映し出された。 紫色の下着だけを身につけた状態になった母は、「お邪魔します・・」と言って、再びＳの横に座った。女性を知らない高校生の若々しい肉体と、熟し切った母の肉体が、ベッドの上で並んでいる様子は、非常にバランスが悪かった。2人が、これから肉体を交えようとしているとはとても思えなかった。 Ｓは、照れと緊張で視線をあげることができないまま、ベッドの上に座っていた。その様子を見た母は、優しい笑顔で「Ｓ君・・大丈夫よ・・」と話しかけた。Ｓを見つめる母の顔には、女としての表情と、母親としての表情が同居しているように見えた。 母は、もう一度「大丈夫よ」と言うと、Ｓの顔を覗き込みながら「私の体を見る？」と尋ねた。Ｓがうなずくと、母は、Ｓのほうへ背を向けて、「じゃあ、ブラジャーを外してくれる？」と言った。 Ｓは、再びうなずくと、手を伸ばして、少し戸惑いながらも、母のブラジャーのホックを外した。母は、ブラジャーが落ちぬように両手で乳房を押さえたままＳの方へ向くと、ゆっくりと両手をおろしていった。紫色の布地が外され、豊かな白い柔肉が、プルンと波打ってあふれ出した。 画面に映し出された母の乳房は、以前と同じように、非常に大きく、そして美しかった。出産にもかかわらず、その形は全く崩れておらず、大き目の乳輪の色も薄いままであった。 毎日のエステのおかげか、肌も白く艶やかであった。母の肉体が、出産を終えて、次の子種を求めており、男を惑わせる色香を発しているように感じられた。 出産後の女性は、乳輪が黒くなり、母乳が出るようになるのかと思っていたが、画面で見る限り、母の見事な美巨乳は出産前と変わっていなかった。妊娠中を除くと、ほぼ1年ぶりに見る母の乳房は、やはり、どんなグラビアアイドルやAV女優のものよりもはるかに美しかった。 果実のように熟した真っ白な乳房は、若いＳから見ても魅力的なようだった。Ｓは、興奮と驚きの入り混じった表情で、目の前の柔肉とその中心にある乳輪を食い入るように見つめていた。母は、肩にかかった髪を後ろで束ね、自分の胸を食い入るように見つめているＳを、慈愛に満ちた表情で眺めていた。 画面の中の2人の様子を見つめながら、私は、改めてＳの境遇に嫉妬を覚えた。母のような女体を抱くことは、男であれば、誰でも夢見ることであった。 これまで、社会的に成功を収めた何人もの男性が、信じられないほどの大金を払って、母を抱いてきた。母の体を貪り、母の中で果てる時、彼らは、社会的な地位や名声、高価な品々、幸せそうな家庭などを手に入れても、決して満足させることのできない、雄としての最大の欲望を満たす喜びに浸っていたに違いなかった。 Ｓは、裕福な家に産まれたというだけの理由で、人生初めてのセックスで、そのような経験をすることができるのであった。 私は、当初、Ｓのような若造は、若いだけアイドルなどの肉体を魅力的に感じ、色香にあふれた母の肉体の魅力を分からないのではないかと思っていた。しかし、画面に映るＳは、明らかに、母の肉体に惹きつけられていた。Ｓの中に潜む「男」が、眼の前の肉体を欲しているように見えた。 そんなＳを見つめながら、私は、異様な嫉妬を感じていた。しかし、私の中には、Ｓが母の肉体の魅力に気がついていないようであれば、口惜しく、もったいない、という感情もあったため、Ｓの様子を見て少し安堵した。複雑に屈折した感情を抱きながら、私は、自分のペニスを引っ張り出してしごき始めた。 母の美巨乳を前にしたＳは、緊張と興奮で、呼吸をすることも忘れたかのようであった。母は、Ｓの強張りを解そうとするかのように、柔らかい声で「触っていいのよ」と言うと、Ｓの両手をとって自らの乳房に当てた。自らの両手に心地よい感触を感じたＳは、ようやく母の顔を見上げた。母は、「どう？」と言いたげな表情でＳの顔を見つめ、優しく頷いた。 両手に収まりきらない乳房に手を当てたＳは、最初のうちは、何をすればよいのか分からない様子であった。しかし、しばらくすると、Ｓは、ぎこちないながらも、両手を動かし、母の乳房を揉み始めた。白肌のしっとりとした感触と、官能的な肉の柔らかさが、Ｓの両手に伝わっているようだった。 Ｓの様子を見つめていた母は、「気持ちいい？」と尋ねた。Ｓは、両手を休めることなく「はい」と答えた。母は、笑みを浮かべながら、夢中で乳房をまさぐるＳを見守っていた。その表情は、風呂上がりに母の乳房に吸いつく私を見つめる時と似ていた。 Ｓが、母の乳房を一とおり撫でまわし、これ以上何をすればよいのか分からないような様子を見せると、母は、Ｓの方へ向き直り、「じゃあ、Ｓ君・・キスをしようか・・・？」と言った。Ｓは、ほとんど聞き取れないほど小さな声で「はい」と答えた。 母は、笑みを浮かべながらうなずくと、Ｓのほうへ少しにじり寄った。Ｓは緊張した表情を浮かべていたが、母は、首を倒して、Ｓの顔に自らの顔を近づけ、その唇にキスをした。Ｓも、目を閉じて、母に応じた。 母のキスは、優しいながらも、長く、濃密なものだった。キスの主導権は母が握っていたものの、しばらくすると、Ｓも自分から母の唇を求め、吸いついていくようになった。いつの間にか、2人のキスは、大人のカップルの前戯と同様、舌まで絡め合う濃厚なものになっていた。 一度2人の唇が離れると、母は「上手よ」と言いたげな表情を浮かべ、再び唇を重ねていった。甘美で、気持ちよさそうなキスが、長い時間に渡って続いた。 母が唇を離すと、Ｓは、うっとりとした表情を浮かべていた。そして、母自身も、Ｓとのキスで少し興奮しているように見えた。私は、Ｓを見た時に感じた嫌な予感が的中しつつあるのではないかと胸騒ぎを感じた。 キスを解いた母は、Ｓの唾液で濡れた唇で「Ｓ君、失礼するわね・・」と言うと、Ｓのバスローブの紐に手を伸ばした。母が、Ｓのバスローブを脱がせると、ほどよく日焼けをし、贅肉の全くついていないたＳの肢体と、その股間にそびえ立つ、Ｓの肉棒が露わになった。 まだ女性器を知らないＳのペニスは、父親であるＴと同様、非常に大きかった。Ｓの若いペニスが、私が手でしごいているペニスよりも大きいことは一目瞭然で、私は、劣等感を禁じ得なかった。 確かに、サイズだけを見ると、父親Ｔに分があるかもしれないが、Ｓのペニスには若々しい勢いがあった。色素の沈殿がなく、ゴツゴツとしていない形状も、Ｔのペニスのようなグロテスクさを全く感じさせず、健康的に見えた。 当然、Ｓのペニスは母の眼にも入ったはずであったが、母は、それに触れることはなく、座ったまま首を曲げて、Ｓの乳首を愛撫し始めた。母の舌が、Ｓの右の乳首に優しく触れると、Ｓは体をピクンと反応させた。Ｓの体の正直な反応を確認した母は、Ｓの乳首を丁寧に舐めまわしていった。 Ｓは、両手を後ろにつくと、初めて経験する愛撫の快感に少し戸惑ったような表情で、母に身を委ねていた。母の優しい愛撫に気をよくした若い肉棒が、時おり、触って欲しいと頼むかのようにヒクついていた。 母は、乳首への愛撫を続けながら、右手を伸ばしてＳの肉棒に優しく触れた。乳首から送り込まれる快感に浸っていたＳは、「あっっ・・」と、冷静なときであれば情けなく感じたであろう声を漏らした。 母は、しばらく肉棒を撫でた後、乳首への愛撫を止めて、顔をペニスに近づけていった。そして、右手で肉棒の根元を支えもつと、大量に流入した血液で赤くなっている亀頭に軽くキスをした。Ｓは、「あっっ！」と先ほどよりも大きな声をあげた。 母は、Ｓの勃起を優しい手つきで撫でながら、「お父さんと一緒で、大っきいわね・・・」と呟いた。Ｓは、何と応じて良いのか分からず困っているようであった。Ｓの戸惑いを察した母は、「素敵ってことよ」とＳに声をかけた。 母は、「じゃあ、Ｓ君。こっちで仰向けになろうか」と言って、ベッドにおかれた枕を指した。Ｓは、これまでと同じように「はい」と答えると、脚をベッドの上にのせて、母の言うとおり、仰向けになった。ベッドに横たわったＳは、落ち着かない様子であったものの、ペニスは勢いよく勃起し、その先端がへそにつきそうなほど反り返っていた。 母も、紫のショーツだけを身につけた状態で、ベッドの上に乗った。そして、「お邪魔するわね」と言って、Ｓの両足の間に座りこむと、体を前に倒して、Ｓのペニスに顔を近づけていった。 仰向けになったＳにも、母が何をしようとしているのかは、察しがついていた。自分の足元にひざまずいた母を見つめるＳの表情と、痛そうなほどの勃起からは、産まれて初めて経験する口唇での愛撫に対する期待が伝わってきた。 母は、Ｓのペニスの根元を優しく持つと、垂直に近い角度に立てて、亀頭の裏側に軽くキスをした。若いペニスは、それに応じるかのように、ピクンと動いた。母は、目の前にある若くて堅い肉棒が愛おしい物であるかのように、さらに数回キスをした。 Ｓは、さらなる刺激を待ちきれないのか、口での奉仕を求めるように、腰を軽く突き上げた。それは、Ｓが自分の意思で動かしたというよりも、Ｓの中の欲望がそうさせたように見えた。 母は、少し悪戯っぽい笑みを浮かべながら、「ごめん・・焦らすつもりじゃなかったんだけど・・」と言った。Ｓは、自分の行動への戸惑いと、興奮の入り混じった声で、「えっ・・いや・・」と呟いた。 母は、ペニスから手を離して体を起こすと、美しい巨乳を露わにした状態で、髪をかき上げて肩にかけた。首を少し傾けた母の仕草は、画面越しにもドキッとするほど色っぽいものであった。 母は、物欲しそうなＳの顔を覗き込み、妖艶な表情を浮かべて「じゃあ、Ｓ君・・フェラチオをしてあげるわね」と言った。母は、Ｓを興奮させようと、わざとフェラチオという言葉を口にしたようだった。Ｓは、興奮のあまり言葉を発することができないのか、何度も頷いていた。 母は、上半身を前に倒すと、先ほどと同じように、右手でペニスの根元を持った。肉棒の勃起は、私から見ても痛々しいほどであった。熱い肉棒を持った母は、Ｓの顔を見上げて、「Ｓ君。フェラチオはもちろん、初めてよね」と言った。Ｓは、先ほどと同じようにただ頷いた。 Ｓは、早くペニスを刺激して欲しくて仕方がないはずであった。私にも、画面の中のＳの気持ちが痛いほど伝わってきた。Ｓに対して、怒りに近い嫉妬を感じていた私であったが、その瞬間は、早くＳの望みをかなえてやって欲しいとさえ感じた。 母は、限界にまで勃起した若い肉棒を見つめながら、「私が初めてなのね・・すごく嬉しいわ」と言った。それがＳを喜ばせるための言葉なのか、本心からの言葉なのか、私には判断がつかなかった。 画面の中の母は、自分の息子よりも若い高校生の肉棒を支えもち、口で奉仕を始めようとしていた。私は、自分のペニスをしごきながら、2つの画面を食い入るように見つめていた。 |
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| 2011.7.23掲載 |