| ３０． 人生初めてのセックスでは、ほとんどピストンをすることなく射精してしまったＳであったが、2度目は、女性を貫く喜びと満足感を十分に味わい、フィニッシュを迎えようとしていた。 Ｓは、キスを止めて、上半身を少し起こすと、腰を動かしながら「あぁぁぁ・・・・」と呻き声をもらした。そして、「百合子さん、いきそうです・・」と、はっきりした口調で言った。膣内射精を予告するＳの顔からは、あどけなさが消え、雌に子種を送り込もうとするギラギラした光が眼に浮かんでいた。 Ｓを受け止めている母は、叫ぶように、「いいわよっ！！きてっ！！Ｓ君っ・・Ｓ君の全部ちょうだいっ！！ねっ？！」と言うと、両足をＳの腰に回し、Ｓの下半身を自らに引き寄せるようにした。夢中で腰を動かしているＳは、母の動きに気がついていないようであったが、深くで射精するように促す動きは私が初めて見るものであった。 Ｓは、そのまま10秒ほど腰を動かすと、再び「あぁぁ・・」と呻いた。若い亀頭の膨張を感じ取った母は、喘ぎ声の合間に「Ｓ君っっ！！・・全部ちょうだいっ！！・・ねっ・・・全部っ！！・・きてぇっ！」と叫び、Ｓの射精を促した。 Ｓは、腰の動きを速めると「百合子さんっ！あぁっ！いくっっ！！」と叫び、ペニスを母の奥深くまで突き刺した。画面の中の2人の動きが止まり、若い高校生の精液が、母の膣奥に再び浴びせられ始めた。 Ｓは、「あぁ・・ああぁ・・あぁ・・」と弱々しい声を漏らしながら、無数の精子を母の子宮へ目がけて放っていた。何度も身を大きく震わせる様子から、Ｓの全身を、強烈な快感が貫いていることが伝わってきた。 1度目の射精のときには、余裕をもってＳを見守っていた母であったが、今回は、軽く首を反らして眼を閉じ、膣の最深部で若い迸りを感じ取っているかのように体を震わせていた。その動きは、Ｓよりは小さなものであったが、射精を受け止めている母も強い快感を味わっていることが分かった。 母とＳは、共に深い快感を味わいながら、コンドームに妨げられることなく、1組の男女として、最も深い形で結び付き合っていた。画面を見つめる私にも、2人の間に流れる特別な空気が伝わってきた。 2度目であるにもかかわらず、Ｓの射精は非常に長い間にわたって続いた。母の体の震えが止まり、ゆっくりと目を開けても、Ｓは、まだ射精を開始したときと変わらぬ様子で体を震わせ、腰を突き立てていた。 私には、精液を母の奥まで届けようとするＳの姿が、母を妊娠させた父親Ｔと重なって見えた。幼さを感じさせるＳに似つかわしくない腰の動きは、Ｓにも、雌を孕ませようとする本能が確かに備わっていることを物語っていた。 母の子宮へ精子を送り込もうとするＳの性器の脈動は、射精に至るまでの快感が強かったためか、1度目の射精よりも長い時間にわたって続いていた。母も、あまりの長さに戸惑うような表情を浮かべながら、両足をＳの腰に、両手をＳの肩に回した状態で、若くて元気な精子が注ぎ込まれるのを受け止めていた。 Ｓの射精は、2分近くにわたって続いた。Ｓは、少し朦朧とした様子で目を開けると、眼の前の母の唇にキスをした。母とＳのキスは、短いものであったが、徐々におさまってきた快感を名残惜しむかのような優しさに溢れていた。 キスを解いたＳは、上半身を起こして、ペニスをゆっくりと引き抜くと、「はぁぁ・・」と大きく息を吐き、母の横に身を投げ出して仰向けになった。2度にわたって全力で膣内射精をしたＳは、左手で額の汗を拭うと、肩で大きく息をする他は全く動かなくなった。 画面に映る健康的なＳの裸体だけを見れば、誰もが、Ｓはスポーツなどの後に息を整えていると思うに違いなかった。しかし、男女の体液のまとわりついた股間の勃起が、Ｓは女性と体を交えて、その膣内に射精したばかりであることを物語っていた。私は、気がつくと、その使命を果たしたばかりのＳのペニスを凝視していた。 いつの間にか、母は、徐々に勃起がおさまりつつあるＳのペニスに顔を近づけてきていた。母は、左手でペニスを支えもつと、いつもどおり、愛液と精液の混じった白濁液でベトベトになっている勃起を口に咥えた。肩で呼吸をしていたＳは、敏感な状態のペニスに優しい刺激を受けて、下半身をピクンと反応させた。 母が、ペニスを口に含み、ゆっくりと頭を上下させる動きは、非常に優しく、慈愛に満ちたものであった。AVの中で視聴者を喜ばせるために行なわれるものや、風俗店でサービスとして行なわれるものとは全く違い、母の後戯は、Ｓとそのペニスに対する純粋な愛情に溢れていた。 ペニスを優しく口に含む母は、Ｓを喜ばせるためだけにフェラチオをしているようには見えなかった。むしろ、母自身も、セックスを終えた後も男性器に触れていたいという気持ちを持っており、それを満足させるために、自身の膣内で射精したばかりのペニスに舌を這わせているようであった。 母が「お掃除フェラ」をしていたのは、決して長い時間ではなかった。しかし、それは性的な快感を与えて、ペニスを勃起させるためだけのフェラチオとは違い、深い愛情に溢れた甘美な行為であった。膣内射精が終わった後も男性器を口唇で愛撫するという行為が、母にとっては、非常に大切で、特別な意味を持っていることが画面を見つめる私にも伝わってきた。 ペニスから口を離した母は、Ｓの下半身にバスタオルをかけると、何枚かのティッシュを手に取って自らの股間に当てた。母の動作はさりげないものであったが、その膣口からは大量の精液がこぼれ出しているに違いなかった。 母は、ベッドから降りて立ち上がると、バスタオルを体に巻き、「お茶でも持ってくるわね」と言って部屋から出ていった。Ｓは、「あっ・・はい」とだけ答えたものの、母が出ていってからも、汗を手でぬぐったほかはほとんど動かなかった。 数分後、母がお盆にコップを2つのせて部屋へ戻ってきた。母は、セックスで乱れた髪をまとめ、軽くメイク直しをしてきていた。画面を見つめる私には、ひき直された赤い口紅が色っぽく感じられた。 母が一つのコップを「はい、どうぞ」と言ってＳに差し出すと、Ｓは、ゆっくりと体を起して「ありがとうございます」と言ってコップを受け取った。Ｓは、上半身をベッドのヘッドボードにもたれかけて、お茶を飲み始めた。母も、ベッドの縁に腰をおろしてお茶を口にした。 2人は、Ｓの学校のことなど、とりとめのない会話を始めた。その会話は、高校生と近所のおばさんがする普通の会話であった。音声だけを聞いていると、画面に映る2人が、つい先ほどまで、避妊具を着けることもなく、濃厚なセックスをしていたとはとても思えなかった。 画面を見ている私としては、Ｓの学校生活など全く興味がなかった。しかし、早送りすることもできず、しばらくの間、じれったい思いをしながら、ベッドの上の2人を見ていた。 10分ほど経ったとき、2人の話題がつき、沈黙が流れた。高校生と近所のおばさんの普通の会話であれば、気まずい雰囲気を避けようと、2人は何か話題を探そうとするものであろう。しかし、母とＳは、沈黙を嫌がっているようには見えなかった。すでに2回に渡って体を交えた男女ならではの空気が、画面からも伝わってきた。 しばらくすると、母は、Ｓのほうへ視線を向けると、ゆっくりとベッドの上に乗り、左手でＳの股間をバスタオルの上から優しく撫で始めた。Ｓの顔に、期待と緊張が浮かんだ。Ｓは、もう1度、セックスをしたいと思っていたが、自分からは言い出せずにいたに違いなかった。 母は、最初のうちは、あたかも体の痛む部分を撫でるかのように手を動かしていた。しかし、母の手つきは、徐々にセックスへ向けた前戯に変わっていった。 1分ほど経つと、母は、悪戯っぽい笑みを浮かべながら、Ｓの下半身にかけられていたバスタオルを取った。一度は勃起のおさまっていたＳのペニスは、再び堅くなっていた。母は、そのまま、ペニスを優しく撫で続けた。 母が左手で軽くしごくと、若い肉棒はすぐに完全に勃起し、睾丸も3度目の射精へ向けて準備するかのように少し収縮した。Ｓの肉棒は、やはり、非常に大きく、若々しい勢いに溢れていた。もっとセックスがしたい、射精したいという、健康的な欲望が、天を仰ぐペニスから伝わってきた。 母は、若い肉棒の熱さを左手に感じながら、「ほんとに立派ね・・・元気で・・・素敵・・・」と呟いた。それが決してお世辞などではなく、本心から出た言葉であることがよく分かった。 母は、ペニスをしごく手を止めると、Ｓのペニスをジッと見つめたまま、しばらくの間、動かなかった。母は何かに迷っているように見えた。Ｓが、母の様子を不思議に思い、母の顔を覗き込むと、母は、綺麗な作り笑いを浮かべて頷いた。「何でもないわよ」と言いたげな母の表情は、何か覚悟を決めたように見えた。 母は、ベッドにのると、Ｓの股間にひざまずき、直ちにフェラチオを始めた。先ほどまでのフェラチオは、Ｓが射精をしてしまわぬように配慮したものであったが、今回のフェラチオは、非常に激しいものであった。母の口内から出てくる大量の唾液が潤滑油となり、口唇とペニスが触れ合う卑猥な音が聞こえてきた。 激しい愛撫を受けたＳは、思わず、「おぉっ・・おっ・・」と呻き声を漏らした。2度射精しているとはいえ、今日初めて女性の口唇の感触を知ったＳにとって、母のフェラチオは強烈であるに違いなかった。画面を見つめる私も、Ｓが射精してしまうのではないかと心配になった。 しかし、母は、刺激を弱めることなく、テンポよく頭を上下させ、口唇をペニスに擦りつけるように動かしていた。Ｓに適度の快感を与えることを目的としていたフェラチオとは違い、母は、ペニスを咥えたいという自らの欲望をかなえるためにフェラチオをしているように見えた。 Ｓが、再び、「あぁっ・・」と情けない声を出すと、母はフェラチオを止めて、Ｓのペニスから手を離した。母は、ゆっくりと上半身を起こすと、垂れた唾液を気にしたのか、妖艶な表情で下唇を舐めた。若い肉棒を吸い立てていた赤い唇が、唾液で淫靡に光っていた。 膝立ちの状態でＳを見下ろす母の眼には、先ほどまでとは全く違い、妖しい光が浮かんでいた。これまでの2回のセックスでは、母は、Ｓが気持ちよく人生初のセックスを経験できるように気を配っており、母性を感じさせる表情を浮かべていた。しかし、今、画面に映る母の顔には、若い勃起を前にした一匹の雌としての欲情が浮かんでいた。 私は、先ほど母が見せた、何か覚悟を決めたような表情の意味が分かったような気がした。女性経験のないＳをリードすることに専念し、自らの欲望を押さえ込んできた母であったが、自らに潜む「女」を解き放つ決心を固めたようであった。 私の脳裏には、なぜか、1年半ほど前、私が高校生であった頃の母の姿がよみがえってきた。当時の母は、どちらかといえば目立たぬタイプの女性であった。当時から、その肉体で男性の相手をして金銭を受け取っていたはずだが、今のような強烈なセックスアピールを放つ存在では決してなかった。 私が大学に入り、家を離れてから、Ｓの父親であるＴに抱かれる中で、母の美しさと色気は磨かれていった。母は、その白い肌やグラマラスな肉体を強調する服装やメイクをするようになり、普通の人が戸惑うほどの色香を体中から発散するようになっていった。Ｔの手によって別人のように変えられた母は、Ｔの子種で孕むことまで受け入れたのであった。 その肉体で男を発情させ、悦ばせるためだけに生きるようになった母は、いつの間にか、生活感を全く感じさせなくなっていった。同年代の主婦とは明らかに違う妖艶な雰囲気は、近所では浮いたものであったに違いなかった。 画面の中では、私と一緒に暮らしていた時から変わり果てた姿の母が、勢いよくそそり立つＳのペニスを物欲しげに見つめていた。母は、そのペニスを自らの膣におさめるべく、Ｓにまたがっていこうとしていた。 |
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| 2011.11.5掲載 |