| ３４． モニターに映し出された母は、紺を基調とした下着を身につけていた。下着の色との対比で、母の美しい肌の白さが強調されており、非常に艶めかしく見えた。下着には上品なフリルも着いており、母の色香だけでなく、その可愛らしさも、バランス良く引き出されていた。 母の体を見ると、いつもであれば、豊かな胸のふくらみに視線が向いてしまうところであったが、その時の私の視線は、母の腰から太ももに向かった。母は、下着と同じ色のストッキングを履き、ガーターベルトを着用していた。そのような姿の母を見るのは、初めてのことであった。 母がストッキングとガーターベルトを身につけた姿は、驚くほど色っぽいものであった。膝の少し上まであるストッキングとショーツの間の白い太ももは、適度に肉づいており、官能的であった。また、ガーターベルトの存在によって、腰回りの女性らしい曲線が、いつもに増して美しく見えた。 私には、女性の下着で興奮する性癖などはなかったが、画面に映る女体が自分の母であることを忘れて、今すぐにでも貪りつきたい衝動を覚えた。 Ｓが撮影した映像は非常に鮮明に撮れていた。ホテルの室内が暗いのではないかと心配していたが、露光がうまく調整されており、部屋の中の様子が綺麗に映っていた。 画面に映る母は、バスルームから出てきたところのようであった。バスルームの扉を閉めた母は、「ねえ・・お風呂にお湯をためなくてもいいわよね・・」と言って、カメラを構えているＳの方へ振り返った。カメラが自分に向けられていることに気がついた母は、驚いた表情を浮かべた。 母は、カメラを覗き込みながら、「それ、撮ってるの？？」と尋ねた。Ｓの姿はカメラには映っていなかったが、「撮ってますよぉ・・」というＳの声が聞こえた。母は、「えっ？ほんとに？・・撮ってどうするのよぉ・・」と言った。 少し間をおいてから、Ｓは、「百合子さんに会えない日に見ようと思って・・」と答えた。母は、仕方がないわねと言いたげな笑みを浮かべ、「もおぉ・・」と言うと、バスルームへと戻っていった。 バスルームから聞こえていた水の音が止まると、母が再びバスルームから出てきた。カメラを構えたＳが母に近づいていくと、母は、笑いながら、「ちょっとぉ・・」と照れくさそうな仕草を見せた。Ｓは、「いいじゃないですか・・」と言って撮影を続けた。 Ｓは、ベッドの傍に立っている母を、近い距離で撮影した。Ｓがカメラを動かしているため、映像はあまり鮮明ではなかったものの、血管の透けて見える白い肌と、深い胸の谷間が大きく映った。 Ｓに撮影されている母は、「もおぉ・・Ｓ君ったらぁ・・・恥ずかしいじゃない・・」と言った。母の口調は、真剣にＳを制止しようとするものではなく、恋人とじゃれ合っているようであった。何度か映像に映った母の顔には、照れくさそうな笑みが浮かんでいた。 カメラが母から少し離れると、画面の中から、「じゃあ、ここに置きますね・・」というＳの声が聞こえた。Ｓは、カメラをベッドの横の台の上に置いたようであり、ベッドの横に立っている母と、Ｓ自身の姿が映し出された。画面の中に現れたＳは、学校の制服を着たままであった。 Ｓは、カメラの角度を確認すると、ゆっくりと母に近づいて行った。Ｓは、母の後ろに回り込むと、両手を母の腰に回し、母を後ろから優しく抱きかかえた。画面には、ガーターベルトを身につけた母が、息子よりも年下である高校生の腕に抱かれている様子が映し出された。 Ｓは、母をしっかりと抱きかかえ、体を母と密着させると、しばらくの間、そのまま何もしなかった。母は、Ｓに身を委ねて、幸せそうな表情を浮かべていたが、やがて、Ｓの腕の中で、少し焦らされた様子で体をくねらせた。 Ｓが母の首筋に顔を埋めると、母は、それを待ちかまえていたかのようにＳのほうを振り返った。母が物欲しげにＳの顔を見上げると、Ｓは、それに応えて、首を前に傾けて優しくキスをした。しかし、Ｓは、母の唇に触れただけですぐに唇を離した。母は、眼をあけてＳを少し残念そうな表情で見上げた。 Ｓは、母の眼をジッと見つめた後、再び母の唇にキスをしたが、そのキスも長いものではなかった。母が、より濃厚なキスを求めているのは明らかだったが、それでも、Ｓは、決して、母の唇を吸い立てたりせず、唇を優しく重ねては離すということを繰り返した。 Ｓに抱かれた母は、カメラで撮影されていることも忘れた様子で、Ｓと優しい口づけを繰り返した。母は、それが心地よくて仕方がないようであったが、しばらくすると、餌を欲しがる小鳥のように首を伸ばして、さらに激しいキスを求めるようになった。 Ｓも、それに応じて、これまでよりも強く、自らの唇を母の唇に押し当てた。しかし、Ｓは、自分から母の口唇を舐めまわすようなことはせず、母のほうから、より濃厚なキスを求めてくるのを待っているようであった。 キスの仕方だけを見ても、Ｓが、母との逢瀬を繰り返す中で、セックスに熟練していっていることが、よく分かった。母を喜ばす術だけでなく、どのようにすれば母が焦らされるのかまで熟知しているようなＳの様子に、私は戸惑いを覚えた。 Ｓは、キスを続けながら、母の豊かな乳房をブラジャーの上から両手で揉み始めた。母の肌を撫でるような動きは、愛撫と呼ぶには、優しすぎるものであった。母は、乳房に伝わる刺激に心地よさを感じながらも、より強い刺激を欲しがるかのように、Ｓの腕の中で、時おり体を大きくくねらせた。 それでもＳは、キスと愛撫を強めることなく、母の興奮を高めることに徹していた。母は、しびれを切らしたのか、唇が離れたすきに、「あぁぁ・・Ｓ君・・・」と甘い吐息を漏らした。 Ｓは、右手を母の背中に持っていくと、片手でブラジャーのフックを外した。Ｓが、ストラップを肩から外すと、支えを失ったブラジャーがずれ落ち、美しい巨乳が溢れ出した。 数多くの男性を魅了してきた、釣鐘型の豊かな乳房と、薄茶色とピンクの間のような色をした大き目の乳輪が画面にも映った。Ｓは、ブラジャーのストラップが肩にかかったままの状態で乳房を直に揉み始めた。 Ｓは、キスを続けながら、母の乳房を優しく揉んでいた。Ｓは、母の乳輪と乳首にはあまり触れずに、柔らかい乳房全体に刺激を与えるように、両手を動かしていた。Ｓの指の間からこぼれ落ちそうに形を変える柔肉が、豊かな乳房の柔らかさと張りを物語っていた。 母の息がさらに荒くなってくると、Ｓは、右手の中指を軽く唾液で濡らし、その中指を円状に動かして、右の乳房の大きな乳輪を優しく撫で始めた。母は、唇から「あぁぁ・・」と息を漏らして、体をピクンと反応させた。より強い刺激を欲して非常に敏感になっていた母の肉体が、感度の高い乳輪を刺激され、素直に反応したようであった。 Ｓは、左手の中指でも、同じように左の乳房の乳輪を刺激し始めた。2つの乳房から送り込まれる刺激に、母は、体を何度もビクンと動かした。母の乳輪の中心にある乳首は、映像でも分かるほど大きく勃起し、赤く充血していった。 母が再び「あぁぁ・・」と息を漏らすと、Ｓは、両手の人差し指と中指で挟むようにして、母の乳首を少し強めに刺激した。流入した血液で堅く勃起し、敏感になった性感帯への愛撫に、母の肉体が「あっ！！」と悦びの声をあげた。 Ｓは、指で乳首を刺激し続けながら、舌を大きく伸ばすと母の口唇に押し込んだ。母は、それを待ち焦がれていたかのように、夢中でＳの舌に吸いついていった。Ｓの優しいキスと乳房への愛撫で、母の中の欲望が抑えきれなくなっていることがよく分かった。 私が、Ｓの的確な愛撫に見入っていると、画面の中のＳは、キスを解いて、左の乳房の乳輪と乳首を優しく舐めた。母は、温かい舌の感触に「あぁっ・・・」という喘ぎ声で反応した。そして、Ｓの唾液でまみれた口で「だめよ・・Ｓ君・・・シャワーを浴びないと・・ぁぁっ・・」と言った。 Ｓが構わずに乳輪を舐め続けると、母は、「Ｓ君・・・汗かいたりして・・あぁ、汚いから・・シャワーを・・・ねっ？」と言って、Ｓの腕の中で、軽く抵抗するような素振りを見せた。乳房から口を離したＳは、「汚くなんかないよ」とささやいて、乳首への愛撫を続けた。母は、「あぁ・・もぉ・・・」という声を漏らした。 Ｓは、さらに20秒ほど乳首への愛撫を続けた後、母の唇にキスをした。先ほどまでとは違い、Ｓのキスには、母を焦らすための遠慮などは見られなかった。Ｓは、母の唇に貪りついていき、母も、夢中になってＳに応じた。2人は、長時間にわたって、互いの口唇を激しく吸い立てあった。 2人がキスを解くと、少し息切れをした母は、Ｓの顔を見上げながら、「シャワーに行かないと・・」と言った。その言葉とは裏腹に弱々しい母の声が、このままＳの愛撫に身を委ねていたいという、母の本心を表しているように見えた。 Ｓは、乳房から両手を離すと、母を自分の方へ振り向かせた。Ｓは、母と向かい合うと、「僕は、もう我慢できないです」と言って、制服のシャツのボタンを外し始めた。母は、腕にかかったままになっていたブラジャーを取り去り、Ｓが服を脱ぐのを手助けしながら、「でも・・シャワーを浴びないと・・」と呟いた。 シャツを脱ぎ去ったＳは、母の顔を覗き込むようにして、「百合子さんは、僕の汗とか、嫌ですか？」と尋ねた。母は、うつむき加減に、「そんなわけ、ないじゃない・・」と答えた。Ｓは、笑みを浮かべて、「よかった・・」と言った。 上半身裸になったＳは、続けて、ベルトを外して、制服のズボンだけでなく、トランクスも脱いだ。素っ裸になったＳの股間には、若々しい勃起が腹につきそうなほど反り返っていた。これまで何度も母を貫いてきた若い肉棒が、雄としての自信に溢れているように私には感じられた。 爽やかなＳの風貌とは裏腹に、Ｓのペニスは、非常に雄々しく、天を仰いでいた。その逞しい勃起が、今すぐに母を抱きたいという欲望を素直に表現していた。 若くて、大きな勃起を目にした母は、唾を大きく飲み込んだ。肉棒の力強さを母に見せつけるようにしていたＳは、母の耳元に口を近づけると、「ほら・・・このまま百合子さんと、愛し合いたいって・・・ねっ？」と甘い声でささやいた。 母は、しばらくの間、逞しく反りかえった肉棒を見つめていた。そして、5秒ほど経つと、Ｓの股間から視線を外すことなく頷いて、「えぇ・・」と答えた。躊躇いがちではあったものの、母は、しっかりと頷いた。 画面の中の母は、決して、高校生の抑えきれない性欲に、渋々と応じているわけではなかった。母は、自らの中に、Ｓとこのまま体を交えたいと欲している欲望が潜んでいることを自覚した上で、それに身を委ねようとしていた。私には、そうした母の横顔がとても美しく見えた。 |
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| 2012.3.3掲載 |