| ４９. 私と女子高生Ｒが見つめるベッドの上で、真っ白な肌を露わにした母は、先ほどまで自らの中に挿入されていた高校生Ｓのペニスを手に持っていた。母は、Ｓの股間に顔を近づけると、愛液と唾液のまとわりついた亀頭をゆっくりと口に含んでいった。 母は、数回ゆっくりと頭を上下させた後、若い勃起を口から出して、その裏側を舐め上げるように舌を這わせた。母の愛撫は、挿入前よりもはるかに優しいものであり、Ｓに刺激を与えるためというよりも、母の口唇の粘膜と裸のペニスを触れ合わせ擦り合わせること自体を目的としているように見えた。 母がペニスにキスをしたり、舌を這わせたりしていると、仰向けになっていたＳは、肘をついて軽く上半身を起こし、右手を伸ばして母の乳房を揉み始めた。母が優しい笑みを浮かべて視線をＳの顔のほうに向けると、Ｓも笑みを浮かべて、気持ちいいと言いたそうな表情で小さく頷いた。 言葉を交わす必要を感じていない２人を見ていると、これまで何度も体を交えてきた母とＳが、互いの欲求をさらけ出す中で、深く信頼し合うようになっていることが伝わってきた。私は、母のセックスを見ても感じることのなくなっていたはずの嫉妬という感情が、心の奥底にまだ残っていることに気づかされた。 ペニスから唇を離した母は、「Ｓ君は、口でしてもらうのは嬉しい？」と問いかけた。Ｓが乳房を優しく揉みながら「はい・・」と返事をすると、母は、さらに「こうやって、途中で口でしてもらうの好きよね・・」と言うと、Ｒの様子を窺った。 母は、Ｓがこうした愛撫に喜びを覚えることをＲに伝えたいようであり、Ｓが「はい・・・すごくいいです、幸せな感じ・・」と答えると、満足そうな笑みを浮かべた。ＲがＳの返事を聞いていたことを確認した母は、ペニスから手を離し、ゆっくりと上半身を起こした。 膝立ちの状態になった母は、Ｓの顔を見つめて「後ろからしてくる・・？」と言った。母が体を軽くひねったためにできた女性的な曲線と、柔らかそうに揺れる乳房に目を奪われていた私は、母の声が艶っぽいものになったような気がしてドキッとした。 すでに上半身を起こしていたＳは、はっきりとした口調で「はい」と答えると、母と同じように膝立ちになった。Ｓの股間には、愛液が舐め取られて、代わりに母の唾液で淫靡に光るようになったペニスが天井を向いて反り返っていた。 Ｓの爽やかな風貌とは対照的に、その勃起の大きさと、カリの張り出した形状は、雄の生殖器としてのグロテスクさを感じさせた。何度も母を貫き、その膣内に射精してきたことを勝ち誇るかのようにそそり立つペニスを見つめながら、私は、劣等感のような屈折した感情を抱いた。 ベッドの上のＳは、母を後背位で貫こうと、母と入れ替わりで、ベッドの下のほうへと移動しようとしていた。ベッドの脇で見つめていた私も、母が枕の置いてある方向に顔を向けてＳを後ろから迎え入れようとしているのだと思っていた。 しかし、母は、私たちの予想に反して、私とＲの方向に顔を向けてベッドを横切る形で四つん這いになったた。手を伸ばせば届くほどの距離にきた母の顔は、頬が紅潮しており、額にはうっすらと汗が浮かんでいた。私は、男に抱かれる「女」の顔をした母を直視することができず、すぐに視線を逸らせた。 母は、後ろを振り返ると、Ｓに向かって「Ｓ君・・」と声をかけ、催促するように腰を軽く動かした。母の意図を察したＳは、「あっ・・はい」と返事をし、四つん這いになった母を挟んで、私とは反対の方向へと移動した。 母の後ろに回ったＳは、私たちのほうを見ることなく、腰の高さを調節して母の女性器に勃起を近づけていった。私とＲの座る方向に顔を向けた母は、尻を突き出すようにして「来て・・」と言った。Ｓは、再び「はい・・」と返事をすると、左手を母の尻の上に置いて、反り返った勃起を右手で押さえて母の入口に亀頭をあてがった。 Ｓの先端が自らの性器に触れると、母の口から「あっ・・」という声が漏れた。Ｓは、母の様子を確認する素振りを見せたものの、そのまま腰を突き出して勃起を母の中へと挿入していった。先ほど正常位で挿入した時は違い、Ｓは、一気に母の奥深くにまでペニスを送り込んだ。Ｓの侵入を感じ取った母は、「あぁぁっ！」という、これまでよりも大きくて、高い声をあげた。 Ｓは、母の腰を両手でつかむと、慣れた様子で母を後ろから突き始めた。母は、すぐに快感の頂点近くにまで達してしまったようであり、両手で懸命に上半身を支えながら、大きな喘ぎ声をあげ始めた。喘ぎ声に、時おり「きゃっっ！！」という叫び声が混じることからも、母の余裕のなさが分かった。 Ｓは、母の様子を窺いながら腰を動かし続けた。決して乱暴にならないＳの動きからは、Ｓが母のことを思いやっているのが伝わってきたが、正常位の時と比べて格段に荒々しいＳの動きは、女性を責め立てているという形容がピッタリであった。 私が繰り返し見た映像の中でも、母とＳのセックスにおいては、母がいつも主導権を持っていた。しかし、今、ベッドの上で繰り広げられている光景は、孕ませる雄の立場にあるのはあどけない風貌をしたＳのほうであり、母はその子種で孕まされる立場にある雌なのだという当たり前の事実を私に思い出させた。 Ｓが腰を動かし始めて１分も経たないうちに、母は、手で体を支えることができなくなり、両肘をベッドの上についた。釣鐘型に垂れた母の乳房の先端が、ベッドに押しつぶされ、柔らかそうに形を変えた。母が甲高い喘ぎ声をあげていたのに対して、Ｓは、比較的冷静な様子で腰を動かし続けた。 私は、Ｓのピストンを受け止めている母の顔におそるおそる視線を向けた。母は、目を閉じて、眉間に軽くしわを寄せており、全身を貫く強い快感とＳに責め立てられる幸福感をかみしめているように見えた。 しばらくすると、Ｓは、腰の動きを止めて、母に覆いかぶさるようにして両手で母を背後から抱きかかえた。Ｓが乳房を中心として母の上半身を両手で優しく撫でまわすと、母は、幸せそうな表情を浮かべながら、ゆっくりと両手をついて、再び四つん這いの体勢になった。 Ｓは、母の背中に何度かキスをした後、母の両腕をつかむと、自分の方向へ引っ張るようにした。Ｓに後ろから両腕をつかまれた母は、膝をベッドの上についたまま、上半身を大きく反らせる体勢になった。 両腕を後ろに引っ張られた母が胸を突き出す格好になったため、ベッドの隣に座っている私には、母の上半身、とりわけその豊かな乳房がよく見えるようになった。目の前に現れた母性の象徴である柔肉はあまりにも美しく、私は目を離すことができなくなった。 母の両腕をつかんだＳは、バランスを確認するように何度かゆっくりと腰を前後させた後、母を後ろから突き立てるように腰を動かし始めた。Ｓの動きに合わせて、母の白く柔らかい乳房も大きく前後に揺れた。 母の乳房は、まるで液体が入っているかのように波打っていた。Ｓが腰を打ちつける度に、その反動で乳房が外側に揺れ、円を描くように中央に戻ってきた時に２つの柔肉がぶつかって、パチンという音がした。 これまで数多くの男性を夢中にさせてきた母の巨乳は、それ自体として芸術品のように美しかった。その乳房が様々に形を変えながら揺れる様子は、この上なく官能的で、扇情的であった。私は、実の母が目の前で高校生に抱かれているのだという事実も忘れ、気がつくと、その光景に目と心を奪われていた。 私が母の乳房に目を奪われている間、母の喘ぎ声は甲高いものになっていった。母の口から時おり「うぅ〜ん・・・」という少し低い声が漏れるようになると、それを察知したＳは、さらに荒々しく突き上げるように腰を動かし始めた。Ｓの太腿と母の尻がぶつかるパチンという音が大きくなり、母の乳房はさらに大きく、ブルンブルンと揺れた。 Ｓのほうを見ると、Ｓもすっかり興奮した様子で、上半身を軽く後ろに反らすようにしてペニスを突き立てていた。母の声から絶頂が近いことを感じ取ったＳは、腰の動きを緩めることなく、母を快楽の頂点へと追いやろうと腰を動かした。 後ろから両腕をつかまれ、身動きが取れない状態の母は、自らを責め立てる、若くて優秀な雄に逆らう術がなかった。母の喘ぎ声が止まり、替わって「うぅ〜ん・・」という唸り声のような声と、「Ｓくんっ・・あぁっ」という言葉にならない声が聞こえるようになった。Ｓも、母ペニスを打ち込み続けながら、「あぁ、百合子さん・・」という声を漏らした。 その声が合図であったかのように、母は、「あぁぁぁ・・！！」という大きな声を体の奥底から発した。さらにＳが腰を動かし続けると、母は、目の前の私とＲに宣言するかのように「いくぅっっ！」という呻き声をあげ、体を硬直させた。母の様子を確認したＳは、腰の動きを止めた。 私とＲが見つめる目の前で、母は、Ｓに両腕を後ろからつかまれた状態で絶頂を迎えた。それほど深い絶頂ではなかったものの、母は、全身を貫く快感を味わうかのように小刻みに体を震わせていた。母の口からは「あっ・・ぁっ・・」という小さな声が断続的に漏れ、母の体は時おりピクンと震えた。 母と向かい合うように座っていた私は、母の顔を見つめていた。息子が見つめる目の前で、息子よりも年下の高校生のペニスで貫かれて絶頂を迎える母の姿は、この上なく背徳的であり、普通の人であれば嫌悪感を覚えるのかもしれなかった。 しかし、不思議なことに、私には、目の前の母がとても美しく感じられた。Ｓの父親であるＴに頼まれて始まった関係とはいえ、母は、Ｓに抱かれることに喜びを感じ、最後の交わりを息子とＳの交際相手であるＲに見届けて欲しいと願うようになっていたのであり、そうした母の幸福感と決意が、母を美しく見せていたのかもしれなかった。 母の額には汗が浮かび、血管が透き通って見える白い肌は、鎖骨から胸にかけて紅潮していた。私は、絶頂を味わう母の顔とその美しい肉体から目をそらせてはいけないような気がして、その姿を目に焼き付けるように見つめていた。 母の息が落ち着き始めると、Ｓが手をゆっくりと放したため、母は前へと崩れ落ちた。ベッドに顔を埋めた母は、肩で呼吸をしながらＳのほうを振り返り、「あぁ・・よかった・・」と囁いた。Ｓも、膝立ちの状態のまま「はい・・」と返事をした。 母の中から抜け落ちたＳのペニスは、勢いよく勃起したままであり、全体に母の愛液が再びまとわりについていた。母は、少しだるそうに体を回転させると、ベッドの上に伏したまま首を伸ばしてそのペニスを下から舐め始めた。Ｓは、母を見下ろしながら母の頭を優しく撫でた。 母は、ペニスを舐める合間に「Ｓ君も・・・そろそろ・・・ねっ」とＳに声をかけた。Ｓが小さく頷くと、母は、右手でＳの睾丸を下から優しく持ち上げるようにして、少し悪戯っぽい声で「溜まってるものね・・」と言った。 Ｓが再び頷くと、母はゆっくりと起き上がり、膝を崩して座った。母は、Ｓだけでなく、私とＲも視界に入る角度を向くと「あのね・・」と話し始めた。少し間を置いた母は、「あの・・今日が最後になるんだけど・・みんなに聞いて欲しいことがあるの・・」と言った。 |
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| 2014.8.9掲載 |