| ５． 部屋の中では、3日前と同様、母と男がセックスをしている。私が、待ち望んでいた光景である。 1秒でも早く見たいという気持ちと爆発しそうになる興奮を懸命に抑え込みながら、リビングの様子を窺うと、私の目に最初に入ってきたのは、窓の方を向いて、ソファの上に仰向けになっている母の頭であった。 母の顔がこちらに向いていることに気がついた私は、思わず頭を一度引っ込めたが、ゆっくりと再び頭を出して部屋の中を覗きこんだ。 母は、白い足を大きく広げており、その間には、母の体との対比で薄黒く見える男の体があった。 男は、母に覆いかぶさり、いわゆる正常位の態勢で、自らの腰を上下に動かしていた。母の体はほとんど男の体に隠れており、結合部分も私からは見えなかった。しかし、男が腰を上下させながら、自身のペニスを母の女性器に出入りさせていることは明らかだった。 男の腰の動きは、それほど早いものではなかった。むしろ、母の中を味わいつくすかのように、男はストロークの大きなピストンを続けていた。 私にも、男の亀頭が、母の膣口に近い部分から、子宮に近い最深部まで、全ての膣壁と擦れ合っていることが想像できた。 男の動きが早いものではなかったため、一瞬、セックスが始まったばかりなのかとも思ったが、すでにかなり乱れた母の髪や男の背中に浮かぶ汗が、2人の営みが終盤を迎えていることを物語っていた。 ソファの上には、脱ぎ捨てられた母の下着があった。黒いブラジャーも無造作に置かれているのが見えた。 それは、前回とは違って、母の乳房が完全に露出していることを意味していた。私は、男の体の影になっていた乳房が見える角度に移動した。 少し左に動いても、やはり男の腕が邪魔であったが、それでも、男のピストンに合わせて、柔らかそうに前後に波打つ右の乳房が見えた。私は、白い柔肉と色素がほとんど沈澱していない先端部分を凝視した。 柔肉全体から少し遅れたタイミングで前後する乳首は、何とも官能的に勃起していた。私は、たまらず、先端部分を口にふくんでいることを想像して、右手の人差し指を口にくわえてみた。 母が上向きになっているため、乳房は重力で少し外側に流れていた。しかし、その膨らみはやはり魅力的であり、柔らかさが直接に触ることのできない私にも伝わってきた。私は、その感触を想像しながら、左手でペニスをしごきだした。 その時、私は、母の手の動きに気がついた。最初は、男の胸に手をあてて、男の体重を支えているのかと思ったが、そうではなかった。母は、両手の親指と人差し指で男の小さな乳首を刺激していたのだった。 男は、母の膣内を味わいながら、乳首への愛撫も受けて楽しんでいたのである。待ち望んでいたセックスを目撃できたことで忘れていた、嫉妬のような感情が再び湧き上がってきた。 しばらくすると、母は、少し窮屈そうに首を曲げて、舌を伸ばして男の左の乳首を舐め始めた。舌を素早く左右に動かして、男の乳首を弾くように刺激しているようだった。 私が、母のテクニックに驚いていると、男は、ピストンを止めることなく、少し胸を反らして、母が乳首を舐めやすいようにした。 その様子は、2人のセックスでは、いつも乳首への愛撫が行なわれていることを物語っていた。 私は、母がどのような表情で男の乳首を愛撫しているのか見てみたかったが、男の体が邪魔で、母の顔はよく見えなかった。 男のピストンを受け止めながら、乳首を刺激する母の様子を見ながら、私も、唾液の付いた右手の指で自分の乳首を触ってみた。 以前にオナニーの際に乳首に触れてみた時には、ほとんど気持ちよく感じなかったが、その日は、心地よい快感を味わうことができた。男も乳首への刺激は気持ちがいいのだと妙に感心した。 私が、ペニスと乳首への刺激を続けていると、男の腰の動きも徐々に早くなってきた。余裕がなさそうに腰を動かす様子から、男がこのまま果てようとしていることが分かった。 男は、腰を前後に動かしながら、時おり窓の外にも微かに聞こえてくる喘ぎ声をあげている母に何か声をかけた。 男の乳首を舐めるのを止め、指で愛撫を続けていた母は、男を見つめながらうなずいた。私には母の返事は聞こえなかった。しかし、2人の様子から、男がフィニッシュをむかえることを告げて、母がそれに応えたのが分かった。 男は、両手で母の腰を持つと、自らの腰を激しく打ち付けるように動かし始めた。その運動は、母に精液を送り込み、自らの本能を満足させるためのものであった。 早くなった男の動きに合わせて、母の乳房も激しく前後に揺れていた。その艶めかしい様子を見て、私の勃起はさらに大きくなっていった。 私は、左手を強く動かし始めた。右手で刺激していた乳首も、いつの間にか固く勃起していた。私の乳首がこんなに勃起したのは初めてのことだった。 男と私の射精が近づいてきたその時、母の声が、窓の外にいる私にまで聞こえてきた。窓の外まで漏れ聞こえてくる母の声で、言葉を聞き取ることができたのはそれが初めてだった。 微かに聞こえてきた母の声は、確かに「・・・出して下さい！」と言っていた。言葉の前半は聞き取れなかったが、母が男に射精を乞うているのは明らかだった。 私は、嫉妬と興奮の入り混じった感情がさらに強くなっていくのを感じながら、ペニスを強くしごいた。 ピストンの速度が速くなってから1分ほど経つと、男は、自らのペニスが母の一番奥にまで届く態勢で動きを止めた。そのまま男は、母の上で、小さく身震いを繰り返した。 男は、快感の中で、時おり、ペニスをさらに母の性器に突き立てるような動きをしていた。男の本能が、自分の子種を少しでも奥深くへ送り届けようとしていることが生々しく伝わってきた。 今、私の目の前で、男は雄としての最高の瞬間を迎えている。子種を宿した白濁液を陰嚢から送り出し、雌の奥深くへ突っ込んだ肉棒の先端から胎内へと注ぎこんでいる。 その相手の雌が、他ならぬ私の母であるという事実が、私をさらに興奮させた。射精をせき止めていたものが決壊した私は、噴射へ向けて、ペニスを握りしめた左手を激しく上下させた。 すぐに射精を迎えた私は、目の前の男のように、女性の中に射精していることを想像していた。 私は、決して、母の中に射精しているところを想像していたわけではなかった。しかし、母が男の射精を受け止めている様子をみつめながら自らの精を放っているという異常な状況に変わりはなく、どこかで罪の意識も感じていた。 それでも、訪れた快感は、罪悪感を吹き飛ばすほど強いものであった。私が期待していたとおり、昨日、一昨日のAVを見ながらのオナニーとは比べ物にならない快感が全身を貫き、精液が勢いよく噴出し始めた。 自分の放出した大量の精液が庭の土の上に白い跡を作っていくのを見ながら、私は、目の前の男が母の中で同じものを迸らせていることを想像した。 男の迸りは、やはり母の膣内に直に浴びせられているのだろうか。それとも、男のペニスには避妊具が被せられており、その中に溜まっていっているのだろうか。 膣内射精であるほうが興奮させられるのは間違いがない。そして、射精直前の母の言葉は、中出しを求めるものであったような気もする。 しかし、母の妊娠などを考えると、いくら恋人でも中出しはして欲しくないという気持ちもする。私は、期待と心配の入り混じった複雑な気持ちで、2人が交わりを解くのを待っていた。 男の身震いがおさまり、大きく呼吸する様子が目につくようになると、男は、自らのペニスを引き抜き、ゆっくりと母から離れた。 男が、気だるそうに母の隣に腰かけると、白濁液にまみれた男のペニスが私からもよく見えた。 男が離れた後も、私のいるところからは、母の性器の様子はほとんど見えなかった。白い肌と対照的な黒い陰毛がわずかに見えるだけであった。 私が乳房のほうへ視線を移すと、母は体を起こし、前回のようにティッシュを性器にあてることもせず、直ちに前かがみになって男のペニスに顔を近づけていった。 母は、乳房を男の太ももに押しつける態勢になり、舌を伸ばして男のペニスを丁寧に舐め始めた。期待していたこととはいえ、母の行動のあまりの卑猥さに、私は改めて衝撃を受けた。 上下に這う母の舌によって、まとわりついていた白い液体が舐めとられ、男のペニスは、母の唾液でいやらしく光るようになった。そこには、やはり、避妊具は被せられていなかった。母が「お掃除」の前に外した様子もなかった。 やはり、男は、3日前と同様、母の中に直に射精していた。そして、その行為によってペニスについた、愛液と精液を口で綺麗にさせていたのである。 母は、嫌がる様子もなど微塵も見せず、時間をかけてペニス全体に舌を這わせた後、ペニスをくわえ直し、ゆっくりと頭を上下させ始めた 男は、母が丁寧に「お掃除」をする様子を時おり覗き込むようにしながら、母の髪の毛をなでていた。 母は、唇を亀頭から付根まで10回ほど往復させると、ペニスをくわえたまま、男の顔を見上げた。そして、セックスの終わりの印であるかのように、亀頭にキスをして、男のペニスから口を離した。 奉仕を終えた母は、体を起こした。私のいるところからも、母の艶やかな裸体がよく見えるようになった。 もちろん、私はその姿を見つめていたかった。しかし、母は窓のほうを向いて座っており、セックスを終えた母が、私に気づく危険性はあまりにも高い。私は、名残惜しかったが、母の乳房を瞼に焼き付けるように凝視しただけで、頭を隠した。 私は、窓の外で、聞き耳を立てて中の様子をうかがった。2人は服を身につけるものとばかり思っていたが、かすかに聞こえる2人の声は、私がいる窓から、遠のいていくようであった。 耳を凝らしていると、2人は、どうやらリビングの入り口に向かっているようである。 私は、細心の注意を払いながら、ゆっくりと部屋の中を再び覗き込んだ。すると、リビングから出ていこうとする2人の後ろ姿が目に入ってきた。 2人は裸のままであり、男の後から付いていく母の尻が、私からも見えた。 私には、すぐに、2人がどこへ向かっているのかが分かった。セックスを終えた2人は、廊下の先にある風呂場に向かっているに違いない。 しかし、我が家の風呂場には、私が外から覗くことができることのできるような窓はなかった。通気口からでは、2人の声も聞き取れないだろう。 母の「お掃除」を眺めている間に、私のペニスは再び勃起をしており、性的興奮が私を少し大胆にしていた。 私は、家の中に入って、風呂の様子をうかがってみることにした。 |
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| 2010.1.23掲載 |