母の男


母の男しろくま作
５２　ベッドの上で仰向けになり、両足を大きくＭ字型に広げた母が小さく頷くと、高校生Ｓは、上半身を起こした状態で腰を押し出し、勢いよく健康的に勃起したペニスをゆっくりと母の中へと挿入していった。　若い肉棒が再び侵入してきたことを感じ取った母は、「あっ！」という声をあげた。母は声を押さえようとしていたようだったが、Ｓの肉棒が再び挿入されたことの快感と喜びから、その肉体が思わず声を漏らしたように見えた。　Ｓは、ゆっくりと腰を前後させ、５回目にその肉棒を根元まで母の中に埋め込んだ。母は、最深部まで入ってきた男性器を歓迎するかのように、「あぁ・・」と幸せそうな吐息を漏らした。　母は２人の結合部を私たちに見せようとするかのように両足を広げていたが、Ｓも、その意図を理解したかのように両手で母の膝を押さながら、Ｍ字型に広げられた両足の中央に位置する母の女性器にそのペニスを出し入れした。母が両足を大きく広げていたため、ベッドの脇に座っている私とＲからも、Ｓのペニスが母の女性器に咥えこまれている様子がよく見えた。　Ｓが腰を引く度に、母を貫いている勃起の竿の部分が女性器の中から顔を出したが、私はＳのペニスの長さに改めて驚かされた。そして、その長い肉棒からＳの子種が母の中に注ぎ込まれようとしているという現実を前に、２人の行為がＡＶの中のような性的興奮をあおるためだけのものではなく、生殖行為なのだということを再認識していた。　しばらくすると、Ｓは、上半身を前に倒し、両手を母の脇の近くについて腰を動かし始めた。最も自然な体勢になった母とＳは、何年間も連れ添いながらも、なおも互いのことを思いやる夫婦のように体を交えていたが、２人のセックスが自然であるほど、Ｓの若々しい肉体と母の熟し切った女体のバランスの悪さが際立って見えた。　Ｓをじっと見上げていた母は、Ｓの肩に両手をまわし、Ｓの顔を引き寄せるようにした。顔を寄せ合った母とＳは、どちらからともなくキスを始めた。２人のキスは、互いの生殖子を受精させようとする決意のせいかか、最初のうちはどこかかしこまったものに感じられた。　しかし、母とＳは、口唇を絡め合っているうちに、いつもの濃厚なキスを思い出したのか、互いの舌を激しく吸い立てるようになった。両手で強くＳを抱きしめていた母の唇とＳと唇が離れた時に、母の幸福そうな喘ぎ声を漏れ聞こえてきた。　ベッドの上の２人を見つめていた私は、２人の濃厚でありながらも優しいキスに強い嫉妬を覚えた。生殖活動とは無関係であるにもかかわらず、２人が互いのことを慈しみ、心地よさを楽しむために、口唇という最も私的な部分を相手に委ねあっているように感じられた。　母がこれまで抱かれてきた数多くの男性や、Ｓの父親であるＴとのキスは、これほど優美なものではなかっただろうと思いをめぐらせていると、私は傷まれないような気持ちになった。　母に覆いかぶさったＳは、濃厚なキスをしながら、優しくも、しっかりとペニスを母の中に打ち込み続けた。高校生の男子が、母親のような年代の女性を、その女性の息子と自らの交際相手である女子高生が見つめる目の前で抱くという、異様な状況にもかかわらず、ベッドの上で繰り広げられている母とＳのセックスは自然で、幸福感にあふれていた。　ホテルの一室の異様な状況と、ベッドの上の２人のコントラストのためか、私には、目の前の光景が現実のものではないかのような感覚に襲われていた。私が立ち上がり、手を伸ばせば届く距離であるにもかかわらず、母とＳはどこか遠くにいるかのような、あるいは、目の前に設置された画面の中の映像であるかのような奇妙な感覚であった。　私は、Ｓに口唇を吸い立てられている母の顔を見つめていた。綺麗に整えられた眉や、白い肌に映える品のある桃色のチークなど、母の横顔はどこをとっても上品な美しさを感じさせた。キスをする母は目を閉じていたが、そのアイメイクも、華やかさと色っぽさがありながらも、決して下品にならない魅惑的なものであった。　私は、気がつくと、目の前の女性が自分の実の母であることを忘れ、その美しさと色香に吸い寄せられるように、手を伸ばして母に触れようとしていた。その瞬間、母とのキスを止めたＳが上半身を起こして、「あぁ・・・」と大きな声を漏らした。私は、Ｓの声によって現実に引き戻され、伸ばそうとしていた手を慌てて引っ込めた。　Ｓは、先ほどと同じように両手を母の脇の近くにつくと、もう一度「あぁぁぁ・・・」という声を漏らした。Ｓの声は、爽やかな風貌にはとても似つかわしくない、雄叫びのような声であった。少し荒々しく腰を動かし始めたＳの様子は、これまでとはどこかが違い、雌を孕ませようとする雄としての力強さを感じさせた。　目を開けた母は、上体を起こしたＳを見上げながら、Ｓに応えるように「あぁ、Ｓくんっ・・」と言った。Ｓは、上半身をまっすぐにすると、両手で母の腰をつかみ、腰を前後に動かし始めた。Ｓの動きに合わせて、母の豊かな乳房が大きな円を描くように揺れ始めた。　母の喘ぎ声が再び聞こえるようになる中、私の視線は自然と母の乳房に向いた。これまで何度も目にしていた母の乳房であったが、柔らかそうに波打ち、前後に大きく揺れる様子は、やはりこの上なく官能的であった。ただの白い柔肉であるはずにもかかわらず、これほどまでに魅惑的に見える母の肉体に、私は女性の神秘性を感じていた。　母の乳房に見とれている私の気持ちを見透かしかのようなタイミングで、Ｓは、両手で母の乳房を少し強く上から鷲掴みにした。Ｓが両手を揉むようにする度に、Ｓの両手の指の隙間から、乳輪と乳首、そして柔肉がこぼれるようにはみ出していた。その様子からは、熟した乳房に特有の柔らかさと、揉む者の手を楽しませる適度な弾力を感じ取ることができた。　母の乳房は、女性の美しさの極地であるのと同時に、私にとっては母性の象徴でもあった。それが、若く、育ちの良さを感じさせるＳの手によって揉みしだかれ形を変える様子を、私はただ見つめていた。　Ｓは、母の乳房を少し乱暴に思えるほどの強さで揉みながら、腰の動きを速めていった。Ｓが、「あぁぁ・・」という野太い声を漏らす合間に、音を立てて歯の隙間から息を吸い込む様子からは、Ｓの射精が近づいていることが伝わってきた。　母も、自身の中で大きくなる勃起を感じ取ったのか、喘ぎ声の合間に「きゃっ！！おっきぃっ・・！Ｓくんっ・・！」などと声を漏らした。射精へ向けて腰を動かす若々しい雄と、それを受け止める母の生々しい交尾の音がホテルの部屋に響きわたった。　私は、Ｓの様子からして、それほど時間の経たないうちにＳは射精を迎えると思っていた。しかし、私が想像していたよりもはるかに長い時間が経っても、Ｓは依然として同じ様子で腰を動かしていた。その間、母の喘ぎ声は格段に大きくなっていき、「あぁっっ！！きゃぁっ！！」という母の声に、Ｓの口から漏れる息の音はかき消された。　Ｓは、私であれば、コンドームを着けていてもすぐに射精してしまうであろうペースで腰をずっと前後に動かしながら、ゆっくりと息を吸い込んでは、「あぁ・・」という呻き声とともに吐き出すということを何度も繰り返した。　母を見下ろしながら腰を動かすＳは、時おり尻をすぼめるかのような仕草を見せた。それは、溜まりに溜まった若い子種の引き金をゆっくりと、しかし、強く引いていっているようであった。溢れ出そうとするものをせき止めようとすればするほど、決壊した時の勢いは強くなるに違いなかった。私は、恐怖心のような感情を抱きながら、母とＳを見つめていた。　Ｓは、さらにしばらくの間、母を激しく突き続けた。母は、大きな喘ぎ声をあげながら、時おり「あぁぁっ！！だめっ！！」などと声を漏らした。数多くの男性に抱かれてきた母を攻め立て、いとも簡単に絶頂の近くまで追いやるＳの姿は、どこから見ても高校生とは思えなかった。　恵まれた環境に育ち、容姿にも、能力にも恵まれたＳが、生殖子を欲しいと懇願する母の中に、父親譲りの見事な男性器を送り込む様子は、Ｓが一匹の雄として極めて優秀な存在であることを如実に物語っていた。私とは全てが異なる境遇にあるＳが母を攻め立てる様子を、私はいつもどおり、ただ見つめるほかなかった。　パンパンと音を立てて腰を打ちつけていたＳは、「あぁぁ・・・」と大きな声を漏らすと、「百合子さんっ！そろそろ・・」と口走った。母は、喘ぎ声の合間に「うん・・来てっ・・Ｓ君っ！！」と叫ぶと、再び自らの膝を両手で抱え込むようにしてゆっくりと両足を広げた。　Ｓの激しいピストンを受け止めていた母は、射精が近づいてきたＳを見上げながら、「２人に・・見えるように・・・」と言った。Ｓは、母が精液を送り込まれる瞬間を私とＲに見て欲しいと思っているのだと理解し、小さく頷くと、自ら手で母の両足を押し広げるようにした。　母の両足がＭ字型に広げられると、２人の結合部が再び私とＲに見えるようになった。Ｓは先ほどよりも早く腰を動かしていたものの、射精が近づき、さらに大きくなったＳのペニスが母の女性器をかき回すように出入りする様子がよく見えた。若々しい勃起の竿の部分は、母の中から溢れ出す愛液でベトベトになっていた。　薄い陰毛の下にある陰唇はピンクに充血しており、クリトリスも上品にではあるものの、しっかりと勃起していた。クリトリスのすぐ下にある膣口には、逞しく、健康的な勃起が出入りしており、Ｓが腰を引いた時に、大きく張り出したカリが母の中から顔を出すこともあった。　Ｓは、私たちに結合部がよりよく見えるように、母の腰を少し私たちのほうに傾けて、上半身を起こした状態で腰だけを前後させてペニスを送り込み続けた。この体勢だと普通は結合が少しは浅くなるはずだが、Ｓの長いペニスは、母の中の子宮に最も近い部分にまで届いているように見えた。　Ｓが、射精が近づくことを知らせるように、「ああぁぁぁ・・・！！」という、先ほどより大きな声を漏らした。母は、「うん、来てっっ！！！」とＳに応えると、私たちのほうに一瞬だけ視線を向けると、「見ててっ！！」と叫んだ。　母は、今まさにこの瞬間を私とＲに見せるために、今日のセッティングをしたに違いなかった。正直、私には、高校生によって受精させられる様子を見届けて欲しいと願う母がどのような気持ちなのか、十分には分からなかった。　それでも、私は、なぜか、この瞬間を見届けなければならないのだと感じていた。母親が高校生によって受精させられようとする光景というのは、どう考えても異常であるに違いなかった。しかし、確固たる決意をもってＳを受け止めようとする母からは、色香や淫靡さだけでなく、凛とした美しさが感じられた。　自ら女性の素晴らしさを教えてやった、優秀で、若い雄の種によって孕みたいと願う母は、女性としての最も根源的な欲求に正直に向かい合っているからこそ、どこか品のある美しさを感じさせるのかもしれないと、私は感じていた。　そして、Ｓもまた、美しい雌を孕ませたいという雄としての欲求を果たそうとしていた。Ｓは、野太い声で「あぁっ、いくぅっ！！」と叫ぶと、最後に何度か腰を前後に動かした後、腰を突き出し、母の子宮に最も近い部分にペニスの先端を押し付けるようにして動きを止めた。母とＳという２つの肉体が、私たちが見つめる目の前で、文字どおり結びつこうとしていた。
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2015年10月17日掲載
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