| ９． Kは、ソファの上で尻をつき出している母に、後ろから生のペニスを挿入すると、リズムよくピストンを始めた。最初の挿入の際に、母が互いの性器を馴染ませ、ゆっくりと出し入れを始めたとは全く違い、いきなり激しい出し入れが始まった。 Kは、立ったまま母の腰を両手で抱え持ち、自らの腰を母の尻に打ち付けるように動かしていた。男女の性器の粘膜が擦れ合う音と、母の喘ぎ声に加えて、Kの腰と母の尻がぶつかり合う音が、聞こえるようになった。 ブラジャーから解放された母の柔らかな胸は、ピストンに合わせて前後に大きく揺れていた。Kの動きが激しくなるにつれ、白い柔肉は、Kが腰を前後させるのとは少しずれたタイミングで、まるで別の生き物のように動き始めた。 母の乳房は、先端部分が少し重いためか、乳房が前に揺れるたびに乳輪と乳頭が尖ったように前に突き出た。その様子に、私の興奮はますます駆り立てられた。女性の乳房が、こんなにも淫靡に見えるとは、私には思いもよらないことだった。 母の乳房は、前から見ると、円を描くような軌道で、大きく揺れ動いていた。AVで胸の大きな女優がバックで突かれている際によくあるアングルのように、母を、いや母の乳房を、前方から見たくて仕方がなかったが、私は食卓の椅子にくくりつけられたかのように座ったままでいた。 Kのピストンが激しくなるのに合わせて、母の喘ぎ声も大きくなっていったが、バックからの挿入はそれほど長くは続かなかった。 3分もすると、Kは、腰を前後させるのに疲れたのか、小さな呻き声を出して母の一番奥深くでピストンを止めた。そのまま、Kはゆっくりと、自身のペニスを引き抜いた。支えをなくした母は、ソファの背もたれに、体重をかけるような体勢になった。 Kは、ソファにもたれかかっている母の顔へと自らのペニスを近づけていくと、「百合子」と母の名を呼んだ。母は、Kの意図をすぐに察し、ソファの上で振り向いてKのペニスにむしゃぶりついた。 体位を変える際にもフェラチオをするという、母の思いがけない行為に、私のペニスが下着の中でピクンと反応した。私は、自分のペニスをしごきたいという衝動にかられながらも、懸命に自らの欲求を抑え込んだ。 自らに挿入されていた男性器を愛撫するために、私の方を向いた母の眼には、私には見せることのない、女の欲情のようなものが浮かんでいるようだった。 もちろん、母は、そのようにすれば男が喜ぶことをよく分かっているからこそ、フェラチオをしているのであろう。しかし、自らにも性的な快感を与え、さらに雄の遺伝子を送り込むべく出入りしている男性器を、一匹の雌として欲しているという感情が母のどこかに潜んでおり、それが顔をのぞかせているように私には感じられた。 Kのペニスは母の愛液でベトベトになっていたが、母はそのことを気にする様子などなく、時おりKの顔を見上げながら、大量の唾液をまぶすように濃厚なフェラチオを続けた。 挿入前のフェラチオが、ねっとりとしたものであったのに対して、母は発情したかのように、激しくペニスを吸いたてていた。 母の激しい奉仕によって、Kの性的な欲情もさらに高められたようであった。Kは、満足した様子で「よし」とつぶやくと、少し荒々しく母をソファの上に押し倒し、仰向けにした。 Kは、我慢ができないといった様子で母の足の間に慌ただしく割って入り、ペニスを母の膣へねじ込んだ。母の口からは、男性器が再び挿入されることを待ち望んでいたかのような声が漏れた。 Kは、母の足を抱え込むようにすると、正常位の体勢で激しいピストンを始めた。これまでに2度、母とKのセックスを目撃していた私には、Kが射精という目的へ向けて動き出したことが分かった。 先ほど食卓に座っていた時には、落ち着いて私に接していたKも、今は、射精することだけを考えている一匹の男と化していた。 私がすぐそばで見ているなど全く忘れ、本能と性欲に取りつかれたような様子で、Kは、母の中に射精するという目的へ向けて腰を素早く動かしていた。 Kの動きが激しくなるにつれて、母の喘ぎ声は高く、大きくなっていた。仰向けになってもその豊かさが分かるほど盛り上がった母の乳房とその中央にある乳輪は、少し横に垂れながら、激しく前後に揺れていた。その様子がさらに、Kを興奮させて、母の膣の中のペニスの硬度を高めているに違いなかった。 Kは、限界にまで勃起したであろう自らのペニスを、母の奥深くへ打ち込むようにピストンを続けた。画面の中のAV男優が射精へ向けて激しく腰を動かすシーンは何度も見たことがあったが、すぐ目の前で繰り広げられる生々しい光景に私は全く違った印象を受けた。 AV男優の動きが、どこか機械的で、正常位でピストンした後に、ペニスを引き抜いてコンドームを外して顔射をする、といったあらかじめ決められた動きの中の一部でしかないのに対して、Kの動きは本能に突き動かされたものであった。 Kが母の上で夢中になって腰を動かす様子からは、自らに股を開いた雌に対して子種を送り込むという決意、そして雄としての征服感が伝わってきた。 しばらくすると、Kは、これから精液を送り込む母を、射精欲でギラギラした眼で見つめながら、余裕のない声で「出すぞ！」と叫んだ。 母も、喘ぎ声で途切れ途切れになりながらも、Kに答えた。「出して下さいっ！・・ああっ！・・中で、出して下さいっ！」私は、3日前に、同じ光景を窓の外から目撃したことを思い出しながら、Kのラストスパートを眺めていた。 母の返事の直後、Kは「ああ・・いくっ！」と大きな声を漏らした。母が「来て下さい！」と応じるや否や、Kはピストンを止めた。Kは、母に覆いかぶさるような体勢で、低い声で何度か唸った。Kは、自らのペニスが母の一番奥深くまで届く角度でピストンを止めた。 ペニスを出し入れする動きや、母の喘ぎ声が止み、部屋は静かになった。「あっ・・・あっ・・」という、母の声だけが聞こえるようになった。息子である私の目の前で、母は、自らの膣奥に精液を浴びせられていた。 Kは、母に覆いかぶさったまま、最高の快感の中で何度も尻をすぼめていた。Kのペニスはほとんど母の中に埋まっているため、当然、私からは見えない。しかし、Kの様子と、その迸りを感じ取ったような母の声から、Kのペニスが母の膣の中で律動し、その最奥部へ向けて勢いよく精液を迸らせているのが分かった。 Kの射精は、私が想像していたよりもはるかに長く続いた。大量の精液が勢いよく放出されたであろう、最初の何回かの律動の後も、Kのペニスは、一滴でも多くの精液を母の中に送り込もうとして、ピクンと動いていた。 Kが身震いする間隔が徐々に長くなっていく間、Kは、その分身を母の中に挿入したまま、母に覆いかぶさっていた。少し荒くなった2人の呼吸だけが響く中、私は、母の膣内に放たれた無数の精子が、母の生殖子を求めて蠢くさまを想像していた。 余韻を楽しんでいたKは、呼吸が落ち着くと、少し冷静になった様子で体をおこし、ゆっくりとペニスを母から引き抜いた。怒張は少しおさまったようだったが、勃起はまだ維持されていた。肉棒は、全体が母の愛液で濡れており、先のほうには、自身が放出したばかりの精液もまとわりついていた。 Kは、大きく息を吐きながら、ソファに体をあずけるように座った。母を貫いていたペニスが、私にもよく見える状態になった。美しい雌の中に子種を送り込むという、最大の目的を遂げたばかりの肉棒は、誇らしげに天を向いているように見えた。 母も、少し慌てた様子で、起き上がってきた。母は、そのまま、頭をKのペニスへと近づけていった。私は、母のそうした行動を予想していたし、期待もしていた。これまで目撃したセックスの際と同じように、母は、自らの体内で射精したペニスを口で清めようとしているのだ。 母は、私の期待したとおり、舌を伸ばして、Kのペニスを優しく舐め始めた。男の精を受け止めたばかりの母が目の前で「お掃除フェラ」をする姿は、私が見たことのあるどんなAVよりも卑猥であった。 母が、ペニスの付け根から尿道口まで舌を3回ほど往復させた時、精液を放って余裕のできたKは、少しだけ視線を私の方へ向けたように見えた。2人がセックスを始めてから、いずれかの視線を感じたのは、それが初めてだった。 私は、絶対にしてはいけないことをしている姿を見られたように感じた。Kの視線を感じ、私の中で初めて後ろめたいという気持ちがわいてきた。このまま、母の「お掃除」が終わり、2人が片付けを始めると、ますます居心地が悪くなることは間違いがない。 また、私の射精欲もすでに我慢の限界に達していた。一刻でも早く、たったいま目の前でKがしたように、思い切り射精したかった。 ここから逃げ出したいという気持ちと、射精欲と、母のお掃除フェラを眺めていたいという気持ちに引き裂かれながらも、私は、自分の部屋へ行くことにした。 立ち上がって部屋を出ると、廊下を駆け足で進み、自分の部屋に飛び込んだ。ドアがちゃんと閉まったかどうかを確認することもなく、私は、ベッドの上で、激しく勃起したペニスを引っ張り出し、しごき始めた。 ペニスを握りしめた左手を5回ほど往復させると、早くも、放出を今か今かと待っていた精液がほとばしった。自分でも驚くほど長い時間にわたって射精は続き、気を失いそうになるほどの快感が私の全身を貫いた。 ティッシュなどでペニスを覆う余裕がなかったため、ペニスの律動がおさまると、大量の精液が、私の体やベッドの上に飛び散っていた。 しかし、一度くらいの放出では、私の興奮はほとんどおさまらなかった。母とKのセックスの様子がすぐに脳裡をよぎり、私のペニスがピクンと動いた。性欲という感情では表現できない、怒りのような感情を抱えた精液が、さらなる放出を求めていた。 私は、再びペニスをしごき、そのまま2度目の射精をした。射精欲が少しおさまったのは、さらにもう1度射精をした後のことだった。気がつくと、私は、ズボンだけ下した格好で、ベッドと服を大量の精液で汚したまま寝転がっていた。 いつものオナニーの後とはちがい、性的な欲求がおさまっても、日常生活に戻ろうという気力が湧き上がってくることはなかった。私は、欲望の痕跡を片づけることもなく眠りに落ちていった。 その日から、私は、Kが尋ねてくる度に、食卓の椅子に座って、母とKのセックスを眺めるようになった。私は、いつも、母がセックスの締めくくりとして、濃厚なお掃除フェラをしている間に部屋を抜け出し、ベッドの上で何度も自分を慰めた。 しかし、母がKとセックスしている時間を除くと、私と母は、これまでと変わりのない生活を続けた。2人とも、Kのことを話題にすることはなかった。普段の生活をしていると、Kに抱かれ、奉仕しているのは母とは別人であるかのように、また2人の濃厚なセックスはAVの中の出来事かのように感じられることもあった。 もちろん、実際の母は、息子にセックスを見られるということに対して、複雑な葛藤を抱えていたに違いない。私も、事実、口にすることはできない性的な欲情を抱いていた。しかし、2人の間には妙なバランスが成立していた。 母のセックスを目の前で見るようになってから、3週間後、2人の間のバランスはさらに奇妙なものとなった。 |
| あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。 |
| 2010.8.7掲載 |