はちみつ太郎 作
| ３９ ５、６分口内で転がされた陰茎を離すと、お湯からの湯気と同様な白いもやを作り出している。仁王立ちした貫一に笙子は、陰茎の根元に生える繁茂を問いただした。 「ねぇ、貫一くん。下の毛って・・・整えてるの？」 「あ、・・・はい、・・・蒸れるんで、夏場だけ処理してたんですけど・・・癖になっちゃって・・・冬場も少し剃ってます。」 「そっかぁ・・・処理すると、たくましく見えるね。」 「笙子さんは、しない・・・ですよねぇ。」 「しないなぁ・・・プールの時も、水着の上に短パン穿くし、子供達相手じゃ気にすることもないしね。」 「処理・・・させてくれないですか？・・・全部じゃなくて・・・きれいに整えます。」 「えぇぇ・・・・そんな趣味？なの。」 「あ、趣味って言うか・・・好きですねぇ、かなり。」 「ふーん、・・・でも、剃刀ないよ。」 「ありますよ、洗面台にアメニティーグッズ、あったから。」 貫一は、有無を言わさず、足と下半身だけ湯を拭うと、一目散に洗面所から掛け戻った。男性用シェービングクリームと安全剃刀を笙子に見せつけると、缶を振り、手のひらに泡を一盛、乗せた。 「え、ホントにするん？」 「いいでしょ。・・・全部はしないんで。」 「えぇぇ・・・恥ずかしいよぉ。」 「園児と同じになってください。・・・一体感ですよ。」 「そ、それは、無理があるなぁ。」 笙子は貫一に押されるように檜の縁に腰を下ろす。貫一は、少しだけ開いた足の間に入ろうとする。膝に手をかけ、１２０度くらいに開脚させると、泡立たせた手のひらを黒い繁茂に覆った。 ひんやりとした感触の向こう側に貫一の手のひらのぬくもりをかすかに感じる。恥丘から下に下がり陰唇周りまで泡を撫でつけると、割れ目と太股の付け根に人差し指で塗りつけた。 泡まみれの指は、手桶で湯を流し、剃刀を手に持ち承諾を得ようと、視線を合わせた。 「全部はだめだよぉ。わかったぁ？」 「はい、・・・きれいきれいにしましょうねぇ。」 檜の洗面器を笙子の横に置くと剃刀を湯にくぐらせ刃のすべりを確かめる。肌の湿潤は問題なく、一当てした刃は、笙子の繁茂をそぎ落とす。 下に這わせ終えると反対に上に刃を持ち上げる。往復するとクリームも陰毛も剃刀にこびりついている。洗面器の湯に剃刀を入れ、しゃぶしゃぶと毛を流すと、グラデーションを考えながら、シンメトリーに剃りあげる。 恥丘の森は、伐採が進み指二本分の繁茂を残しそのまわりは切り株だけがうっすら残っている。陰唇脇の陰毛は慎重だった。 陰唇を閉じさせるように片側の肌を突っ張らせ、デリケートな部分に刃を当てていく。泡も一緒に消えていくため、恥丘に残った泡を指で掬い塗り足した。 右、左の陰唇脇をきれいに剃り上げたところで、貫一は一つ気になることを聞いた。 「笙子さん・・・旦那さんがさっき言ってた・・・奥の次がクリで・・・実はもう一つって。」 「あ、何言ってるのよ。・・・忘れてください。」 「もしかして・・・ここですよねぇ。」 貫一は、陰唇脇を剃り終えた後、指先で肛門を塞いでいる笙子の尻肉を指で割り、括約筋の周りを覗いた。 「こらこらぁぁ・・・やめて、きたないからぁぁぁ。」 「きれいです。・・・ここの毛も剃ろうと思ったけど・・・生えてないです。」 「もぉ、やめなさいってぇ・・・お尻は、だめよ。・・・絶対に。」 「あ、それだけ、怒るって。」 笙子は尻に力を入れると、足をきつく閉じ、陰唇すら見えないように足を組んだ。貫一のおでこを何度かでこピンで弾き、怯んだ貫一から剃刀を取り上げた。 「はい、貫一くん・・・ここに座りなさい。先生の言うことを聞くのよぉ。」 「はーいっ。」 場所を入れ替わると、笙子は恥丘のクリームと残った陰毛を洗面器の湯で流し、貫一の陰茎をつまみ陰毛の残る肌を引っ張った。 「貫一くん、保育園児には、必要のないものがありますねぇ・・・お○んちんに、お毛毛が生えてますよぉ。お父さんのがうつったのかなぁ？」 「はい、先生も・・・生えてるのぉ？」 「そうねぇ・・・どうかなぁ、さっき悪いお兄ちゃんが、きれいきれいにしてくれたよぉ、だから貫一くんも保育園児っぽくしてあげますねぇ。じっと、してるんだよぉ。」 「はーーい。」 陰茎の根元を突っ張りながら、剃刀の刃を立てる。ジョリジョリと何度も往復させ、少な目に刈り込まれていた森は、数回で園児と同じツルピカに変身した。 「じっとできましたねぇ・・・貫一くん。」 「うん、、ご褒美は？」 「・・・。」 「先生、笙子先生、・・・ご褒美っ。」 「きれいになった、・・・これ、お口でいいこいいこしてあげるよ。」 「これって、なんて言うのぉ・・・ねぇ、ねぇ。」 「ん、おち○ちん・・・お口でいいこいいこしてあげる。」 園児のそれとはまったく違う物を、仁王立ちに膝まづき、その先端を口に含んだ。毛のなくなった陰茎は、大きさは違えど、毎日の業務で見かける園児らのそれと根本は同じだった。 １２人いる中の５人の男の園児らの顔が目をつぶると出てきている。あの子たちもあと１５年もすればこんな青年になり、女性を喜ばし、生殖行動をし始めると思うと、おかしい感じがした。 しゃぶりながら半笑いの笙子に貫一は、園児から青年に戻り問いただす。 「なにか、おかしかった？」 「ううん、・・・保育園で見る園児のおち○ちんを思い出したの。・・・毛も生えてない、つるつるのそれと、同じなのに、ぜんぜん違う。」 「僕も、そんなでしたよ。・・・笙子さんだって。」 「おしっこのたびに、ふるちんで見せつけながら走り回ってるのよ。・・・それが、こうなったら、びっくりよねぇ。」 「すごいよなぁ、女性の前でふるちんで走り回っても、笑われるだけですむんだから。子供でも大きい子はいるでしょ。」 「いるよぉ。・・・先生の中でも話になってね、・・・少し大きめの子がいると、お父さんを想像して盛り上がるの。お父さん、大きいんだなぁぁって。」 「遺伝子ですか。」 「そう、貫一くんも、男の子ができて保育園に行ったら、そういう目で見られるよ。」 「まじですか、じゃ、女の子がいいです。」 「だめだよ、・・・生まれた子はどっちでも、かわいいんだからぁ。」 保育士さを出した言葉の横で、それらしからぬ口淫を施す笙子。視線を落とした笙子の頭を手で押えると、口淫を加速させるように腰を振りはじめる。 「うぐぅぅぅ・・・うぐぐぅぅぅぅ。」。」 喉の奥にあたる音が露天に響く。笙子は少しなみだ目で、貫一に視線を向ける。これでいい？貫一くんと保育士の擁護の目で訴えかけると、頷きながら腰を押し付ける。 「笙子先生・・・僕のおち○ちんの鼻水・・・吸ってくれる？」 「・・・ふん・・いひよぉぉ・・・へんへいの、おくひに・・だひなさい・・・のんれあげるからぁ。」 「お口汚れるから、・・・やめる。・・・お父さんが出すんなら、下のお口がいいって、夜にお母さんに言ってたから。」 「そ、そんなこと、言わないよ、保育園児は、そこまで言わないって。」 「でも、リアルじゃないですか？」 「まぁ、たまにね、パパとママが布団の中でスッポンポンでお相撲してたは、聞いたけどなぁ。」 「じゃぁ、お相撲しよ、笙子先生。エッチなお相撲。」 「しょうがないなぁ。あ・・・。」 笙子はゴムがないことに気がついた。シェービングクリームを置いたそばから貫一は、コンドームの袋を取り出した。 「貫一くん、準備がいいね。」 ビリっと切れ目に沿ってちぎり、三個目の赤色のコンドームを取り出した。笙子に手渡さず、自らサックをはめると立ち上がった笙子に抱きつき、格好だけながら取り組みを開始した。 「はっけよい。」 「お相撲さんっ・・・禁じ手ですよぉぉ・・・あんっ・・・。」 笙子は背後から乳首を摘まれ、きれいに整った陰毛をまさぐり、首筋に舌を這わす。三点を責められ土俵際に追い込まれていく。少し腰を曲げ反抗の兆しを見せると、貫一は三点の責めを収め、一点だけを攻め込んだ。 お尻を向けられた笙子は、檜の縁に手をあて体を曲げる。相撲で言えば負けだったが、男と女の勝負に勝ち負けはなかった。 笙子と貫一の背の高さには、そう差がない。１６７ｃｍの笙子と１７３ｃｍの貫一。股下の長さだけをみれば、笙子に軍配が上がっていた。 笙子の腰を少し押さえつけ、亀頭を割れ目に添わせる。騎乗位を求めていた貫一の挿入操作は、的を得ないでいる。 何度か、突き刺そうとするが笙子の気持ちとは裏腹に、亀頭は入り口から弾かれるばかりだった。 「笙子先生、入りません。・・・どうちたらいいでちゅか？」 「貫一くん、あきらめないで、何回も挑戦してみていいよ。・・・先生、待っててあげるから。」 「うん・・・やってみる。」 貫一は、笙子にそう告げると、４、５回弾かれた後、後背位からの挿入に成功した。 「あぁぁぁぁ・・・で、できたじゃないぃぃ。・・・が、がんばったねぇぇぇ。」 「うん、できたよぉ、先生。・・・二人の秘密にしてね。」 「うん、ひみ・・つ、だよぉぉぉ・・・あぁぁぁぁ・・・あん、あん、あぁぁんっ。」 貫一は、後背位での初めての挿入に自信満々だった。ストロークにもその自信が見え隠れし、笙子のくびれた腰をガシッと掴み、引き寄せるたびに大きく音を立て続けていく。 「ぱんっ・・ぱんっ・・・ぱん。」 「はんっ・・・はんっっっっ・・・・はぁぁぁっ。」 「笙子さん、割れ目の肉が・・・めくれてます。・・・なんか、咥えてくれてるみたい。」 「お、おっきいからぁぁ・・・だよぉぉ・・・だって、入り口きついもんっ。」 「ちっさいからだよぉ、先生のお○んこぉぉ。」 「あん、園児みたいにぃ、真似しないぃぃのぉぉ。」 笙子は首を後ろに向け視線を当てながら貫一に口を尖らせた。小気味良く突き上げられると、尖らせた口は大きく開き、首筋を仰け反らせながら、甘く喘ぐ。 「あぁぁ、あぁぁ、あぁぁんっ・・・ひっ、ひっ・・・あぁぁぁっ。」 「すっげぇぇ、気持ちいいんだどっ・・・あぁ、マジ、笙子さんと結婚してぇぇ。」 「あぁ、あぁ、あぁ、あぁ、あぁ、あぁ、・・・あんっ。」 「こんなにエッチって。気持ちよかったんかぁぁ、って思うっ。」 「はんっ・・・はんっ。」 「ふぅぅぅぅ。・・・やべ、往きそうになった。」 貫一は、突き上げを止めると、反られた背骨に添って舌を這わす。両方の乳首は堅く尖って湯船を向いている。湯面には映っていないが、赤く尖っているのは指先の感覚に聞かなくても判る。 背と腹を合わせると、冷えているはずの笙子の背は、ほんのり温かい。顔をのぞきこむと、薄化粧すらしていない笙子の顔が赤らんでいるのがわかる。 「すげぇ、気持ちいいです。」 「うん、私も。・・・駄目になっちゃそっ。」 「おれのち○こって、・・・率直に・・・どうなんですか？」 「あぁん・・・おっきくて、硬い。・・・短めだけど、・・・メリメリ、拡げられる感じが、少し怖いなぁ。」 「そうっすか、・・・長くなりたいけど、無理ですもんね。聞いていいッすか。」 「うん、」 「旦那さんとって、・・・比べられます。」 「え、・・・悟さん？」 「他にいないっすよ。」 「そ、そうだね、比べられないよぉ。・・・一人一人、違うんだから。貫一くんには貫一くんのいいところ。旦那くんには旦那くんのいいところ。」 「やっぱ、保育士さんっすね。・・・答え方が、上手だし。」 「良く言われる。・・・ね、貫一くん・・・最後まで、・・・往かせて。・・・一緒に往こっ。」 「はぁぁ、それっす、・・・その言葉っす。ゴムの中に出すんで、抜かなくてもいいですか？」 「うーんっ・・・抜いてからにしよっ。・・・今日、怖いんだぁ、どっちか判らない日だし、エッチしたい日って・・・危ないから。」 「判りました。・・・しょうがないですっ。・・・じゃ、もう一回顔に・・・だめですか？」 「うん。・・・いいよ。」 ストロークを上げ笙子の尻肉を鷲づかみにしたまま、抜き差しの回数を増やしていく。笙子の喘ぎは、堪えながらも部屋の中に戻っていた悟にも聞こえている。 二人ともが絶頂をむかえ、笙子の膣道から陰茎を抜き去ると、顔面に体を変えることなく、尻肉の周りに白い精液は打ち放たれた。 仰け反った笙子の喘ぎは、居るはずの妻のいない自宅の戸籍上の夫、昇にも届いたかもしれない。白濁を洗面器の湯で洗い流された笙子。カバンの中の携帯のマナーモードバイブは、昇からの着信が３件になっている。 貫一の鈴口を舐め掃除を終えた頃には、『今どこにいるの？』の受信メールを悟が確認していた。 |
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| 2014.3.10掲載 |
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