はちみつ太郎 作
| ６３ 朝、５時３０分。使用されていない電気を受電している高圧キュービクルの横、増設された機械室。 『慰安保育士５』の保育園用腰エプロンを下着姿で纏わされた笙子は、後ろ髪を掴めれたまま東山の陰茎を喉の奥で慰めていた。 動画を買い取るため笙子が持参した１００万の札が入った封筒は、東山の手ではなく、横であくびをする佐々木の手に握られている。笙子は、涙目で陰茎を咥えながら佐々木を恨むようにして睨む。 「まぁだ、わからないのねぇ・・・笙子先生。・・・ピリピリピリッ。」 「ひぃぃぃぃ。・・・くちゅ・・くちゅくちゅ・・・ぐちゅ・・・おうぐぇぇぇぇぇっ。」 膝立ちで施し中のショーツを喰いこまされた尻に電気のスパークが躊躇なく炸裂し続ける。尻に神経を向けさせられると、東山の陰茎は躊躇なく喉を通り越そうと侵入する。 その都度、涙と胃液は園児のお返事のように吐き出されている。 ５時間半、笙子は慰安保育所の存在を知ってから、その存在を口外したくなくなるまで喉の奥を犯し続けられている。東山は牡として笙子の生殖をつかさどる牝の部位には興味を示していないようだった。 「ねぇ・・・１００で手を打つの？」 「わけ、ねぇでしょ。神足が５０×２６で、￥１３００万の値をつけてるのに・・・むざむざ、計算ミスしませんよ。」 「笙子先生の・・・お口の価値が￥１２００万？」 「それも・・・ないですよ。・・・￥２６００万は稼いでもらわないと・・・ねぇ。」 「一回・・・一万でも、２６００回・・・７年よ？笙子先生・・・その頃には、３５ねぇ。」 「いい金づる・・・見つけれるでしょ・・・副園長なら・・・。」 「えぇ・・だって、笙子先生ったら・・・保護者の中でナンバーワンだから。」 「お○こしたい保育士？」 「ううん・・・孕ませたい保育士・・・ナンバーワン。」 「種はつけてもいいけど・・・こっちは・・・俺のですよ・・・専用穴！」 「いいけど・・・切れちゃわない？」 「いや、動画にもあったんですけど・・・まんざらじゃないんだよな？」 「うぐぅ・・・ぐぅぅぅ・・・へぇぇぇっ。」 笙子は、こめかみを掴まれ東山に視線を向けることを強要される。涙が乾き筋になった笙子の顔を上向かせると、にらみを利かせる。 視線を逸らした笙子は、佐々木に感づかれ尻に電流を浴びせられる。 「いぃぃぃぃぃぃぃっ・・・・ぐへぇぇ。」 「おい、・・・聞かせてくれ・・・男前の他人棒に言っただろ・・・あのフレーズ。」 「う、うぅぅ・・・。」 「忘れたか・・・悟さんとのアナルエッチの確率・・・１０パーセント！。だったかぁぁぁぁ。」 「うぅぅぅぅぅぅぅ・・・・おうぇぇぇ。」 再び深く喉を突上げられると、残り少なくなった胃液は、頬と顎を伝いエプロンを汚していく。顔面には、４回の東山の射精液と胃液、涙の量はそれに及ばないが、時間の経過と共に液体は固体化していく。 「もう、こんな時間か・・・そろそろ、準備もあるだろぉ。・・・佐々木園長の言うことをよく聞け、あの言葉、忘れるんじゃねぇぞ。」 「・・・うぅ、うぅ・・・。」 『佐々木園長のおっしゃることなんでも、お聞きします。だから、暴力団に動画を渡さないでください。・・・慰安保育士になりますから。』 言ったことに後悔するが、言わなかったことの方がより後悔は深いと感じている笙子。 東山は笙子に濡れティッシュで陰茎の汚れを拭わせている。機械室のゲージの慰安保育士５の看板には、笙子用の小道具が置かれていた。 全てに名前が入っている。コンドームの箱、濡れティッシュ、拘束用の長めのインシュロック、他のゲージよりは少なめだが、品数を見比べる余裕はない。 拭われた後、ズボンを直し、佐々木から半分の５０万を渡される。不満気ではないが、不服な素振りで機械室を後にする。 膝を床に着き、両手も床にひれ伏せた笙子。５時間近い口淫で、言葉を発するのも辛い。佐々木は、シャワーを浴びるよう目で合図する。 佐々木に目を合わせることもない笙子。顔を濡れティッシュだけで拭うと佐々木は声をあげる。 「あんた！保育士よねぇ・・・嘔吐したものは？どうするの？濡れティッシュだけで済ますの？」 「・・・。」 無言だったが、笙子はむき出しのシャワールームに足を向ける。床にはモルタルで塗られた一段低い土間がある。排水溝は少し大きめで、５０ｍｍはあった。 笙子は、佐々木をみつめる。ここで脱ぐのか？あなたの前で？と言いたい顔をしている。佐々木の言葉は、簡単だった。 「ほら！・・・ささっとしなさい。・・・花梨先生のお相手もすぐに見えられるのよ・・・なんなら３Ｐでもしてくれるの？」 「・・・わ、かりました・・・見ないでください。こっちを・・・。」 「女のあたしが見たって、あんたの裸なんて、一文の得にもならないのよ・・・せいぜい、お相手探しのネタ位にしかね。」 「・・・。」 笙子は、汚れたエプロンを外し床に置いた。家から着てきたショーツとブラは上下アイボリーでワンポイントの黒のレースが艶やかさをアレンジしている。表面にはしぶきが幾滴かついているものの、気になる程度ではなかった。 フロントホックを外し、ショーツを脱ぎ去るとシャワーのコックをひねる。『湯』の文字はない、『ＨＯＴ』もだった。 ショーツの裏に染み付いている淫らな液体は、佐々木に見えはしていないものの、隠すように股布を来るんだ姿に佐々木は心眼で濡れ具合を量り取る。 「お、お湯は・・・。」 「あーら、お○んこ、濡れちゃったんだぁ・・・ぐっしょり？」 「お、お湯を・・・。」 「あるわけないでしょ・・・水よ・・・水で十分・・・さっさと、おしっ。」 しゃがみこんだ笙子は、これからも使うと言われている衣装のエプロンの汚れをこびりついた物から流していく。 陰唇のヌメつきは、我慢せざるをえない。指先を潜らせれば容赦ない、辱めの言葉を受け続けるよりはましだからだった。 タイルのない土間に目をやる。大きい排水溝の意味はここで理解できた。汚物、他、何を流せられるのか不安は増す。 流水は、梅雨入り前だがやけに冷たい。水道水とは思えなかった。ふくらはぎに鳥肌を立たせると佐々木は言った。 「井戸水よ・・・冬はもっと冷たいの。・・・よかったはね、今の時期の入所で。」 太股辺りから、水をかけ、汚れていない部分にはなるべくかけないようにしている。胸元には胃液と精液がこびりついている。意を決し水をかけ、かたまりを爪先で取り、石鹸の泡で流し去る。顔は、体にかからぬよう手で掬い、洗顔のように石鹸を駆使している。 薄化粧の笙子は、化粧よりも濃いく塗られた射精液を取り去るのに躍起だった。 「あら・・おはよう。花梨先生。」 「お、おはようございます。・・・佐々木園長先生。」 「新入りの・・・立川笙子先生よ。・・・今日から、採用になってね・・・花梨先生、合鍵作ってくれたわよね。」 「あ、はい・・・これです。」 「ありがとう・・・今朝は・・・？」 「はい・・・田山ゆいちゃんの・・・お父様です。・・・お口で・・・します。」 「あら、そう・・・お忙しいのに、よほど花梨先生がお気に入りね。」 「・・・、はい、・・・準備します。」 「立川先生、・・・いつまでしてるの？３Ｐしたいのね？」 「い、いえ、・・・お、終わりました。・・・すぐに、・・・。」 「そう、・・・７時のお迎えの準備よ・・・本業を忘れたら困りますよ。」 「・・・。」 シャワーの土間から出ると、笙子は裸の前を押さえながら春村と視線が合った。春村の視線は軽蔑ではなく哀れみと同情の視線と感じとれる。 数ヶ月前の自分を見ているような錯覚でも感じているのだろうが、笙子が３０分前までしていた格好と同じ姿に春村は着替えていく。ベージュのハイレグカットのショーツと同じ色で乳首が見えそうなカップのブラだった。 エプロンは、少し汚れが目立つものの洗濯され、『慰安保育士３』と書かれている。笙子は、汚れを仮落としした『慰安保育士５』のエプロンをビニール袋に入れると、下着を穿き、本業への身支度を整えていく。 |
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| 2014.5.24掲載 |
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