はちみつ太郎 作
| ７０ 胡坐、座禅、仏像との一体化。 ２時間、戒めは解かれることなく続けられていた。笙子は胡坐のまま頭を垂れ、息絶えているように見える。 「ほぉぉ・・・即身成仏とは・・・。」 和尚は笙子を遠巻きに見ながら念仏を唱えながら近寄った。唸っていた犬は笙子の横で眠りについていた。 「フコイダンではないな・・・ほぉ、太郎坊に舐めあげさせたとは。木酢液を中和させたのか、この保育士のま○汁は。」 和尚は、まじまじと笙子を覗きこみ、仏像を咥え込んだままの陰唇に触れ、粘性を確かめた。 「乾きもせん、まだ、じくじくと湧いておる。」 太郎坊と呼ばれた犬は主人の和尚を見つめると、自分の場所を譲る。三人の僧が笙子の脇に立ち、縄目を外していく。 口周りを解いた時、慌てるように取り乱す。が、犬ではなく男の手と気がつくと縄目を外され、胡坐のまま仏像から抜き去られた。 「あぁあぁぁっぁあぁぁぁぁぁぁっぁ。」 絶叫が木霊すれど、太郎坊は動じず、露わになった仏像を覗き見ている。笙子は、畳に後ろ手縛りのまま、寝かされた。足はしびれ、感覚を失っている。三人の僧侶の一人は、確かめるように足先を蹴飛ばした。 「あぁぁあああぁぁぁぁっぁ、や、やめぇぇぇてっ。」 小便を滲ませながらしびれた足を防御する笙子。太郎坊は、そうした一人の僧に唸りをあげてほえ続ける。 「三郎、・・・太郎坊にかまれるぞ。・・・どうも、この保育士、太郎坊を手靡かせたようじゃなぁ。」 「え、そうですか。・・では、・・・われわれへのお手当ては。」 「どうかな・・・太郎坊にかみ殺されても良ければ・・・好きにしても良いが。」 「うぅ・・・少し無理があります。」 「それも修行。・・・僧兵の末裔なれば、そういう事も修行じゃろうて。」 「和尚さま・・・我々は、そこまで・・・・まだ。」 「じゃのぉ・・・では、・・・そういうことじゃ。・・・寝間を引け。」 「お、和尚さま・・・血圧と、・・・脳の梗塞が、心配です。・・・我々、・・・いや、このまま太郎坊と。」 「いや・・・即身成仏じゃ・・・このおなごのさまは。・・・即身成仏したおなごを往かせれば・・・わしもあの世は怖くなくなる。・・・な、・・・はよぅ・・・寝間を引け。」 三郎と呼ばれた僧は、太郎坊に唸られながら畳の上に敷布団を敷く。笙子は足に痺れを残したまま、逃れられぬこの状況を知り、二人の僧に体を委ねてしまう。 敷布団の上に転がされた笙子。足の痺れは幾分おさまるが、立つことも摺らせることも出来ず、足を閉じることもままならない。 安徳和尚は念仏を唱えながら、三人の僧に寝装束を脱がされていく。ふんどしをはだけると、歳相応のいちもつが弾かれるようにそそり立つ。 笙子は視線を反らし、太郎坊の方を覗き込んだ。太郎坊は、主をなくした二体の仏像を舌で舐め上げている。 熱心になめ上げているのは、菊門に深く刺さり込んでいた怒りの仏像だった。齧ることなく舐めあげていくと、気の移りで、淫門に刺さっていた安らいだ顔の方も舐めている。 「ほぉ、太郎坊。・・・木酢液を克服したのぉ。次の女子は責めが大変じゃな・・・下手すれば噛み殺されてしまうわい。」 全裸の安徳和尚は、横たわる笙子の足首を持ち、大きく広げその隙間に潜り込んでいく。笙子は、足の痺れのまま掴めれたため、少量の小便を垂れ流す。 それを予知していた安徳和尚は、布団に零さぬよう、口で受け止め、舌先は肛門、淫門の両方を舐り続けていく。 笙子は、うわ言のように拒絶と恥辱を吐き出すが、三僧が敷布団の周りで念仏を唱えだすと、口を閉じ目を瞑り、和尚の舌を受け入れていく。 「そうじゃ・・・２時間、よぉ我慢した。・・・判るじゃろ・・・子の気持ちが・・・虐待を見抜く力は、虐待を受けたものしかわからん。」 「い、いぃぃぃ。」 「太郎坊も悪い犬ではない。・・・お主を理解し、挙句は守護してくれる。」 「うぅぅ・・・あぁぁぁぁああああああっ・・・あんっ・・・はひぃぃぃ、いぃぃくぅぅ・・・だめ、だめぇぇぇっ。」 「ワォォォォォォォォォォンッ。」 膣前庭から膣肉の隙間に舌を差し入れられると、笙子は大きく泣き喘ぐ。その声に太郎坊は呼応し、主人に牝客人を紹介するように泣き声をあげている。 牝客人は、太郎坊の鳴き声と同じように喘ぎを昂ぶらせる。十二分に湿潤を確認している安徳の舌は、肛門に垂れ流れた汁をすする。 「腸汁は染み出てはおらんか・・・。」 「あぁぁ、もう、やめてくださいぃぃぃ。・・・あんっ、だめっ・・・いぃぃくぅぅぅぅ。」 「おぉ、往きなさいっ・・・太郎坊もそう言っている。」 「ワォォォォッ。」 「あ、あ、あ・・・だめぇぇ、もぉぉぉ・・・いっちゃぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。」 安徳は舌だけで笙子を往かす。二つの仏像の効果と活き仏の性技は笙子の素性を表していた。足の痺れは元に戻り、足の指は全てが折れ曲がる。念仏を唱えている三僧は笙子の往き具合を理解し、安徳の傍らに芋茎で作ったサックを手渡した。 笙子のニ穴を交互に舐めながら、笙子に尋ねる安徳和尚。頃合を尋ね続けると、６回目には頷き始め、交わりを求めていた。 「うぅ、・・・し、てぇ・・・・あぁぁ、だめ、・・・いれてぇ・・・あんっ。」 「おぉ・・・欲しい、そう言うんじゃなぁ。」 「は、はぃぃぃ・・・あぁ、・・・お、ねがい・・・ですぅぅ。」 「よかろ、・・・待っておれ。」 安徳は手渡された芋茎の汁で作られたサックを陰茎にはめる。笙子にはそれの成分はわからない、ただ、避妊具をされる安心感はあった。 押し当てるように笙子の膣前庭を圧迫し、するりと潜り込んだ陰茎は、笙子の膣内を無尽に駆け巡る。 覆いかぶさるように重なると、笙子の乳房に焦点を当てる。突上げながらブラのカップをずり下げる。露わな乳首には、交じり合う生殖器から掬い取った汁を乳首にのみ塗り込んでいく。突上げはゆるりと巧みで、笙子は高い声ではなく、堪えるような喘ぎを三僧に聞かせていた。 三僧は念仏をやめない。笙子の喘ぎは、堪え方で念仏と同じように低く篭っていく。 「うぐぅ、うぐぅ・・・うぐぅぅぅぅ・・・あっ。」 「保育士、・・・その声はまずいぞぉ・・・ほれ、見よ。」 腰使いをとめた和尚は、立ち上がりこちらににじり寄る太郎坊に視線を送る。太郎坊は、赤くソーセージのような陰茎をぶら下げ、笙子の下へ近づいた。 「盛りか？・・・お主の喘ぎが牝犬と同じに聞こえたようじゃな。・・・どれ、太郎坊、交わってみんか？」 「うぅぅ・・・いやっ・・・そんなこと。」 「はは、高い声で泣け・・・さすれば、太郎坊の盛りも治まる。・・・お、お、どうした？」 太郎坊は、笙子の乳首を丹念に舐め始める。笙子は、体をよじり太郎坊のざらつく舌から逃れようとするが、術はない。 太郎坊は笙子の乳首を舐め続け、何度も嘆く笙子の顔を向く。困った顔で見つめるが笙子は喘ぎを高め、甲高い声で泣き始めた。 「あぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・だめぇぇえ、はひひいぃぃぃぃぃぃぃぃ、きゃんっっ。」 太郎坊は驚くと、笙子のブラに噛み付いた。引っ張るようにカップのワイヤーに噛み付くと、フロントホックははじけとび、肩紐のストラップも千切れ去る。それを咥え、逃げ込むように６寸柱の後ろで二人の交わりを見つめている。 和尚は笑い、笙子は喘ぎで鳴き続けている。太郎坊は大事そうに笙子のブラを抱え込むと、くぅんと甘えた声を出し、首を床に当て目を閉じた。 「お主を母のように思っておるの。・・・母をいじめる主人を噛み殺さなけりゃいいが。」 「ワンちゃんの・・・居ないところでぇぇぇ。」 「ほほほ、本音を言い始めたか・・・心配するな、夜はこれから・・・太郎坊もそろそろ寝る頃じゃ。先ほど、母の乳首を吸いに来たじゃろうが・・・なぁ。」 念仏を唱えている三僧は、和尚の話を聞き、おこぼれに預かれないと知ると念仏の声を大きくし、笙子の喘ぎを遮っていく。 太郎坊は就寝前に主人と牝客人の笙子に挨拶に来た。二人の繋がる後ろに近寄ると交わる生殖器同士を交互に舐めまわし、笙子の割れた陰唇に何度も何度も舌を這わせ、くぅんと一鳴きすると、主人の往き果てを見ずに扉の付近でドアを開けろと三僧の一人に一吠えした。 |
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| 2014.6.9掲載 |
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